まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2021.10.01
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ほとんど捕物帳でしたね…。

アンとマリラが縄で縛り上げられたり、
馬にまたがった村の自警団が悪者を追っかけたり、

原作の「赤毛のアン」とは似ても似つかない、
まるで西部劇サスペンスみたいな内容でした。



アンは、
ギルバートへの手紙を書くために、
ネイトの部屋からこっそり用紙を借りたのですが、

シャーロットタウンで酔っぱらったダイアナの父は、
アンが持参したその手紙を見て、
それを金の証明書だと勘違いしていました。

というのも、
ネイトが偽造した証明書は同じ用紙を使っていたからです。



アンは、詐欺の真相に気づきます。

主人公だけが真実を見破るという展開は、
いささか推理ドラマっぽい御都合主義ではあるのだけど、

まあ、
詐欺師たちと同じ屋根の下に暮らしてたぶん、
不自然な点に気づく機会が多かったのは確かだし、

シャーロットタウンに来て、
ジョセフィンおばさんの話や、
新聞記者の話などを聞いているうちに、
いくつかの点と点がつながって線を結んだようです。



一方、マリラは、
ついこのあいだまでネイトを意識して色気づいてたのに、
いつのまにか「下宿人はもう要らない」と思い始めたようです。

ダンロップと喧嘩したときに、
ネイトは顔に傷を負ったのですが、
マシューもマリラも、
そのあたりからいぶかしく感じ出したのでしょうか?

そんな矢先、
ネイトとダンロップがまた言い争いをしており、
さらには、
小屋のなかに隠された酒瓶だとか、
アンの部屋から出てきたネイトの姿などを見て、
マリラは、いっそう疑念を強めたようです。

マシューのほうも、
もともと下宿人に疑念を持っていたのだけれど、
ネイトに虐められたジェリーが泣きついてきたことで、
いよいよ我慢の限界に達した様子。

マシューとマリラは、
詐欺の真相を見破ったわけではないけれど、
収入が安定してきたことも考え合わせて、
下宿人の2人に退去を言い渡します。

現代の日本だったら、
家主が正当な理由もなく強制退去させるのは違法ですが。


ちなみに、
玄関先でダンロップが歌っていたのは、
先週と同じく「The Friends We Love」だったでしょうか?



それにしても…

プリンスエドワード島の別の町で、
過去にも同様の詐欺事件があったってのに、

アヴォンリー村の人たちがそれを知らないのは、
ちょっと不自然な気がするし、
知っててなお疑ってないのだとすれば、
ずいぶん迂闊な話だなと思います。

それくらい欲に目が眩んでるのでしょうか?

まあ、
現代の日本でさえ、
変な投資話に乗っかる年寄りが沢山いるくらいだから、
情報の少ない昔の田舎町なら、なおさらですかねえ。

シャーロットタウンのように、
情報の多い都会の人ならともかく、
アヴォンリーのような田舎町の人たちは、
純朴であるがゆえに騙されやすいのかもしれません。

とくに、このドラマのなかでは、
ダイアナの両親が「愚か者の代表」みたいに描かれていて、
なかでも娘やアンに無理解なバリー夫人は、
ほとんど頑迷な「悪役」というべき扱いになってます。



シーズン2は、
この詐欺のエピソードだけに終始するのかと思いきや、
意外にも第3話であっさり肩がついてしまった感じ。

次回以降は何の話になるんでしょうか?





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最終更新日  2021.10.08 14:08:49
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