まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2024.03.31
XML
カテゴリ: ドラマレビュー!
門脇麦×永瀬廉「厨房のありす」最終話。

自閉症の女の子の人情ラブコメに、
アストリッド風の謎解きサスペンスを加えたドラマ?

…かと思いきや、

最後はけっこうスゴい話で、
実父がとんでもないサイコパスの極悪人だったのね。



それまでの内容も、
ゲイカップルの偽装結婚の話とか、
いろいろ詰め込みすぎって感じもしたけど、

まあまあ面白かったし、
最後はしっかりしたメッセージ性もあって、
なかなかちゃんとした結末でした。



自閉症の問題もふくめて、
マイノリティの立場を肯定するお話でしたが、
それと同時に「非合理な家族神話」への批判でもあった。

極悪人の実父は、
「結局オレはお前の父親で、お前は人殺しの娘だけどな」
という捨てゼリフを残しましたが、

殺人犯でなくとも、
悪い親って子供にこういうことを言いがちだよね。
それは、親の傲慢さ以外の何ものでもない。



ヘテロセクシャルな実父よりも、
ホモセクシャルな養父のほうが良心的だったという結論。
たとえ血縁であっても、悪人まで親と思う必要はないってこと。

逆に、
たとえ親が仇どうしであっても、
その子供までが憎しみ合う必要はないってこと。

これって、
たんに個人の問題ではなく、
社会全体のコンセンサスの問題でもあるし、
もっといえば、民族間や国家間の問題でもあります。



最後に主人公が言ってましたが、

食べ合わせの悪い食材どうしでも、
料理しだいでは調和させることができるのね!
知らなかった!!

ありすのレシピブックも出てました↓



にほんブログ村 テレビブログへ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.03.31 08:50:07


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: