まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2021.12.17
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黒人のメアリーが敗血症で死ぬ、というエピソード。
正直、ちょっと唐突でした。

黒人夫婦が村に移住してから、
いつのまにか1年以上が経ったという設定になっていて、
夫婦はそのあいだに、
村のコミュニティに溶け込むための努力をしてきたらしい。

でも、
そんなことをセリフだけで説明されても、
いまいち実感が湧かないのですよね…。



どうやら、
セリフから察するに、

1.メアリーは敬虔なキリスト教信者で、料理も上手で、
  ボグ地区でも大勢の人を招いて復活祭を主催していた。
2.去年はアヴォンリー村でも復活祭を主催したけれど、
  参加してくれる人は少なかった。
3.アンは、メアリーからスパイシーな料理を学んでいる。
4.バッシュは将来にむけて貯金をはじめている。

…ってことのようです。


どうせなら、まるまる1話分を使って、
そこらへんのエピソードをちゃんと描いてほしかったですね。

そうでないと、
村人たちと黒人夫婦との具体的な関係性がよく見えないし、

去年は復活祭に参加しなかったバリー夫妻が、
自宅の庭を使わせてくれるという暖かいエピソードも、
いまひとつ実感をともなってこない。

そもそも、
黒人夫婦が復活祭を準備するだとか、
将来に向けて貯金を始めてるとかいうけれど、
バッシュの収入源が何なのか、まったく謎です(笑)。



たった数週間のうちに死んでしまうという話も、
あまりに唐突だったし、
それまでのあいだに、
どれほど体が弱るものなのか分からないけれど、

いくら復活祭とはいえ、
「死者送りのパーティ」をするという発想も、
常識ではなかなか理解しにくいところがありました。

片方では、
先住民への同化政策が進行してるというのに、
復活祭のバリー家の庭のなかでだけ、
あたかも人種差別がなくなったかのような綺麗ごとの世界は、
どう受け止めてよいのか悩ましかったです。





…それはそうと、

黒人の赤ちゃんは、めちゃめちゃカワイイ!
いつも目をぱっちり開いて、大人を見上げてるよね!

アンは、
子守りの経験が豊富なので、
マリラやマシュー以上に赤子の世話が得意なのだけど、

どうやら、
ジェリーもおむつ替えができるみたいです。

ジェリーはほんとに偉いなあ。





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最終更新日  2021.12.17 09:40:06
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