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檜山振興局地域政策課の蝦夷バカ貝です。
今回は5月18日(土)に 厚沢部町
で開催された
「~町制施行50周年記念~檜山の森づくり植樹祭 in あっさぶ」
に参加したので、その内容を報告します。
植樹祭の様子の前に、始めに 檜山の森づくりの取組
や 「サッポロビール(株)」との連携
について説明します。
1 檜山の森づくりの取組について
当該取組は、檜山管内の自然豊かな森・川・海を次世代に引き継ぐため、 平成10年から地域住民参加による植樹祭を開催
しています。植える木は檜山のふるさとゆかりの木である 「ヒノキアスナロ(ヒバ)」
を原則として、地域に適した木としています。
平成17年度から 「ひやま漁業協同組合」
の協力により、 サクラマス稚魚の放流も併せて実施
しています。
2 サッポロビール(株)との連携について
「檜山の森づくり植樹祭(事務局:北海道森と緑の会檜山支部)」
が行っている植樹活動などの取組に対して、サッポロビール(株)からご賛同いただき、 平成20年5月12日
に、2者による 「檜山の森づくり活動に関する協定」を締結
しました。
平成20年度より、 当管内で行われる植樹活動に対してさまざまな支援
をしていただいています。
これから植樹祭の様子を紹介
します。
植樹祭の会場は、厚沢部町市街地から少し離れた、鶉町(うずら)の町有林内でした。
(植樹祭の様子は、6月9日(日)の夕方に放映される 「ウイークリー赤れんが」
で紹介されることになっており、檜山振興局林務課のT課長が 「森・川・海のつながり」
や 「森づくりの大切さ」
をおそらく説明していたと思います。)
(多くの参加者でした。事前の申し込み段階で 約250名
とのことです。前列に並んでいる子供たちは、 厚沢部町立館小学校「緑の少年団」
です。)
(写真左 スコップなどで穴を掘り、1本ずつ苗木を植えていきます。 植栽本数は約700本
で、樹種は、 ヒノキアスナロ「ヒバ」、ブナ、トチノキ、ミズナラ
です。)
(写真右 檜山ゆかりの木 「ヒノキアスナロ(ヒバ)」
です。北海道では、 道南地域(ほとんどが檜山)のみに生育している木
です。)
(写真左 「ブナ」
です。道南地域では普通に見られる木ですが、道北、道東には自生していない木です。自生地北限は、後志管内蘭越町(道有林「ツバメの沢保護林」)とされています。)
(写真右 「トチノキ」
です。この木も北海道全域に自生していません。自生範囲は道央以南とされています。特徴としては、「天狗のうちわ」のような大きな葉とこぶ状の突起がある果実です。)
(写真左 ブナの葉と果実 写真右 トチノキの葉)
(写真左 植樹が終了して、最後に全員で集合写真。 来年は「奥尻町」が植樹会場
となります。)
(写真右 サッポロビール(株)から提供されたドリンク
です。皆さん一度は飲んだことのある 「リボンナポリン」
もありました。)
サクラマスの稚魚放流
(放流会場の厚沢部川です。ここから少し下ると「日本海」です。写真右側の方が厚沢部川のこと、サクラマスの生態などについてお話ししてくれていました。)
(写真左 体長約10センチメートルの サクラマス
を 約1,000匹
を放流しました。大きくなって、厚沢部川に戻ってきてね)
(写真右 厚沢部町立たて小学校の生徒が取材を受けています。)
<最後に>
今回植えた苗木が順調に育ち、100年後には立派な大木に育つことでしょう。森づくりは長い時間と労力を費やす大変な取組ですが、森林は台風、大雨など気象災害のとき、土砂の流出・崩壊を防止するなど重要な役割を果たすほか、落ち葉などが微生物により分解され栄養塩となって川に流れ出し、植物プランクトン、水生昆虫、魚類が食べて豊かな海の造成につながります。
植樹際とサクラマスの放流は、6月9日(日)夕方放映の「ウイークリー赤れんが」で紹介される予定ですので、こちらもご覧になっていただきたいと思います。
<関連リンク>
ウイークリー赤れんが
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tkk/koho/bansen/index.htm
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