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石狩振興局農務課です。
サッポロライオンチェーンの「海鮮居酒屋 おおーい北海道」で石狩振興局管内の食材を使ったメニューが楽しめる「うまいもん味覚祭」について、地域政策課でご紹介しましたが、そのメニューの中で使用されている食材の耳より情報をお伝えします。
地域政策課のホームページ
http://plaza.rakuten.co.jp/machi01hokkaido/diary/201111300004/
今回お伝えする食材は、 札幌産札幌黄玉ねぎのフリット に使用されている「 札幌黄 」について、札幌市東区にお住まいの「タッピー」に教えていただきました。
◇ マスコットキャラクター「タッピー」 札幌市東区を代表する農産物:たまねぎの妖精。
「タマネギ」と「ハッピー」を組み合わせた名前です。
【札幌黄の歴史】
日本のたまねぎ栽培は、明治4年、欧米から輸入した種子を、札幌官園で試作したこ とから始まりました。 長期間保存ができるたまねぎは、北海道の厳しい環境に適しており、札幌村(現在の東区)はもともと、肥沃で風が強く乾燥しやすいという、たまねぎ栽培に向いている環境だったこともあり、これ以降たまねぎの作付量が急速に増え、北海道でも有数のたまねぎの産地になります。その後、欧米から輸入した種子から品種改良を重ね、「札幌黄」が誕生し、北海道中に広まりました。
しかし、昭和50年ごろから、病気に強く品質が安定している品種を育てる農家が増え、「札幌黄」の作付面積は年々減少していきました。現在では、数パーセントしか栽培されていません。
【札幌黄の特徴】 「札幌黄」は、他のたまねぎと比べ、栽培が難しいことなどもあり、生産量が少なく、なかなか市場に流通していません。しかし、他のたまねぎよりも肉厚で柔らかく、加熱後の甘みが強いため、根強いファンも多く、最近では「札幌黄」を好んで使うレストランも増えてきています。その特徴的な味と、入手のしにくさが相まって「幻のたまねぎ」と言われています。
【「札幌黄」が食の世界遺産に】 平成19年、「札幌黄」は、「食の世界遺産」と言われる、スローフード協会国際本部(イタリア)の「味の箱舟」に認定されました。「味の箱舟」は、地方の伝統的かつ固有な在来品種のうち、消えてしまう可能性のある希少な食材を世界共通の基準で認定し、地域における食の多様性を守ろうというプロジェクトです。
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