胆振総合振興局地域政策課です。

洞爺湖有珠山ジオパーク がある胆振総合振興局では、 アポイ岳ジオパーク がある日高振興局と共催で、両地域の小学生が相手地域を訪問し、一緒にジオパークについて学ぶ交流事業に今年度から取り組んでいます。

９月 10 日（土）、 11 日（日）に、１回目の学習交流を洞爺湖有珠山ジオパークで開催し、様似町から９名の小学生がバスでやってきました。

洞爺湖有珠山の小学生 12 名も途中で乗り込み、 洞爺財田自然体験ハウス に到着。

ジオパークピザ（ジオピザ） を作ります。ジオパークでとれた小麦粉の生地を延ばすところから。がんばって！


ジオの恵みのトマトソースを塗って、トッピングをのせたら、溶岩プレートに移してピザ釜へ。


きれいに焼けました！

美味しく食べた後、財田自然体験ハウスの佐々木さん（ 火山マイスター） から、ピザとジオパークの関係についてのお話を聞きました。

再びバスに乗って、洞爺湖の反対側へ。

火山科学館 で有珠山の火山活動を映像で学んだ後 …

屋外へ出て、佐々木さんの解説を受けながら、 2000 年噴火の災害遺構を実際に見学（金比羅火口災害遺構）。

泥流で流された橋など、噴火の影響の跡を目の当たりにして、皆、興味深そうに聞き入っていました。


この後は 洞爺湖ビジターセンター・火山科学館 内を閉館まで見学し、１日目が終了です（洞爺湖有珠山の子たちは１日目のみの参加）。



２日目は、 ロープウェイ に乗って有珠山の上へ。

ペットボトルを使って噴火のしくみも説明してくれた名ガイドは、 火山マイスター の荒町（あらまち）さん。

噴火湾側の展望台では、 2000 年噴火のときの荒町さんの体験のお話も聞け、子どもたちの心にも強く残ったようです。

実施にあたっては、見学先の方々、胆振、日高それぞれの教育局、ジオパーク推進協議会の方々 … 、多くの方のご協力をいただきました。

次回は 11 月 12 日（土）、 13 日（日）の一泊二日で、洞爺湖有珠山ジオパーク（伊達市、豊浦町、壮瞥町、洞爺湖町）の小学生が、アポイ岳ジオパークを訪問します！　 19 日まで参加者を募集しています。詳しくは、 ホームページ をご覧ください。

秋のジオパークも、見どころや美味しいものがいっぱいです。

北海道ジオパーク探検スタンプラリーも 12 月 22 日まで実施中。こちらも詳細は、 ホームページ で！