まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2022.02.10
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いろいろと盛りだくさんでしたが…

いまひとつ話の流れが分かりにくい。
とくにダイアナの心の動きがよくつかめませんでした。


まず手はじめに、
ジェリーに対する一方的な決別宣告!ジェリーが可哀想!

その後、
ジョセフィンおばさんに背中を押されると、
パリへの花嫁修行ではなく、進学を志すという賭けに出る。

そして、
妹のミニーメイから「いい子ぶった嘘つき」だと指摘されるや、
なぜかアンの家に駆けつけて仲直りをする。



…うーん。
どういうこと??



わたしが思うに…

進学を諦めてパリでの花嫁修行を受け入れる。

やむなく身分違いのジェリーとは別れる。

しかし、ジョセフィンおばさんに翻意を促される。

妹のミニーからも「いい子ぶった嘘つき」と指摘される。

一転して、進学を目指すという賭けに出る。

その勢いでジェリーとも仲直りをする。

ついでにアンとも仲直りをする。


…みたいな流れだったら、
もっと分かりやすかったのですけどね。

たんなる編集ミスなのでは?

いずれにしても、
ダイアナとジェリーの仲直りは、来週以降に持ち越しのようです。



アンとギルバートの心の動きも、なんだか唐突。

どうやら2人は、
前回のダンスパーティーの夜あたりに、
おたがいのことを急に意識しはじめたっぽいのだけど、
その気持ちに従うべきかどうかを迷っている。

頼みのジョセフィンおばさんも、
かろうじて「真実は隠れている」などとと言うばかり。

とくにギルバートにとって、
アンを選ぶということは、
医者としての成功を諦めることにもなりかねないし、
のみならず、
それはウィニフレッドと彼女の両親を裏切ることにもなる。

そもそも、ギルバートにとって、
ウィニフレッドへの恋心とは何だったのでしょう?
はなから恋ですらなかったってこと??

ウィニフレッドも、彼女の両親も、
ギルバートのことを受け入れてくれてる善良な人だし、
それをギルバートのほうから一方的に反故にするってのは、
それはそれで、視聴者的には釈然としないかも…



他方で、
リンド夫人はすっかり人が変わったみたい!

もともとは、
アンの天敵であり、バッシュの天敵であり、
ステイシー先生の天敵でもあったけれど、
いまや最大の味方になっています。

以前なら、
「結婚して子供を産むのが女の幸せ!」みたいな考えだったのに、
今じゃあ、
「女はずっと抑圧されてきた!」みたいなことまで口にしている。
どんだけ?(笑)

アンに感化されたのか…
それとも、評議会のオヤジどもから受けた屈辱が、
よっぽど癇に障ったのか…

そんなリンド夫人が、
なかなかの策士っぷりを発揮して、
評議会のオヤジどもを見事に黙らせました。

そしてなんと、マリラが評議会の女性メンバーに!
すごい社会進出!!

アンの人生が動き出すのはまだまだこれからだけど、

それより先に、
ダイアナや、リンド夫人や、マリラの人生が変わろうとしている。



それはそうと、
バッシュとステイシー先生の2人。

なにやら水辺でイイ感じ?!

2人とも「人を殺したい」と思うほど世間に立腹したらしい。
古臭い社会のしきたりに苦しめられてきたのですね。

まったく予想してなかったけれど、
これって、もしや恋愛フラグなの??

だとしたら、
バッシュは、ギルバートと違って、
ものすごい恋愛巧者だよねえ!
彼にとって人種ごときは何の壁でもないのかしら?

ステイシー先生に会った瞬間から、なんかニヤニヤしてたし(笑)。

もし、そういう流れなら、
わざわざトリニダードからお母さんを呼び寄せなくて済んだよね。



さて、その黒人のお母さん。

べつに悪い人ではないけれど、
身についた「白人のご主人様」にへりくだる態度を変えようとしない。

それは、
ちょっと滑稽であると同時に、
評議会のオヤジどもとはまた別の意味で、
やっぱり「古臭い考え方にとらわれてる」ってことでもある。

彼女自身が時代の犠牲者には違いないけれど、
このドラマのなかでの立ち位置は、ちょっと微妙です。



カクウェットが、
寄宿学校から命からがら脱走してきた。

彼女を探しに出た男たちは、銃を抱えていた。

シーズン2の、
詐欺師の捕物騒動のときにも、
馬にのった村の自警団が銃を片手に探しに出たけれど、

無防備な子供でさえ殺すことがあったのでしょうか??

かりに子供を殺した場合、
それは殺人事件として問われることもなく、
カトリックの教会権力によって闇に葬られるってこと?



なお、
コロナ禍で延期になってるようですが、

その寄宿学校の遺骨問題の件で、
バチカンのローマ法王がカナダを訪問する予定になっています。
最近は「法王」ではなく、歴史教科書とおなじく「教皇」と言うらしい。



日本では、
近世のキリシタンが「被害者」と見なされることが多いけど、
海外に目を向けると、
むしろバチカンは「加害者」として数々のジェノサイドに加担している。

両義的ではあるけれど、
どちらも歴史の真実であるのに違いありません。





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最終更新日  2022.02.10 13:03:21
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