こんにちは、ネイパル森です。

12 月 12 日（土）と 19 日（土）、主催事業「ネイパルに泊まろう クリスマス編」を開催しました。当初は一泊二日の計画でしたが、新型コロナウイルスの感染リスクを減らすため、日帰りで実施しました。

この事業の目的は、ネイパルでの創作活動などさまざまな活動を通して、異年齢間の交流を図ることです。今回は一足早くクリスマスの雰囲気を演出しようと、ロールケーキやジェルキャンドル作りなどをメニューに取り入れました。２日間合わせて小学生 84 人、ボランティア 29 人の参加があり、中にはチラシを手に「キャンドルを作りたくて来たんだ！」と目を輝かせる参加者もいました。

午前の部は、同じ班のメンバーで交流をしました。

自己紹介で友達の名前を覚えた後、メンバーの共通点（好みや持ち物など）を探したり、力を合わせて問題を解いたりして、チームワークを高めました。

この日の昼食はフライドチキンやチキンライスなど、子供たちに人気のあるクリスマスらしいメニューで、多くの子供たちがおかわりするなど食事を楽しんでいました。

午後の部の前半、ロールケーキ作りに挑戦しました。

１人分にカットしたスポンジに、クリームやいちご、みかんなどの果物をトッピングし、クッキングシートを使ってロール状に仕上げました。子供たちは慣れない作業に悪戦苦闘。しかし、「形が多少崩れてしまっても味は変わらないよ。大丈夫、大丈夫！」と励まし合っていました。自分で作ったケーキをおいしそうに頬張っていました。

後半は、ジェルキャンドルづくり。

色砂やクリスマス飾りを入れた器に、溶かしたジェルを流し入れてキャンドルを作りました。透明感のある美しい作品が出来上がる中、気泡が入り白っぽくなった作品もありましたが、「サンタが吹雪の中にいる！」と言って笑い合っていました。

日が沈む頃、ネイパルでの思い出作りとして、約 300 個のろうそくを体育館の床に並べ、「キャンドルアート」に取り組みました。子供たちが並べたろうそくにボランティアが火を灯すと……アイヌ文様や「ネイパル森」の文字が浮かび上がりました。子供たちはろうそくの優しい灯を眺めながら、一日の活動を振り返りました。

子供たちからは、

「ケーキがとてもおいしかったし、失敗もしたけど楽しかった」

「砂を入れて、キャンドルをきれいにするのが楽しかった」

などの感想が寄せられました。

また来年も、ネイパル森に来てくださいね！