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MAL-ET fractal
タイトルのとは裏腹に、ラーメンとコーヒーの話が７割、BBQとスモークの話が２割ぐらい。 ◎名前 ET-mal ◎住処 岐阜 ◎職業 リーマン ◎BBQ＆Smoke歴…１０年（焼肉とBBQの違いに拘る程度のアマチュア） ◎コーヒー歴…１１年（１年に淹れる数４００杯程度のミーハー） ◎バンド…岐阜・名古屋中心に活動中 fractal inc.のボーカル（アマチュア） ◎ラーメン…まずは麺から派。家系の場合のみほうれん草から。
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2024/7/24 Royal Copenhagen（ロイヤル・コペンハーゲン）ハイハンドル
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2023.03.19
カテゴリ： コーヒー
今回はパンダコーヒーのレギュラーブレンドの１つであるブレンドSAKURAを。
そういえば本格的に通い始めてはや４年になるが、まだ一度も買ったことがなかったな。
偶然ではあると思うんだが、試飲でも一度も出してもらったことがない（拘りのあるユーザーに対しては基本的にニュークロップのシングルオリジンを勧めてくれるので、そりゃ当然なわけだろうとは思うんだけど）。
こちらのブレンドSAKURAはシティロースト中心のブレンドで、相対的に言えばこの店では浅煎り系の部類に。
ただ、一般的なハイローストとかミディアムローストみたいなもろに浅煎りという感じではなく、この店の基本値が深煎りよりなので、“やや深”というのが一般的になるのだろうか。
ただアレね、そもそも東海圏は超絶深煎り文化の支配下にあるので、「普通の」コーヒー好きの皆さんからすれば浅いと感じるかもしれん。
で、実は小生も元々はもっと深煎り党だったのだが、飲み始めて５年目ぐらいからようやく良質な酸の良さに傾倒し始めたという経緯があったり、このパンダコーヒーの人気No.1ブレンドが深煎りの“黒々ブレンド”ということもあって、このブレンドに手を出す機会がことごとく奪われ続けていた経緯がある。いや、奪われたわけではないんだけどね。しかし毎回毎回貴重で素晴らしいシングルがどんどん入ってくるので、いつでも手に入るレギュラーブレンドがどうしても後回しになりがちだったということで・・・
ともかく、賞味してみよう。
今回はやはり酸が美味しい中深煎り（シティロースト）ということで、やはりまずはすっきり淹れてみたいと思い、バートドリッパーを使用。まぁニュアンスの違いぐらいにしか味の差は出ないんだけどね。
ブレンドSAKURA（パンダコーヒーロースターズ）
やっぱり華やかなコーヒー好きを自称するだけあって、深煎りコーヒーよりもずっと華やかでフルーティなアロマですな。肩の力が抜ける安心感のある香り。それではまず一口。
中米系ぽい明るめの酸と、エチオピアの華やかでフローラルな香味が良いマッチですね。
とにかく華やかで軽い口当たりだが、この複雑な香味はシングルオリジンではなかなか出ない。
というかやっぱりブレンドってのは店が表現じたい味そのものであるだけあって、純粋に美味しいね。
そう、何がどうというより、総合的に直感的に美味いと思える。
ちなみにこの次の日、某Iさん宅でも飲んでもらったが、総合的に一番素直に美味しいと言ってもらえたのはこのブレンドSAKURAだったと思う。
美味しい酸味ってこういう酸ですよ、と説明するのにうってつけのコーヒー。
これだけ濃く淹れても雑味らしい雑味が全く感じられない。
香りを楽しみながら少しずつ冷める過程を。
やはり少しずつ酸が立った感じになるが、渋みや酸っぱさはほとんど無い。
不思議なことに、冷めてくると喉の奥から鼻に抜ける独特の後味、というかアフターフレーバー？が来る。複雑な香味のケニアとかパルプトナチュラルのコスタリカなんかだとたまにこういう後味をもったコーヒーがあるんだけど、これも良い味出してるねえ。
ほぼ冷めきってしまうと、甘味控えめのベリージュースの様相を呈してくる。
すっきり美味しく、口の中に残る余韻も心地よい。
全体的に軽めの感触で華やかさが際立つブレンドSAKURA、酸っぱいコーヒーが苦手だと豪語する方に、一度は飲んでもらいたい逸品。
もうすぐ桜の季節ですね。
相性はばっちし。
さあパンダコーヒーに行こう。
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