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北海道 環境生活部 縄文世界遺産推進室です。
今回は、 北の縄文道民会議 で6月30日(日)に催行されました 縄文遺跡群ツアー「北の縄文の周提墓をめぐる」 に参加してきましたので、その模様を簡単にご報告します。
朝8:30にこのバスで出発しました(後ろには中空土偶が描かれています)。
このツアーには、考古学が好きな方から、たまたまパンフレットを見て参加された方まで、30名の方々が参加されていました。
最初の訪問施設は 北海道開拓記念館
です。ここから、 同館学芸員の鈴木琢也さん
がナビゲーターとしてツアーに同行され、縄文遺跡や出土品展示をわかりやすく、かつ詳細に解説していただきました。
解説をいただきながら展示を見ると、また違った風景が見えてくるので不思議です。
まずは、開拓記念館の考古学関連資料を解説
そしてバスの中でも、クイズも交えて、縄文文化や訪問先の遺跡について、そして世界遺産などについてわかりやすく解説いただきました。
次の訪問施設は芦別の 「星の降る里 百年記念館」
です。ここで、館の方のご案内で、 滝里遺跡
(現在は滝里ダムにより水没しています)で発掘された出土品などを見学しました。
その後、隣接する 道の駅・スタープラザ芦別
にて昼食。
芦別の特産品である山菜やガタタンスープなどの、 ツアー特性の和食膳
を美味しくいただきました。写真にはお膳しか写っていませんが、ご飯と、ガタタンスープ、そしてデザートもつきました。とても美味しく、食べることに夢中になり、スープ等の写真を撮り忘れてしまいました・・・。
午後からは、 野花南周提墓群
の1号周提墓を見学しました。
周提墓とは、大きな竪穴を掘り、その掘った土を周囲にドーナツ状に盛り上げ、竪穴の中にお墓を作ったものです。ここにもお墓があったと考えられるとのことでした(現在、北海道埋蔵文化財センターで調査中とのこと)。
参加された方々は、ナビゲーターの解説に耳を傾けつつ、遺跡に見入っていました。
やはり、ただ自分で見るだけより、ご専門の方の解説を聞くと、今まで見えなかったものが見えてきます。
この後、 滝里遺跡発掘跡地 ということで、滝里ダムを訪れました。遺跡はすでに水没していますが、当時の発掘調査の様子などをナビゲーターに解説していただき、調査当時の様子が目に浮かぶようでした。
当日は、よい天気にも恵まれ、先人たちの暮らしや心に思いを巡らせることのできるツアーとなりました。 縄文遺跡群ツアー は、今後も、北東北の世界遺産登録候補の遺跡のツアーなど、 全部で9コース 催行されます。ぜひご参加ください。
(詳しくはこちらをご覧ください)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/bns/jomon/jomontuar.htm
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