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下書きのまま放置してしまった。公開2週目かな、見てきました。キレた信長、いや加瀬亮が見たくて。首 (2023年KADOKAWA)監督:北野武脚本:北野武原作:北野武相変わらずフライヤー貼らなくなった劇場・・・〇番スクリーンです、って言われるけど、書いてるけど、若干毎回不安になる パンフはもちろん即購入。 わりと読み応えありました。 私としては、歴史あまり得意じゃないから名の知れた武将はわかるんだけど、画面に名前が出ても「ダレ、それ???」ってなった登場人物が複数いたごめんなさいこのあたりの歴史好きな人は多いと思うので もうちょっと詳しかったら、また楽しく観られたかもしれません・・・ 加瀬亮のキレっぷりは久々に見たのでそれだけでも観た甲斐があった。キレるカリスマ。北野武=羽柴秀吉と大森南朋・浅野忠信のトリオで出てくるシーンは、ほぼコントっつーか、、、笑っちゃった。一番笑ったのは、荒川良々の切腹のくだりなんだけどさえ、まだやってんの?って。もちろん北野作品なので、痛いしエグイし それは冒頭からバンバン出てくるんだけど、なんかアウトレイジより笑えたなあ。そもそも北野武があの年齢だけど演じてる秀吉は織田の時代だから30代そこそこ?いや、全然見えないからベテラン過ぎるからそれだけでもよく考えたら笑えるんだけど。 やっぱ、いろいろ言われる織田信長の城、衣装、それは見てるだけでも楽しい。衣装めちゃカッコイイんです。もしほんとにあんな感じだったら、かなりハイカラというか戦国時代にあって相当な異端児、でしょうね。南蛮人をそばに置いて慰み者していたり、明智と村重の男色も描いてるけど、戦国時代は当たり前とか読んだこともあるのでまあそうでしょうね、くらいに思って特に違和感はなく。戦になれば農民も参加したり、そこからのし上がろうとしたり逆に山村が問答無用で焼き払われたり、、、その時代に生まれなくてよかった・・・とつくづく思ってしまう。普通に考えたら、すごい時代です。信長の最後って、本能寺で火災に巻き込まれて、、、くらいにしか知らないけれど、最期ホントはどうだったんだろう?と思ってみてたら、意外な人に意外なタイミングで、、、えっ?????そんな死に方???・・・と思わず劇場で一人で目が点になってしまいました。そんなあっけなく???・・・史実はしりませんが自害、というのも見たことあるけどだからこそ、あの最期はびっくり。そしてラストも意外というか、、、えーーー、それ蹴っちゃうの???なんというかな、キャストも豪華だけどエンタメに振り切った戦国モノ、なら歴史音痴な私でも楽しめる。大きな作品だから、あれこれ批評する人は多いけどそういうSNSはほとんど見ないので、私的には楽しかったかな。題字もカッコいいです。首 (角川文庫) [ 北野 武 ]
2023.12.28
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久々に映画見てきた。公開されたことは知っていたし、2年くらい前だったかな、加瀬亮出るのも知っててさ・・・やっと公開だー久々にシリアスな映画見たな、って感じ。MINAMATA 監督:アンドリュー・レビタス脚本:デビッド・ケスラー原案:写真集「MINAMATA」(2020年アメリカ)あらすじ1971年、ニューヨークに住むフォトジャーナリストのユージン・スミス(ジョニー・デップ)は、過去の栄光にすがり酒に溺れる日々を送っていた。そんな折、日本のカメラマンとその通訳を務めるアイリーン(美波)が彼のスタジオを訪れる。アイリーンは日本の大企業チッソが工業排水を垂れ流した結果人々が病に倒れていると語り、ユージンに病気で苦しむ彼らの取材をしてほしいと訴える。 公開1週間程度だからか、まだ大きめのスクリーンでしたがあさイチで早いのもあってかかなり余裕な感じ・・・まあそりゃ、娯楽作ってのとは違うからな、、、内容わかってて、見たいと思う人しか行かないもんね・・・個人的には、特に前半とっちらかった感じがして、、、ユージンがわかり易く落ちぶれててもうジョニデのオーラゼロな感じはすごかった。言われなきゃ、だれだかわかんない。で、なんというか、日本人の感覚なのかな・・・落ちぶれて酒浸りで、一端は写真撮るって決めて日本にきてるのに、出来ないだカメラ無いだ、と、、、そーいうのがどうにもウザくてでもそれは、長らく戦場カメラマンとして悲惨な現場を目の当たりにしてきた、そんな過去があり、彼のどこかが疲弊しすぎてる故なのでしょうけど。金でもみ消そうとしたチッソの社長に受け取らないと反発したんだから、もうちょっと気をつけば?と思うのに、機材やネガなど一式置いた小屋焼かれたりその後どうにか撮影始めるんだが、原告側の住民の活動も、ときどきわかりにくかった・・・それは私だけか 実は一番ぐっと来たのは、LIFEの編集長ボブが、ユージンから送られてきた水俣の写真を見てあまりの悲惨さ、鮮烈な写真にぐっとこみ上げるところ、、、だったかもしれない。そしてやはり加瀬亮だよね、久々に見た。 年齢重ねたな、と思ったが、やはり裏切らない。チッソと戦う人を動画撮影しつつ、自分も症状が出てきてしまって漁にもでられず、、、それを社長に実際に訴え、自らを傷つける鬼気迫る演技にやはり引き込まれてしまった。美波も、かなり出ずっぱりで英語で話すシーンばかりだったけどああ、こんな役もハマるんだな、と再発見というか。 ユージンはアイリーンと日本で結婚するもののチッソの社員?によってケガさせられた、その後遺症で数年後に亡くなってしまった。彼の一生は、結局報われたんだろうか。でも人々の生活に寄り添って全身全霊で撮り続けた写真が世界中に公開されたことで、水俣はしっかり知られることとなりエンドロールでは世界の公害被害、薬物、放射能、、、まだまだ戦ってる国や地域が紹介された。人の生活って、なんなんだろう・・・学校で習う水俣は、かなり表面的だけれども自分の国でいまだ解決していないものである、ということを再認識させられました。ユージン・スミス 楽園へのあゆみ/土方正志【3000円以上送料無料】魂を撮ろう ユージン・スミスとアイリーンの水俣 [ 石井 妙子 ]MINAMATA / 原タイトル:MINAMATA[本/雑誌] / W.ユージン・スミス/著 アイリーン・美緒子・スミス/著 中尾ハジメ/訳MINAMATA NOTE 1971~2012 私とユージン・スミスと水俣 [ 石川 武志 ]
2021.10.02
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実は、公開後すぐにこれもレイトで見てきたんだよね。内容的に、長くは公開してないんじゃないかとおもって。そして、なかなか記事書けずに随分経っちゃってベル・カント とらわれのアリアBEL CANTO(2017年アメリカ)監督:ポール・ワイツ脚本:ポール・ワイツ原作:アン・パチェットあらすじ 南米某国の副大統領邸で、実業家のホソカワ(渡辺謙)が経営する会社の工場誘致をもくろむ主催者が企画したソプラノ歌手のロクサーヌ・コス(ジュリアン・ムーア)のサロンコンサートが開催された。ホソカワ、通訳のゲン(加瀬亮)、現地の名士や各国の大使らが集まりパーティはスタートしたが、突然会場になだれ込んだテロリストたちによって副大統領邸は占拠されてしまう。緊迫した空気の中、ロクサーヌの歌をきっかけに、貧困で教育なども受けてこなかったテロリストたちと、教養に溢れた人質たちとの間に親子や師弟関係にも似た交流が静かに生まれ始める・・・1996年にペルーで起きた日本大使公邸占拠事件から着想を得ている、とのことですが96年のこの事件、結構覚えている。全世界にニュース映像流れていたと思うし。そして、膠着状態だと思っていたら、警察が一気に突入してテロリスト全員射殺という結末。実際の事件は、4か月もかかって人質解放でしたがかなり近い内容だったと思います。 歌唱部分はもちろん吹替なんだけどやっぱジュリアン・ムーア、芸達者って感じだね。どっしりと真ん中に存在した作品だった。テロリストの中には、歌を歌いたい少年がいて ちゃんと習ったわけではないから調子が外れちゃったりして周りに笑われたことが恥ずかしくて、最初は嫌がるんだけど声がとてもきれいだから、とロクサーヌが面倒を見てくれる。テロという行為を肯定するのではないのだが、どうしてそうしなければならなかったのか、という過程を見てしまうとテロリストにも追いたかった夢があり、実現したかった生活があり、だんだん味方したくなってしまうし、心を通わせ始めた人質の面々との交流がほほえましくなってくる。 加瀬亮目当てでもちろん見たのだけれど英語が堪能なご本人も手こずった、英語以外の通訳が大変すぎてストレスで肩上がらなくなった、とまでインタビューで答えています。劇中、英語はもちろん、一番多かったのはスパニッシュかな、南米舞台なので。他、ロシア語やらフランス語やら六か国語を話す通訳のゲンという役で、それだけでもさすがに大変そうだな、と思ったが、パンフのインタビューではジュリアン、ムーアや渡辺謙も現場でセリフを変えてくるからそれを現場で通訳しないといけなくて、気絶しそうだった、そうです日本人二名、ジュリアン・ムーア以外の他の役者は、メキシコやグアテマラ出身など、本当に中南米系の役者さん。だからこそ、よりリアルで緊迫感があり、説得力があった。 まあでも、どんな題材でもアメリカ映画なので、いらんのでは?というロマンスもあるわけですよ本作でいえば、渡辺謙×ジュリアン・ムーア、加瀬亮×マリア・メルセデス・コロイ(カルメン役)が、私からするとやや強引な感じでくっつくのだよね。極限状態で、そうなるか??と思いつつ、カルメンと夜を過ごすようになる加瀬亮は相変わらず、細身だけどいいカラダしてんな・・・(そっち?)とアンテナ以来の裸シーンに感慨深くなった極限状態の中、 政府によって邸の水を止められてしまったが、コスの歌声で配水を復活させることができそこから少しずつ人質とテロリストたちの交流が始まっていく。 コスは少年に歌を教え、ゲンはマリアに言葉を教え、他にも開放されたら自分のところで働かないか、と少年の身元を引き受けたり、庭で一緒にサッカーをしたり食事を共にしたり・・・解決が見えない人質事件なのに、ちゃんと解決してテロリストたちの本来の主張や目的、その後の生活がどうにかいい方向に向かえばいいのに、、、という思いは 一瞬で甘かったことが思い知らされるラスト。政府軍の強行突入、テロリスト全員銃殺、で大混乱の中、ホソカワはかばったために銃撃され、ともに生活してきた少年や少女のテロリストたちも目の前で銃殺される、もう居た堪れないラスト。 ほとんどの人質は無事に保護され、また歌を歌うロクサーヌ・コス。やはり生き残ったゲンは、同じ思いを共有した彼女のマネージャーなのかな、傍で行動を共にしていました。とにかく、軍が突入してきて銃を乱射し、テロリストたちが次々に銃弾に倒れていく下りは、スロー映像だったかな、、、そういう印象だったのかな、ちょっと記憶が曖昧ですが、ただひたすら悲しく切なかった。あれが本当に解決の策だったのか?一つも言い分を聞かないのか?でもあれがおそらく現実。テロは許されないし。と思っても、やはりどちらの言い分も見てしまっているからやるせなかったなあ。ちょっと重たいかもしれないが、機会があったら是非。なかなか記事あげられずにいたら、2020年4月24日(金) Blu-ray&DVD発売ってなってたはやっ◆◆ベル・カント / アン・パチェット/著 山本やよい/訳 / 早川書房ベル・カント とらわれのアリア DVD [ ジュリアン・ムーア ]ベル・カント唱法 その原理と実践/コーネリウスL.リード/渡部東吾【1000円以上送料無料】ベル・カント とらわれのアリア 【Blu-ray】【送料無料】アンテナ スペシャル・エディション/加瀬亮[DVD]【返品種別A】
2020.02.24
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最近、出演作が少ないので寂しいんだけど旅のおわり世界のはじまり以来、今年2本目を11月に見に行きたいなー、と思っています。ベル・カント とらわれのアリア Bel Canto (2018年アメリカ)11月15日公開テロリストと人質の心の交流を描いたアン・パチェットのベストセラー小説「ベル・カント」をジュリアン・ムーア、渡辺謙、加瀬亮ら日米の豪華俳優陣の共演で映画化。南米某国の副大統領邸で、実業家のホソカワが経営する会社の工場誘致をもくろむ主催者が企画したソプラノ歌手のロクサーヌ・コスのサロンコンサートが開催された。ホソカワ、通訳のゲン、現地の名士や各国の大使らが集まり、パーティはスタートしたが、突然会場になだれ込んだテロリストたちによって副大統領邸は占拠されてしまう。緊迫した空気の中、ロクサーヌの歌をきっかけに、貧困で教育なども受けてこなかったテロリストたちと、教養に溢れた人質たちとの間に親子や師弟関係にも似た交流が静かに生まれ始める。ムーア、渡辺、加瀬のほか、セバスチャン・コッホ、クリストファー・ランバートらが顔をそろえる。監督は「アバウト・ア・ボーイ」でアカデミー脚色賞にノミネートされたポール・ワイツ。9日のジャパンプレミア舞台挨拶では公邸のパーティに招かれる実業家役で、その通訳を担った加瀬は英語に加えスペイン語、フランス語、ドイツ語、ロシア語を話すという難役。オーディションで選ばれたが、「演技うんぬんより語学。とにかく部屋で勉強していた。朝、楽屋に行くと、謙さんの握ったおにぎりがあって、とても励ましてもらった」と苦笑交じりに振り返った。とあり、、、、これまた、難しそうな役どころです。楽しみ。てか、海外作品出演は、いまだオーディションうけてるんだね・・・重力ピエロ スペシャル・エディション【Blu-ray】 [ 加瀬亮 ]全巻セット2パック【中古】DVD▼パンとスープとネコ日和(2枚セット)第1話〜第4話 最終▽レンタル落ちはじまりのみち【Blu-ray】 [ 加瀬亮 ]全巻セット【送料無料】2パック【中古】DVD▼3月のライオン(2枚セット)前編、後編▽レンタル落ち【東宝】アウトレイジ 2枚セット + ビヨンド【全巻 邦画 極道 任侠 中古 DVD】送料無料 メール便可 レンタル落ち【中古】 ありふれた奇跡 /仲間由紀恵,加瀬亮,風間杜夫,山田太一(脚本),海田庄吾(音楽) 【中古】afb【ポイント10倍! 送料無料 】【TBSオリジナル特典付き DVD 】 SPEC / 全本編 DVD-BOX / スペック 戸田恵梨香 加瀬亮 福田沙紀 神木隆之介 竜雷太 当麻 瀬文 堤幸彦 ドラマ 映画 劇場版 特典 TCED-3901 【TBSショッピング】
2019.10.20
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久々に、加瀬亮出演作を映画館で鑑賞。加瀬亮×黒沢清監督5度目のタッグ、です。過去4作品は、ドラマ「学校の怪談 物の怪(け)スペシャル」の「花子さん」映画「アカルイミライ」、「叫」ドラマ「贖罪」となっていますね。学校の怪談以外は見てますー旅のおわり 世界のはじまり(2019年「旅のおわり世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO)監督:黒沢清脚本:黒沢清あらすじ 葉子(前田敦子)は舞台で歌うことを夢見ながら、テレビ番組のリポーターの仕事をこなしていた。彼女は番組スタッフ(加瀬亮、染谷将太、柄本時生)たちと、かつてシルクロードの中心として繁栄した土地を訪問する。旅の目的は湖に生息するといわれる“幻の怪魚”を探すことだったが、異国の地での撮影は思い通りに進まなかった。インタビューで読んだんですが、 今までの黒沢作品に出てる加瀬さんって、結構よくわかんない、妙な?役のイメージで、監督もそういう役を振っていたらしいんだけど今回は職人気質な、まっとうな?カメラマン岩尾役。ちょっと新鮮かも。加瀬さん本人も、まっとうな人の役でびっくりした、らしい全編、日本人役者は4人、そして現地通訳兼コーディネーター役のアディズ・ラジャボフさんという、ほぼ5名の登場人物。このかたは、ウズベキスタン生まれの国民的人気を博す役者さんです。 幻の怪魚を探しに行くものの、全然仕掛けにかからず、延々撮影しても岩尾によれば撮れ高は1分半、と言われ町へネタを探しに出かけては、撮影する5人。でも、現地の人たちの感覚とどうしてもズレがあって、ディレクターの吉岡(染谷将太)はスケジュールや撮れ高を気にして、イライラしがち。葉子は、自分でメイク道具に着替えをもって、みんなと共に街中を移動して歩き、没ネタになるかもしれない撮影を延々するんだよね。なんか、こういうロケものって、こんな感じなのかな・・・なんていたたまれない気持ちになったりして。葉子は、英語も満足に話せないのに 一人でガンガン街中に出掛けて行っちゃうんだよね、現地の男性ばっかの乗り合いバスとか乗っちゃって。不安そうな表情なのに、 一人で行動するのが、なんか違和感があった、っちゃーあった・・・しかも、イスラム圏なのに足を出した服装で、一人出歩くときはヒジャーブ的なものもしてないので、大丈夫か??って思っちゃう。実際、撮影がカメラ遠目、のことが何度もあって、てことは街中に前田敦子一人状態、ってことなんだけどそういう意味では、ホント根性あるなーって感心しました。素な感じがとても出てた。 葉子は、本当は歌を歌いたくて、レポーターはその資金稼ぎ、という割り切りがあるのか過酷な取材(公園の、手作り遊具みたいなので、360度回転、を3回も繰り返す)も言われれば淡々とこなしてて、すごくビジネスライク、というか表情も乏しい。それでも、ちゃんと撮れるまで繰り返しレポートするところはすごいプロ根性がある。作品自体は、撮影クルーとレポーターを追いかけてるんだけど合間合間で葉子がうろうろしたり、迷ったりするからロードムービーみたいな、ドキュメンタリーみたいなテイストになってる。岩尾も、納得いかないと 場所やアングル変えて何度も撮影する、ちょっととっつきにくい感じのカメラマンだけど終盤、吉岡や佐々木(柄本時生)が仕事の都合で一旦帰国してしまい葉子と二人になるんだけど、葉子の頑張りもあってとにかく撮影は続ける。葉子の根性もすごい。ちょっとしたきっかけで、葉子が本当は歌いたい、ということを聞き、少し接し方が変わった感じがする。おそらく、岩尾も現状に納得してないような、でも仕事だからこなしてる、そんな感じがあって、本来はやりたいことがある、そんな部分が葉子と通じるものがあったんだろうね。結果的に、葉子をちょっとだけアシストしてあげるというか。市場、自分で撮ってみたら、とハンディカメラを渡してみたり。 市場を撮影してるうちにクルーとはぐれて、立ち入り禁止場所に入り込んで警察に追われ、捕まっちゃって、、、ってくだりは、また葉子無鉄砲な・・・って感じでそこもなんでそういう行動しちゃうんだろ、ってドキドキする。そういう場面が結構あるんだよね、私的に。急に迷い込んだ場所で見かけた山羊を自由にしてやりたい、って言い出したり。でもねえ、最後、ヤギを見かけた その場所で、愛の讃歌をアカペラで歌ったり、とにかく前田敦子の存在感がスゴイ。ものすごい体当たり、というか・・・終始、ケータイで連絡をとっていた、彼氏が事故に巻き込まれたのでは、となったときに、初めて感情をあらわにするんだが街中を一人うろうろするのも、体当たりレポートも、歌を歌うシーンも、淡々としてるようで、いつも心に葛藤を抱えているような、そんな佇まいに、ひたすら感心してしまいました。先に見た、 町田くんの世界では、柄本時生くん以外のブス会メンツがそろった、Q10再来っって役者がそろっていたんだが(前田敦子、池松壮亮、高畑充希)、こっちも見たから、間接的にブス会コンプリート?町田くんの世界、の前田敦子の役も面白かったけどこれはまた、まったく違った役柄。オール海外ロケで、過酷だったとは思うけど、すごいなあ、と。そして、この映画のパンフも、かなり充実していました。読み物としての記事が多く、きれいな写真も満載。前田敦子ファンなら、購入してもいいんじゃない、という、彼女一人の写真ページも充実してると思います。インタビューも多くて、撮影が1ヶ月、ずっとみんなで行動していた、結束力の強さ、みたいなものも書いてあって面白かった。久々にスクリーンの加瀬亮、でしたが(モリのいる場所、以来?)やっぱいいな、好きなトーン、芝居というか。紅実も百々椛も、どんどん推しが増えるじゃん、まだ好きだったの?なんて言ってくるけど、そりゃしゃーない、一旦好きになったら結局ずっと見たくなるものなのだよ。文学界 2019年7月号 【対談】 加瀬亮×黒沢清[本/雑誌] (雑誌) / 文藝春秋全巻セット【中古】DVD▼贖罪(3枚セット)前篇、中篇、後篇▽レンタル落ちUSED【送料無料】アカルイミライ 特別版 [DVD] [DVD]【中古】 叫 プレミアム・エディション /黒沢清(監督、脚本),役所広司,小西真奈美,伊原剛志,葉月里緒奈 【中古】afb
2019.06.30
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くくりは加瀬亮であげます久々にスクリーンで見たので、テンション上がったし金曜日の鑑賞ですーモリのいる場所 (2017年「モリのいる場所」製作委員会)監督:沖田修一脚本:沖田修一あらすじ自宅の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫など、守一の描く絵のモデルとなる生き物たちが住み着いている。>守一は30年以上、じっとその庭の生命たちを眺めるのを日課にしていた。普段、守一は妻の秀子と二人の生活をしているが、毎日のように来客が訪れる。守一を撮ることに情熱を燃やす若い写真家の藤田くん、看板を書いてもらいたい温泉旅館の主人、隣人の佐伯さん夫婦、郵便屋さんや画商や近所の人々、そして、得体の知れない男・・・。今日もまた、モリとモリを愛する人々の、可笑しくて温かな1日が始まる。冒頭は、自分で見に行ったのにもかかわらず環境映画みたいでうっかり気を失いかけた舞台は昭和49年。結婚52年目、画家の熊谷守一=モリ。94歳のモリは、30年間ほとんど家の外に出ることなく、庭のちいさな生命たちを眺め、毎晩学校と呼ぶ自宅画室で絵を描いていた。遅咲きのモリは、絵で家族を養えるようになったのが50歳過ぎ、とのこと。なので、描かれているのはすでに高名な画家となってからの、本当に晩年のことになります。最初、しっかりと身支度をして出かけていく先がどこなのか、よくわからなかったのですが、実は自宅の庭。 でもそこは、宇宙のように広大で発見に満ちた、特別な空間のようでした。深く掘った穴の中にある”池”にメダカがいたり、どこか大きな公園なのかと思った。熊谷守一ご本人はしらないけれども、山崎努さんの飄々とした風貌と言動が、ああ、こういう人だったのかな、と彷彿させてくれます。 高名な画家となっていたので画商やら文字を書いてほしい人やら、とにかくいろんな人がやたらとやってくる家で、昭和の頃の、、、サザエさん宅というか、、、、そんなことをちらっと思い出した。もちろん、その名声にたかりたい人も含まれていたのだろうけどなんせ、妻の秀子(樹木希林)も、姪の美恵(池谷のぶえ)もモリの扱いも来客の扱いも手慣れたもの。それがまた、やたらとおかしかった。とにかく、 なんといっても樹木希林さんでしょーモリ以上に飄々と、日々の生活をしっかり支えてるんだがさばさばと、、、の絶妙具合が面白い。なんか、ジュリーーーっって言いだしそうな、ばーちゃんっぷりだった(古い)パンフのキャスト紹介にでてないんだが、終盤、モリが文化勲章?的なものを打診されたのだが、いらない、というので秀子も、いらないそうですー(ガチャ)と電話を切るシーンがありもうその、サバサバっぷりがおかしくて。がちゃっって電話きられた、打診してきた宮内庁??かどこかの担当者=嶋田久作の呆然っぷりにも笑えた。で、見たかったのはもちろん加瀬亮久々にスクリーンで見た~熊谷宅に毎日のように出入りする、写真家藤田。モリの日常の姿を写真に収めているのですが、とにかく、邪魔をしないように静かにシャッターチャンスをうかがい、何気ない表情を切り取っている・・・んだけどたまに、答えに困るようなことをモリに言われて困っちゃう、真面目なカメラマン。くっついてきた、書生(アシスタント)の鹿島は、反対にお気楽な今どきの?若者タイプ。でも、藤田には逆らえず、また結局真面目なのか、やはりモリの言動に???ながらも真剣に向き合う感じがなんかほほえましいというか。この役者さん、初めて見たけどいい感じでした。加瀬亮は、最近ずっと短髪だけど、相変わらず眼鏡が似合うし、華奢な優男風がやっぱいい昭和なカメラマンの風貌も似あっていた。熊谷守一氏の絵は、こうしてみてみれば、なんとなく知っている気もしますがほとんどわからなかったので新鮮でした。この映画は、沖田監督が別の作品で山崎氏と撮影していた際に守一という画家のことを聞き、それがきっかけだったそうです。モリと秀子、来客たちでドリフターズの話をしてる時にたらいが落ちてきたり、三上博史がめちゃシュールな役どころだったり、時々本編の流れとは毛色の違う描写があるんだけどそれは監督が敷居を低くしたくてやったそうです。さすがに、三上博史のくだりは、シュールすぎて驚いたがとにかく、このような芸術家がいた、ということや庭と家の美術的な面白さ・美しさとかちょこちょこ出てくるキャラクターと役者の面白さとか予想より楽しめたかなー、と思います。金曜日で会員割引デーたったからか結構混んでました。そして年配者が多かったのだが、ガサガサうるさくてちょっとイラっとしました年寄の映画鑑賞のマナーは、何度か閉口したことがあるけど今回もちょっとそうだった・・・やれやれ。池袋モンパルナスそぞろ歩き 熊谷守一篇 (「池袋モンパルナス」叢書) (単行本・ムック) / 尾崎眞人/編・監修仙人と呼ばれた男 画家・熊谷守一の生涯 / 田村祥蔵 【本】もっと知りたい熊谷守一 生涯と作品いのちへのまなざし熊谷守一評伝熊谷守一 「野の花」 リトグラフ熊谷守一 「あり」 A1【中古】
2018.05.28
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たまりまくった録画をあれこれ整理していて、重複している録画があったり、ちゃんと整理しないと~と思いつつ、、、、これは重複でもなんでもなく、久々にちらっと見てしまったグーグーだって猫である(2008年「グーグーだって猫である」フィルム・コミッティ)監督・脚本:犬童一心加瀬亮にハマり、 かなり最初の頃に見た作品。もう8年も前の作品なのかぁ~~キョンキョンも上野樹里も若かったね青自って役、 飄々としている医者の卵なんだけどあれ、よかったなぁ~で、確か感想は大昔にアップしていた気がするんで、かきませんが・・・(興味がある方は、過去記事発掘してください)見ててつくづく思ったのはやっぱ笑顔っクールな、シリアスな演技とは裏腹なこのくしゃっとした笑顔にやられるんだよねーインスタント沼でも、 三木聡監督がラスト近くの加瀬亮演じるガスの笑顔を撮るのだけで価値ある、みたいなコメントしていたような・・・この時も、超モヒカンのパンクなキャラだったけど、最後の最後に麻生久美子演じるハナメにやっぱり、ニコッと笑顔見せるんだよね~~ずっとクールな感じのキャラだったけどなんだかんだ言ってハナメを助けるいい人キャラああ、また見たくなってきちゃった加瀬亮作品も、徹底的にみたいなあ~、また・・・一旦、売れてしまうと(SPECみたいにメジャーな役あると)こういうシュールな映画とか、笑えるのとかなかなかでなくなっちゃうよね。年齢的なこともあるだろうけど。最近映画が少なくてかなしい・・・今年も年末に予定があるけれども、、、もっと映画に出てほしい~~っ【角川映画&大映映画 セール】グーグーだって猫であるお手頃価格の中古品【中古】afb【DVD】インスタント沼 ミラクル・エディション【麻生久美子】 私的に、シュールすぎておすすめなのはこちら浅野忠信も出てますっもうこういった作品出る機会はないんだろうか~・・・・【送料無料】 ナイスの森 The First Contact ~ナイスの森のステキな住人達~ 【DVD】話が好きなのはこれかもね。メール便発送可 (出演) 池内博之 りょう 加瀬亮 水橋研二 粟田麗 川合千春 永田めぐみ 津田寛治 戸田昌弘【中古】DVD▼ロックンロールミシン▽レンタル落ち【東映】【P11Sep16】
2016.09.10
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久々に、録画映画を見ました。早く見たい、と思いつつずっと保留していたもので自由が丘で Hill of Freedom(2014年韓国)監督:ホン・サンス脚本:ホン・サンスあらすじ思いをよせる年上の韓国人女性クォン(ソ・ヨンファ)を追いかけて、ソウルへとやってきた男、モリ(加瀬亮)。しかし、彼女は見つからず、彼女に宛てた日記のような手紙を書き始める。彼女を探して、ソウルの街をいったりきたり。同じゲストハウスに泊まっているアメリカ帰りの男(キム・ウィソン)と仲良くなり、毎晩のように飲んで語らって。迷子になった犬をみつけたことで、カフェ<自由が丘>の女主人(ムン・ソリ)と急接近。ワインを飲んで良いムードに…。路地の多い迷路のような街で、時間の迷路に迷い込むモリ。モリは彼女に会えるのだろうか?モリにとっての本当の幸せとは…?ということなんですが、モリがある女性を探している・・・というのが大筋。ただ、冒頭でそのクォンがモリの手紙を落としてしまい順番がバラバラになったことによって話の時系列がズレる、ということがわからないと、最初、ストーリーがわけわからないかも。タイトルの自由が丘でというのは、自由が丘8丁目という名前のカフェのことなんだけどモリがそこに行くと、女主人が見知った感じでしかも犬を見つけてくれてありがとう、という。ん??なんのことだ?と最初はわからない。ケーキをサービスしてくれたり、でも隣の男と話して急にモリが不機嫌になって帰ったり・・・しかも、そのあとで、 モリが犬を見つけて保護してそこにカフェの女主人が良かった、探してた、とやってくるんでやっと話が前後してるんだ、とわかるというか・・・その部分がわからないと、話がバラバラしててうまくつながらなくなって、ん???ってなってしまうかもね。映画としては、ちょっとふしぎな感じがして面白いかも。あと、劇中ずっとモリが持っている本、偶然にも加瀬亮が撮影に持ってきた吉田健一の「時間」とのことで、それも不思議なめぐりあわせというか。にしても、改めて 加瀬亮の演技とたたずまいが好きだわ、と思った次第でほぼ全編、英語で登場人物たちは会話します。もちろん、加瀬亮のセリフもほぼ英語。モリが韓国語があまりわからないので、彼と話す人はみんな英語でコミュニケーション取るからなんだけど韓国人同士は韓国語だし、物語の舞台となるゲストハウスやカフェ、いろんな路地は、なんかカラフルだったりしてちょっと韓国っぽくないというか、全体的にも多国籍な感じ?ちょっと現実離れしたふわふわした感覚があって、しかも妙にリアルな感じもある。このシーンなんて、二人とも顔が赤いからホントに飲んで酔ってるのかな・・・なんか目が離せなかった、というか。モリが関係を持っちゃうカフェの女主人も、探してる女性も、ちょっと庶民的というか、親しみやすいというか、んーーーー・・・・ちょっとおばちゃんぽい??(ごめん)それが、なんとなく残念な気がして逆に、そこがいいんだろうけど。それと、時系列が バラバラ入れ替わってるんでとうとうクォンがモリのゲストハウスに訪ねてきて一緒に日本に帰り、子どももできて、、、とモリの語りが入るんだがそれがラストシーンではなかったため、ホントにハッピーエンドかわからなくなっちゃいそうで・・・クォンが手紙落としたとき、一枚拾わなかったような気がしたけど、気のせいかな・・・てな感じで、もう一回見てみたい。久々に加瀬亮の映画見て(この前のWOWOWドラマは見たけど)またいろいろ演技見てみたくなってしまい、古い動画やDVDでちょこちょこ見てしまったわ[DVD] 自由が丘で
2016.05.14
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きたきたっ 最近、加瀬亮チェックなかなか出来ず… でしたが、 出るじゃんっ ドラマW
2016.02.27
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先週の計画休暇の日に、無理やり朝イチで行ってきました。カンヌの報道のときに見て、結構取り上げてたから見に行く予定ではなかったんだけど(ひねくれ者)久々にスクリーンで加瀬亮見たくなって・・・海街diary (2015年「海街diary」製作委員会)監督:是枝裕和脚本:是枝裕和原作:吉田秋生あらすじ湘南を舞台に、異母妹を迎えて4人となった姉妹の共同生活を通し、家族の絆を描く。鎌倉に暮らす長女・幸(綾瀬はるか)、次女・佳乃(長澤まさみ)、三女・千佳(夏帆)の香田家3姉妹のもとに、15年前に家を出ていった父の訃報が届く。葬儀に出席するため山形へ赴いた3人は、そこで異母妹となる14歳の少女すず(広瀬すず)と対面。父が亡くなり身寄りのいなくなってしまったすずだが、葬儀の場でも毅然と立ち振る舞い、そんな彼女の姿を見た幸は、すずに鎌倉で一緒に暮らそうと提案する。その申し出を受けたすずは香田家の四女として、鎌倉で新たな生活を始める。いやーー、面白かったです。そして美しかった。カンヌでのインタビューで、美しい鎌倉、四季を見てほしい、みたいなことを言っていたんだけど、本当に美しかった。景色も、暮らしも。 もちろん、四姉妹も。綾瀬はるかは、コミカルだったり自由だったり、な役のイメージがあったけど、今回はしっかり者の長女で、ちょっと不器用。個人的にちょっと苦手な長澤まさみも、いい感じでした。やはり、スタイル抜群で、それをちゃんと生かした役柄は良かったと思います。それに、これまた久々に映画で見た夏帆も、マイペースな三女にぴったりで、、、なんせ、広瀬すずが超かわいかった。ドラマを娘たちと見ていたけど、それよりもうんとかわいかった。結局、そういう個々の個性と魅力を、十分に引き出せる監督なんですね、是枝監督は。見たかった加瀬亮も、思った通り出番は少ないけど是枝組は何度か出ています。 ストーリーを邪魔することなくふっと入ってきて、バックグラウンドもしっかり持っていて安易に佳乃とくっつくわけでもなく、すごくいい感じだったし。とにかく、配役がいいんですな。特に、大人のみなさんが。姉妹が通い、結局配置換えで幸が世話することになるホスピスに行きそこで亡くなってしまう食堂のおばちゃんの風吹ジュンにその彼氏?のリリー・フランキー、幸の不倫相手の医者に堤真一、姉妹を置いて出ていった母親が大竹しのぶ、大叔母が樹木希林、もう、挙げたらきりないんだけど、すごくいいんです。それに、旺志郎!! まえだまえだの活動はもうどうなったのかわからないけど最近是枝組に出るようになり、ほんとうまいなーって・・・すずにほのかに思いをよせつつ、サッカーチームのチームメイトとして、クラスメイトとして、仲間としていつもいて、すずの人知れず深い悩みにも寄り添おうとして、すごくいい男なんです。かわいいし、 こんな中学生の男の子、いいなーって。そして、景色。監督の作品は、全体に淡いトーンというイメージがあって作品全体のイメージも私には淡いトーンなんだけどそれが鎌倉の四季折々とものすごく合ってましたね。家も、とても古い日本家屋で、実際に住めば手入れも大変なんだろうと思うのに、そこで丁寧に住んでいる、とうのが本当に背筋を伸ばす思い・・・ああやって、きちんと雑巾がけして、衣類を季節ごとに入れ替えて、そうやって生活してきたんだよな、本当は・・・と反省したり感心したりしました。梅酒のくだりもいいですよね。 うちも梅酒は漬けるし、実家も漬けるけどそうやっておばあちゃんの漬けたのまであって最後は母親を許せなかった幸と母・都を和解させる梅酒。最後の最後、抱えてるものを吐き出そうと思い出の高台で叫ぶ幸とすず、には本当に泣けました。すずは、一番年齢が若いけど、姉妹たちのもとを去り、新しい女性と暮らしていた父親、の間にできた娘だから、血はつながっていてもとても複雑でいざお姉ちゃんたちのところにきて、表面では笑っていたものの抱えてるものが大きかったと思います。そして、幸と同じで内に秘めちゃってなかなか言えない。心のうちを初めて叫ぶすずを、そっと抱きしめる幸、本当にほろっとなりましたねー自分たちを捨てた父や母が許せず、自分が親代わりで妹たちを見てきた幸も、自由奔放でいながら、うまく居場所を見つけてなかったのかな、という佳乃も、実は父親のことを覚えてなくて、すずよりも父の記憶がない笑いながらもさみしい思いをしてる、そしてそれを感じさせない千佳。みんなそれぞれにあって、でもすずが来たことで、少しずついいほうに変化していく、そんな姉妹を見守る、という感じでなんかよかったです。明日は、紅実が友達と見に行く、と言っていたな・・・【送料無料選択可!】海街diary オリジナルサウンドトラック[CD] / サントラ (音楽: 菅野よう子)【送料無料選択可!】写真集 「海街diary」[本/雑誌] / 瀧本幹也/著【全品クリアカバー付き】 海街diary 全巻(1~6巻)セット /吉田秋生
2015.06.20
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いやー、なんだろう、気楽に見たかったんでね、ホント気楽に見てきた。内容は、、、、無いねこりゃ。でもそれでよかったのだ。わたしのハワイの歩き方 (2014年「わたしのハワイの歩き方」製作委員会)監督:前田弘二脚本:高田亮あらすじ出版社で働く26歳の女性編集者・小山田みのり(榮倉奈々)は、仕事や人間関係に苦労し、イライラが募る日々を送っていた。そんなある日、ハワイで挙式する友人の愛子(中村ゆり)から2次会の企画を頼まれる。これまでに何冊もハワイの関連書籍を出しているにもかかわらず、一度もハワイ取材に行ったことがないみのりは、「新しいハワイ特集の企画」という口実を作り、会社の経費でハワイへ旅立つ。現地で茜(高梨臨)、勉(瀬戸康史)、知哉(加瀬亮)という新しい友人と知り合う。毎日飲んで遊んで楽しい日々を過ごすみのりだったが……。というわけで、完全に加瀬亮くん目当て。 しかも池松壮亮くんも出てるとあっちゃー、私にとってこんなオイシイ映画はないっなんか先週は疲れていたので、癒しというか考えなくてもいい、お気楽な映画見たかったからね。公開した週だったんで、そこそこ人も入っていました。なんせ、景色がきれい。 普通の人たちが住むエリアも、セレブが住むエリアも、いろいろ見ることが出来ます。 一番良かったのは、、、みのりが偶然再会した友哉の家に泊まってその後近くの知り合いのネイティブの葬式に立ち会った場面かな・・・予告映像では、てっきり何かのパーティーかお祝いと思っていたけど実は亡くなった男性の、お見送りの儀式だった。でも、お祭りみたいに送り出すんですね。ハワイの言葉で話し、ハワイの言葉で送り出す言葉は、コーランの様でもあり、アイヌの歌の様でもあり、不思議なトランス感がありましたが、ハワイの言葉がわからなくても死者を丁重に、そしてうんと楽しく見送る、そんな伝統はしっかり伝わった。みのりが思わず涙ぐんでいたけど、ハワイの本当の姿って、どれだけ残っているんだろうって思うけどあんなシーンが見られたのは収穫だったかなー正直、内容はあまり無いというか、、、いろいろ自分のことが大変で、イライラすることもあって、ハワイに脱出してきたのはわかるけど人には言いたいだけ言うこといって、で自分はどうなの?って感じ。あれだけ偉そうなこと言っていて、え、結局そこに収まっちゃうの?という感じですかね。仕事は?会社は?フェードアウトなの???って。そりゃ社会人としてどうなわけ?という、矛盾は感じましたな。まあ、この写真は化粧もばっちりのスタイル抜群、だけど本編はほとんどビーサンにTシャツ、すっぴんに近いナチュラルな感じでなかなかかわいかったです。キャストはね、とりあえず出演量から加瀬亮のカテゴリに分けたけど久々に自然体過ぎるボンボンな加瀬亮が良かった。ネイティブ英語も結構聞けたし。ホント、浮浪者風も、ホワイトカラーのこぎれいな感じも、どっちもあう。みのりにすぐ惚れちゃって、でも失恋しちゃって、世間知らずすぎね?って思うけどまあ自分の立場をわきまえて、仕事ガンバろ、ってなったんで良かったのかな。一時期あまり見かけなかったけど、最近大復活な感じ、の鶴見辰吾さんも良かったなーわるーい感じも、この映画みたいにお気楽な社長っぷりも、どんな役も、すごくいい感じです。そして、高梨臨ちゃんがかわいい。加瀬亮との、ライク・サムワン・イン・ラブのカップルがここでまた見られるとは、 感慨深い?明るくてはっきりしてて、でもちょっと人情味があって魅力的なキャラだったな。本間ちゃん(宇野祥平)との掛け合いも楽しかった。で、池松壮亮くんはというと、、、ほんとチョイ役。みのりの年下の不倫相手、なんだけどさ。居酒屋で二人で飲んでるシーンは、自然な感じでちょっと魅力的でした。子どもが生まれるのに、先輩社員と不倫とか、結構テキトーな軽いヤツだし。社長に命令されて みのりを探しにハワイまで行ったものの、結局現地の金髪美人とクルーザーで踊ってる、というアホっぽさでもチョイ役なのにハワイ行ったんだー、おいしすぎる・・・って感じ。新谷は怖すぎて話題だけど、こういう役もやっぱ上手。もっと見たかったぜっ パンフはもちろん、歩き方風になっていて、巻末にはマップもあり。1ヶ月ものハワイでの合宿撮影だったそうで、みのりじゃなくても経費でそんなに行けるなんてなんてオイシイ撮影なんだーっまあ、ハワイのローカルフードとか、パーティーな雰囲気とか、風や空や海を感じたいなーって人には、いいかも。私的には、加瀬亮・池松壮亮いっぺんに見られただけでも完全な癒しでした*そだそだ、ちょっと追加。エンディングテーマの竹内まりやアロハ式恋愛指南メロディも雰囲気も声も、かなりイメージに合っていた。さすが、山下達郎っ
2014.06.22
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で、これも三匹のおっさんの合間に流れていたんで、ラッキー別な局でちらっと見ただけだったんで、マヂマヂと見られて良かったー加瀬亮出演CMです。 住宅メーカーのCMでした。森の中を素足で歩くイメージで、家の中を歩く。 木のぬくもりを感じる。木漏れ日の中を歩き、 森で寝転ぶように、木を感じる家の中。 てな具合ですが、こんな家にいそうな雰囲気だわ・・・しっとりと落ち着いた色見もいいんだよね。この家のつくりが気になる。間取りというか。結構凝ってると思うし。塩系男子、というジャンル?の話題を以前少し書きましたが、あるサイトには随分前から活躍している西島秀俊さんを筆頭に、綾野剛、向井理、加瀬亮、瑛太、松山ケンイチ、森山未來、井浦新などの名前が挙がっていました・・・一部、なんか???な感じもあるんだけど押しが強くないというか、サブカルっぽい雰囲気はありますかね。でもまあ、加瀬くんは相当塩系・・・というかなんにでも染まるし、でも際立つ感じがする。このCMも、ナチュラルで透明な感じが合っているというか。ヨーグルト(だっけ)のCMも面白いけど、最近短髪が多いから、表情がよく見えて嬉しいのだ。はじまりのみち(Blu-ray)
2014.01.25
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これも去年の番組なんですが・・・加瀬亮出演番組、ということで録画してみました。ETV特集 記憶は愛である~森崎東・忘却と闘う映画監督~2013年12月21日23:00~Eテレペコロスの母に会いに行くを見た後だったのもあり、またニワトリはハダシだも印象深くて、、、年齢的なこともあって気になっていたんですが、森崎監督は、なんと、というかやはりと言っていいのか・・・ペコロス撮影時、ご自身もまた、記憶が薄れていくといった病状と闘っていたんだとか。うーん、驚きました。朗読が加瀬亮、 ということで録画していたけど、内容も結構驚いてしまった・・・ペコロスの撮影に密着していたんで、撮影の様子の中に加瀬くんの姿も何度か出てきたけど、それ以上に内容にいろいろ考えることがありました。森崎監督の作品は2作しかまだ見ていないけど、題材がしっかりしていて考えるところが多く、そんな作品をあと何作見ることが出来るんだろう・・・そう思っていたら、終戦日の翌日に自ら命を絶ったという森崎監督のお兄さんを題材にした作品に着手してるようで、それに加瀬くんは出演するらしく、その様子もちょっと紹介されて・・・思わぬ収穫。とにかく、当初の目的よりも非常に興味深く見ることができました。【送料無料】 ペコロスの母に会いに行く / 岡野雄一 【単行本】ペコロスの母に会いに行く~オリジナルサウンドトラック~[DVD] ニワトリはハダシだなお、機種依存文字ということで使うことが出来なかったけど、森崎監督の"さき"は、大の崎ではなく立の崎です。
2014.01.12
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関西では夜中にやっていたのかな・・・まあ、録画しましたけど現在OA中の、 SPEC~零~のナビ番組ですねー久々にみた2ショット。そしてすっかりおなじみの、加瀬くんの短髪・・・ずっと短いですな、最近。話題の連ドラに出るのは、こうも知名度を上げるものなのか、とつくづく思います。今までも十分すぎるキャリアを積んできていても、映画という中では、なかなか一般的には認知されないのか、なんて本当に思いましたね・・・ナビは、気になる内容ちょこっと見せては続きは本編で、みたいな感じで、監督とPとの対談が多かったかな。もちろん、当麻と瀬文のインタビューも。今OA中の零は、まだ二人が出会う前の話ですがこの冬の映画全後編でいよいよ完結ですなあー劇場版 SPEC~天~ 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿 Blu-ray プレミアム・エディション(Blu-ray)TBS系テレビドラマ・劇場版「SPEC」当麻紗綾(演:戸田恵梨香さん)使用シリーズ【送料無料】【レビュー記入で500円引き】【Pt10倍】HIDEO WAKAMATSU TOKYO 若松秀夫 / アイラ TSAカードロック ソフトキャリーケース キャリーバッグ スーツケース 旅行鞄 / 3~5日 / レッド 赤 / 85-75523
2013.10.23
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久々にドラマで見ることが出来てすごく楽しみにしてました。いよいよ今晩からスタートです。パンとスープとネコ日和 WOWOW連続ドラマW7月21日22:00スタート(全4話)あらすじ ずっと母との2人暮らしだったアキコ(小林聡美)は、母の突然の死、そして勤めていた出版社の理不尽な人事異動で、母の営んでいた食堂を自分でやっていく決心をします。自分のセンスで改装したアキコの新しいお店は、パンとスープだけというシンプルなメニュー、お手伝いのしまちゃん(伽奈)との2人だけの小さな店。ある日現われた1匹のネコと暮らし始めるアキコ、そして、アキコの周りには、楽しく世話をしてくれる商店街の大人たち…。(HPより)というわけで、世界観はまんま、マザーウォーターなどのあの雰囲気、あのテンポ、あの色彩・・・って感じです。松本佳奈監督と小林聡美・もたいまさこ・伽奈・加瀬亮という組み合わせは、映画「マザーウォーター」と同じだし、主題歌は、小林さん主演の映画「めがね」「マザーウォーター」でも主題歌を担当した、大貫妙子さん。音楽は同じく両作品に参加した作曲家の金子隆博さん、そしてこれまた外せない、かもめ食堂からのフードスタイリストの飯島奈美さん・・・とくれば、ドラマの雰囲気想像できると思います。まあ、とにかく見たいのは このかた・・・ 今回初参戦は、塩見三省さんと美波さんですが、どんな風にこの世界に馴染んでくるのか楽しみ。ホント、あとはおなじみの名前が並んでます・・・あ、加瀬亮さんの役どころは、もしかしたら、アキコの弟かもしれないフクサコという人物。気持ちの良い緑の中を、心地よい風が吹き抜ける、そんな庭のある寺の住職・・・というんだから、まさに短髪さまさま??このところずっと坊主頭なので、いよいよ本物の坊主役ってのも面白い。初めてなんじゃない?住職役なんて。このたたずまい、 妙にしっくりきてるけどね。寅さんの笠智衆さんみたい・・・って発想が貧困・・・でも御前様~、って感じしません????【送料無料】パンとスープとネコ日和 [ 群ようこ ]【送料無料】パンとスープとネコ日和 [ 群ようこ ]《送料無料》金子隆博(音楽)/パンとスープとネコ日和 オリジナル・サウンドトラック(CD)
2013.07.21
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先週見てきました。プレミアシートで、ゆったりで嬉しかったーちなみに、他の客層は・・・やはり年齢高め木下恵介監督生誕100年の記念作品です。はじまりのみち (2013年「はじまりのみち」製作委員会)監督・脚本:原恵一あらすじ戦時中、監督作「陸軍」が戦意高揚映画でない、と軍部からマークされてしまった木下恵介(加瀬亮)は、次回作の製作が中止となってしまう。そんな状況にうんざりした彼は松竹に辞表を出し、脳溢血で倒れた母たま(田中裕子)が治療を行っている浜松へと向かう。戦況はますます悪化し山間地へと疎開すると決めた恵介は、体の不自由な母をリヤカーに乗せ、兄敏三(ユースケ・サンタマリア)や荷物運びを手伝う便利屋(濱田岳)とともに、17時間に及ぶ山越えをする。・・・という、非常に淡々とした内容です。戦時中の話ですが、戦争の場面はほとんどなくて、ただ、国民の生活は困窮しているし、疎開疎開で人々は国内を移動し、満足な食べ物、着る物、安定した生活もなく、本当に厳しいです。 そんな中、作りたい作品が作れず、失意のまま辞表を出して実家に戻ってきた木下恵介監督とその兄や母を含む家族が、つつましくて強い絆で結ばれていると感じました。恵介監督は、父親(斉木しげる)にいわせれば、言い出したらきかないタイプ。バスなどの乗物を利用するよりも、リヤカーで静かに運ぶほうが、母親のためにはいいのだ、と思えば、絶対にやり通すのでした。まあとにかく、ほとんどが山越えの、淡々とした出来事で、土砂降りの雨でも(おしゃれイズムで言っていましたね)ただひたすら山越えを目指す。 そして印象的な場面、朝日を拝む母親にならって、兄弟も手を合わせる。何を願うのか・・・まあとにかく、まずは濱田岳くんが、いい!明るくてお調子者で、やっと宿泊できた旅館でもそこの娘たちと仲良くなって宿屋のおかみさん(濱田マリ)ににらまれるという、、、ツライ道中で疲れきった恵介や敏三も思わず笑ってしまうような、憎めないキャラです。それに、映画のことをつい考えてしまう恵介に、図らずも「陸軍」の問題とされた、戦地に向かう息子を泣きながら見送る母親のシーンを泣かされた、と絶賛してくれるのです。もちろん、恵介がその作品を作ってくれた監督とは知らずに、です。映画を撮りたい気持ちは常にあるのに、落ち込んでいた恵介を意外な形ですくってくれた便利屋くん。ホント、濱田岳がはまり役で、こりゃいくら加瀬亮の演技見に行ったとは言っても主役くったか?くらい良かった。でもね、やっぱ加瀬亮は泣かせてくれた。そして田中裕子さんも泣かせてくれた。最後のほうで、不自由な身体で一生懸命たまが書いた恵介への手紙。溢れんばかりのたまの愛情と励ましに、思わず恵介は大泣きしてしまいまして、、、見てるがわもうるうる。まわりの人たちも洟をすすってうるうる・・・徹子の部屋に出演したときに、時代は違っても作りたい作品をなかなか作れずにいる人は今でもたくさんいて、映画の現場でそういう人をいろいろ見てきたから、木下監督の気持ちもわかる、ということを話していましたが、そんな当時の木下監督と現代のたくさんの映画製作者の気持ちを代弁したかのような、嗚咽でしたね・・・そして、最後はまた荷物をしょって、ひとり振り返らずに歩いていく監督の姿。ああ、また監督をする決心をしたんだな、という力強い足取りでした。パンフレットには、 アニメ映画を手がけてきた原恵一監督の、初めての実写映画ということで絵コンテとか撮影日記とか、いろいろ載っていて面白かった。 また実際に移動したとされる道のり?も詳しく載っていました。 宮崎あおいは、ナレーションとほんの一瞬だけ出てきますが、これも印象的。恵介が思わずレンズをのぞくように見ていた、小学生を連れた先生です。二十四の瞳のような。こんなたたずまいだったのだろうか、と 想像してしまう、復帰後の木下監督が白のスーツで颯爽と地元の海岸を歩く姿。監督復帰したあとに戦争は終わり、3年後たまさんは亡くなったそうですが木下恵介作品が映画のラストに、たくさん流れます。コラージュみたいに、ホントいろいろ。ああ、こんな作品も撮っていたのか、これもそうなのか、と古さを感じさせないし、いつでも家族を感じるような作品が多い。【送料無料】シナリオ 2013年 07月号 [雑誌]そういや、今出ているシナリオという雑誌に、今回の脚本が掲載されています。ラストのシーンは、実際の映画と違ったと思うけど。ラストは、たまがリヤカーに寝ながら、傘を少しずらしてみた、青い空と浮かぶ白い雲・・・でした。 はじまりのみち (リンダブックス) (文庫) / 丸尾みほ/著 原恵一/原案いろんな雑誌やWebのインタビューを見たけど、これをきっかけに、木下監督作品がもっと広い世代に広まるといいと思いますね。そういう私も、ほとんどちゃんと見たこと無いので、いいきっかけかもしれません。とにかく、キャストも一人ひとりすごく良くて、しんみりと温かい作品でした。
2013.06.16
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先週、久々に映画館で映画見たんだけど・・・かんとくーーー、そこで終わりっすかぁ~~・・・って感じでしたライク・サムワン・イン・ラブLike someone in love(2012年日本・フランス)監督・脚本:アッバス・キアロスタミあらすじ大学で社会学の教授をしていたタカシ(奥野匡)は、現役を引退し、80歳を超えた今では孤独の中に生きていた。ひとときでも家庭のぬくもりを味わいたいと考え、デートクラブを通して亡き妻にも似た女子大生の明子(高梨臨)を家に呼ぶ。タカシは食卓に桜エビのスープとシャンパングラスをしつらえるが、一方の明子は彼女に会いに田舎から出てきた祖母と会わずに駅に置き去りにしてきたことが心に引っかかっていた。翌日、タカシが明子を大学まで車で送ると、彼女の婚約者だと名乗るノリアキ(加瀬亮)が現れる。タカシを明子の祖父だと勘違いするノリアキ。明子とノリアキが、タカシを激しく動揺させることになる……。 というわけで登場人物は、ほとんど上記の3人。デートクラブに出入りする客なのか、客と手引きする役なのかよくわかんないけど、タカシに明子を手配するヒロシ(でんでん)とかヒロシに頼まれて明子をタカシの家まで送る、タクシーの運転手(大堀こういち)くらいしか私には分かる役者さんはいませんでした・・・・パンフレットを見ても、役柄と本人の名前が載っているのはなんと18人。人が出てこないわけではなくて、何気ない日常の風景がたくさんあるからすごーーーくエキストラが多い映画といえるでしょうね~もちろん、私は加瀬亮見たさに 見に行ったわけですが、タカシという人物はかなり魅力的でした。とても年配ですが、ボルボを運転して今だに何か本を書いたり、頼まれて翻訳したり、部屋に気に入った絵画を飾っていたり、ジャズを流していたり・・・・なかなかのインテリで、落ち着いていて、聞き上手で・・・でも、奥さんとか娘さんと何があったのか、とかヒロシとはどういう関係なのか、とか、明子が来た夜何があったのか、とか全然わかんない。 役者は通しの台本渡されずに、その日その日の台詞をもらっていたそうですが、アドリブのような会話もたくさんありました。長回しも多用されていて、最初は夜のカフェでのシーンですが明子が最初から映っているわけでもなく、どういう場面かわかるまで少し時間がかかったり・・・本当に、日常の一こまを切り取ったような感じでその前も、そのあとも、見る側が想像するしかない、というか・・・加瀬亮のノリアキという役も、面倒な男。明子の彼氏なんですが、中卒で自動車整備の仕事をしていて、女子大生の明子とどういういきさつで付き合うことになったのかわからないし、かなり執拗につきまとう感じで、しかもキレやすくて・・・ 祖父に、この人だと思ったら結婚するべき、というようなことを言われたことがあって、それを忠実に守ろうとしているようなんですが、明子がコールガールみたいなバイトをしている(実際にしてるんだけど)疑いを持っていて、さらにストーカー気味になっています。大学で待ち伏せて、昨日どこにいたか、なぜ携帯切っていたか、としつこく迫る。かなりコワイ彼氏です で、結局3人で車の中、というへんな状況になっちゃうんだけど、タカシは年の功というか、慌てずさわがず、ノリアキの話を聞き、ノリアキも仕事に関しては頑張ってる感じで、すぐに車の部品を取り替えてくれたりして・・・多分、悪い人間ではないんだろうなーと思うんですけどね。タカシは自宅へ帰り、明子は昼にノリアキと食事することになるんですが自宅に帰ると明子からただならぬ電話があり、迎えに行ってみると口元を腫らして泣く明子が・・・あわてて連れて帰ったタカシの自宅に、今度はノリアキが怒鳴り込んできます。ノリアキと明子の間に何があったのか全然語られてませんが、その二人の会話の中でタカシが本当の祖父ではないことがわかった?で、ノリアキがどうやってタカシの自宅を知ったのか、これまた???とにかくすごい剣幕で車をぼこぼこにしているらしい、というのが音とノリアキの罵声だけで分かるんですね。怯える明子と、なだめるタカシでしたが、ラストは外を確認しようと窓に寄って行ったタカシの目の前の窓に石?か何かを投げ込まれて窓が割れてしまう、そこで話が終わってしまった。えーーーーっ・・・・・あのあとどうなったんだろう・・・ノリアキのものすごい剣幕では、話し合いにもならないだろうし、第一タカシと明子の間に何かあったのか全然わからないし、判断のしようがないんですよね~というか、私の中で、映画はこう始まってこう終わる、というパターンが出来ていたんですよね、きっと。でそれがことごとく違っていて、最初はそれが違和感だったんですが、映画を決め付けていたのかも・・・という気持ちもありました。そのへんが、キアロスタミ監督の評価を受ける所以なのかもしれないなー、と改めて実感。監督の作品は、いくつか見ているものの、確かにわかりにくいというか私には難しかったりもします。この映画は、本当にこの人物たちの、24時間にも満たない風景を一部分だけ見た、という感じで、多分この前もあとも話は続いているんだしそれは想像するしかないんですよね。でも、、、、、やっぱあそこで終わったのはびっくりでした。この話の中で、一番私が切なく思ったのは、田舎から出てきた、という明子のおばあさんが、ケータイの留守電に入っていた通り、駅前の像の前で明子を待っていてそれをタクシーの中から確認する明子が思わず涙してしまうところ。おばあさんは、明子がそんなバイトをしていることを知らないんだけど、電話ボックスに似た顔の写真があった(実はそれは明子なんだけどね)、という話をするんですね。多分、明子も大学に通うようになって借金をしたみたいで?(その督促の電話も入ってくる)そんなチャラい女子大生っぽくはないけど仕方が無くバイトしてるような・・・でも、何があったのかはわからない。タクシーで涙を流しながら、口紅を塗りなおしてタカシのところに向かう、タカシの部屋では、絵画や写真を見て、自分が似ている話をしてみたりなんか切なくなってしまうんだよなあ・・・まあとにかく、終わり方にびっくりしましたが、そしてエンドロールを最後まで見ても、その後のことを匂わせるような、サービスカットはまったく無かったですが、、、、ちょっと、映画のパターンというか先入観が変わった・・・・そんな作品でした。
2012.10.08
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さて、これはもう公開されているので、近いうちに見に行きたいんですが、、、、それまで公開しててくれ~~~Like someone in love9月15日公開監督:アッバス・キアロスタミこの映画では、明子(高梨臨)の 婚約者ノリアキという役なんですが、、、、多少瀬文@SPECも入ってる?時期的にねー短髪ですからね。 そしてもうお一方、明子と出会う元大学教授の老人タカシ(奥野匡)。この3名で話が進んでいくようです。5月のカンヌでは、スタンディング・オベーションもあったそうですから、、、、、ま、私好みの映画って感じなんつって。高梨臨ちゃんは、いくつかドラマを見た程度なんだけど、なかなかキレイな女性だし、映画のポスターはキアロスタミ監督から見た日本人、という雰囲気がどことなく漂ってすごく魅力的です。・・・・み、見たい・・・・
2012.09.23
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あー、映画見に行きたい・・・見たいのがたくさんあるのに、なかなか行けず悲しいカンヌも終わってぼちぼち予告がTVでも見ることが出来るようになり、映画情報番組などでも目にするようになりました。もちろん、HPも充実。たくさん情報は出てるんだけど、全部調べきれない。てか、時間がない アウトレイジ ビヨンド 10月6日公開監督:北野武 もともと大友組の金庫番だった石原(加瀬亮)。前作で大友(ビートたけし)を裏切って加藤(三浦友和)につき、いまや加藤が会長を務める山王会の若頭という、、、なかなか悪賢い役です。前回も、まあこの人たちなら悪役だな、というメンツが揃いまくってましたが今回もすごいですよねえー予告で石原がこんな状態で どうなったか気になります。 で、相変わらずインタビューなど素の顔は、こんな柔和な笑顔。いやー、ホントどれだけ役柄で雰囲気変わるんだっ最近短髪が多いんで、また少し目が隠れるくらいの長髪も見たくなってきたな。この映画は、見に行くか悩むところですが、上記インタビューでの加瀬くん曰く、よく共演する光石研さんが新人に見えるくらい、周りが濃い役者ばかりだった、というんだから、確かに配役は楽しみ。もう、そっちの人でしょ?という、ハマリ役の人から、普段の役柄とはイメージ違うけどハマルじゃん、な人まであの人もこの人も、って感じですよねえ~エグイ殺し合いとか、痛い場面とか、バイオレンス色が強い割には実はなんか悲哀というかですね、かなしーいサガ、みたいな部分もあって妙に切なかったりもします。あくまでも、オラオラな部分は表向きって感じで、、、、まあ、豪華なキャストが、そうそう体験できない言葉使いや行動をある意味楽しんで演じてる雰囲気もとてもあって、結構楽しみなんだけどね。10月6日公開かあ~~
2012.09.23
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中古のDVD持っているんだけど、先日民放BSでOAしていて久々に見てしまった・・・・壬生義士伝 (2003年松竹)監督:滝田洋二郎脚本:中島丈博あらすじ江戸時代が終わり、明治の御代となってのちの話である。感冒に罹患したと思われる孫を連れて、老人が町医者大野(村田雄浩)の病院に駆け込んできた。大野は新天地である満州に医院を移すため、引っ越しの最中であった。医者の夫人みつ(夏川結衣)が孫を診察し、老人は待合室で一息つく。ふと老人の目に、古びた一枚の写真が映った。その写真に写った武士は、老人のよく知る人物であった。老人は大野に問わず語り、昔を思い出して行く。老人が昔「斎藤一」と呼ばれていた頃に出会った壬生狼、「吉村貫一郎」という男の生き様だった…京都で血気盛んだった新選組の、入隊してきたばかりの吉村貫一郎と出会った頃から語り始める。幕末の京都、壬生で誕生した新撰組。そこへ一人の男が入隊してきた。盛岡の南部藩出身の吉村貫一郎(中井貴一)だ。柔和な言動に反して、吉村の剣は何人も人を斬ってきたような剣だった。さらに吉村は何かにつけてお給金を請求するので、影では”守銭奴”という人も多かった。隊長の近藤勇(塩見三省)も一目置く斉藤一(佐藤浩市)は、そんな吉村が気に入らない。命知らずの新撰組の中にあってなぜ吉村はそんなに命に、そしてお金に執着したのか?水と油の吉村と斉藤だったが、斉藤は徐々に吉村に興味を持つようになる。やがて、時代の変革の波は新撰組にも覆いかぶさってきた…。 老人となった斉藤が、昔を思い出して話が進むのですが、現代風の短髪の斉藤、その若い頃が新撰組の在りし日々、というのがなんとも激動の時代を彷彿させます。あまり歴史に詳しくはないですが、この時代の人たちは若い頃は実際に刀を持って袴姿で、人を斬っていたかもしれない、というのが、とても実感でいないというか、不思議な感じがするんですよね・・・・そして、新撰組を題材とした映画やドラマは数多くありますが、吉村貫一郎、斉藤一という人物にスポットをあてた物語も珍しいというか、とても人間くさい物語で興味が沸きます。 冒頭の医者大野は、実はこの吉村の旧友の息子であり、その妻は吉村の娘だったんですね・・・というのは、最後のほうでわかるんですが、吉村と大野は身分も違うし、当然息子たちも同じ年頃で友人であってもやはり身分が違うし、辿った運命も違います。ただ、物語の中心である吉村の生き様は、とても心打たれるものがあって最初に見たときよりも、見直してみて改めてうるうるとしてしまいました。平成の今の世の中ですが、昭和、大正、明治、そして江戸・・・と長い日本の歴史からみると、江戸と明治の境目は、比較的最近、という感覚が私にはあって・・・刀を取り締まって、髷を落として、、、、と、特に武士にとってはものすごい激変を余儀なくされた時代ですよね。それでも、その歴史の上に人の生活は重ね、そして今があるかと思うと不思議な気がして、そしてとても感慨深いのです。でも、この壬生義士伝、実は加瀬亮くんにはまったときに出演作を短期間で集中してみたときが最初なので、ほとんどストーリーは飛ばしてみていたというか改めてみると、沖田総司役の堺雅人さんも 相当カッコイイこのあとで、大河の新撰組では微笑み顔が印象的な山南敬助を演じていたけど、いやいやどうして、この沖田もかなりいい感じ。さて、加瀬君の役はというと、、、、、 劇中では、斉藤が俗物と評した近藤勇、その養子となってゆくゆくは天然理心流の跡取りに、とか言われていた、谷三兄弟の末弟にあたり、当初の名は谷昌武。お披露目されたあとは近藤勇の養子となって、近藤周平と名乗ることになります。 斉藤にガン見されて、ビビリ気味その後、 沖田や斉藤、吉村とともに討ち入りみたいなことをしますが、腰が引けてビビリまくっているのがこのひとの微妙な立場を物語っているといいましょうか・・・他の新撰組の隊士たちが、相手をばっさばっさと斬っていく中、自分の刀が敵に刺さったまま手から離れてあたふた、おろおろ・・・・吉村に助けられて事なきを得ますが、声ばかりで何も役割を果たしていなかった兄が斉藤に斬られ、悔し涙を流します。居合わせた斉藤に切りかかろうとして、周りの隊士に止められ・・・という部分までしか本編では定かではなく、その後 お咎めを受けたのか、全然わかりません。この人物は、周囲からの過剰な期待とは裏腹に当人は常にその重圧に苦悩しており、無理やり浅野薫の脱走計画に参加してしまったため養子縁組はいったん取り消しとなり、もとの谷姓に戻される。それでも近藤家の跡取りにふさわしい男たらんと勉学、剣の稽古に励む彼を勇は最後は「近藤周平」と呼んだ。流山で勇の薦めによって隊を離れた。・・・と説明される人物なので、この後も無駄死にしたわけではなさそうです。出番は少ないながらも、印象に残るオイシイ役だったかもね。というわけで、最初に見たときはこの周平だけ見てたけどちゃんと話を追うと、なかなか切ない話です。にしても、佐藤浩市さんてのは、新撰組が似合うなあ・・・それも、斉藤とか芹沢みたいなタイプでね 【中古】【ブックス0531】文庫 壬生義士伝(上)【b_2sp1102】【画】 【中古】【ブックス0531】文庫 壬生義士伝(下)【b_2sp1102】【画】今度、原作読んでみようかな・・・・
2012.06.06
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TV出演情報を検索すると、私は見ることが出来ないんだけどスカパーのMovie Plusチャンネルで第65回カンヌ映画祭ハイライト#3に出てるみたいで・・・そぉか~、新作で カンヌに行ってるのか・・・と思っていたら、今朝の情報ニュースで紹介してました。と言っても、カンヌにやってきた女優さんたちのドレスの特集でしたが。SPECの番宣のときは、少しラフな髪型だったけど今はまた七三の、、、、石原ヘアか??第65回カンヌ国際映画祭で、アッバス・キアロスタミ監督が日本を舞台に撮り上げたLIKE SOMEONE IN LOVEに主演している加瀬亮くんに高梨臨ちゃん、そして奥野匡さんに監督のアッバス・キアロスタミ監督です。この映画、キャストは加瀬くんに臨ちゃん、あとでんでんさんも出ていてそのくらいしか知らないんだよな~・・・あとのキャストさんは、ちょっと存じ上げなくて。まあ、この監督はあまり知られていない役者を使うことが多いからいいんですが。この映画も台本なしで撮られたそうですね。今年9月頃から日本でも公開予定なので、楽しみです。
2012.05.24
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結局見てないんだよなあ~~・・・・TVのSP版、翔までは見たんだけど。SPEC~天~ 公開してもう6週目となりますねーまだ、それなりに人気があるようですね(ブランチでの興行成績のランキングにはまだ入ってる・・・)で、これは劇場のチラシ。 最近多い二つ折りのもので、TV誌みたいな感じです。結構読むところあったかも・・・加瀬亮も、髪が伸びでひげが生えて、、、雰囲気変わったなーって思ったら戸田恵梨香もおでこだして眉の形もちょっと違って、雰囲気違う・・・で、あとから思えば、ドラマのキャラのイメージなんだろーね。で、公開後4月12日夜中の、ローカルな情報番組に加瀬亮、戸田恵梨香の二人一緒に出てるんです。まあ、映画公開前後って、こういう形でいろんな地方局用に番宣映像撮るんでしょうけど、、、、まさにそういう感じ。同じシチュエーションで、あちこちのローカルに出てるのかな。アゲぽよTV ・・・なんつー番組名だそろって画面に出たら、MC役?の犬があれあれっ???って感じで。戸田:アゲぽよTVをごらんの皆様、こんばんは、戸田恵梨香です。加瀬:加瀬亮です(ぺこっ)犬1:ちょっと、スゴイ人来てくれてますやん!また・・・戸田:(完全にカメラ横のカンペ棒読み)アゲぽよTVに出られて、 ホントにウレシイです。犬1:読んだやろ、今!!犬2:見た見た見た!加瀬:(笑)光栄です。戸田:アゲぽよTVにレギュラー出演できていない私たちですが、 (カンペ完全棒読み)現在公開中の映画、劇場版SPEC天には出ています。犬1:(無表情で棒読みするから)めっちゃ怒ってはるん、ちゃう??犬2:そら、怒るで!ってことで、映画の紹介映像。 右下にワイプ状態で、二人それぞれ映画の見どころを紹介しています。戸田:登場人物と・・・・世界観、全て見どころです。加瀬:えーとぉ・・・大変、ばかばかしい、賑やかな映画になってると思います。 多くの方で、一緒に楽しんでもらいたいと思います! 戸田:劇場版SPEC天は、ただいま絶賛公開中なので(また棒読み) ぜひ、劇場でご覧ください。犬1:そこは覚えといてくださいよ!加瀬:(カンペ側を見つつ)よろしくおねがい、 (正面見て)いたします!最後には、加瀬くんまでカンペがっつり見る感じで?そして、ちょっとおどけて正面向いて紹介してました戸田恵梨香って、二代目エリカ様、みたなこといわれてるけど、全然そんなことないのになー私は大して感じない。というか、いろんな役を結構体当たりだから、頑張って欲しいと思うんだけど。劇場版って、TVシリーズでは明かされなかった謎が明かされる、って言うけどこれってシリーズ”ケツ”もやはり作られるのかなあ?話では、番組側は連続ドラマが「起」、スペシャルドラマSPEC~翔~が「承」、劇場版 SPEC~天~が「転」になっていて、いわゆる「結」は劇場版の最後に当麻が「"結"やると思ったら大間違いだぞ!」と言ってるそうだし(連ドラでも言ってた)、瀬文が「欠」と書かれた紙を持っていたりしているそうで、じゃあ続編確実か??って話なんだけど・・・・アメリカでもドラマとしてリメイクされるんだってねえー好きそうだもんな、こういうの。
2012.05.13
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最近かなりいろんなネタをサボっていて・・・加瀬亮くんネタですー公開になった当初はいろいろ番宣もそれなりに出ていたけど映画が落ち着いたので、露出もすっかり落ち着いちゃった。 久々にみたのは、ちょっと前、 4月18日に情報番組でやっていたもの。2作目もあり、と当初から言われていたアウトレイジの続編、アウトレイジ ビヨンドのキャスト発表会見の様子ですね~ でたー、小ずるそうな石原。今作では出世して若頭だそうでどいつもこいつも死んじゃった前作に引き続き出るのは実は生きていた、という大友役の北野武監督以外は加瀬亮くんに三浦友和さんのみ。他は、またまた濃いキャストがそろっていました。あ、刑事役の小日向文世さんは再び登場・・・か。で、今度は西田敏行、松重豊、高橋克典、桐谷健太、新井浩文と実は納得のキャストが参加。松重さんは小日向さんとともにマル暴役らしいけどどっちにしてもお似合いかも~SPEC~天~見てないのに、アウトレイジは見るかもしれない・・・加瀬亮目当てで見る私、出演量だと、断然SPECなのになぁ~~それと、録画していた番組の間に入っていたCM。おー久々にCM見た。 そして、、、、見よ、同一人物とは思えない、このキラースマイルをっっ映画の宣伝の時もそうでしたが、久々に少し髪が伸びてます。かなりイメージが変わる。早く次の映画も見たなあ・・・やっぱ、このギャップが魅力です
2012.05.13
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そうそう、今アップした永遠の僕たち、ですが昨日の夕刊にヒロシ役の加瀬亮の記事が。おぉ~~、と思わず声出してしまったわ思い出の地 見えた演技彼はいわば帰国子女。幼少期に米国にいたこともあり、ロケ地のオレゴン州ポートランドは何度も訪れたことがあるそうで、現地にたって懐かしい、切ない感じがこみ上げたそうです。ガス・ヴァン・サント監督からは、具体的な演技の指示がほとんどなく、でもロケ地に立ったときに演技の入り口が見えた、とか。ヒロシはあまりしゃべらないし、表情とか目とか、微妙な変化で演技するので難しい部分もあったと思いますが・・・最近、短髪のことも多いし、この写真ではひげもたくわえて結構トシ相応に見えますね最新作があの、アッバス・キアロスタミ監督作品ということでますます楽しみなんですが、、、37歳の今、映画への想いも書かれていました。日本の文化は映画に限らず一様になりがち全体主義的なものや単一性が苦手だからこれからも映画の多様性を大事にしながら演じていきたい・・・いいすね、楽しみですね。映画は、TVの中のものとは違うし、舞台のものとも違う、あの2時間の中にナニを描いてナニを伝えるのか、、、、私は、そんなことを考えてしまうので彼がこれからも伝わる作品にどんどん参加してくれることを楽しみにしています。
2012.01.21
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実はこれも年末に、公開後わりとすぐに見に行きました・・・永遠の僕たち (2011年アメリカ)監督:ガス・ヴァン・サント脚本:ジェイソン・リュウあらすじイーノック(ヘンリー・ホッパー)は、自動車事故で両親を亡くして以来、生きることを諦めてしまった少年。見知らぬ人の葬儀に、遺族のふりをして参列することが彼の趣味だった。ある時、いつものように葬儀に参列していると、係員から問い詰められてしまう。窮地を救ってくれたのは、以前、別の葬儀で出会った少女アナベル(ミア・ワシコウスカ)。この再会で2人は互いに心を開き始める。イーノックは、事故の際の臨死体験をきっかけに、ヒロシ(加瀬亮)という第二次世界大戦で戦死した特攻隊員の幽霊が見えるようになっていた。家では、両親の事故後一緒に住む叔母とうまくいかず、ヒロシとゲームをしたり貨物列車に石を投げたりして一緒に遊んで過ごす時間が多かった。ある日、彼は再会したアナベルを両親が眠る墓地に案内する。帰宅後、イーノックのことを姉のエリザベス(シュイラー・フィスク)に嬉しそうに話すアナベル。そんな彼女の明るい表情に、エリザベスは心を軽くする。実はアナベルは、ガンの闘病中だったのだ。しかも、定期健診によって、一時収まっていたガンが再発していることが明らかになる。自分の余命が3カ月であることをイーノックに打ち明けるアナベル。イーノックは、彼女にヒロシの存在と両親を失った事故の経験を告白する。やがて、自分の葬儀を自分でプロデュースしたいと告白したアナベルに、イーノックはその準備を手伝うと約束する。それからもデートを重ねて心を通わせる2人だったが、遂にある日、アナベルが倒れてしまう。そのショックで自棄を起こしたイーノックは、両親の墓を掘り返そうとしてヒロシに殴られ、失神。目覚めたのは病院のベッドの上。イーノックは、同じ病院に入院していたアナベルを見舞う。最期の時が近づいた彼女と言葉を交わしていると、ヒロシが彼女のお伴をしようと現れる。そして迎えたアナベルの葬儀。彼女自身がプロデュースしたセレモニーの最中、イーノックの心には、彼女との思い出が走馬灯のように巡るのだった。静かだけど、次が気になる話でした。なんといっても、アリス以来かなり好きなミア・ワシコウスカがベリーショートなヘアスタイルと個性的なファッションで見ていて楽しいし、とても魅力的でした。最後には主人公が亡くなってしまう、というエンディングは多くはないと思うけれど、イーノックがアナベルの葬儀で挨拶に立ち、実際に言葉を発することがなく、ただただ彼女との記憶が走馬灯のようによみがえる・・・というのはちょっと印象的だったかも。次々に蘇るアナベルとの思い出を、穏やかな笑顔で受け入れるイーノックは自分の世界が少しづつ変わっていくんじゃないだろうか・・・という、希望が持てるというかね。突飛な設定も多いので、 感情移入するには少し違ったかな。変わった出会いで惹かれあうけど、ちょっと普通のカップルとは雰囲気が違うし、二人ともいわば変わり者。 霊安室でデートしたり、墓地の両親に彼女を紹介したり。このシーンだって、印象的だけれども、変わってるよね・・・うるっとなりかけたのは、 ヒロシが出すことが出来なかった手紙の話。加瀬亮演じるヒロシは、オイシイ役です。特攻隊は、日本の家族や恋人にあてて手紙をかくのだが、彼はずっと思いを寄せていた女性に手紙を書き、でもそれを送ることなく、自分の気持ちを伝えることなく散っていった・・・それがなんとも切なくてですね、悲しかったですね。あとは、一緒に暮らしているものの、叔母とうまくいかないイーノックがアナベルとの日々の中で少しづつ何かに気づいて叔母の想いを受け止め始めたところ・・・かな。私は、叔母の立場で感情移入してしまうんだけど、若い、両親を失った立場のイーノックとしては、イラつく部分も多いだろうし衝突する気持ちは、理解はできますが。心の底では、叔母に対して感謝の念があったとしても、それをうまく伝える術も知らない感じがもどかしくて若い感じ。ヘンリー・ホッパーの演技、もう少し見てみたいです。雰囲気が確かに父親似だな、と感じるけど 今後の作品が楽しみです。幽霊って、モノを動かせないとか影がないとか、そんなイメージがあるけどヒロシはイーノックといつも沈没ゲーム(っていうの?懐かしいね)をしてるし貨物列車に石を投げるし、イーノックにパンチして気を失わせることもできちゃう。実体があるみたいな幽霊なんです。それがちょっと意外。自分と遊ぶよりもアナベルと一緒にいることが多くなったイーノックにちょっと面白くない気持ちになったりとか。でも、雰囲気や空気感は、とても作品にあっていて、なかなかいい役でしたね。イーノックに見えなくなってしまって、このまま現れないのか、と思ったら、死の世界に旅立つアナベルの案内役として登場。シルクハットなんてかぶっちゃって、急なイメチェンでしたがその後、ヒロシやアナベルがどうなったかわからないけど、穏やかな気持ちでアナベルの死を受け入れたイーノックの前には、もう再び二人とも現れなかったのかな、と思います。加瀬亮出演作は、今後も控えているのでやっぱスクリーンで見たい役者さんの一人だし出来る限り見ようかと思っています。最近、邦画を見ていたので、久しぶりに外国語映画見て新鮮でした。
2012.01.21
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先週の王様のブランチの映画コーナーでやっと紹介されましたっ永遠の僕たち Restless監督:ガス・ヴァン・サント脚本:ジェイソン・リュウ12月23日公開2009年に撮影終了していた、 加瀬亮出演ハリウッド映画が、やっと公開です。交通事故によって両親を失い、臨死体験をした少年イーノック(ヘンリー・ホッパー)のただ一人の友人は、彼だけにしか見えない死の世界から来た青年ヒロシ(加瀬亮)だけであった。他人の葬式に参列するのが日常的なイーノックは、ある日、病によって余命いくばくもない少女アナベル(ミア・ワシコウスカ)と出会う。 ・・・なんせ、幽霊役ですからね~幽霊で、しかも日本の特攻兵なのに英語でしゃべってる役、と、何かのインタビューで本人は苦笑交じりに話していましたが・・・紹介見てると、なかなかいい感じの役ではあります。なんたって、若い二人の配役がいいですね。ミアは、アリス・イン・ワンダーランドとは全然印象が違って、ショートカットに透き通る白い肌、そして真っ赤な手袋が印象的でビジュアル的にも惹かれるものがあります。それに、デニス・ホッパーをどことなく感じさせる(当たり前)ヘンリー。この二人がとても絵になります。 ヒロシの帽子がいつもこんな風なのは、わざと?だよね??今月は、ワイルド7も見たいし、単館系の上映作も見たいし、、、でも冬休みになっちゃうし忙しいっす。
2011.12.06
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先週、時間を作ってみてきましたー東京オアシス (2011年オアシス計画)監督:松本佳奈、中村佳代脚本:白木朋子、松本佳奈、中村佳代あらすじ深夜の国道。喪服の女トウコ(小林聡美)が走るトラックに向って駆け出す。だが、その様子に気づいたナガノ(加瀬亮)が彼女を救う。トウコを乗せたナガノの車は高速道路を進む。自分が女優であり、衣装を着たまま撮影現場から抜け出してきたのだというトウコの話を半信半疑で聞くナガノ。彼もまた進む道を見失っていた。やがて、車は夜明けの海岸へ辿り着く。朝もやの風景が、水平線の先を見つめるトウコの心を優しく輝かせていった。とある夜。ふと立ち寄った小さな映画館で眠り込んでしまうトウコ。目覚めると、懐かしい知り合いのキクチ(原田知世)が立っていた。キクチはかつてシナリオライターだったが、あるとき突然辞めて、今は映画館で働いていた。辞めた理由を尋ねるトウコに、仕事や自分のことを感じるままに語っていくキクチ。この頃シナリオを書いていた頃のことを思い出す、と語るキクチに、トウコはまた書いてみるよう勧めるのだった。のんびりした動物園。トウコは、空っぽのツチブタの柵の前に佇む女ヤスコ(黒木華)に声をかける。“運に見放された女”を自称するヤスコは、美術大学を目指す浪人生だったが、自分に見切りをつけるため、動物園にアルバイトの面接を受けに来たという。面接にも多分落ちただろうと肩を落とすヤスコとともに園内をゆっくり回るトウコ。鳥の柵の前で2人は、天井に縁どられた小さな空を見つめる。そして、この世界のどこかの、たった1人で歩く生きものたちの事を思う。ヤスコにまっさらなはじまりの気配を感じながら、トウコは再び軽やかに歩き出した。東京で生まれる日常の中のふとした交わり。そんな瞬間を重ねながら、トウコの歩くテンポは定まることなく移り変わってゆく。再び歩き出したトウコの前に、見慣れたはずの街が光り揺らめくように動き始めていた。東京のあちこちでの小さな出会いを通じて忘れかけていた風景、自らの生き方を取り戻していく姿を優しく描き出す・・・というものなんですが、、、、、・・・なんというか、このシリーズは 回を追うごとに、ヒーリング色が強くなっていきますね・・・私が思うだけかもしれないけど、とにかく無駄な台詞が一切ないし、無駄な描写も一切ないし、淡々としているので、疲れていた私は何度か気を失いかけました・・・めがね(2007年)の時みたい・・・ 小林さんは、あいかわらず凛としたたたずまいでそれはどの作品にも共通してるんだけど、とらえどころがないのになんか元気が沸いてくるというか、、、やっぱこのシリーズには無くてはならない人。でも、基本は加瀬亮を見に行った、って感じ?久々にスクリーンで見ました。あー、こういう過去がありそうでバックグラウンドが何もわからない、不思議なキャラを見るの、久しぶりだなー・・・って思いましたね。 この立ち姿、やっぱ惚れ惚れ・・・・3つのエピソードが淡々と進むんですが、主な登場人物は4人。なので、このシリーズの常連のほかの役者さんは???って思ったけど、ちゃんと出てます光石研さんは、ヤスコが面接をする動物園の担当者。市川実日子さんは、トウコとナガノが立ち寄るパーキングエリアの食堂の店員。ちなみに、このとき食べるきつねうどんは、これまたこのシリーズ常連のフードスタイリスト飯島奈美さんが作られたものです。そして、忘れちゃいけないもたいまさこさんは、キクチが働く映画館の客。非常に淡々と、あーこれで終り???という作品でしたが・・・昨日の王様のブランチの、ミニシアターのランキングでは2位となっていましたねえ。やはり根強い人気があるんでしょうね。 加瀬君のこの角度のショット、彼の出演作の中ではかなり好きな映画、パッセンジャーを髣髴させて、、、、ドキドキしちゃうわっ何気ない会話なんですが、、、、その真意を読み取るには、なかなか難しくて、、、考えちゃいます。昨日の夕刊には小林聡美さんが。 このプロジェクトで初の東京舞台の作品、本人の生まれ育った街とうことで、いろいろ感じる部分もあったそうで。とにかく、好みとしては、もうビジュアル的にも内容的にももう少し動きのあるものが見たい・・・ような気もします。
2011.10.30
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少し前に、BSのエンタメ情報番組で紹介された映画。さすらいの女神-ディーバ-たち2011年9月24日公開(2010年フランス) 監督:マチュー・アマルリック 業界から干されたプロデューサーと、華麗なショーダンサーたち"キャバレー・ニュー・バーレスク"によるフランスツアーを描くロードムービー。現役のダンサーたちによるパフォーマンスも見どころ。監督・主演は、「潜水服は蝶の夢を見る」の主演俳優マチュー・アマルリック。第63回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞受賞。・・・ということで、潜水服は蝶の夢を見るが印象的だったこともありちょっと興味を持って紹介映像を見ていたんですが、、、、ラスト、タイトルのあとに・・・この映画を、シンプルで確かな喜びを求めて、これからを生きる、全ての人たちへ。-加瀬亮(俳優)・・・って出たことにびっくりしちゃって、わざわざ記事にしてしまいました彼の、こういうコメントを見たことがあまりなかったもんで。これって、本当に本人のコメントなのかなあ~
2011.10.06
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で、これもCinema☆Cinemaに載っていたんで・・・久々に加瀬亮ネタです。既に、この作品は会員登録している行きつけの?映画館での上映が決まっているので、仕事始まってるけどちゃんと見に行こうと思ってます東京オアシス 10月22日より公開監督:松本佳奈、中村佳代脚本:白木朋子、松本佳奈、中村佳代出演:小林聡美、加瀬亮、黒木華、原田知世監督2名、脚本3名による、アンソロジー形式の映画。4月の時点で、キャスト含めて製作発表されているので結構前からこのスチールも発表になっていたしキャストも何度か確認してたんだけど、、、監督は、マザーウォーターについで今回が2作目の松本監督。マザーウォーターはキライじゃなかったけど、松本監督がメイキングを手がけためがね同様、ちょっと動きが少ない映画だったんで、、、この作品もそんな感じが予想されるんで、多分環境ビデオ的な?感じで、癒されに見に行く・・・だろうと・・・作風は、今までとはちょっと違うらしいんですが。すでにこの系統の作品でレギュラー化している小林聡美、加瀬亮に加えて、とうとう登場、って感じの原田知世が楽しみかなー黒木華さんって存じ上げずスミマセン、なんですけどね同じくレギュラー化していた、もたいまさこさんとか光石研さんは出ないのかなあ。キャスト、上記4人しかわからない・・・夏から秋にかけて、いくつかみたい映画はあるんですが、ここはチェックです。あ、加瀬亮出演作に関しては、婚前特急は結局見なかったな・・ガス・ヴァン・サント監督の永遠の僕たち(原題:Restless)は見たいなーと思っています。12月にちゃんと公開になるのかな・・・??
2011.06.19
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記事修正中です。テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、暖かい目で見てください・・・・先日、地上波初登場でしたねー前に録画したんだけど、見る暇が無いままで、結局このOA見ちゃった。おとうと (2010年「おとうと」製作委員会)監督:山田洋次 脚本:山田洋次、平松恵美子 あらすじ東京の私鉄沿線、商店街の一角にある高野薬局。夫を早くに亡くした高野吟子(吉永小百合)は、女手ひとつで一人娘の小春(蒼井優)を育てながら、義母の絹代(加藤治子)との三人で暮らしている。小春とエリート医師との結婚が決まり、一家は幸せの頂点にあった。結婚式の前日、吟子は宛先不明で戻ってきた招待状を受け取る。大阪で役者をしているはずの弟、鉄郎(笑福亭鶴瓶)に宛てたもので、酒を飲んで大暴れした吟子の夫の十三回忌を最後に音信不通になっていた。小春の式の当日。和やかに始まった披露宴の途中、羽織袴の鉄郎が汗だくになって現れる。吟子の兄、庄平(小林稔侍)に酒を飲むなと強く釘を刺されるが、我慢できたのは最初の数十分だけ。若者に交じって酒を一気飲み、マイクを独占し会場を練り歩いて浪曲を披露、あげくはテーブルをひっくり返す始末。新郎の両親にさんざん文句を言われた庄平は、鉄郎と縁を切ると宣言する。翌朝、吟子は鉄郎に、大阪に帰る電車賃をそっと渡し見送った……。一方、小春の結婚生活は長くは続かなかった。育った環境の違い、夫の多忙、そしておそらくは鉄郎の件も。やがて離婚が成立、再び高野家で三人暮らしが始まる。ある夏の日、鉄郎の恋人だというひとみという女性(キムラ緑子)が高野薬局にやってきた。鉄郎直筆の借用書を見せ、鉄郎と連絡が取れず困惑する彼女を哀れに思い、吟子はなけなしの預金を引き出すと全額を手渡す。ほどなく、鉄郎が東京に現れた。吟子の様子から全てを察した鉄郎は言い訳をするが、その不誠実な言動に、吟子は鉄郎との絶縁を言い渡す。それ以来、鉄郎の消息はぷっつりと途絶えてしまった。その後、高野家では鉄郎のことが話題に上がることもなくなっていたが、吟子は密かに大阪の警察に捜索願を出していた。そんな中、鉄郎が救急車で病院に運ばれたという連絡が入る。吟子は急遽大阪に向かうが、鉄郎の身体中にガンが転移、余命数ヶ月との報告を受ける……。まあ、前半は、 鉄郎が小春の結婚式をぶちこわしてしまったりでなんとなくいたたまれない気がして・・・かなりさらっと見てしまったやっぱりこんな親戚がいるとなると、相手もちょっと不審に思ってしまうだろうし自分も娘をそういう家に嫁がせたくない気持ちになるし、、、、とかいろいろ考えてしまいました。結局、加瀬亮目当てで見てるんで、結構流しながらの前半ですでも、登場したのはわりと後半です。しかも正味20分もない・・・かな結局離婚して出戻ってきた小春の、 街の幼馴染で、大工として働く亨です。ある日、小春がぼーっと店番をしていた高野薬局にやってきておばさん(吟子)に頼まれたから、と戸の立て付けを直しにくるわけね。会うのは久しぶりな様子の二人だけど、そこは幼馴染、変に気を使うこともなく、自然な感じがいい。加瀬亮の職人姿は、ドラマありふれた奇跡の左官屋さんに続いて、で妙に様になってるというか・・・でも、左官屋の翔太はちょっと押しが弱いというか気が弱い部分もあったけど亨は結構小春をしっかり引っ張っていくタイプ。 冒頭の大工の仕事を語る所は、しっかり仕事をしているんだな、ということがとてもわかるし、その後ちょくちょく家のことを手伝いに来たり小春の歯医者の送り迎えをさらっとしてあげたり、一緒に花火を見に行ったりすこしづつ小春との距離は縮まっている様子。 ふとしたことで、バツイチだからって小春の人格まで変わるわけがない、と言い切って、いわゆる告白?出戻ったと知って、ホントはやったー!って思った、、、、と帰り際に言うわけ。小春はびっくりするけど、何かとフォローしてくれて距離も近くなっていた分、素直に嬉しそうな顔を見せて、雪のなか追いかけていくんですが、それ以上の描写はないんですなーでも、鉄郎の世話をしに 吟子が大阪にいる夜、今度は仕事着ではなく私服で小春と家にいて電話をしている小春のそばで新聞を読んでいるので、、、多分気持ちはもう通じ合っていて、個人的に行き来する仲になっていたんでしょうね。鉄郎がもう危篤状態と吟子に聞き、大阪に行くかどうか迷う小春に、それは自分で決めることだ、と促したりするとか、、、それでいて、ちゃんと大阪まで送って 何も言わずに一緒に鉄郎を看取ってくれたり、なかなか懐の深い役です。車で大阪まで送る、と言われて素直に喜び亨に抱きつく小春に、ちゃんと寝ないでナビしてよ、と言うところも、デレデレしてなくてしっかりしていて高感度大っ小春は亨さん、と呼んでいたので、少し年上なのかな?最後は具体的な描写はなくて、商店街の丸山(笹野高史)や遠藤(森本レオ)がお祝いを持ってきてくれたことで、はっきりと亨と再婚する、と言うことがわかるわけです。前半は、 鉄郎が要するに・・・すごいウザキャラっていうのかな、見てるのも辛いんですがいざ大阪のホスピスで余命いくばくも無い、ということがわかると献身的に世話をする吟子に、なんで姉弟といってもそこまで???という気持ちもわくんですよ、正直・・・それでも、やっと小春が到着して、みんなに看取られて息を引き取るとうるうるうるーーー・・・ってなってしまいましたホスピスの職員小宮山(小日向文世)や千秋(石田ゆり子)の最後にかけることばもなんか泣けちゃって。最初は、随分丁寧にしゃべる吟子とか小春の言葉遣いに少し違和感もあったりしたけど、、、、すごく家族のあり方にこだわりと言うか、なんかどこか忘れかけてる形というか・・・吟子と鉄郎の関係性と、境遇が違うけれども、自分が女手ひとつで娘を育て店を切り盛りする立場で、しかもお姑さんとも同居していて、という立場だったら肉親の弟であっても吟子のように面倒を見ることが出来るんだろうか、そう思うとね・・・無理な気がして。私には愛情が欠落しているのかもしれないけど、それにしたって吟子の愛情は本当に大きくてそれが吉永小百合さん本来のお人柄ととても重なって見えてなんとも切なかったです。昔ながらの人情モノ、という作品は苦手かも、なんて見る前は思ったけど・・・それでも寅さんもかなりの数を楽しんでみてるしやっぱり山田監督の世界は引き込まれるものがあったなあ、と思います。ベルリン映画祭のクロージング作品を飾った本作は、1960年作品・おとうとを撮った市川崑監督に捧げられています。エンドクレジットでも出てきます。病に倒れた弟に姉が鍋焼きうどんを食べさせるシーンとふたりがリボンで手をつないで眠るシーンがオマージュとして反復されているそうです。人と人、家族のつながりなど、人間の本質を問われている今だからこそいろいろ考えさせられることが多かったかも。
2011.05.13
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記事修正中です。テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、暖かい目で見てください・・・・これも昨日の王様のブランチでちょっと様子が流れていたんですが、、、、婚前特急(2011年4月1日公開)その完成披露試写会の話題です。 先日終わってしまったSPECの瀬文さながら、の坊主頭の加瀬亮はじめ、出演者がずらり、でした。この作品は、吉高由里子3年ぶりの主演映画(蛇とピアス以来)で独身女性のチエ(吉高)が、同時に5人の男性と付き合いながら本当の相手探しをするコメディーだそうです。会見の様子として吉高は「5人とサッと付き合えちゃうチエのポジティブさ、アグレッシブさに感心した」。劇中では加瀬亮(36)、青木崇高(30)ら彼氏役5人の俳優とのキスシーンがあるが、「人間の唇はいろいろな種類があるなと(笑い)。身を持って体験できた。役得ですね~」とニヤリ。「いろいろな年齢の、いろいろな恋愛を重ねた男性の唇を総なめさせていただき、ありがたい」と笑わせた。・・・とのことです。その一部が、ブランチでも紹介されていました。その彼氏はというと、、、、包容力のあるバツイチで食品会社営業部長役を加瀬亮(35)さえないパン工場工員役をバンド「SAKEROCK」のトロンボーン担当・浜野謙太(29)金持ちの美容室オーナー役を榎木孝明(54)バイクパーツ販売店の経営者役を青木崇高(30)かわいい大学生役を吉村卓也(20)といった顔ぶれがそろい、すごくばらばらで個性豊かです。北海道出身の4人組バンドmonobright(モノブライト)が主題歌「ダンシング・ベイブ」を歌う。とのことで、、、、そちらも楽しみ。結構モノブライト好きなんだよな・・・ ブランチでは、全員一言づつ映ったけど、チエの彼氏役を演じました、加瀬亮です・・・に始まり、全員がチエの彼氏役を演じました、と言うので、最後の榎木孝明あたりでは、もう会場も笑っちゃってました 包容力のあるバツイチ役なんて、初めてじゃないの~~???髪が短いと、年相応の役が多い気がするぞ、加瀬くん。この映画、元は同監督のLISMOオリジナルドラマ、婚前特急 -ジンセイは17から-の映画化、ですね。【27%OFF】[DVD] 婚前特急-ジンセイは17から-また、2011年1月には21歳のチエを描く婚前特急-ジンセイやっぱ21から-の配信も決定しているので、そちらも見てみたら面白いかも。加瀬亮は、髪型でかなりイメージが変わるので、、、伸びるまでは私の中では・・・・瀬文海炭市叙景とかアウトレイジでも近いものがあるな・・・・
2010.12.20
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記事修正中です。テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、暖かい目で見てください・・・・先日、今週土曜日公開のノルウェイの森の番宣の話を書きましたが、松ケン、あちこちに映画のインタビューで出てますねえ~今朝はNHKの朝のニュースでも出ていたのでびっくり。今や、もう押しも押されぬ役者となった松山ケンイチ、彼のデビュー映画と言われているのがこちら。アカルイミライ BRIGHT FUTURE(2003年アカルイミライ製作委員会)監督・脚本:黒沢清 あらすじ仁村雄二(オダギリジョー)は、同じおしぼり工場で働く同僚・有田守(浅野忠信)と公私ともに淡々とした日常を過ごしている。雄二は他人と上手く渡り合えず無鉄砲な性格。そんな彼を見兼ねた守は ある日、彼ら2人だけしか分からない2つのサインを提案し、それを徹底させようとする。その頃から雄二は守が飼っている猛毒の“アカクラゲ”に興味を示すようになった。ある時、守はそのクラゲを雄二に託して突然姿を消す。守は工場の社長夫妻殺害の容疑者として収監されていた。以来、雄二は戸惑いながらも、何かに取り憑かれたようにクラゲの世話を始めるのだが…。これを見たのは、加瀬亮出演作を漁っていたときです。彼は、守の弟冬樹で、母親と一緒に暮らしていて父親の真一郎(藤竜也)とはほとんど会わない生活。で、守がつかまったことで父親と会うんだけど いまさら話すこともなく、非常に冷たいのですな。 息子とどう接していいのかわからない真一郎が、なんとも切ないんです・・・そして、加瀬亮はここしか出てこない~猛毒の赤くらげを飼う、というのも なんか独特な描写ですよね・・・それがまた、絶妙な全体の雰囲気を創っているというか。DVD【中古】アカルイミライ 通常版黒沢清監督!オダギリジョー浅野忠信、藤竜也!SALE OFF!新品北米版DVD!アカルイミライ!さて、松ケンですがーーー 劇中に、白いシャツの若者が出てくるんですね。その一人なんですーーー 金髪のおにーちゃん(ルとイの間くらい)。それから、少し前のひみつの嵐ちゃんのマネキンファイブにて、小栗旬とともにバーター扱いで?出演した笠原秀幸くんも、実は出ているんですなー、松ケンと一緒に街を闊歩してます、この中で。なるほど、確かに役者暦は長いんですよね・・・この映画、若者の葛藤とか 深い部分のちょっとすさんだ雰囲気もあって個人的にはオダジョーとか加瀬亮を見るために見た、という映画なんだけどクレジットいろいろ見るとはなわとか小山田サユリとか、いろんな名前があって、そういう面でも見ごたえがあります。
2010.12.09
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記事修正中です。テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、暖かい目で見てください・・・・もう、先々週になっちゃいますな。久々に王様のブランチでSPEC ~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~の番宣がありました。スタジオ収録現場でのインタビューです。主演の戸田恵梨香、加瀬亮二人が出ました。ドラマは昨日第8話のOAが終了してますがこのインタビューは第7話のOA前となります。ドラマも後半戦、ってことで、登場する特殊能力のこととか好きな当麻の表情のこととか、、、、なかなか面白い話でした。よくよく考えてみると、このドラマ、 毎週楽しみに見てるけど記事にしてないんですよね・・・すみませんもう、とにかく堤幸彦ワールド全開で、大好きな池袋ウエストゲートパークとかTRICKシリーズStand Up!!なんかを彷彿させます・・・ごめん、もっといろんな作品に絡んでるんですが大好きで見ていたのは、この辺の作品でして・・・とにかく毎回不思議な人物が絡んできて、最近の連ドラには珍しく、1話完結・・・しませんね。なぞが残って、それが次に続いていく、という感じでもうかなりの佳境に入ってきてまして、とにかく毎週目が離せない状態ですっ そうそう、ドラマのエンディングですが、私にはDeff Teckに似てる~っって聞こえちゃう。歌っているのは、The Ricecookers でNAMInoYUKUSAKI/英語詞バージョン:(甲の回~戊の回)波のゆくさき/日本語詞バージョン:(己の回~)ということになっています。全員日本人だけど、アメリカボストンで結成されたバンドでアメリカ本土でライブ活動をして実力をつけてきた、というグループらしいですね。2010年12月01日発売【CD】THE RICECOOKERS/NAMInoYUKUSAKIそれから、あまりにも小ネタが多いんですが(それが楽しみ)Wikiにいろいろ書いてありまして、、、、たとえば、戸田恵梨香演じる当麻紗綾という名前の由来は、「当麻」は刀鍛冶の名前から、「紗綾」も刀の鞘によるとのことで、加瀬亮演じる瀬文焚流という名前の由来は、「瀬文」はブラッド・ピット主演のサスペンス映画『セブン』と「Save me」より、「焚流」は銃火器の一流の使い手と云う意味から、「火」と云う字を使いたかったから・・・なんてこともかかれていました。最近増えてきた、ドラマでありながらのオフィシャルブック、SPEC ビジュアルファイル(2010年12月1日発売)SPEC magazine(2010年12月4日発売)もありまして、いろいろ楽しみが多いんですね~【BOOK】SPEC ビジュアルファイル 一十一解体新書【送料無料】SPEC magazine予定では10話完結なので・・・もうあと2回しかないのか。寂しいっ
2010.12.04
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記事修正中です。テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、暖かい目で見てください・・・・ちょっと時間が空きましたが、、、、先週水曜日のレディースデイに見てきました。前日にネットで予約していたので大丈夫だったけど、当日は朝イチの上映にも関わらず、満席っ久々です、混んでる劇場で見たの・・・マザーウォーター (2010年パセリ商会)監督:松本佳奈脚本:白木朋子、たかのいちこあらすじ清らかでおいしい水に誘われて、“水のワカル女”3人が京都に現れる。どこにでもあるような小さな街の小さなバー。カウンター席だけのどこにでもあるバーだが、違うのは、メニューにウイスキーしかないこと。店主のセツコ(小林聡美)は、オーダーが入るたびにグラスに大きな氷を入れ、マドラーで丁寧にかき混ぜてから水を注ぐ。家具職人のヤマノハ(加瀬亮)は、セツコが言う「適当にやっているだけ」が、本当は適当でないことを感じ取り、毎日のように店に来ては、その日に考えたことを話すのだった。他にも、コーヒー店を始めるタカコ(小泉今日子)、そして、豆腐屋のハツミ(市川実日子)。それぞれが“水”にこだわりのある小さな店を開き、その場所に住む人たちの心に新しい風を吹かせていく。そして、その風景にいつもふらりと現れる散歩する女、マコト(もたいまさこ)。銭湯の主人オトメ(光石研)とそこにいる赤ん坊ポプラ。ポプラの母親は誰なのか、バイトのジン(永山絢斗)の言う「あの人たち」とは誰なのか、そして、4人の女性たちがなぜ1人で生きているのか、一切語られず、京都の日常風景や、彼らのそばにある水が淡々と描かれる。チラシや映画のストーリーからは イメージが違う、キラキラのパンフです。 後ろは、それぞれの登場人物をイメージする家紋のようなマークが・・・・ 豆腐屋、バー、コーヒー店、家具屋、銭湯・・・わかりやすいですよね。あしたへは、ダイジなことだけもっていく。というキャッチコピーにもなっている言葉ですが、台詞には無かったような・・・全体に、本当に淡々としているんだけど、それぞれの関係性はかなり謎でした。一応、最初に登場人物の一通りの店や仕事が出てくるんだけど冒頭にポプラといる女性(伽奈=前作プールに登場)は結局最後まで関係性がわからず、ポプラはオトメとどういう関係なのかもわからない・・・すっごく気になるけど、パンフにも何も書いてないし、ずっと不思議な感覚のまま、終わってしまいます。 登場するお店などは、実際にある店をお借りしてるそうで、京都の街中にあるそうです。タカコのコーヒー店も、ほとんどそのまま使っているそうで、あんなイイ感じの店、すごく行ってみたい。ゆっくりコーヒー飲みながら本でも読んでいたい、そんな感じ。京都が舞台だけど、その雰囲気がわかるのは鴨川沿いとか疎水やサクラなどで、じっと見ていても事前に京都とわからなければあまり京都って感じがしない。どこか、地方ののんびりした町、って感じがいいですな。タカコのアパートも出てくるんだけど、これまたいい感じの家で・・・よくあんなロケーションの家、見つけるなあ、って驚いてしまう。気持ちの良さそうなテラスのついた、隣と庭が繋がっていて目の前の通りも見えるような、そんな家なんです。そこでハツミと食事したり、セツコと飲んだり・・・ 個人的には加瀬亮を見に行った、そういっても過言ではないです 家具職人ってのがすごく似合ってる小林聡美演じるセツコとのやり取りは、どのシーンも好きです。台本があるのか?というくらい、自然でもあり、多くは語らないんだけど。鴨川沿いのこの椅子も、謎。座ると寝ちゃうんですけど。前2作に続き、フードスタイリスト飯島奈美が料理制作を担当されていて、これまた本当に美味しそうな料理がたくさん出てきて、昼にかかる時間帯にこの映画を見るのは、かなりキツイですそれから、私はウイスキーは飲まないんだけど、あんなバーでああやって丁寧に作られた水割りなら、飲んでみたいかも・・・って思ってしまった。監督は、かもめ食堂やめがねでメイキングを担当していた松本佳奈氏ですが、、、このシリーズ、ちょっと最近環境ビデオのような、、、、とにかく事件は起こらず、話も大きく動かないんです。淡々とした日常を描く作品なので、それは仕方がないんですが、この映画も事件といえば、、、ジンがまた新たな地を求めて?銭湯を去ったとか、ヤマノハの職場で行方不明になっていた同僚がヤマノハに連絡してきて会ってきた・・・とか。そのくらい。ポプラが全ての人物ちょっとずつ関わっていて、それもポイントといえばポイントなんでしょうけど、でもいつも面倒を見ているマコトとは関係が無いみたいで、、、、と言った具合に、全体としては本当に水みたいにさらさらと平坦に、流れていくような感じでしたかね・・・今一番だいじなことはナンなのか、変わるものと変わらないもの、人と人との関係をシンプルに、日常の暮らしにさりげなく重ねて描いた作品ということなので、それでいいんですけどね。個人的には、このシリーズはもう、環境ビデオだと思ってみてます一番面白かったのは、かもめ食堂。好きな役者さんがたくさん出ているのでつい見ちゃいますが、そのヒットに、ずっとすがっている感もあり、もう少し方向性を模索?してくれるといいな・・・なんて勝手におもってしまいました。
2010.11.15
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記事修正中です。テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、暖かい目で見てください・・・・SPECの番宣を見たのはこれが最後。多分東京ローカルとか夕方の情報番組などでもっとやっていたのかもしれませんが、、、、ひるおび TBS系以前、冬冬くんも出た、 ヤマモト輪だあ!のコーナーだったんで、延々ビデオを見てるんですなで、コーナー内で出てきた山梨のぶどうを実際に食べたりとか・・・最後は、 ドラマの宣伝でしたが、すぐ時間がなくなっちゃったんで、戸田恵梨香ちゃんがしゃべってる隣でニコニコして終わってるし正直、すでに疲れが見えてる?加瀬亮・・・発言ほとんどなしです。事件は当麻(戸田恵梨香)と瀬文(加瀬亮)の二人で強力して解決するのか、という番組MC恵の問いに戸田:主に私です!加瀬:僕です!というようなナイスなやり取りは面白かったです早く、ドラマ本編ゆっくりみたいっ
2010.10.09
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記事修正中です。テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、暖かい目で見てください・・・・昨日から始まった、私も楽しみにしていたドラマ、SPEC ~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~昨日は、朝ズバ!など番宣で、本当に大変そうですが、、、そして珍しいことですが、加瀬亮も戸田恵梨香とともにスタジオに生出演していましたね~日テレでインシテミルチェックしてたのでちょっとしか見てませんが・・・ 朝ズバっ!の最後のほうで二人で出てましたね~~パネルに"特殊"なミステリー演出は堤幸彦監督戸田恵梨香がプライドを捨てた?と書かれていたので、いろいろ話題はあったんでしょう。まあ、タイトル見れば、今までの番宣とか見てきてわかるような内容ですが。それから、続いてはなまるカフェのゲストが戸田恵梨香、ということで、はなまるでもドラマの紹介が。 何度か見ましたが、ドラマの一部が 紹介されていました。他にも昼にもTVに出てたので・・・追ってレポします。で、肝心のドラマ、録画してたのもあり昨日はルパン見ちゃって・・・まだちょっとしか見てないのだった
2010.10.09
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記事修正中です。テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、暖かい目で見てください・・・・今週の放送スタートを前に、先週のブランチで、やっぱり番宣で出ましたね~SPEC ~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~先日は撮影現場からのインタビューでしたが、今回は加瀬亮・戸田恵梨香2名がスタジオゲスト。加瀬くん、こういうの苦手そうだけど、、、、ちゃんと番宣出るんだ~・・・と感心してみてましたドラマの概要も、随分オープンになってきてすごくクセのある役がたくさん出てきて面白そう。 また番宣らしく、、、、、お互いの特殊能力を発見、というコーナーがあってですね、加瀬亮が思う戸田恵梨香の特殊能力は足が超はやい!!実際にドラマのシーンが映りましたが、 全速力で森の中を走る瀬文焚流と当麻紗綾、その紗綾役の戸田恵梨香ちゃんはギプスもしてバッグも持って?なのに、全力の加瀬くんのすぐ後ろをぴったり追ってくる、というエピソード。本人曰く、小さい頃から足が速かった・・・美術部だったけどだそうです。逆に、戸田恵梨香が思う、加瀬亮の 特殊能力は、、、というと顔面の血管を浮かせられる!!だそうで。芝居の集中力が凄い、 とも言っていましたが、激高している場面では、本当に血管が浮き出てまっかな顔になる、のだそうです。そういや、ハチクロのときも、お酒を飲んで無くてもそういうシーンだとだんだん赤い顔になってきて本当に酔ってるみたいになる、と共演者が驚いていましたっけ・・・・そりゃ確かな演技の役者さんですからね、その辺の集中力がドラマでは堪能できるのではなかろうか、と。楽しみなわけ。あと、 結果グダグダで余計なネタじゃん、って思ったんだけど、ドラマにちなんで加瀬亮の未解決事件、ということで低空飛行の夢を見る、というハナシをしてまして・・・で、なんか夢占いの人に聞いてましたが、結局イマイチなハナシでした・・・・そういうのがね~、番宣での無駄、って感じ。 基本、戸田恵梨香演じる当麻紗綾は、天才だけどぼさぼさ頭で見てくれを気にしないダサい女の子、ということなんで服装も没個性のダサダサ、なんですが、加瀬くんはそれが逆にいいそうで。恵梨香ちゃんは、衣装買い取れ、とか言われたらしいまあとにかく、今週金曜日にはスタートですからね~楽しみに待っておりますっ
2010.10.06
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記事修正中です。テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、暖かい目で見てください・・・・先週の王様のブランチ、きましたねぇ~~っだいたい終了した夏ドラにかわって、今度は番宣がボチボチ始まりました、秋ドラ。その、TBS系列の番宣を何本かしていまして、そのうちのひとつがこちら。SPEC ~警視庁公安部 公安第五課未詳事件特別対策係事件簿TBS系金曜22:00~タイトル覚えらんない、長くて・・・・しかし、さすがブランチ、番宣はやいというか・・・この枠は、ジャニ枠だと思っていたので、久々にジャニ無しのドラマなんだなあ。 久々に番宣で見ました、加瀬亮。戸田恵梨香と、撮影場所でかな?インタビューです。以前、ありふれた奇跡(フジ系)でも、連ドラは苦手だ、スケジュールがタイトだ、といって大変そうだったけど、今回も大丈夫かな・・・???と、一応老婆心ながら思ってましたが、インタビューは楽しそうでした。戸田恵梨香とのかけあい???もばっちりヤンキーだと思ってた、と思いっきり言ってたし。 笑顔には本当に癒されるけど、ワタシはこっちの、演技してる顔のほうがしっくりくるというか、本領発揮してほしいというか。冷ややかな、ナニ考えてるのかわからない、その姿がすきなのだっ 丸刈りは、演出:堤幸彦じきじきの希望?だそうですがここまですっきりの丸刈り、久々に見ました。そして、またもや年齢不詳な感じ。今度アップしますが、YUKIの新曲のPVでは女装で長髪なので、、、、そのギャップにも、やはり感心。関連して、9月15日発売週刊ザテレビジョンTV Japanなどにも掲載されているそうです。秋も、金曜はTBS・・・・になりそうです。
2010.09.21
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記事修正中です。テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、暖かい目で見てください・・・・久々に加瀬亮ネタですぼちぼち秋ドラの情報も聞こえてきて、夏ドラで結構面白く見ていたのが多くて秋はなぁ~~・・・たいして見なくても、、、、、なんて思っていたら、アナタ本人のオフィシャルサイトに書いてあったんで初めて知ったんですが・・・・10月期のTBS金曜22時ドラマ、今のうぬぼれ刑事の後スタートのドラマに加瀬亮登場っのようですねーってことで、冬冬くんのドラマもあるし、秋ドラ情報仕入れるために、久々にTV誌購入。ケイゾク2「SPEC」~警視庁公安部 公安第五課未詳事件特別対策係事件簿TBS系金曜22:00~・・・・・なげー名前っありふれた奇跡以来、1年半ぶりにTVの連ドラです。キタ、坊主あたまっアウトレイジ以降、坊主か半坊主?が多かったと思いますが、、、エンタメ系ニュース記事によれば、 女優、戸田恵梨香(21)と俳優の加瀬亮(35)が10月スタートのTBS系ドラマ「ケイゾク2『SPEC』~警視庁公安部 公安第五課未詳事件特別対策係事件簿」(金曜後10・0)にW主演することが17日、分かった。映画化もされた1999年の同局系人気ドラマの続編。敏腕刑事役の2人は役柄にあわせ、戸田はほぼスッピン、加瀬は丸刈りでクランクインした。ボサボサ頭にダサいスーツ。左腕は三角巾でつられ、猫背の姿勢でキャスター付きスーツケースを引きずりながら事件現場をウロつく戸田に、謎の紙袋を常に持ち歩く丸刈りの加瀬がすごみのある声で「捜査の本質を見失うなよ」と忠告する-。このほど千葉・木更津市内のホテルで、初めて2人そろっての収録が行われた。演出を手掛けるのは、同作の“パート1”やテレビ朝日系「TRICK」などを手掛けた堤幸彦監督(54)。2人の起用理由について「ずっと見ていないと安心できないというキャラにしたかったので、破壊力のある演技をする可能性を秘めた2人にお願いした」と語った。・・・ということでした。加瀬亮に関しては、アウトレイジ見た後は10月公開のマザーウォーター観に行くし、そのあとは12月公開、来年公開と、映画が何本も続いていて今週月曜日から4夜連続でNHK-BSで放送の妖しき文豪怪談で、明日放送分、第4夜、 原作室生犀星×監督是枝裕和「後の日」に出演になっていまして、久々に姿を見ることが出来る、って感じですが、、、10月からは毎週見ることができるんだ~うれしーけど、ドラマは撮影テンポが速くて大変、とありふれた奇跡でも言っていたんで、、、、それは心配・・・でも、正直、演技できてるんだかなんだか、なとりあえず出しときゃ視聴率はいくだろ、的な俳優がこなくてよかった・・・それなら、見ないしね。写真見る限りでは、ちょいとアウトレイジが功を奏したのか?ハードな役柄に見受けられるので、なおさら楽しみなのだー
2010.08.25
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記事修正中です。テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、暖かい目で見てください・・・・公開した週に、早速見に行って思ったより面白かった、、、、アウトレイジそこで、書ききれなかったんで、改めて加瀬亮そして映画で演じた役について、ちょいと書いておきます。のまえに、映画公開前は、とにかく北野武監督が精力的に映画情報番組やトーク番組などに出演、その中で、VTRとか写真、撮影時のメイキング映像などで加瀬亮他キャストもちょくちょく出てきていました。こちらは、公開前のAスタジオから。司会の笑福亭鶴瓶さんは、加瀬くんとは映画"おとうと"など通じてトーク番組などでも一緒になったり、このAスタジオでも実際に会いに出かけてインタビューしています。当初の出演シーンより、撮影していくうちに出番がどんどん増えた、という、加瀬亮演じるインテリ系ヤクザ、石原。北野武監督は、このやんわりと笑っている顔見てだって、この子(がヤクザ)だよ~~~って言っていましたが、、、、確かにその気持ちはね、わかるというか普段のインタビューや トークなどでは柔らかくふわっと笑う表情が印象的だし、決してひ弱じゃないのにひょろひょろと細身だし、声のトーンも柔らかいですからね・・・よく知られている出演作も、等身大の文学青年的なものが多いからかもしれませんが、、、、ちなみに、このシーンは北野武演じる大友の組をつぶそうと本家から加藤(三浦友和)がやってくる直前に、それに感づいたのかちょっと行って来ます・・・と席を外したシーン。それは本家に逆になにかしにいったのか、と思ったけど、実は何か情報を持って、もしくはある方法をもって自分を売り込みに?いった、そんな非常に狡猾な結末に結びつくシーンでした。実際、北野監督は、"それでもボクはやってない"を見た、と言われてますがそれだけなら、なおさら気の優しい印象しかないのでは?役作りでは、オールバックにしてサングラスかけて、、、眉も少しさわっているそうです。消している、というか。Aスタジオでは、北野組に出たことによってその後北海道などで撮影(映画"海炭市叙景"かな?)してるときも強面の人から優しくされた、という話でした・・・あと、王様のブランチの映画コーナーでも、2週にわたってちょっとづつインタビューの様子が流れてます。北野監督以下、椎名桔平、三浦友和との4ショット。 これは、1週目のインタビューとメイキングの様子です。 確かにね~、こんな笑顔の人が悪役できるの???ってふつーは思いますなまあでも、三浦友和さんもパンフや関連本など、そしてインタビューでも言っていたけど、最近、ワルいのがもてはやされ気味ではあるので勘違いしそうな風潮がありますよね。ワルメン、カッコいいとか言ってさ。でも、ワルはワル、決してハッピーエンドはないぞ、という骨太な作品でもあり、ヤクザといってもいろんな人がいるでしょうから、石原、というヤクザもとても面白いんですね。これは、映画公開後のブランチで 前の週と同じ日のインタビューの、一部分が流れました。映画の没ネタを聞いていまして、監督は頭に釘がささっちゃって、それを殴る、みたいなのを言っていました・・・うげ、痛そう・・・なのに、言葉にしてしまうと、キャストもなんか笑っちゃってる。残酷なのに、頭に浮かぶ図って、ギャグに近い感じもします。映画の中も、残酷なのに、考えるとギャグ?というような部分が多いからシリアスなのに笑ってしまうんですかね~私的には、柔らかい笑顔とか、荒げることの無い声とか、そういうイメージのある役者さんほど、実はナニを考えているのかわからない、怖い役、というのがはまると思うんですな。堺雅人さんしかり、西島秀俊さんしかり、、、(あくまでも、私の好みね)最近だと、綾野剛くんとかね。強面の、いかにも悪役です、って人より怖い。心理的に怖いというか。腕力での怖さではないほうが、どれだけ怖いか、、、って感じですな。なので、先日一度記事にしたこともありますが、加瀬亮の石原はもっと怖いかと思ったけど、それほどでもなかったというか。怖いよ、そりゃ。でも、他にもっと怖い悪い人がたくさん出てるんで石原のキャラはそれほど怖くないというか、したたかで計算高い怖さ、というのはあるけどもっと悪い目、悪い顔を出来る役者さんだと思うわけ、加瀬くんてね。という意味で、アウトレイジの石原は、ちょっとだけ物足りなかったんです。キレっぷりに監督が喜んだ、という記事を先に見ちゃったから期待しちゃったんだね。加瀬亮の演技が好きになってから、短期間で一気にほとんどの作品を見たので、狂気をはらんだ役は、もっとたくさん演じているのも知っているしそっちを期待してしまいました。以前も書いたけど、パッセンジャー(フランソワ・ロドゲール監督/日仏加合作)のアキラというチンピラ役が一番好きかも。無言でコンクリのカタマリを紙袋に入れて、それで口を割らせたい奴をぼっこぼこに殴る、とか、一瞬でも愛した女性を、無表情で銃殺するとか。とはいえ、正統派?ヤクザ役、しかも英語も堪能なインテリヤクザ、というのはどちらにしても新しい感じで、面白いです。えーー、で・・・・作品自体をお薦めするかというと・・・・ちょいと難しいですけど普段、優しそうな感じの役者さんが、みんなわるーい、キタナイヤクザになっちゃってるんで、その辺を見たい方は痛そうなの我慢して、見るもいいかも。しょっぱなの、黒塗りの車がぞろーっと並んでるのは、かなり本物ちっくで壮観です。あとは、役者ビートたけしですね~体のキレがすごい。一度片岡(小日向文世)を殴るシーンがあるけど、身のこなしは凄かった。人それぞれ、見所はあると思います~アウトレイジ見るかたは、ぜひぜひ、途中の痛そうな場面も我慢してラストまで見てみてください。非常にしたたかな、でもこういうタイプじゃないとどんな世界でも生き残れないのかも・・・・と考えさせられる石原がラストに確認できますので。
2010.07.09
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記事修正中です。テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、暖かい目で見てください・・・・先週土曜日に公開で、迷ってたけど見に行ってきました。ネタバレ、あります!!!!!アウトレイジ OUTRAGE(2010年「アウトレイジ」製作委員会)監督・脚本:北野武あらすじ 関東一円を取り仕切る巨大暴力団組織、山王会。幹部たちが集まる総会の場で、池元組組長の池元(國村隼)は本家の加藤(三浦友和)から指示を受ける。弱小だが古参のヤクザ村瀬(石橋蓮司)との蜜月を知った本家が、村瀬組を締めるよう求めてきたのだ。だが、村瀬と池元は兄弟の盃を交わした仲。厄介なことになった、と板挟みの立場に立たされ焦った池元は、それを傘下の大友組に命じる。いつも池元からやっかい事を押し付けられている組長の大友(ビートたけし)はマル暴刑事の片岡(小日向文世)と大学時代ボクシング部の先輩後輩で、今でも刑事とヤクザの関係ながら秘密裏に情報交換を続けていた。その片岡に、村瀬のシマに事務所出したのか、と探りを入れられた大友だったが、池元の命令に従い、村瀬組を締めつける準備を整えていた。ある晩、1人の男が村瀬組のぼったくりバーに引っかかる。巨額の請求を受けた男は、支払いをすると告げ、組員の飯塚(塚本高史)をある事務所に案内する。だが、そこに待っていたのは大友組の組員たちだった…。飯塚の小指を詰め、大友組に詫びを入れる村瀬組若頭、木村(中野英雄)だったが、罵倒された上に指を詰められ、顔を切られて逃げ帰る。復讐に燃える木村は、飯塚とともに大友組の組員を拉致。大友の居場所を聞き出そうとするが、口を割らぬまま暴行で死亡してしまう。“村瀬組に殺された”という事実は、山王会会長関内(北村総一郎)の逆鱗に触れた。池元組若頭の小沢(杉本哲太)は、大友に一連の事件にカタを付ける必要に迫る。仕方がなく大友は、まず手始めに、田舎へ逃げようとしていた飯塚を電車内で射殺。すると恐れをなした村瀬は池元に助けを求める。だが、池元は大友に村瀬襲撃を指示。歯医者で襲われた村瀬は重傷を負い、縄張りを大友に譲って引退することで事態収拾を図る。しかし、村瀬が用意した大友組への詫び金を持ち去る、池元の卑劣な態度に、大友はいいかげん苛立ちはじめた。大友組は、 組頭の水野(椎名桔平)と組員の石原(加瀬亮)を中心に、手に入れた縄張りで風俗業、麻薬売買、闇カジノ経営に乗り出す。しかし、引退したはずの村瀬が、密かに麻薬売買を続けていたことが発覚。池元から村瀬の始末をそそのかされ、大友はその言葉に乗って村瀬や側近を射殺する。だが、結果的に山王会会長関内は、そそのかした本人である池元を通じて大友の破門を言い渡す。関内の下で調子よく立ち回る池元に堪忍袋の緒が切れる大友。そして、ついにその日がやってくる……。とまあ、人間関係を整理しないと、わけわからなくなりそうですが・・・組長、若頭、3番手くらいまでは顔の知れた役者さんなんで見分けがつくのにその他組員が入り乱れてくると、あれ、これはどの組がどの組を殺してる??と混乱してきます。実際、バイオレンスとかヤクザものとか、本当に興味なかったんだけどなんか大友組は弱小下請け企業みたいで、、、まさに中間管理職、というか、オトナなら仕事や学生時代の部活やどこかの場面で遭遇していそうな、板ばさみ状態がですね、妙に身につまされました。内容は、それほど無いんですよ、実は。恨みが恨みをかって、仕返しにまた仕返し、みたいなサバイバルゲームで見終わった後、内容全然無い、と文句言っていたご年配の方もいましたし。でも、それは逆に監督の意図した部分かもしれませんね。このやろー、ばかやろー、って大体みんな怒鳴ってるけど、なんかさーーー、政治の世界でもどっかの会社でもありそうな話で、そのこと考えるほうが怖いよ。全部が全部、悲惨で怖いシーンなわけではなく、妙にツボに入る笑えるシーンもちょいちょい入ってくるんですね。一番痛そうで、思わず目を伏せたのは、村瀬が歯医者で治療しているとこに大友と水野が乗り込んで、歯医者のドリルで村瀬の口の中引っ掻き回して・・・と、説明するだけでも痛そうなシーンがあるんだけど、そのあとに、クチに補助器具?つけてジェイソンみたいになっちゃった村瀬が映って、あうあう言ってるのに村瀬にパスタ勧められたりして、、、ホント、笑えました・・・それから、木村が大友組でみんなに囲まれて、カッターで指つめろ、とやいやい言われて、本当にやってやるよ、って一生懸命詰めようとするけど出来るわけもなく、、、それも痛そうなシーンなんだけど、なんかアホっぽくて笑ってしまったそれから、カジノ経営に利用されたある国の大使館の大使、これも妙に可笑しいんだよね~カジノするから事務所移転しろ、だの、取り分で言うこと聞かないと蛇と一緒にバスルームに閉じ込められたり・・・蛇ですよ、蛇!村瀬がらみで中華料理屋の店長が耳に菜ばし突っ込まれたりしたんだけど、菜ばしだもんね・・・ホント痛そうで見てられないんだけど、菜ばしなんだよなぁ~・・・と、やっぱ笑ってしまう。その辺が、、、、単なるヤクザ映画とか暴力映画と違うのかなぁ~結局、大友組のシマのカジノで好き勝手やっていた池元もキレた大友に始末されるんだけど、そうすると今度は小沢が関内にサカズキやるからとかなんとか言われて大友組全滅に乗り出して、大友と組員たちがいる店を爆破したり、大友が逃がした水野も殺されて、、、あーあ、悲しいよねぇ~、弱小な組は・・・監督はインタビューなどで、今回の映画は普通とは違う殺され方をいくつか考えて、そこに向かって話を逆算して書いた、と言っていたけど、確かにヤクザ映画定番以外の痛めつけ方、殺し方がいろいろあったように思います。水野なんて、車に拉致されて頭に袋かぶせてクビを縄で縛り、その縄の先を道路わきのポールに固定して車を急発進、というすごい方法。あうう・・・・でもはじめてみた殺しの方法・・・・これは笑えないけど・・・大友は、片岡に自首して刑務所に入るという方法で、一応生き延びるんだけど、刑務所には逃げていた木村がいて、塀の中で大友は刺されて殺されちゃう。生き延びると思ったのにね。で、山王会本部には、村瀬組も池元組も大友組も始末してシマを手に入れた小沢が、よくやったぞ、みたいに言われるんだけど、あっさり加藤に射殺され、しかも加藤は関内もその場で射殺。一番狡猾だったのは、関内に忠誠心があるように見えた加藤だった~もう、主だった組員はみんな死んじゃって、関内が小沢に撃たれたと一芝居うった加藤が、とうとう最後は組長に。そして大友をひっぱった、ということで片岡は出世、加藤の横には、、、、、 本部に殴りこんだと思われていた石原がちゃっかり金庫番として座っているという・・・・片岡は、加藤にも大友にも金を貰って情報を流していたわけで、刑務所内で木村が大友を狙っていたのも知っていたのかも・・・そのへんをにおわせたまま終わってしまいましたが・・最後に生き残ったのは、立ち回りがうまく、頭がキレて一番狡猾だったやつ・・・という、なんとも皮肉な、でもどこか実在の世界を見ているような、そんなラストでした。石原なんて、腕力もないし、キレて相手をぼこぼこに殴ってけって、ということはするけど、基本周りを見下してる目をしているし、英会話駆使してカジノを仕切るけど、それも鼻にかけてるというか・・・当然それは水野も知っていて気に食わない様子だったし、でもうまく立ち回れるから生き残った、ってワケ。ある意味収まるところにおさまったというか・・・妙に、清清しいくらいかも?音楽は、座頭市なども担当された鈴木慶一氏なんですがリズムとノイズのサウンドコラージュ的なイメージだそうで、全編流れる音楽がカッコいいんですな~作品の体質から言って、夜とか闇とか暗い画面が多くなりそうだけどそういうわけでもなかったし、もちろんみんなスーツだし車は黒いし、モノトーンが基本ではありますが・・・山王会本部の超下っ端で家政婦的に立ち回る若い組員達がみんな白いアリーナのジャージ、ってのも・・・本当に末端組員がそういう服装でいるのかわからないけど、水泳部かいっ・・・て地味に一人で突っ込んでました見に行った一番の目的だった、加瀬亮の役どころなどについては長くなるので、また別記事で書こうと思います。
2010.06.16
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先日、キャバレーの話題もしてくれた、関西ローカルエンタメ情報番組、スタンダップ 夕べは、今公開中の おとうとから、蒼井優×加瀬亮のインタビューでしたっラッキーっ この並びは、アナウンサー2名が言っていたようにとてもお似合いに見えますね。そういったら、嫌がるなよ・・・と加瀬くんがさっそくボケてましたが蒼井優は、吉永小百合の娘、ということを受け入れるのが最初のハードルだった、と言っていました。現場では、つるべーさんがずっとしゃべっていて、つるべさんが具合が悪いシーンで静かだと今度は小日向さんがしゃべっていた、、、、と加瀬くんは、これまた 幼馴染の大工、という、相変わらずのまっすぐでいい奴キャラなんですがこのあと公開される北野武監督アウトレイジでは、相当鋭い怖い目つきで、バリバリの極道になっちゃってましてホントそのギャップが面白すぎ。アウトレイジの公式HPもかなり出来てきているのでおとうとの公式HPとあわせて見てみると面白いですね。インタビューは、、、、 大阪でしたのかな?以前も、重力ピエロのときにインタビューを同じ女性アナがしてますが多分、放送されていない部分も多いと思うんで、、、、もっと見たかった。だいたい10分くらいのインタビューでした。といっても、映画のシーンも出てくるので、しゃべってるのはそれより短いかも。再放送、土曜深夜26:00~も同じ内容でありますので興味のある方はぜひ。おとうと、実は劇場でみるかどうかまだ迷ってます。ちょっと私の年代には、、、、渋すぎ??もうちょっとでポイント貯まるから、タダで見に行こうかな・・・
2010.02.05
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記事修正中です。テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、暖かい目で見てください・・・・えーっと、土曜日30日から公開の邦画でやはり見たいと気になってるのが伊坂幸太郎原作の ゴールデンスランバーそして、加瀬亮出演のおとうと今のところ、劇場で見るなら、という意味もこめてゴールデンスランバーが私の中では優勢なんですが、、、先週末も、TVに新聞に、と、あちこちで目にしましたが、原作の伊坂幸太郎本人が、これまでにも映画化され、近作で3本目のメガホンの中村監督に信頼を寄せていること、内容的に、作者本人がノンストップエンタを目指して書いたこと、などを聞いて、やはり見に行こうか、と思っているところです。原作は、結構前に読んだけど、先が気になってかなりのスピードで読みましたね~。キャストは、結構イメージに近いので、とりあえず見てみたいです。先週は、番宣ということで 久々に加瀬亮をTVで見ましたね~~うーむ、相変わらず美しい鼻筋とあごのライン・・・・節ばった指も好き、、、、やっぱ坊主も似合うってのはキレイな顔してるからだな・・・・・今年に入っても、本当に精力的にいくつもの映画の撮影に次々に臨んでいるようですね。アメリカでの撮影もあったからか、あまり最近見てなかったんで彼のHPを確認して出演のチェックをしていた番組で実際に登場して嬉しかったっす。 相変わらずの、オーラ消去・・・・WEBマガジンに載ってますが、そっちは柔和な笑顔とは全く違う、かなりアウトレイジな顔していて、これまた魅力的。相変わらずの引き出しの多さに、ホント感心しちゃいます。番組では、最初、主演している笑福亭鶴瓶が松嶋尚美が話しているスタジオに大きなおとうとのパネルが持ち込まれて、後ろを大道具さんとかスタッフが人力で支えている、その中にまぎれていまして、まったく判らず。つるべーさんに、お前、何してんの?と気づかれて中央、お客さんの前に出てきたんだけど、一瞬会場は「・・・・・?」完全にスタジオのお客さんは、本当にスタッフだと思ったらしく、加瀬亮本人だ、と気づいて歓声を上げるまでにちょっと間があったのが、、、、リアルだぁ~本当に、オーラ消せるというか、、、松嶋は、そのうち性別も消すんちゃう?なんて言ってましたおとうとでは、結構NGだした、という話もしていました。蒼井優とのシーンでも山田洋次監督にダメだしされて、でもその苦労?の甲斐あって、かなりいいシーンになっているそうで。アメリカでの映画撮影のため、髪がまた坊主に近くなっているそうです。その、ガス・ヴァン・サント監督作品のレストレス、公開は来年だそうです。これから、熊切和嘉監督作品かな?海炭市叙景にも主演が決まってますが2月クランクイン予定、となっていたと思います。俳優10周年ですもんね、おとうとを皮切りに来年にかけてまた話題作が目白押し、って感じでスクリーンで見るのが楽しみです。
2010.02.01
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記事修正中です。テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、暖かい目で見てください・・・・今日は、加瀬くんの話題もひとつアップしましたが、まだまだ彼には待機作があるんですね。そのひとつが、、、、ガス・バン・サント監督最新作タイトルはまだ未定ですが、、、先月中旬に、映画サイトに記事が載っていました。アカデミー監督賞に2度ノミネートされている「ミルク」のガス・バン・サント監督が、ホームグラウンドの米オレゴン州ポートランドで新作の撮影を始めた模様だ。一時「レストレス(Restless)」と題されていた同作のタイトルは現在「未定」となっており、新人脚本家ジェイソン・ルーが書いた戯曲「Of Winter and Water Birds」を脚色するドラマ。製作はイマジン・エンターテインメント。ブライアン・グレイザー、ロン・ハワード、ブライス・ダラス・ハワード、バン・サントがプロデュースする。米ハリウッド・レポーター誌によると、不治の病に冒された少女と死に取り憑かれた青年との恋を描くダークな青春ドラマで、2人は青年の両親の葬儀に立ち合うという内容らしい。主演は、ティム・バートン監督の「アリス・イン・ワンダーランド」(2010年4月17日公開)のアリス役に抜擢された20歳のオーストラリア人女優ミア・ワシコウスカと、デニス・ホッパーの息子である19歳の新人ヘンリー・ホッパー。そして、クリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」やオムニバス映画「TOKYO!」のミシェル・ゴンドリー監督エピソードに続く外国人監督作への出演となる加瀬亮は、ホッパー演じる青年の“友人”となるゴースト役になる模様。ほかに、シシー・スペイセクの娘でソングライターのスカイラー・フィスク(「オレンジカウンティ」)が少女の姉役、中国人俳優チン・ハン(「ダークナイト」)が少女の担当医師役、ジェーン・アダムス(「リトル・チルドレン」)が青年の叔母役として脇を固める。ニューヨーク大学映画学科の同級生だった脚本家ルーから戯曲の映画化権を買ったプロデューサーの娘ブライスは「ありのままのリアリズム、冗談めいたユーモア、激しいエモーションで、成人になろうとする若者らの人生のターニングポイントを深く描いている。これまでも若者やアウトサイダーたちの複雑さを神秘的に伝えてきたガスだからこそ描くことができる。これは、とりわけ、アウトサイダーの旅だからね」と力説。加瀬亮がそんなバン・サント映画でどのようなバイプレーヤーぶりを見せるのか楽しみだ。・・・・ということで、これまた新しいですな、ゴースト役どんなキャラなんでしょうね。ちなみに、同監督は監督作品として、、、、2009 ミルク2008 パラノイドパーク2008 それぞれのシネマ ~カンヌ国際映画祭60回記念製作映画~2007 パリ、ジュテーム2007 マラノーチェ2006 ラストデイズ2005 ターネーション(プロデューサー)2004 エレファント2004 GERRY ジェリー2001 小説家を見つけたら1999 サイコ1998 グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち1996 誘う女1996 KIDS/キッズ(プロデューサー)1994 カウガール・ブルース(監督、プロデューサー)1991 マイ・プライベート・アイダホ1990 ドラッグストア・カウボーイ・・・と言う感じで、コンスタントに作品を発表してますねーうーむ、あまりたくさん観て無いな・・・とにもかくにも、加瀬くんは、もっともっと外に、海外作品に出て行く人だと思うのでこの新作は楽しみですねぇ~~
2009.12.03
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記事修正中です。テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、暖かい目で見てください・・・・先日、朝の情報番組で見ました。いくつか記事にもなってますね~北野武監督最新作 題名はアウトレイジ発表された1シーンの写真ですが、この佇まい・・・・ハマりすぎっある意味、加瀬亮のハマリ役とも言えるヤクザ役、キレ役。・・・と私は思うんだけど・・・実際にヤクザ役ってのはパッセンジャー(フランソワ・ロドゲール監督/日仏加合作)のアキラくらいかと思いますが こんな優しい笑顔を見せながら、その相手ヒロコ(金子久美)に思いが伝わらない苛立ちと、自身の立場の全うから容赦なくヒロコを銃殺する、という・・・まあ血も涙もないようなヤクザ。 【中古】洋画DVD パッセンジャー(’05仏、加、日)普通の人に見えるのに、キレ役、みたいなのは彼の場合、カクトの真治、とかfemale 玉虫のチンピラ男、とかスクラップ・ヘヴンのシンゴ、とか疾走の宮原雄二、とか好きだ、の通りすがりの男、とか理由の八代祐司、とか・・・・・結構あるので、、、、(結構あるじゃん)今回の北野監督のアウトレイジの記事には、この手の役は無縁だった、みたいに書かれているけどちょっと違うんじゃないの~???と思っちゃったわけです。そういや、先日も少し書いたけどインスタント沼のコメンタリーで、ふせえりさんが加瀬くんは顔が面白いよね~、表情が見えないというかナニ考えてるかわからない、ようなところがある、というような事を言っていましたが、だからこそ、普通のひとに見えるのに、突然キレたり犯罪に走る、というような役もハマるんでしょうね。このふせさんの話に、すごく納得しました。 インスタント沼 ミラクル・エディション インスタント沼 ミラクル・エディションインスタント沼のガスという役も、すっごくいい!!パンクな見かけとは裏腹な、面倒見のいい優しいところがツボ。ガスも、時々キレますが、可愛いもんす。等身大の好青年、というような、たとえば最近でいえばプールの市尾ですが、大人しいいい人っぽいのに笑っているようで目の奥は笑ってないの?という表情にもとれて、市尾が抱えている過去のようなものすら見る側が想像できる、そういった複雑な表現力を実感すると、今回の根っからの?悪役もとっても納得。で、1日の記事で発表されていた内容は、、、アウトレイジで加瀬が扮するのは、ビートたけし扮する大友組長の部下で、ヤクザの組員・石原役。加瀬亮といえば映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍する売れっ子俳優で、映画の近作『プール』(09)、『おとうと』(1月30日公開)などでは、好感の持てる等身大の役柄を好演していた。これまでもヤクザ役とは無縁であった加瀬だが、そのキレた迫真の演技に北野監督は思わず拍手をしたということで大いに気になる。とのことです。いやーーー、確かに楽しみではあります。その前、来年1月に公開のおとうと(山田洋次監督)では、蒼井優の幼馴染で、これまた好青年役なのでそのギャップも楽しみたいっすねー
2009.12.03
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記事修正中です。テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、暖かい目で見てください・・・・昨日、もっと記事アップする、とか言いながら結局出来なかったんですが、、、、朝にね、届いたんですね、DVDが。そして見始めたら面白くて、結局夜もコドモが寝てからもなんどか繰り返してみてました・・・劇場にも見に行ってるんですがねインスタント沼 (2009年「インスタント沼」フィルムパートナーズ)監督・脚本:三木聡DVDが昨日かな、発売でね。初回限定のミラクル・エディションで購入しまして、ストラップと攻略本が付いてました。劇場でももちろん見て面白かったんだけど、とにかく三木監督の作品は、コネタが多いし細かい描写やこだわりがすごいし、でもその細かいところを劇場で追いきれないし、追っていたら内容がわからなくなるし、、、、で、結局DVDで細かい部分を確認したり、カルト的なネタをもう少し知ってから見たら面白いだろーなー、とかまあそんな感じで・・・メイキングやトークショーも面白かったけど、一番は本編再生時に音声選択して聞ける、三木監督、麻生久美子、ふせえり、松村利史4名のコメンタリーですな!!!!めっちゃ面白いっ三木監督、ホントよくしゃべるんだけど、それだけシーンシーンで色んな苦労があって、こだわりがあってすごい面白いんですよね~役者陣は、役者側からの演技の話とかするんだけど照明さんや美術、撮影など各スタッフの苦労を監督から改めて聞いては驚いていました。役者チームはやはりそういう裏話は判らないことが多いそうです。メイキングと追加舞台挨拶以外は、加瀬亮くんはほとんど特典映像には出てこなかったけど演技が面白い、よく考えられている、など、コメンタリーでもかなりの評判だったなぁ~とにかくですね、 劇場で見たときに、あまりにもカット割が早すぎて追いきれず、コネタも全てわからずじまいだった、オープニングのはなめのネタ、2分ほどの中に100カット以上映し出される、というものすごいものですが、その一部が攻略本にも載っていました。これだけでも、面白かったなぁ~~もーーー、なんかしょーもないんだけど、でもなんとなく、元気がでるような映画だし、はなめ=麻生久美子の衣装がとにかく可愛いし、ガス=加瀬亮のキャラがとってもよくって、カレの魅力がまたひとつ増したし、一見の価値はあると思うのですぅ~~・・・あ、こういう映画が好きな人には、ですが
2009.11.27
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記事修正中です。テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、暖かい目で見てください・・・・今日は、朝イチで久々に梅田へ。夏休みも明けたんで、一人映画鑑賞でございます。プール 監督・脚本:大森美香原作:桜沢エリカ上の写真は、劇場の入り口に飾ってあった大型ポスター。実は昨日、この劇場に小林聡美加瀬亮もたいまさこ3氏が舞台挨拶に来てるんだよね~っで、その3名のサインが入っていました。いやーーー、生で拝みたかったっ小ぢんまりした劇場だから、かなり舞台も近かったしーーーっストーリーさよ(伽奈)は大学の卒業旅行の名目で、タイ北部、チェンマイのゲストハウスで働く母・京子(小林聡美)を訪ねる。4年前、祖母にさよを預けて旅立った母は小さなプールのある場所で、オーナーの菊子(もたいまさこ)や手伝いの市尾(加瀬亮)らと楽しそうに過ごしている。そこにはタイ人の少年(シッティチャイ・コンピラ)も同居しており、複雑な気持ちになる、さよ。以前から、価値観の違う母親とはうまく話せなかった、というのだが…さよが滞在した6日間、母親との確執と和解・・・の物語。とにかく、余計な描写も台詞も登場人物も説明も、一切無し、という印象。同じスタッフによる前2作とは、また少しだけ毛色が違う感じ。それは、監督が変わったから、かもしれませんが、朝から鳥がさえずり、風に花が揺れ、少ない会話や台詞なのに人の気持ちがとても動いている、そう感じたからかもしれません。それに、本当に説明的な台詞とか、ほとんど無いのでいくつかの雑誌の対談とか特集を読んではいましたが、それが無ければ登場人物のつながりとか、しばらく理解できないのでは、というくらい、どんどん話が進んだ感じがします。それだけに、その静かな映像から、考えることが多かった、ようにも思いますね。京子は、もとからこう、と決めたことは行動にうつすタイプ、とさよの話でわかるんだけど、タイまで来たいきさつはよくわからない。ただ、やりたいと思ったからきた、と言う様なことしか京子も言わない。他の人物も、あまり背景とか過去とか多くの情報は語られないので、ある程度は想像になるんだけど、、、どちらにしても、それぞれはまり役ではありますね。ただ、そういう行動力やポジティブな考え方にあこがれるけど自分ははたしてそういうことが出来るだろうか、とか心地いい土地で、気心知れた人たちと幸せに暮らすのは本来人間のあるべき姿なのでは、とか・・・羨ましくもあり、あこがれる反面、考えることも多かったです。さよを演じた伽奈ちゃんはかなり良かった。先日、加瀬くんともたいさんと3人でのトーク番組を見たんだけど訥々としたしゃべり方がすごく面白くて、ちょっとそんな感じが出ていた。タイの生活とか、自然体で知らないタイの少年と暮らす母親への戸惑いとか、よく感じが出ていたと思います。小林さんは、もう~、本当にですね、加瀬くんも自然に感じられる演技って上手だとおもうんだけどやっぱすごいですよ、小林さんっって感じ・・・今回はギターに歌も披露してるんだけど、これがこのために練習した、とは思えないくらい上手に自然にギターを弾くのだ。もたいさんが、本当にいろんな才能がある、と驚いていたけど女優魂を感じますねぇ~、それでいて、本当に自然。てきぱき、さばさばな江戸っ子の感じが、いい塩梅で出ていたと思います。これは、パンフ。 右側の青い部分は、くりぬいてあって、見開くと・・・青い透ける素材のページが一枚。 そして右側が裏表紙以外、四角くくりぬいてありました加瀬くんの市尾ってのは、これまたとても謎の多い人物。30過ぎ、とか日本での暮らしに居心地の悪さを感じていた、、、というようなことくらいしかわかりません。加えて、伽奈が市尾のことを目が笑ってるかわからないけど、意外に親切な郵便屋さんに似ている、といっていましたが、本当にそのとおりで、市尾はにこにこしていても、目までは笑っていない、と感じる表情がよくあってですね、そういう表情は加瀬くんは本当にうまいなぁ~、って思うんですよね。どういういきさつでここで暮らしているかナゾだしビーのことになると一生懸命なんだけど、その後もどうなるんだか・・・って感じでした。もたいさん、ラストのほうで、本当に魂が一人歩きしてるかんじで、あのままプールサイドで永眠???なんて儚い佇まいがすごかったなぁ~。最近、ナゾな人物で登場することが多いけど、今回もかなりキテました。そして、ビー少年。もう、ホントかわいいの。目がくりくりしていて、にこにこしていて、礼儀正しくて、、、、癒し映画にはビーと言う名は必須なの?(ホノカアボーイのビーさん=倍賞千恵子さん然り)今、パンフみながら話を思い返しても ホント、シンプルだったな・・・・最初にでっかくHPと同じように、プールってタイトルがでたら空港にやってきたさよ、迎えに来てる市尾、涅槃仏のある寺院で落ち合った菊子、そしてゲストハウスに行ったら京子とビーがいて、、、、あっという間に全員が出てきたし、市場で買い物とか、 庭に水をまく市尾、とか、さよがきたこと以外はかわらない生活を送る面々。淡々としているけど、さよが来た事で、またそれぞれの気持ちがちょっと粟立ってるのもわかるんです。それと、もうひとつ。印象的なのが、食事または料理。新鮮な食材で丁寧に作られた料理が並ぶ食事のシーンが何度か登場。今までの作品ほどには、料理を前面に押し出してはいなかったけどきちんと姿勢を正して、気持ちをこめて作った料理を美味しくいただくこと、を改めて見直しましたね。特集雑誌やパンフにも載っていた、市尾鍋、作ってみたいです。なんか、不思議な映画だった。場所を変えて、スタッフが趣味でのんびりおいしいもの食べてるだけ?というような映画評も見ましたが、それは個人のとらえ方で随分印象が変わる作品だと思いました。とても、朝から始まるシーンが多いというのも印象にあります。鳥のさえずりが聞こえる、朝のシーン。豚やら猫やら鶏やら牛やら、いろんな動物の声が聞こえてきて、アジアなパワーというのとは別な、生きている、ともに生きているんだ、って生命力が声であふれてくる感じ。夏バテ、秋バテのぐだぐだな気分を一掃してくれるような、暑い国のはずなのにどこか涼しげな映画でした。考える余韻のある癒しムービーって、なんかいいですね。
2009.09.14
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記事修正中です。テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、暖かい目で見てください・・・・先日ね、お隣と久々に飲んだときに話したんですが、、、ここにきて急に韓国ドラマや台湾ドラマにはまってしまった、お隣の奥さん。もう、勢いでリージョンフリーのDVDデッキまで買ったらしく、かなりいろんなドラマや役者を見まくっているみたいです。そして、はまる役者のパターンがですね、カメレオン性のある、というか個性が強すぎない役者らしく、私が冬冬くんや加瀬亮にずぶずぶとハマった気持ちがよくわかるなんて言っていました・・・ これは、重力ピエロの公開の頃の、大阪ローカルフリー雑誌。まだ、前髪短くありませんっ(今のあの前髪のぱっつん、なんの撮影用なんですかね??)ちなみに、このインタビューでは重力ピエロを絡めて、原作がある場合の作品への取り組みとか、頑張る女性へのメッセージ、みたいなことが書いてありますが、、、数年前に写真集を出したときに、ファンの人に作品によって全く人物が変わってしまって、本当の加瀬さんがわからなくて戸惑うということを言われたのがきっかけで、生まれ故郷のアメリカに行き自筆のメッセージなども入れた写真集を出した、と言っていましたが、、、、結局ここでは、映画の中の「加瀬亮」を見てもらえれば、素顔を知ってもらう必要はないんじゃないかな・・・という気持ちに、また戻っているみたいです。私から見ても、どちらかと言うと作品ごとに違った表情を見せるからそれがとても楽しみだし、また違う顔を見たい、と思うんでわりとご本人の人となりとか素顔は、それほど知らなくてもいいかも。。。と思った、数少ない役者さんですね。笑顔は柔らかくて好青年な印象なのに、ふとした目の奥に見える闇、みたいなのをどうしても感じる加瀬亮くんはですね、やっぱ次々に作品を見たいわけ。冬冬くんに関しても、もうそのうちメチャメチャ悪い役、絶対にやってもらいたいんですよねぇ~冬冬くんも、笑顔や表情は柔らかくてフトコロが広い感じだけど、得体の知れない悪役、その分インパクトあると思うんだよなぁ~~さて、加瀬亮出演作、今年に入って彼にハマって、今まで数作残して、ほとんど見ました。なので、次は映画の新作が待たれるわけですが、、、次はやはり、9月公開の プール(大森美香監督)・・・なんですが、キャストがもう、小林聡美、もたいまさこ、そして加瀬亮と荻上直子監督作「めがね」キャストが3人も、それに小林・もたい両氏は同じく荻上直子監督作「かもめ食堂」からの常連?なんで、、、ある意味、「やっぱり猫が好き」的な雰囲気なのかな、とか、「めがね」なんかを彷彿させる雰囲気なのかな、とかね・・・あまり、印象が変わらなかったりして・・・という危惧も。場所を日本からタイに移しただけで、結局スタッフのバカンス的な???と、作品を見る前なんですが、ちょっと思っちゃいます。ある雑誌にも、そのような映画評が載っていたみたいです。(そっか、もうマスコミなどは試写してるんだもんね)ただ、加瀬亮はもちろんですが、猫ファンの私は、小林・もたいといった組み合わせはやっぱ好きなんだなぁ~、はずせない・・・小林聡美出演の連ドラも、現在の赤鼻のセンセイもそうですが、今までの作品も結構見ていて、その飄々とした、というか、しっかりしてて颯爽としてててきぱきしていて、、、というキュートなたたずまいが好きなので見るだけでもいいのですっあの安定感は、心地よいのだ。・・・・で、結局、プールも楽しみにしてる・・・・のだった
2009.07.24
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記事修正中です。テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、暖かい目で見てください・・・・またまた、ちょっと昔の映画・・・こちらも加瀬亮出演、、、てのは、最近わかったことで実は永瀬正敏出演作だったので、公開の数年後にDVDで入手していた・・・のだ(忘れてた)またもや久々の見直しです。もーーー、いろんな人が出すぎていて、あ、この人も・・・・この人も??って感じです。映画、てかうーーーん、、、、なんだろ、映像作品?でも細部のディテールの懲り方とか、小ネタみたいな部分が、面白くて・・・好きなのだ元々CM界で映像作品を作っている監督、その後、監督の作品のCMや映画に加瀬くんは多数出演してるけどこれは映画というか映像作品?独特の感じで、映画としての批評はいろいろなんだろうけどこういうガチャッとしてるっていうか、宝箱の中身みたいなの、結構好きですPARTY7 (2000年日本)監督・脚本:石井克人あらすじ とある、とっても郊外のホテル・ニューメキシコに、訳アリ金を持って逃走するチンピラ、三木シュンイチロウ(永瀬正敏)が辿り着く。交通の便が悪くて、迷路のような道が近くにあって・・・・という変な注文にあうホテルを、孤児院時代から世話になっている坂上のおばちゃん(松金よね子)が働く旅行代理店で見つけてのことだった。ホテルで三木を迎えたのは、クセのある従業員、深ヅメ(津田寛治)と森下(森下能幸)。そこへ、金持ちと結婚するのに何故か金が欲しいカナ(小林明美)、その婚約者トドヒラ(岡田義徳)が来て、揉め始めた。その一部始終を隣のノゾキ部屋からじっと見ている二人組みがいた。ノゾキの罪で出所したばかりのオキタ(浅野忠信)、そして謎の男、キャプテンバナナ(原田芳雄)・・・・オキタは、ノゾキの罪から出所したばかりで駆けつけた病院で、父・龍二郎(岡本信人)が臨終間際、自分の作ったホテルにはノゾキ部屋がある、との言葉を頼りにホテルにやってきたのだった。だが、覘いている部屋でのやり取りをよそに、バナナの熱い?ノゾキ講義が繰り広げられ、オキタはうんざり・・・そこへ今度は、盗んだ組の金を取り戻して三木を殺すようにと組の親分出崎(島田洋八)に命令された三木の兄貴分ソノダ(堀部圭亮)が乱入。ソノダに、一緒に逃げようと誘う三木に、バブルの終わり頃逃がし屋だった、というトドヒラがいい逃亡ルートを知っていると提案。しかも、金持ちとは嘘ばかり、借金で首が回らない状態だということも発覚。ノゾキ部屋ではオキタとバナナがもめてる。部屋では三木を含む4人で逃亡しようとしているところへ、組の若頭(我修院達也)が乱入、三木を逃がそうとしたのではないか、とソノダを攻め、発砲した弾丸が三木のトランクで跳ね返ってノゾキ部屋もばれてパニックに・・・・もう、とにかくドタバタと、 でもスピーディーに話が転がっていっておぉ?おぉ???って感じです。松金よね子さんが面白すぎっ結局、三木の金はなくなっていて旅行パンフが山ほど、実は坂上のおばちゃんがすり替えていて、三木が組から持ってきたと思っていた2億円は、三木とソノダらが育った孤児院ちびっ子ハウスに寄付されていたわけ。で、肝心の加瀬亮出演場面ですが、これまた全く解らなかった。言われなきゃわかんないよねぇ~・・・あとで、本人のプロフなど見て、コンビニ店員であったことがわかって、改めて見直しました。三木の回想で、右が三木。 先日の五条霊戦記と違って台詞はあるんですがね・・・・でも、後姿だからなぁ~手先と声、横顔で判断できるけど、これも言われなきゃわかんない これなら解る?いや~、言われないと 判別できないよね・・・・最近の映画情報では、1シーンながら加瀬亮という名前がクレジットされてますが・・・・でも、1シーンだけだから、台詞なしでも数カット出ていた五条霊戦記と比べると、、、、うーーーん、どっちもどっち?ま、オイシイ役ではありますね。高校生?時代役の永瀬正敏&堀部圭亮との共演ですからっ(奥が堀部圭亮)なんたって、永瀬正敏びいきの私としてはもちろんちょっと三枚目な三木がカッコいいっって感じなんだけど、こちらもちょっとしか出てこない精神科医の大杉漣、鬼塚大吉園長先生の田中星児、親戚の田中要次・・・なんかやたらといろんな人が出てきて、昔見たときはあまり解らなかったんですが、かなりの贅沢キャストです。DVDで持っているので、いろんな特典映像が面白いし、アニメーションがカッコいい!音楽もカッコいい!なんつーか、お楽しみ映像作品?的な・・・さすがに加瀬亮とか、1ポイント出演者は厳しいけど主要キャストのファンの方は、結構見るの楽しいのでは。 PARTY7(DVD) ◆20%OFF! PARTY7/永瀬正敏[DVD]なんつーか、公開から10年近く経つ今、キャストの今昔ていうかですね、トリビア的な面白さがあるのでは・・・映画として、内容として、、、、みたいに厳しくチェックすると・・・うーーーん、68点くらい?71点くらい?私はキャストとかノリとか結構好きだから、楽しいんですけどね
2009.06.20
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記事修正中です。テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、暖かい目で見てください・・・・久々に、加瀬亮出演作の見直し映画のアップです。これ、探したら膨大なVHSの山の一角にあったのです・・・なぜだっそう、これまた大好きな永瀬正敏出演、ってことで当時録画したんでしょうね~でも、状態が悪くて画像が解りにくかったので先日格安になっていたDVDを入手して、やっと見直しました。五条霊戦記-GOJOE- (2000年サンセントシネマワークス)監督:石井聰亙脚本:石井聰亙、中島吾郎見直してみたけど、内容全然覚えてなかった・・・多分、当時は永瀬正敏の出番中心に見ていたんでしょうあらすじ平安末期、平家が支配する闇の時代。京・五条橋では平家武者が次々に襲われ、「鬼」の仕業と恐れられていた。その「鬼」の正体は源氏の生き残りである遮那王こと源義経(浅野忠信)であった。源義経は山にこもり、源氏再興を目指し日々武術や妖術の鍛錬に明け暮れ、影者・芥子丸(細山田隆人)と護衛僧兵・剛人(成田浬)を引き連れ毎夜、殺戮を繰り返しているのだった。一方その頃、夢の中で不動明王より鬼を退治せよとのお告げを受けた、破戒僧・武蔵坊弁慶(隆大介)は、高僧・阿闍梨(勅使川原三郎)の忠告も聞かず、比叡山から大太刀"鬼切丸“を盗み出し、五條橋に向かっていた。刀鍛冶の無宿人・鉄吉(永瀬正敏)を案内役に、遮那王が潜む逢魔ヶ森へ踏み込んでいく弁慶。そんな彼の存在を知った遮那王は、ふたりの前に立ちはだかる弁慶の宿敵の棟梁・湛塊(船木誠勝)や自分の命を狙う平忠則(岸部一徳)を一刀の下に倒すと、いつしか平家討伐という使命を忘れ、弁慶との戦いに取り憑かれていく。そして、遂にふたりの決戦の時が訪れる。五條橋を舞台に繰り広げられる壮絶な戦い、それは相討ちという形で幕を下ろした。しかし、この事態に側近の少進坊(鄭義信)は困惑した。彼は、芥子丸と剛人をそれぞれ遮那王と弁慶に見立てると、源氏からの迎えの者たちに彼らを引き渡す・・・。・・・・歴史には詳しくない私、これは独自の解釈で描かれていますがもー、登場人物の対立関係を追うだけで精一杯大好きな永瀬正敏、 浅野忠信(若いっ、そしてカッコいい!)はじめ、岸部一徳、國村隼、光石研、田中要次、森下能幸等々、ベテラン陣から個性派、名わき役、とにかくものすごい数の役者さんがでてるんですが、今クレジットだけで私にわかる役者さんが案外少ない・・・中心人物を演じている何人かも、ここ最近何に出てるのかがわからない、といった状況でしたので、その中で禿髪一 という、役名のような役名でないような、そして台詞ナシのいわば端役だった加瀬亮という人の躍進の仕方は、やはりスゴイのだな、と改めて思ったわけです。さて、登場シーン。 初見では、わからんくらいです役の、禿(かむろ)というのは調べてみると・・・平安時代後期に平清盛が実権を握った際、平安京内に多数の禿の頭髪の童子(及び童形の者)を放ち、市井の情報、特に平氏に対する批判や謀議の情報などを集めて密告させたという記録がある。これらの童子は「禿、禿童(かぶろ、かむろ)」と呼ばれていた。一説では禿は、髪をおかっぱに切りそろえるなど特定の外見をしていたとされる。この場合、実際の情報収集以上に、都の住人に心理的な圧力をかけて支配と治安を維持しようという狙いがあったとも考えられる。「平家物語」によれば、14歳・15歳の童を300人えらんで、髪をかむろに切りまわし、赤い直垂を着せ、京の市中を徘徊させ、平家のことをあしざまにいうものがあれば、これを聴きだして、その家に乱入し、資財、雑具を没収し、当人をとらえて六波羅に検束した。禿童は自由に宮中にさえではいりし、禁門をとおっても姓名をたずねる者さえなかった。 (以上wiki)という、かなり特殊な役割であり風貌。つまりおかっぱ頭で赤い直垂(ひたたれ)姿ってこと。そして、平家の親衛隊というか情報源。その見方で見ていると、、、お、出てる出てるっ 平忠則(岸部一徳)が弁慶を捕らえるぞっ、みたいなシーンで後姿で登場、その後、捕まえた弁慶とのシーンでは後にいろんな映画やドラマ、CMなどで共演することとなる、岸部一徳さんや國村隼と一緒のシーンだったとは、感慨深い・・・ 弁慶を追い詰める森の中でも、眼光鋭く直垂姿でいたりするし(完全に、悪役のときの目・・・コワイ)矢に打たれた仲間の禿の脇にもいるし炎上する村に来たときも、 従者のようにすぐ脇に仕えている。 ま、とにかく全く台詞はなく、確認するのもコマ送り、的な役ですが今の活躍の度合いから考えれば、それもまた面白い。映画自体は、なんかちょっとわかりにくい部分もあって大挙して出てくる役者さんの使い方がもったいないかも、と思う部分とか、CGがくどいかも、と思う部分とかありますがまあ、新しい解釈ということで・・・結構、永瀬正敏さんと一緒に出てる映画があったりして私としては嬉しいのだった。
2009.06.17
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