まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2020.09.29
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『純きら』と『エール』は、
昭和13年でシンクロしていたのですが、

『エール』のほうは、
あっというまに昭和16年まで話がとんで、
太平洋戦争がはじまりました。

「暁に祈る」を書いていたときは、
たしかに昭和13年だったのですが、
その曲が発表されて映画が公開されたときは、
すでに昭和15年だったようです。

実際の古関裕而は、
「露営の唄」を書く前に、
夫婦で満州旅行をしてますし、
「暁に祈る」を書く前には、
従軍部隊として中国の前線にまで入っています。

ドラマでは、
そこらへんの史実はすべて省略したようです。

そもそも、
朝ドラで中国ロケなんかするはずない のですよね(笑)。

でも、
彼が中国の現状を見ていたことは、
史実としては重要なことだと思います。



日中戦争のころの小山家は、
とてもモダンでお洒落で優雅な生活をしていましたが、
さすがに太平洋戦争がはじまると、
服装も食事も質素になって、生活に変化があらわれます。

なんとなく世の中が暗い雰囲気に包まれています。

長女の吟が軍人のもとへ嫁いだのは、
軍人こそが安定した職業だったからでしょうが、
その夫は、前線へ向かうようです。

次女の音の婚約者である五郎が、
豊橋から訪ねてきましたが、
まだ軍服を着てなかったのでホッとしました。

娘の華ちゃんの初恋相手であるハーモニカ少年が、
いずれ出征させられそうで怖いです。



「日本男児」という言葉は聞きますが、
「日本婦人」とか「日本婦道」とかいう言葉は、
このドラマではじめて知りました。

戦争ドラマでは、
女性は被害者として描かれることが多いですが、
このドラマでは、
女性の加害性というか、
女性が戦争に加担した面も描かれていますね。

とても重要な戦争の一面ですが、
これも 関係者の存命中には描きにくかったこと かもしれません。

現在でさえ、
「鬼畜のような敵兵が本土に上陸する」となったら、
竹槍の訓練などをはじめる人たちは出てくるでしょうね。



『純情きらり』のほうは、まだ昭和13年ですが、
一日に2話ずつ進めば、ふたたび『エール』に追いつくかもしれません。






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最終更新日  2020.09.29 13:49:38


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