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自分が謙虚な人間だ、などというそれ多いことは一切考えもしないが、世の中にはあまりにも自分の都合でしかモノが言えない人、自分の感情でしかモノを言おうとしない人、人の話を聞いているフリをしながら一切聞こうとしない人が極稀にいる。きっと極稀なんだと信じたいが・・・。怒りの感情というのは、自分に都合の良いことを引き起こすための手段。分かっていてか分かっていないのか、怒りが収められないのではなくて、相手を無理やり自分の思い通りに屈服させたくて表現している態度なんだよな。怒っている時というのは相手の話を聞きたくない時。「何でこうした?」「どうして?」怒っている人というのは、だいたいこうして過去に起こったことの理由を何とか明らかにしたがるが、その実、理由の正当性なんてものは持っていない。最初から聞く耳なんぞ持っていない。これは学問でいうところの「なぜ?」とは全く別のもので、ただただ相手を攻めて疲弊させ苦しめるだけのための嫌がらせに過ぎない。相手が答えようのない「なぜ?」を連発することでただ相手をやり込めてそれを見て溜飲を下げる。ひどい場合は奴隷化して優越感に浸る。そういうためにしか使われないのが怒りの感情。怒りの感情は自分の都合に合わせて、相手を思う通りに動かすための手段。となれば、これほど下衆いやり方ってあるだろうか?って話になる。他人を貶めるためにしか口を開けない輩には、いったいどんな薬をつければ良いのか・・・ああ、薬は対処療法にしかならないから、それこそ無駄か。どうしたもんか。
2024.06.26
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家飯備忘録春菊と青梗菜のお浸し・カブのアーリオオーリオ・グリルチキンこの時期は春菊も青梗菜も最高。ほぼ緑一色の鮮やかな食卓?味薄めのお浸し。春菊の清涼感のある香りと絶妙なほろ苦さがさっぱりとしていて至高。青梗菜の歯ごたえが良いアクセント。この飯が欲しくならない絶妙な味付けよ。茎も葉っぱも何もかも一緒にザク切りで炒めた。最近はとんとニンニクを使わなくなったが、今回は久々にしっかりとアーリオオーリオ。味つけはできるだけ薄め。香ばしく辛口な中に、カブの甘みが引き立つ。今日の鶏はあまり蒸し焼き要素少なめのグリルチキン。香ばしくカリっと仕上げてみた。せっかく献立全体的に味薄めなので、こいつも沖縄マースだけでさっぱりと。素材の味に感謝Day。
2024.06.26
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家コーヒー備忘録グアテマラ ナチュラル(折紙珈琲)・カントリーマアムクリスピー先日久々に訪問した折紙珈琲のグアテマラ。比較的豆の品質水準が高い国というイメージのグアテマラでナチュラル精製というのがかなり珍しい感があるが、大変面白かったのでつい買ってしまった。珍しくわりと膨らむな・・・グアテマラ ナチュラル(折紙珈琲)カントリーマアムクリスピーさてこの珍しいグアテマラのナチュラルだが、店で飲んだ時にはまるでイルガチェフェのナチュラルがごとき香味だったものの、ウチで淹れてみたところ、エチオピアというよりむしろ同じ中米のコスタリカのパルプトナチュラルにかなり近い感じ。もともとコスタリカとグアテマラといえば唯一リプレイス可能なほど香味に共通性があるコーヒーではあるんだが、コスタリカの精製方法は独特な後味が印象的なものが多く、なんだかんだで違う。だいぶ深煎りにするとカカオ的な香ばしさのおかげで共通点がより分かりやすくなるものの、こいつは決して深煎りではなく、しっかりと酸が出る明るい感じが出てる。熟した柑橘と菜の花ハチミツをを混ぜ合わせたようなちょっとクセのある後味がたまらんな。でもやっぱりこの店のコーヒー、なんだかんだで不思議とシャープな苦みがかなり印象的。ヌルめに淹れることが前提となった焙煎なんだろうと思う。今回はけっこう上手く淹れることができたんじゃないかな。そして相変わらずカントリーマアムクリスピーシリーズは完全にコンセプトからして終わってるな。カントリーマアムってそもそも何なんよって感じ。もちもちしてない餅みたいな感じ。南無三。
2024.06.26
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家飯備忘録若竹(?)汁・春巻き(爆ぜた)筍入りの春巻きに、筍汁。もう夏の気配が見えてきているというのにまだ筍づくしとはこれいかに。シーズン的にもモノ的にも若竹と呼んではいけない感のある筍なんだが、先の方のやわいところだけすまし汁にして、あとは炊くことにした。しかしアレだ。山椒さえあれば香りの方は何とか誤魔化せる( ゚д゚)春巻きはちょっと欲を出しすぎたのか爆ぜてしまった。あかんな、ちょっと詰めすぎるとすぐ爆ぜる。おかげで油の処理がくそ面倒なことに。でも味は無問題。ちょっと脂っこいかな。中まで油が入ったせいでややクドいかなと思ったところに、去年絞ったすだち汁投入。こういう時に柑橘ジュースは最高ね。どうも今年は果樹の実りが極端に悪いようなので(虫が全然湧いてないのがでかそう)、例年のようにすだちや柚子が採れないかもしれないのは大問題なんだが、しゃーないな。我慢我慢。
2024.06.26
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エチオピア ゴロベデッサ N フレンチ(パンダコーヒーロースターズ)Mさん謹製 レーズントーストこの半年ほどで完全にお馴染みとなってしまった、パンダコーヒーのゴロ・ベデッサのナチュラル。今回はなんとMさんから手作りのレーズンブレッドをいただいたので、こりゃやっぱりエチオピアの深煎りをあわせるしかないと確信したチョイス。レーズンの発酵感ある香りと甘酸っぱさは、エチオピアのナチュラルとの親和性が高い。同系統という意味での相性の良さなんだが、なんだかんだでコーヒーとパンとでは勝手が違うので、ちゃんと重層的な味になるし化学反応も起こる。レーズンブレッド(Mさん謹製)エチオピア ゴロ・ベデッサ ナチュラル精製(パンダコーヒーロースターズ)レーズンたっぷりのトーストと合わせること前提だった上に深煎りなので、よりいっそう濃度高めを意識して抽出。いわゆるフルボディ。しかしながら、ゴロ・ベデッサの華やかさはフレンチローストになってもまるで失われることなく、いわゆる焦げ臭・苦みもまるで無い。酸の尖った部分がかえってマイルドになっていて、シティローストでは感じない熟成感(ちょっとワイニーな感じ)も出ている。ここにラムレーズンとバターを惜しげなく使った香り高いトーストが加わって、香りの芳醇さがさらに爆発。まさに相乗効果としか言いようがない化け様。満足度の塊だな。下手な生ケーキよりもずっとローコストで美味いので手がつけられん。レーズンブレッドはパンというより温かいデザートと呼んで差し支えないか。やっぱりケーキよりパンだよなと思ってしまう。
2024.06.26
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おにぎりのゆり〒501-0461 岐阜県本巣市上真桑2240−1058:00~完売まで木曜定休きくらげ・明太・きくらげ(オマケ)・味付けG.W.明けのゆりへ。いや〜まさかこんな短期間にまた来ることになろうとは思ってなかったんだが、どうにもこうにも仕事が終わらず、とりあえず一時的な腹ごしらえに夕方訪問。もう完売御礼で閉店してるだろうと思って行ってみると(連日だいたい昼過ぎには完売して閉店してる)、やはりG.W.の反動か、全然売れなかったらしい。こんな夜中まで一通りおにぎりが残っているのは小生にとっては僥倖だが、店にとっては悲劇でしかないな(´・ω・`)きくらげ・明太・きくらげ(オマケ)・味付けというわけで、自分の中ではマストのきくらげを中心に適当に。3個で我慢しようと思ってたんだが、どうせ売れ残るぐらいならと、店主いつものサービス。オマケ有難うございます(´;ω;`)。そして全くピントの会っていないきくらげ。このきくらげなんだが、基本的に昆布とよく似ているものの、この店では「こんぶ=混ぜ込み」「きくらげ=セパレート」と差別化してあって、個人的に混ぜるのがそもそも好きではない小生にとっては、余計にこのきくらげの価値が相対的に上がる。柔らかく絶妙にコリ感を残した歯ごたえ、ほのかに香る紫蘇、あまじょっぱい味付け。まさにおにぎりof the おにぎり。珍しく明太子。基本的に下味の濃いこの店ではあるんだが、この味付けおにぎりだけは妙に優しいんだよな。濃いはずなんだが。別に子どもの頃食ったこともないんだが、不思議と子どもの頃食ったことがあるような味をしている。これって何なんやろうね。
2024.06.26
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BEER BELLY BURGERS4回目(最後)ゴールデンキウイバーガー〒502-0849 岐阜県岐阜市栄新町3丁目96 小島コーポ 北 1階営業時間平日11:30〜14:30 LO.14:00土日祝11:00〜15:00 LO.14:30たまに夜も営業不定休https://www.instagram.com/beerbellyburgers/(【追記】※2024年5月いっぱいで惜しまれながら閉店)3月末に突然の閉店が告知されたこちらビアベリーバーガーさん。まだ通い始めたばかりだというのに電撃閉店で残念極まりない。店主さんともウマが合い、訪問の度に盛り上がっていたので本当に惜しい。さて、これが最後と思うと悲しくって仕方がないんだが、まだ食べたことが無いメニューの中でこいつをチョイス。パイナップルのバーガーがあるんだったら当然ある選択肢だよなとは思う。ただ、今回はちょうどグリーンキウイを切らしてしまったらしく、ゴールデンキウイで代用。いや、こっちの方がトロピカル感あって美味いんちゃうか?おそらく図らずも当たりを引いたのだろうということで喜んでおくことにする。こちらは隣に座っていらっしゃった、店主さんの地元の先輩様からいただいたお菓子。九州(福岡)では当たり前のソウルフード的な存在らしく、どこでも売っているらしいが、岐阜では全く見たことのないものばかり。チロリアンって何?と思ったら、あのチロルで間違いないらしい。へえ。ゴールデンキウイバーガーぱっと見た感じはパイナップルでも挟んでるように見えるな。迫力( ゚д゚)ちなみに、我が家でもゴールデンキウイを育てているが(30年ぐらい??)、こんな風にバーガーにしてみようと思わなかったのは迂闊だったな。それではペーパーに包んでいただき。しっかりと焼かれてムチっとしたバンズに存在感有りすぎのパティ&チーズ。そして、肉肉しさが強調される中にあって、このゴールデンキウイのトロピカルな甘さとほのかな酸味、そしてジューシー感が絶妙に全体のバランスをとってくれている。予想以上のまとまりのある味わいだ。今までどうしてもソリッドかつドライになりがちだった同店のバーガーたちだが、このキウイバーガーだけ明らかに異質で、従来は「カリッ、サクッ、ムチッ」しか無かったところに「ジュワッ」の概念を持ち込んでくれている。これ、今まで食った中でぶっちぎりで美味いわ。よく設計されてると思う。いや〜最終回にして一番美味いメニューを引き当てることができたのは感慨深い。と同時に、やはりあまりにも惜しい・・・。先輩さんから貰ったお菓子もいただく。ブラックモンブランと言いつつも栗というわけではない。全くチロルチョコを彷彿とさせる要素は無いが、なんか懐かしい味。サービスのㇱチョス。これがうめえんだ。余り物というソーセージまで・・・最後の最後までサービス精神旺盛過ぎて心配になるぐらい温かいお店。ごちそうさまでした。おそらく転職されると思いますが、今後のご活躍をお祈り申し上げます。
2024.06.25
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伊自良でBBQ(久々のJapanese BBQ)+山川醸造・たまり醤油の威力ここのところちゃんとしたBBQ(?)ばかりやっていたので、一般的なジャパニーズBBQに誘われたのは本当に久々。とはいえ、この前のプルドポークの残りもあるし、せっかくなので色々食べてもらおうということで、それなりに持参して参加。今回は伊自良のMさん(松本さんではない)のお宅を訪問。ちなみになぜこんな会に参加しているかというと例によってNaturalBaseのおさむ君の紹介。しかも今回一番のサプライズは、かの高名な山川醸造四代目の参加。いったいどんな方なのかと思いきや、華奢なおなごでびっくり( ゚д゚)。てっきりハチマキ巻いたいかついおっちゃんが出てくると思ってたので(どんな時代錯誤な・・・)。今日は山川醸造自慢の品々も試供品としてお持ちのようで、ワクワクが止まらないね。ちなみに山川醸造といえば岐阜で知らぬ人はいないだろうと思われる、たまり醤油の名店。岐阜、長良の誇りであり、なおかつ普段遣いではなかなか使えない高級品というイメージがあって、恐れ多い存在。だったのだが、これまた謙虚で気さくな御仁。いや、こういう人ほど謙虚だというのは間違いないんだな。今回は例のごとくスモークタンも用意して行ったんだが、去年の春に大人買いした激安メキシコ牛タンもこれでラスト。長かったようで短かったけど、ご苦労様でした。もうこんな激安で入手できることは2度とないと思われる。今後は別の素材とレシピを考えていかなくては。4時間スモークしたメキシコ牛タンのタン元。控えめに言っても見た目だけは最高だな。すぐ食べられるようにウチでカットして持参。先日よりもマシになった気がする。そして案の定そのまま食べようとする皆さん。焼き肉だって何回も説明してんのに・・・苦笑。やはり人は基本的に話を聞いていないものだということが、またはっきりとしてきたな。各種持ち寄った肉を色々焼いていく。右は掘りたての筍。皮ごと。味付けはシンプルに山川醸造のたまり醤油。これはもはや筍が主役なのか、たまりが主役なのか(苦笑)良質な炭火で皮ごと香ばしく炙った筍は、やや乾燥気味でエグみが強く野趣を感じさせるものながら、やはり採れたての香りが素晴らしい。そこに山川醸造のたまりが素晴らしくマッチ。とろりとした舌触りに、甘く旨味たっぷりで香り高い香味。筍のエグみがギョッとするレベルではあるものの、それを補ってあまりある醤油のクォリティ。こういう素材だと、互いの素材の良さがもろに出るね。こちらは振りかける醤油。粉状になった醤油と飛騨山椒が混じっている。猪のバラ肉にこの山椒醤油をさっと振っていただく。香り高いが脂っこいバラが、山椒の爽やかな香りと痺れによって絶妙にバランスが取れる。たまり醤油粉の甘じょっぱさも絶妙。良い味だ。この後には先日のプルドポークの余りと極秘コールスローサラダで作ったホットサンドを振る舞い、おじさま、マダム達に食べていただいた。皆さんそれなりにお歳のはずなんだが、終わってみれば用意していた20食のホットサンド全て完食いただくことができて驚愕( ゚д゚)。よう食えるな〜元気なおじいちゃんたち!ということで、たまには普通の野外焼き肉も良いな。そんなことを思った一日だった。ごちそうさまでした。
2024.06.25
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久々の地元の同級生4人で食事会~揖斐探索・揖斐茶の里~大学生以来全く会っていなかった1人を含め、地元の友人4人で食事会とドライブ。他の2人は今でもちょくちょく会うメンツだが、不思議なことにこの歳になってから10数年ぶりの再会ということが最近ちょっと増えてきたように思う。新しく会った縁を大事にするために自ら疎遠にしてしまった縁もある中で、こうしてまた巡り合うことも、やはり有り難いことだなと。この所、身に沁みてそう思う。最初はゆっくりと食事。せっかく久々に会ったのだからと思い、皆行ったことのない揖斐・春日の奥までドライブすることに。ついでに、まるかるに寄ったら、「はるひの案内所」(https://www.instagram.com/haruhino_kasuga/)施設に変わっていた。どうやら経営母体が変わったらしい(指定管理になったのかな?)が、元気そうなオーナーの姿を見ることができて安心。ついでに岐阜コーラとどくだみ茶をいただく。はるひの案内所で揖斐天空の茶畑を勧められたので行こうと思ったが、とんでもない交通渋滞が起こって立ち往生になりそうなリスクがあったため、おめおめと引き返すことに。ただ引き返すのもアレなので揖斐茶販売所(揖斐茶の里)に寄ってみたが、こちらもやっぱり非常に混雑中。ただ、ちょうど一台分空いたので即駐車。せっかく来たことだし、季節の茶ソフトでも楽しんでいくかなと。おお、やっぱり新茶の時期だけに新茶ソフトか。後味にしっかりと苦みを感じられる甘さ控えめタイプ。良いね。見本の◯んことともに撮影。この店のソフトクリーム、いちいち「モンブラン風」と書いてあるのはこの形状のせい。さて、冬季は営業中止期間だったのでおよそ半年ぶりとなるこの店のソフトクリーム。一見すると単品450円は高そうに思われるが、このビジュアルと手に持った時のずっしり感からしてそうとうお値打ちであることが分かる。というかむしろ安すぎるかな。油脂成分は控えめで舌触りも重さを感じさせないし、甘さも控えめ。かといって物足りないかというと全くそんなことはなく、新茶らしいフレッシュな青臭さとこれまた鮮やかな苦みは、甘さとの黄金比という気さえしてくる。夏季限定の玉露ソフトとはまた違った点で濃厚さを感じさせてくれる新茶の煎茶ソフト。全部入ってしまっている抹茶の濃度ともまた違い、洗練された美味さだな。しかし何とまぁとにかく品質の良さを感じさせてくれる。今度は店内で、茶とのセッションで食べたい。温かい茶と冷たいソフトクリームの組み合わせの方が映える。
2024.06.24
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BQ残り物処理プルドポークサラダプルドポークホットサンドプルドポークカレー一度に作る量が量なので毎回余剰生産が出てしまうBBQだが(まぁ意図的にやっているので問題無し)、こうしてパーティの残りモノが出ると我が家の食卓もBBQだが一色に。たまのことなので、実は家族も密かに楽しみにしていたり。プルドポークサラダスモーキーなプルドポークとスパイシー過ぎるBBQソースのシナジーを最もシンプルに味わえるメニュー。キャベツの千切りが思ったより残ったのでちょうど良かった。ローファット。タンパク質と食物繊維とビタミンだけ!!(BBQソースにたっぷりとハチミツが入っているのは内緒)。プルドポークホットサンド食パン1枚でできるプルドポークホットサンド。食材的には極めてローコストだが生産効率は極めて悪い(苦笑)。ホットサンドメーカーが超絶熱々になるので、常に極大の火傷リスクがあるため、軍手での作業必須。しかしこのギュッと凝縮されたBBQフレーバーとコールスローの組み合わせ、カリカリサクサクのパンのとの相性が最強。こいつの生産効率マヂで上げたい・・・。青野菜の下にプルドポーク埋まってるんやけど超絶上手く隠れてて全く見えない!筍カレーとプルドポークという禁断の組み合わせというか無駄遣い感あふれる組み合わせ。正直掛け算感は無いね。全くもってただの足し算。だがそれが良い。なにげにコールスローサラダがピクルス代わりになっててなかなか乙。完全に下に埋まってて見えんな。
2024.06.24
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ORIGAMI COFFEE(折紙珈琲)岐阜県瑞穂市別府1170open 10:00-16:00土日祝10:00-17:00close 第1水曜日 毎週木曜日P10台https://www.instagram.com/origami_coffee/瑞穂市カーマ横の折紙珈琲、3度目の訪問。初回こそすさまじく印象的なヌルめのコーヒーだったものの、2回めでだいぶ客観的に見れるようになった同店。一通りラインナップは試したものの、季節変わりの豆なんかがあると良いなと思いながらの訪問。営業時間、定休日も変わっていない模様。さて、まだ飲んだことのないのはあったかな・・・たしかこいつはまだ飲んだことなかったはず。グァテマラといえば個人的には割りと思い入れがある産地で、自分で初めて選んで飲んだシングルオリジンでもある。盟友S氏に最初に勧められたのはマンデリンだったが、専門家からの意見を聞いて真面目に選んだというだけあって、自分から飲んだコーヒーがこれなんだよな。バランスが良くこれといったカドもなく、フレーバーがとにかく上品なものが多い。ただ、この仕様書の中で一際目を引く項目があるとすれば、精製方法がナチュラルだということか。一般的に流通しているスペシャルティコーヒーのグァテマラといえばその大半がウォッシュト精製(湿式)。ミューシレージを除去して乾燥させるタイプの精製方法で、クリーンかつ豆そのものの素材の良さが生かされやすい(素材という概念をどう定義するかによるとは思うが)が、こいつはナチュラル精製(乾式)なのだという。グァテマラでナチュラルってのは初めて見た・・・かもしれない。いちおう、中米でナチュラル精製といえば、たとえばニカラグアなんかは比較的盛んだし、拘りがあってなおかつ高品質なナチュラル精製が存在しているのはよく知っている。ずいぶん前の話になるが、10年ほど前にLCFで一時期流通していたパナマ・カジェホン農園のゲイシャにもナチュラル仕様があり、異次元の果実感とクリーンネスを実現していて思わず唸ったものだが、グァテマラにもあったとは・・・驚かされた。そして、オーダーした後によくよく落ち着いて読んでみると、パワーワード過ぎる( ゚д゚)いや、たしかに、ナチュラル精製やパルプトナチュラルだと、印象的な発酵感を伴うものも決して珍しくなくて、「ワイニー」「ブランデーのような」「完熟」といったカッピングノートが用いられることも割りとよくあることなんだが、まさかの「赤味噌」という言葉が用いられるとなると、かなりクセのある発酵感が出てしまってるんだろう。ちなみに、一般的にスペシャルティの世界では「発酵」という評価はネガティブな評価として使われることの方が多く、発酵豆=欠点豆であって、小生のようにかなり肯定的な意味で評価する人は少ないんではないかと思う。クリンネスよりも尖った特徴を優先して求めがちの自分としては言葉の使い方にこまるところではあるんだが、とりあえず一般的な評価は置いといて、けっこう期待したくなるパワーワードだった。と思っていると、カウンターの方ではちょうど抽出が始まり、その瞬間に強烈に発酵感のあるフルーティなアロマがふわふわと漂ってくる。素晴らしく幸せな香り。これは期待大。あっという間の抽出からの着丼。早い早い。グァテマラ オリエンテ ナチュラル精製 フルシティフルシティということで、一般的にはいわゆる「深煎り」「中深」あたりに相当。さて、まずカップを持った第一印象は、相変わらずヌルいな~といったところ。ハンドルを持たなくても普通にカップを持てる(さすがにちょっと熱いが)レベル。アンチ熱々派として常日頃主張し続けている小生としては、これこそがスペシャルティコーヒー専門店のホスピタリティであり至高の飲み方だろうと思いたいところなんだが、おそらくはほとんど理解が得られないであろうことは想像に難くない。特にこのモーニングサービス界の魔境、東海地区では・・・。といった世間の風潮にもめげずに、これからもずっとヌルいコーヒーで孤軍奮闘していただきたい。肝心の官能評価だが、改めて思うのは、この店の焙煎豆そのものって、かなり苦みがシャープなんだなということ。これはどちらが先なのか分からんけど、焙煎環境を考慮するとどうしてもこういう仕上がりにしかならないために抽出温度を低めに設定しているのか、ヌルめで提供したいがゆえにヌルくてもある程度苦みが出るように焙煎しているのか。おそらくは前者だと思うんだが(ただの勘)、結果として、提供された直後はかなり香ばしく、マンデリンの深煎り的なスモーキーささえ感じるほど。コスタリカやグァテマラに共通したカカオ感も上々で、付け合せのミルクチョコとの相性は抜群。しかし、抽出中はかなりフルーティなアロマだったが、こうしてカップで出てきた時の香りの印象は全く違う。これは自分でも毎日淹れているのでよく分かるが、こういうもんなんだよね。抽出中のアロマとほとんど差が無いコーヒーって、自分の体験ではのべ5%ぐらいかな・・・。ほぼ記憶にない。後半戦に差し掛かり、元々ヌルめで提供されたコーヒーは明確にヌルく、はっきり言えば冷めた状態に。ただ、小生に言わせてもらえば、ここからがスペシャルティが真価を発揮するところ。素材が悪いとこのあたりから嫌な酸味と苦みが舌に絡んで嫌悪感だけが増してくるタイミング。結論から言うと、提供直後と比べると、明らかに冷め切ってからの方が美味い。スモーキーと言って過言でないほどの鼻につく香ばしさがすっかり影を潜め、エチオピアのナチュラルと見紛うほどの華やかで軽やかな香味、そして赤い果実系コーヒーに共通する深い余韻と、絡みつく舌触り。誤解を恐れずに言えば、ちょいと雑味の多い中品質なイルガチェフェナチュラルの雑味を意図的に出しまくったような味か。温度の変化を楽しめるスペックを持つコーヒー=良質というのが小生の中では既に定式化されているが、これはむしろ、変化後の方が10倍楽しめるコーヒーと言って良いか。これを狙ってやっているとしたら店主はそうとう曲者。料理なんかでよく聞くのは、「最初の一口が一番美味しくなるように作っておりますので、どうかできるだけ早く手をつけてください」みたいな文句だが、こいつはむしろ、「最後の一口が一番美味しいので、とにかく時間をかけて食べてください」といったところか。個人的にそういう設計思想やアプローチは嫌いじゃない。むしろ大歓迎だね。と、一見するとベタ褒めなんだが、最後の四口ぐらいまでは正直なところかなり微妙だった。赤味噌感もよくわからなかったし、全体的に苦みが脳裏にチラついて、終盤までそうとう時間稼ぎをしたので(5分ぐらい読書してた)、もう少しチューニングしてほしいなと。あくまで主観やけど。
2024.06.23
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海のダシ専門 濃厚白湯らーめん316杯目 G.W.イベント営業極太つけ麺(鶏と煮干し)全部のせ爆弾トロ肉炒飯(セット価格400円)〒501-0203 岐阜県瑞穂市馬場上光町3丁目711時30分~14時00分, 17時30分~21時00分定休日:(水)(木)https://www.instagram.com/nokopaitan/このG.W.を境に季節メニューの入れ替えとなる濃厚白湯らーめん3。だいぶ前から大将に誘われているので伺ってみると、開店前だというのに既にオープンしている上に稲葉家並の行列。この店の客入り本当に浮き沈みが激しいな。季節メニューは、普段なら3種類のうち1種類のみだが、こういう季節替わりのイベントの場合は季節限定メニューが一同に会する仕様。熱い夏は冷水でキンキンにしめた極太つけ麺が売りになるらしい。去年はちょうど秋から通うようになってきたので、つけ麺とは入れ違いだったんだよな。①極太つけ麺(鶏と煮干し)②極太つけ麺(海老と魚介)③海老まぜそば④爆弾トロ肉炒飯(GW限定)おそらく、①と②は平日、休日で切り替わるものと思われる。海老まぜそばはどこで使うつもりのメニューなんやろ。もしかしたら土日用か。④の爆弾トロ肉炒飯は、いつもの爆弾にんにく炒飯の派生版か。話によれば、以前は存在したメニューらしい。大盛りで500gか。まさか茹で前じゃないかと疑ったが、さすがに茹で後だった。割と低加水のゴリゴリ極太麺らしいので、仮に茹で前500だったら・・・えらいこっちゃ( ゚д゚)あ、平日が海老&魚介メインで、土日が鶏&煮干しか。まぁ、いちおうとりあえず鶏&煮干しからいくか。極太つけ麺(鶏と煮干し)大盛・全部のせ爆弾トロ肉炒飯お、本当はつけ麺に注目すべきなんやろうけど、どうしてもいつもと微妙に違う炒飯の方に目が惹かれる。いつものにんにくゴロゴロ炒飯なんだが、「トロ肉」という名前の通りにとろっとろのチャーシュー(まぁ最近仕様変更しソーキだな)がゴロゴロ乗ってるサービス精神満点の炒飯。超絶甘辛いタレがダバダバにかかった柔らか豚バラの肉塊。炒飯自体の仕様は基本的にいつもの通り、醤油を中心とした非常にジューシーな味わい。やっぱパラパラ系よりこっちの方が好きだわ。さて、そろそろメインディッシュに。名に違わず極太。どう見てもワシワシ系だなこれ。不均一に黒胡椒が散りばめられた特濃つけ汁。ただ、出てきた時のスープの揺れ方でだいたいテクスチャが予想できたんだが、クレイジーなレベルの濃厚さではなさそうだ。いつものごとく、絶対に合わないピント。麺を撮る時ってどうすればピントが合うのかね。さて、濃厚スープが売りのこの店とはいえ、まずは麺から。いや、予想と期待を裏切らない見事なゴワゴワワシワシ。こんなに露骨な麺は久々やな。まぁドロドロ濃厚ならこのタイプ一択だな。露骨な香りも悪くない。しかしこれは、すすれる麺ではないな・・・重すぎる。HASHさんには先んじて謝っておきたい。いつもなら麺だけでもっといってしまうんだが、さすがに店の趣旨に反するし、つけたくなるようなタイプの麺なのでさっそく。そして浸けてみて意外だったのが、小生の舌が狂ってなければ・・・いつもの特濃白湯よりも・・・・さらっとしてる(´・ω・`)???特濃白湯は舌と口腔内にザラザラと引っかかるレベルの濃度なんだが、こちらはせいぜいトロっとしてるぐらい。ただ、つけ汁だけあってラーメンスープと比べるとだいぶ味の輪郭がはっきりとさせてあるが、これは意外だったな。とはいえ、なんだかんだ鶏成分が濃厚で、魚介らしい成分はほぼ感じない。いわゆる濃厚Wスープつけ麺の中では濃い方、というぐらいの感じか。つけ麺の方にもトロ肉チャーシュー。こいつもスープに浸して。炒飯の方はちゃんと直前にしっかりと加熱されているためかなり柔らかくなっているが、こちらはしっかりと噛みごたえが残っている。好き好きかな。しかしちょっと味濃いかな。もちろんスープ割もある。なんか子ども用のスープカップみたいな容器で提供される割りスープが可愛らしい。割る前に直接飲んでみたが、節系?のさっぱりとしたスープ。割り専用で別に作ってあるんだな。最近こういうパターンの方が多いのかしら。まぁ、この店みたいにつけ汁用スープが濃厚一択だとこうするしかないのか。かなりソリッドで香り的な膨らみがなかったつけ汁が、割りスープのおかげでだいぶ立体的な味わいに。香りがデカいかな。というわけで、総合的に見た所感。小生のどストライクな路線ではないし、特濃というわりに特濃ラーメンよりもシャバいし、麺500gというのが思ったより頼りなく、意外とさらっと食ってしまえたということでやや物足りない感があった。やっぱりこの店はつけ麺よりも普通のラーメンの方が今のところビビっとくるかな。でもたまには悪くない。
2024.06.23
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遺品(?)整理というか何というか父の遺品?というか曾祖父以前の代からずっと引継ぎながら結局蔵に保管しっぱなしだった食器類を、思い切って全部処分するために何ヶ月単位で整理してきたんだが、ようやく完成した倉庫に全部移して並べて物色してみることに。こんなに出てくるとは・・・鑑定スキルなんぞ持っとるわけが無いのでまるで価値が分からん。錆びた鉄瓶・・・いや、これは鉄じゃないか。えらい年季入っとるな。こいつは灰皿かな?この花瓶はあれかな、藁で焼くとこういう味のある鈍い黒になるんだったか。ちゃんと調べ直さないとな。何なのか分からんかったけど、よく見てみるとタバコ一本ずつ置けそうな小さい溝がある。灰皿か・・・。60年以上は前のもののはずだが、こんな凝ったものが残ってるとは。ウチで喫煙する人用にとっとくか。こちらは催事用の朱膳と黒膳のセット(各20組)。全部輪島塗と書いてある。プラ製品の無かった当時は重宝したんやろうな・・・こちらは全てお寺に引き取っていただいた。これデカいな・・・一般家庭で使えるサイズではない。このあたりから茶器。茶碗か。湯呑みとは思えない色合いだな。割と使いやすそうなシンプルなモノも出てきたな。この輪島塗のやたら凶暴な意匠の肴は何だろう。木箱を見る限りでは鮎のはずなんだが、これ鮎か?こういうの好きだな。まぁウチの家族は1人も酒飲めんから、宝の持ち腐れか。
2024.06.23
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第3回 フォーク村BBQ 当日ほぼ全ての仕込みが終わったかなと思って何となく安心していたんだが、よく考えるとスモークチキンのことを完全に忘れていて焦る小生。冷蔵庫の一番下の方に入れておいたのでやや冷凍気味。困った。パーテー開始まであと3時間を切っているのにこの状態は・・・( ゚д゚)若干ついていた血が気になったのもあって水洗いしたのが功を奏したか、この際に凍っている箇所も美味い具合に溶けてくれたので結果オーライ。9:30頃にピットイン、あとは130℃~150℃ぐらいをキープするだけ。今度こそだいたい準備ができたところで、念の為早めに出発してくれた後輩たちが続々と集合しつつある11:00過ぎ。そして主催のY田氏はしっかり遅刻。良いね、予定通りb。およそメンバーが集まってきたところで岐阜コーラで乾杯&前菜から。スモークタン(メキシコ牛)昨夜卸して深夜にスモークしておいた牛タン。メキシコ産の激安。歯ごたえだけは十分。4時間しっかりスモークしてあるので、表面だけとはいえ素晴らしい香り。前菜にもってこい。こちらはBBQではなく焼き肉で。しかしこれ毎度毎度勘違いされるんだが、ちゃんと焼いて食ってくれって言ってるのにそのまま食べようとするんだよな。何でやろ。ここから導ける真実。人は基本的に話を聞いていないということだな。やっぱり視覚情報が先行するんだろう。良くも悪くも。まずは軽めのジャブを楽しんでもらったところで12:00過ぎ、スモークチキンの方もきっちり78℃に到達。衛生的にも問題あるまい。これ以上やるとカチカチになってしまうので難しいところ。こちらはこのまま引き裂いて手づかみでGo。そして豚肩ロースで作ったプルドポークへ。ほぼトングだけで軽くほぐせる状態。今日も上手くいったようで何より。まずはそのまま、開封したての保水感と香りと歯ごたえが最高の状態で味わってもらう。これを食べてもらうためにやってるパーティなので、個人的にピークはこのあたりか。ほぐした後は、バーガーバンズを使ったバーガー風サンドイッチと、食パンを使ったホットサンド。そして驚いたことに、この日は誰1人としてバーガーを撮影していなかった(笑)。びっくり(笑)。こちらホットサンド。DAKOTA cafe t.bさんのホットサンドから多大な影響を受けて作ったこいつだが、今年になってからさらに完成度増してきた。下手にバーガーにするよりこっちの方がクォリティ高いんだよな・・・。でもパンシノンさんのバンズ美味すぎるのでやっぱりバンズでやりたい。中はコールスローサラダ、プルドポーク、そしてチーズとオリジナルソース。カリッカリに焼けた縁のところがキモなんだよな。熱々なので猫舌の小生にはちょいと厳しい。そしてルートビアが美味すぎる・・・。単品で飲むとただただ甘いだけのサロンパスなんだが、スモークがあると激変。コスパ的には世界一BBQと相性の良い市販品。コストを考えなければ岐阜コーラ一択。そして例の巨大キノコ、ポータベラマッシュルームの出番。↑コストコ羽島倉庫で見つけたこのネタとしか思えん巨大マッシュルームなんだが、あまりに肉厚で、普通に片面焼きとか直火焼きではまともな調理が不可能なのは目に見えていたので、こりゃBBQしかないと確信があったんだが、それでもちゃんと火が通るかどうか心配なレベル。とりあえず、マヨネーズとチーズがあればキノコなんて美味くなるだろうという暴論によりポータベラマッシュルーム チーズマヨネーズ焼きこんな感じになった。椎茸ルールに従って、傘の内側を上に向けて片面焼き。身の厚さの通りに、とんでもない量のジュースが出て、傘からこぼれそうになるほど。こんだけ水分が多いと全然冷めなくて、いつまで経ってもアツアツ。カットしたほうが食べやすそうだが、それでは旨味たっぷりのエキスも全部こぼれてしまうということで、頑張って噛みつくことに。溢れるエキスは椎茸出汁とよく似た濃厚かつ風味豊かな汁で、マヨとチーズのこってり味付けがまたジャンクで良い。最高のおかずやな。こりゃ面白いね。今度また見かけたら食べてみても良いかな。覚えとこう。ポータベラマッシュルーム。最後に。今回も人を集めてくれたY田、そして急な呼びかけに快く集まってくれた後輩たち、みんなに感謝を。みんな元気そうで本当に良かったよ。中には12年ぶりの再会の人もいたしね。またやろうb
2024.06.23
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翌日のフォーク村BBQ仕込みけっこう緊急で開催が決定したフォーク村BBQ。ライブの日から1週間も経たずこんなに人数が集まってしまうとは意外も意外。みんな有難う。おかげでけっこう派手に色々作れるわ。今回もだいたいいつもと同じ素材のラインナップ。左から順に、パンシノンのバンズ、トルティーヤ(コストコ)、でけえマッシュルーム、丸鶏(国産)、豚肩ロース(カナダ産)。100円以下だった時が懐かしいけど、なんだかんだで108円あたりから全然上がってない。大したもんだな。本当は奥美濃古地鶏を使いたかったんだが・・・泣く泣く断念(´・ω・`)さすがに1週間前のオーダーでは仕入れが間に合わなかった。特にG.W.前後やったしな。コストコで見つけたポータベラマッシュルームというキノコ。見た目の印象的には、マッシュルームというより、でっけー椎茸だなって感じ。こいつどうやって料理してやろうかね。肉厚なので、いかにも表面焼いただけじゃ駄目感がにじみ出てるんだが、そこはカヴァードグリルの真骨頂というやつで。蒸し焼きにしてしまえば問題ないわな。とりあえず、火起こしから。まだ明るい・・・( ゚д゚)。現在17:00。明日の朝6:00にはテキサスチートまで全て完了予定なので、今回はちょい早めの動き出し。いつものごとく、少し大きめの桜チャンクを10本弱。だいたいこれで最後まで持つ。火起こしと同時進行でプルドポークの方の仕込みを。最近は半日前からラブに漬け込むとか、ウェットラブとか、そういうことをしなくなったかな。ラブの内容にもそれほど拘っていない。あんまし変わらんのだよね・・・煙の当て方の方がよほど味と仕上がりへの影響がデカい。おそらくどんなにラブを盛っても結局全部流れ落ちてしまうからなんだろうと思われる。今回は念の為2本(約5kg強)用意した。余ったら冷凍保存。マスタードでコーティング。ぶっちゃけマスタードである必要はなくて、ラブ(BBQ用のMIXのスパイス)が簡単に剥がれないように糊をつけているだけ。これやる度に思い出すのが、ホドリの高橋さんの「気分はエステティシャン( ゚д゚)」って台詞。あれみんな覚えてるよね。知らん人はYoutubeで「肉のプロフェッショナル・グリルチキン」あたりで検索したら出てくるんちゃうかな。丸鶏だっけ?。忘れた。特製ラブを振って、とりあえずの仕込み完了。予熱が完璧に済んだグリルにピットイン。そしてあまりに久々過ぎて、温度計測用のプローブを肉に挿し込むのを完全に忘れていて焦る。慣れてきたとは思えども、さすがに3ヶ月も開くと駄目やね。内部温度もちょうど120℃ジャストで落ち着いてきたので、桜チャンクを放り込んでスモーク開始。グリルの温度が落ち着いているうちに、今度はタンの方の下処理を。前日の夜に珍しく包丁を研いでおいたので簡単にイケるはず。まずは包装を剥がす。タン2本分の皮むきと洗浄、ピチッとシートにラップして冷蔵庫に仕舞って全部片付けるまでの時間、過去最速の15分。これ初期は1時間弱かかってたんやけど・・・包丁の状態と慣れだけでこんなに変わるもんかね。1個目と2個目のサイズと形がえらい違うな。こっちはタン元がけっこう取れそうやけど、さっきのは全然駄目やった。タン下ばっか。やっぱり研いだばかりの包丁は最高ね。タンの下処理から6時間ほどが経過した夜中の2時頃。プルドポークの方の煙の面倒を見つつ(ほぼ仕上がってる)、合間を縫ってタンの方のスモークの準備。冷燻とまではいかないものの、スモークウッドのみを使ってできるだけ低温で。火種とは反対側にタンを配置。排気口もタンの側にしておけば美味く煙が当たってくれる。はず。正直このあたりについては、ちゃんと流体力学を学んでみたいところ。明け方3時過ぎ。思ったよりもだいぶ時間がかかってしまったが(スモーク開始から軽く9時間以上経ってしまった)、艷やかなバークも美味くついてちょうど良い感じ。軽く肉芯温度を図ると、およそ66~67℃ぐらい。狙った通りね。この後は一度グリルから上げて、アルミホイルで包んでテキサスチートに移行。以前からしつこく繰り返す通り、小生としてはテキサスクラッチなどという上品な言葉はどうもなじまないので、テキサスチートと呼んでいる。というか、我らがPit Boysのダディがそう言うんだから、それが正しいに決まっとるんだ(知らんけど)。ここ3年ぐらいは常連のKIRKLANDシグネイチャーのアップルソース。ソースというか100%すりおろしリンゴ。正直なところ、これがなくてもあまり変わりはしないんだが、出来上がりの水気が増すのでいちおう入れている。ぶっちゃけ雰囲気。だいたいこのアップルソース半分で1本分。今回は肩ロース2本焼いているので、ちょうどソース1本を半分ずつ使う感じで。漏れないようにしっかりと包み直して、再度ピットイン。ここから少し吸気を多めにして、グリル内温度150℃以上で加熱。65℃から一気に93℃までもっていく。プルドポークのピットオフまであと1時間ほどというタイミング(朝5時頃)で、スモークタンの方もおおよそ完成。この時点で桜の甘い香りがすさまじく、香りだけでも美味そう。タールの脂臭さと果実感のある甘さが混じってなんとも背徳感あるね。なんだかんだ表面にけっこう水分が出てきてしまっているので、軽くキッチンペーパーで拭き取り、カットしやすくするために瞬間半冷凍設定の冷凍庫に3時間ほど寝かせる。1時間ほどしてプルドポークの方も所定の温度に到達。無事にピットオフ(午前6時頃)。スモークタンが良い感じに固まってきたのでカット。つーか包丁の研ぎ方が分かったおかげで、実はそんなに冷凍しなくても切れるようになっていることが発覚。でもやっぱり細かい処理は冷凍しといた方がやりやすいね。いちおう火の通りやすさと咀嚼のしやすさを考えて、タン元もタン下も切れ込み入れてるんやけど、最初はタン元には切れ込み入れてなかった時期があるんだよな。自分が使ってる超激安のメキシコタン、タンの根本ですらタン中ぐらいの感触で全然柔らかくないんよね。結局タン元にもある程度軽く切れ込み入れるようになってしまった。実に素人仕事(苦笑)以前は肉質が硬いタン先の方をだいぶ薄めにして切れ込みを入れてたんだが、とある焼肉店での体験をもとに、タン先の方をむしろぶ厚めにカットして、十字に細かく深い切れ込みを入れることにした。いわゆる花咲タンってやつやね。この方がかえって食感を楽しめるんじゃないかと。味はまぁ・・・スモークでごまかすしかない(苦笑)。謎のペーストここからはプルドポークサンド用のコールスロー。相変わらず企業機密の謎のペーストを使って塩振りして水分を飛ばしたキャベツと混ぜる。レシピはキャベツ、謎のペースト、ヨーグルト、アップルサイダービネガー、マヨネーズ、塩、胡椒、蜂蜜(全て適量)。およそこれで仕込み完了。既に疲労感が心地よく、なんか終わった感。
2024.06.22
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cafeterada(カフェ テラダ)営業時間 11:00-22:00定休日 毎週月曜岐阜県岐阜市美殿町46https://www.instagram.com/cafeterada/訪問 回目自家製トニックソーダ鉄板ナポリタンドリップ珈琲シングル(中国)カヌレ-セサミ(胡麻団子風味)+αBBQ買い出し・御浪町の謎BBQの買い出しの最後には必然的にパンシノンに寄ることになるので、ついでにまた寺田君とこ寄っていこうかなというコースになるわけで。今日は寺田くんとこにたどり着くまでに、ちょっと印象深いことが2件あったので先に書きとどめておきたい。まず最初の買い出し現場、コストコ羽島倉庫で見つけたこの巨大キノコ・・・これ何ぞ。ほぼ小生の手のひらと同じサイズの超ドでかいマッシュルーム。どこに品種とか商品名が書いてあんのかぜんっぜんわかんねえ。コストコの商品この手のやつ多いんだよなあ。調べてみたら、どうやらポータベラマッシュルームというらしい。全然ポータブルなサイズじゃないんですけど( ゚д゚)とジョークをかましたいところなんだが、ともかく何か気に入ったので試しに買ってみることにした。これだけ肉厚だと、片面に火を入れるだけじゃ駄目やろね。ここはBBQグリルの出番だろう。蒸し焼きにすればしっかりと中まで火が入るはず。っつーかたぶん本当はスライスして使うんやろな・・・そして帰り際にパンシノンでいつものバンズ。最悪の場合は、在庫がなければ冷凍庫の残り物で何とかしようかなと思ってたが、ありがたいことに10個以上確保できた。いつも買い占めてすみません(´・ω・`)。この後ちょっとだけ別の用があったので少し美園町近辺をさまよい、気づけば外はほぼ真っ暗に。5月だというのに日が落ちるの早いのう。そしてまた御浪町方面に戻ってきたんだが、久々にあの通路を通ることに。昔はステーキ松井に抜ける時に必ず通っていた細い路地。今は路地に面した建物が1つ消えたせいでずいぶん風通しがよくなったが、この御浪町発展街の看板は30年以上前から変わらんな。風情あるよね。かつての名残か。なんとなく、発展街の看板の左下の店の入口の光が気になって何となく覗き込んだんだがハッテン街の看板の真下にゴーカンとはこれいかに( ゚д゚)・・・というわけで寺田くんとこに到着。不在かと思ったら影に隠れて作業していたようで( ゚д゚)今日はこの鉄板ナポリタンをいただきに。ちょっと前まで「鉄板ナポリタンがどうしたってんでえ」というスタンスだったのが信じられないぐらい、ここのナポリタンにはハマってる。ケチャップゴリ押しのストロングスタイルなのに妙にノスタルジックなんだよなぁ。さて、とりあえずのドリンクから着丼。自家製トニックソーダ今日は普通に食事ということもあり、たまにはコーヒー以外もということで初のトニックソーダを。実はちょっと前にライブハウスのバーで初めてトニックウォーターなるものを飲んだんだが、あれは「ジントニック」とかで割るための専用リキュールだと思いこんでいたんだが、トニックウォーター自体はノンアルっつーかただのジュースやんけということにこの歳になって気づくという珍事。あれから急にトニックウォーター(トニックソーダ?)にはまってしまい、当然ながらWilkinsonのトニックウォーターなんかも試してみて美味いなーと思ってたんだが、よくよく考えると寺田君ちにもトニックがあるということで。いちおう、量販品のトニックウォーターって、一言で言うなら「グレープフルーツソーダ」なんやけど、これも寺田くんに訊いてみたところ、結局全世界統一のかっちりとした定義なるものが存在しないドリンクらしく、オリジナルのトニックウォーターを作っている店も少なくないとか。いまだにここでしか見たことないけど。で、初めて飲んでみた感想。「クラフトコーラじゃねえか( ゚д゚)」というのが嘘偽り無き小生の印象。ちょっちびびった。たぶんやけど、柑橘要素が多少強いクラフトコーラは全部トニックウォーターを名乗って良いんじゃないかな?。それだけのきがしてきたわ。シナモンをはじめ、ふんだんに使われている各種スパイスの香ばしさに、フレッシュな柑橘の酸がバシっと利いてて、包容力のあるフレーバー+キレという、なんとも重層的な味わい。これジュースとしてはかなりレベル高いね。ちょっと前にすぐ近くのさなえ食堂さんでもクラフトジンジャエール飲んだけど、あれよりもさらに印象的。まぁ生姜は生姜で非常に強力なんやけど、爽やかさとキレでは圧倒的にこっちかな。これはそうとうすっきりする。複雑かつライトなフレーバーとキレのおかげか、それなりに甘いはずなのに不思議と甘さはあまり気にならず、食事と合わせてもそれほど悪くはなさそう。鉄板ナポリタンなんかやたらとオプションが多い気がするが気にせずいきましょう。改めて見てみると、寺田くんとこのナポリタン、えらい豪華やなっつーか赤ウインナーのせすぎじゃね( ゚д゚)。デフォルトで全のせコマンドレベルの圧力ある。そして尋常じゃない品揃えの各種タバスコ。スコーピオンとか・・・なんつーニッチなものを( ゚д゚)まずは麺から。いや、スープもへったくれもないわな。相変わらず強引なまでに贅沢なケチャップ感、そしてやや固めに茹でられた太麺の噛みごたえ。惜しげなく使用されたフレッシュな玉ねぎの甘さと大量の赤ウインナーも手伝って抜群の食べごたえ。ちょっと濃すぎるぐらいのケチャップ感は、自家製トニックソーダでさっぱりと。なんというシナジー( ゚д゚)慈姑チップスそして寺田君から突然の差し入れ。ふり塩も何もしていない、素揚げの慈姑なんだが・・・これぞ素材の味やと言わんばかりの豊かな風味、そして自然な甘み。甘けりゃ何でも良いというわけではないが、慈姑という素材のもつ何ともいえない滋味がギュッと凝縮されとる。こういうモノを食べると、スモークなんて結局素材の美味しさを引き出してるものじゃなくて、ただ足してるだけなんだよなと改めて思ってしまう。まぁこの世は色即是空・空即是色なので、何が本物とか偽物とか言ってもしゃーないんだが、しかしやっぱり、こういうモノこそ本物の美味しさだと思うんよね。ところで、やっぱり案の定、いつもの貧乏性がここで発動。トニックソーダには2種類の柑橘の輪切りが入っててフレーバーの役割を果たしてくれてるんだが、こういうレモンとか、揚げ物の添え物のパセリとか、絶対に捨てられんタイプなんよ。使い捨てを何よりも嫌う我が家の民の習い性としては、提供されたモノは骨までしゃぶって味わい尽くしたい。ということで、トニックソーダの柑橘シロップ漬けは、ナポリタンの味変として使用。熱々甘辛スパゲティと、半冷凍状態の柑橘シャーベットは、まさにその温度のコントラストにおいて重層的。熱々と冷々って良いよね。アフォガードなんてまさにそれやけど、同じタイプのカタルシスがある。どちらも甘酸っぱいものではあるんだが、やはりこのレモンの方がよりいっそう爽やかで、ややベタつきがちなナポリタンをやたらとジューシーにしてくれる。これは素晴らしいマリアージュやな。全cafeteradaファンに勧めたい。卓上無料調味料も惜しげなく使う。まずは黒胡椒。当たり前やけど最高だね。そしてこいつ・・・世界のタバスコブランドの中でも一際凶悪なスコーピオンソース。まぁ、控えめに言っても文字通りのデスソース。未経験のため、ひとまず使用は1滴のみで実食・・・いや、これは本当に1滴で良かったわ( ゚д゚)。世界一辛い唐辛子の1つと言われるジョロキアなんかも食べたことあるけど、このスコーピオンは今まで食べたどの唐辛子やデスソースよりも瞬発力ある。後からじわじわ要素皆無で、触れた瞬間に着火という感じ。逆に、一瞬で痛さが来た後の引き際は驚くほど鮮やかで、何も後に残らない。そりゃこんだけ少なければそうなんだろうが、この辛さって良いね。気分も悪くない。つーか1滴でこんだけ味変できるんやから、こいつのコスパやばないか・・・つーか寺田君、これ使い生きるのにどんだけかかる??(笑)この後けっきょく色々と話し込んでしまい、デザートまでいただくことに。そういえばまだ胡麻のカヌレは頼んだことないんだよな。前からの会話でちょくちょく耳にするのは、「胡麻団子っぽい」とよく言われるらしい。つーことは黒ごま使ってるんだなということは容易に推測できる。コーヒーとあわせて、このカヌレ-セサミをオーダー。今回合わせるのは初の中国。カヌレ-セサミ コーヒー(中国)とりあえず先にコーヒーから。なにげに中国産のスペシャルティコーヒーを認識した上で飲んだのは初めてで(おそらく人生初のはず)、産地特性を知らないゆえにどんなコーヒーか全く想像がつかなかったんだが、それほど深煎りでもないにも関わらずかなり香ばしく、熱いうちは酸味控えめ。後半にさしかかってようやく果実感が出てきたが、ブラジルやコロンビアの深煎りのような香ばしい系コーヒー寄りの味だった。焙煎によるものなのか、中国のコーヒー自体がこういう方向性なのか分からんけども、他所の店でも見つけたら買ってみるかな。こちら例の胡麻カヌレ。なるほど、見た目からしてこの胡麻クリームは・・・胡麻団子やな( ゚д゚)カヌレはカリカリの表面の硬さに対して、中はそれこそしっとりモチモチなので、表皮のついた団子を食っているような食感ではある。ここにねっちり黒ゴマペーストが入って、洋菓子というより中国菓子感が滲み出ている。コーヒーの中国と合わせて、中華デザートでゲッツーって感じ。あれ、なんか全然美味いこと言えてないかな・・・。他のカヌレとあまりに違って面白いけど、カヌレ本来の性質を考えると、このアレンジが一番ハマってる気がする。柑橘系のジャムだと食感のマリアージュがイマイチなんで、これぐらいねちっとしてるほうが良い感じ。
2024.06.22
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コーヒー備忘録エチオピア イルガチェフェ ナチュラル(AlbertCoffeeRosters)昨日のパンダコーヒーのイルガチェフェ ウォテに続いて、Albertさんのイルガチェフェ。昨日のウォテに比べると、同じイルガチェフェ同士でもやはりだいぶ個性が異なる。こちらの方がかなり酸が明るく舌触りもしっかりしているが、複雑で熟成発酵感のあるワイニーなウォテに比べて、ずいぶんすっきりとしていて軽い。とはいえ、飲みごたえが無いというわけでもないところが絶妙なバランス。中西さんGJだな。悪く言えば奥ゆかしさにやや欠けるところがあるものの、こういう明るい酸味の方が分かりやすいっちゃ分かりやすい。軽めながらチーズの味と甘さのはっきりとしたさるぼぼワッフルクッキーとの相性は上々。
2024.06.21
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エチオピア ウォテ ナチュラル(パンダコーヒーロースターズ)何年ぶりなのかというウォテのナチュラル。10年前はエチオピアのナチュラルといえばもっぱらこればっかりだった(選んでいたというわけではなく、珈琲豆に音のラインナップがこれだったから)んだが、ここのところ別の産地に定番の座を奪われつつあるこちらのコーヒー。特にナチュラルに関しては、パンダコーヒー倉橋氏からかなり厳しい評価だったことが続いていたが、久々に導入してるってことは、今季の豆が当たりだったか。期待せざるを得ない。あら、オードにしてはえらい挽目に安定感がないな。何でこんなにばらついたのか。やはり開封して一発目はとことん濃く淹れたい。抽出温度やや温めで、手加減無しのスーパースロードリップ。ちなみにこの淹れ方だとあまり派手に豆が膨らむことはないが、絶妙な鮮度のおかげでかなり上々。とはいえ、膨らみすぎないのがパンダの優秀なところ。そして素晴らしいアロマ。これだけでクラクラするね。エチオピア イルガチェフェ・ウォテ ナチュラル手作りプリン久々のウォテ。10年前は自分の中でスペシャルティのイルガチェフェ=ウォテという方程式があるほどの定番だったが、あの頃の記憶のままに素晴らしい味わい。まず特筆すべきはこの凝縮された生々しい果実感。熟したプラム、クランベリー、ぶどうのような複雑かつ発酵感のある、深みのある華やかさ。華やかさと深さって正反対のように思えるんだが、ウォテのナチュラルを何とか形容しようとすると、どうしてもこうなってしまう。酸も素晴らしいが、決してケニアのような厚い旨味と強烈な明るさの酸ではなく、アシディティ自体は大人しい部類。こりゃ久々に急冷式でアイスでも飲んでみたい味。ゴロ・ベデッサが華やかさと軽やかさに重心があったのに対して、こちらはその対極である、ある意味での重さに重心が偏っている。もともとこれに慣れていただけに、懐かしさもあいまってついつい贔屓してしまいたくなる。今年のウォテはなかなかどうして、悪くないがね。あ、プリンのこと忘れてた。
2024.06.21
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家飯備忘録もやしと春菊のナムル・チキンピカタクレソンサラダ・トマトスープ今日は野菜中心の健康食。この半年ほどで、家族一同、鶏胸のピカタにすっかりハマってしまった。春菊もそろそろ終わりか。もやしだけでもナムルは美味いんだが、どうしても淡白過ぎるので、春菊の青臭い香りが入るとガラっとイメージが変わる。ちょっとクレソンの取れる量が減ってきた。さすがにね。ピカタって卵をつけて焼くだけでどうしてこんなに保水感があるのか不思議だが、こいつ優秀な料理だなあ。考えた人は天才だわ。そういえば、ミネストローネの定義って何なんやろ。個人的には、こういうサラっとしたトマトスープは全部ミネストローネで良いと思ってたんだが、どうも違うような気もしてきた今日このごろ。気になって調べてみると、イタリアにおける野菜スープは全般的にミネストローネと呼んで良いらしい。トマトはあっても無くてもどうでも良いみたい。それほど洗練されていない、田舎の家庭料理における野菜スープの総称ってとこかね。ちなみに、今やイタリア料理の代名詞と言っても良い存在になっているトマトはもともとイタリア産の食物ではない。たしか高山植物だったと記憶しているが、それだとペルーあたりか。中米の高山帯、乾燥している寒い場所の植物ということね。だから水やっちゃいけないんだよな。だから何かっていうと、オチは特にない。
2024.06.21
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家飯備忘録 ちょっとばかし豪華な日明太鯖・小松菜ナムル・メンマ・アマゴの唐揚アオサの味噌汁・筍カレーHATブレンドフルーチェブルーベリー今日は色々残り物を一気に処理しようとしてえらい豪華になってしまった。明太鯖。消費期限ギリギリアウフ状態で叩き売りになっていたところを救出して冷凍しといたやつ。素材もへったくれもないジャンクな美味さ。飯が進む。いや、進むのは困る。アマゴの唐揚げ。えらい衣が厚めになってしもた・・・計算違い。アマゴは淡白なので、割り切った味付けができてしまうところがポイントだが、たまには素焼きも良いな・・・。そういえばアマゴなんて親父が2年以上前に釣ったのを食って以来なのでそうとう久々になるのか。筍カレーとアオサの味噌汁。カレーと味噌汁ってどうなんやっていうね。およそ台無しなんだが、アオサの香りが一癖あって、意外と味噌汁が負けてない。そろそろ筍も食べ収めかな。と思ったりもするんだが、どうも今年は桜といい、クレソンといい、筍といい、どれも1シーズン遅れてきたような状態で、GWが終わった後まで余裕でいけてしまいそうな感がある。まだまだ出てるんだよな。つーかスーパーで筍見たら、ほんのちょっとでとんでもない価格。料亭はああいう品を使ってるのか・・・高いわけだ。こちとらタダの筍しか食ったことないので、価値基準が麻痺っとる。この青臭さがたまらんねえ。しかし我ながら不思議なんだが、これだけクセが強いなら赤味噌でも良い気がするんだが、アオサ汁の時は基本的に白ベースの方が合う。何でやろ。アオサ自体に旨味由来の塩気を感じるから、白でも充分なのかな。食後のコーシーはHATブレンド。食事が割と和風寄りだったので、もっと大人しいコーヒーの方が良いかなと思わなくもなかったが、なんとなく今日はHATの気分だった。HATブレンド・フルーチェブルーベリー味ケニア由来の力強く厚みのある明るい酸と旨味を中心にツンとした香ばしさもある良いとこ取りのHATブレンド。これだけ尖った要素が多いのにこのまとまりの良さは、やっぱり中西さんの腕なんだろう。欲を言えば、フルーチェよりももっと脂っこくて甘ったるいジャンクスイーツの方がシナジーあるんだが、これはこれで充分にイケてる。本当に優秀なブレンド。
2024.06.21
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おにぎりのゆり〒501-0461 岐阜県本巣市上真桑2240−1058:00~完売まで木曜定休しぐれ・味付け・昆布G.W.中日となる平日の出勤日。ゆりは個人店やし、こういう時ぐらい逆に休んでるよな~と思いきや、なんと営業中。この日はだいぶ夜遅くなり、さすがにもうやってないだろうとも思ってたので、夕方まだライトが点灯していたのは意外も意外。驚きしかなかった。入店して正面のショーケースを見てみると、驚くほど人気商品が売れ残っている。店主に事情を聞いてみたところ、他所の飲食店がみなこぞって休みにしているのでウチぐらい開けとかんと困る人もおるだろうと思って開店してたんだが、こういう日に限って全然売れなかったそうで、珍しく夜まで営業中だったとのこと。いつもは昼過ぎで完売御礼なのに本当に珍しいこともあるもんで。こういう時はやっぱり水商売って過酷だなと思う。リーマンのぬるま湯で生きてきた自分には想像できん。(左から順に)しぐれ・味付け・昆布手巻き(?)おにぎり自体は決して珍しくないが、このゆりのようなタイプのおにぎりは本当に珍しくなった。飯は柔らかめで、米全体にしっかりと濃いめに味をつけてしっかり混ぜてあり、握り方はギュッと固めで一体感がアリアリ。このタイプのおにぎりって、かつての岐阜の名店「子の子」ぐらいしか記憶がない。いまこの地区での個人店最大手の「かわい寿し」グループも、今どきらしく、水少なめの味うすめでふわっと系。ゆりが無くなったらクラシックスタイルの店が今度こそ壊滅だろう。いつまで生き残ってくれることやら。こちらはしぐれ。山椒が利いていて甘さ控えめのしぐれ。他のおかずと合わせても違和感の無い、タイトな仕上がり。しぐれの甘ったるさが苦手な小生でも大好きな仕様。ありがたし。味付けはいわゆる炊き込みご飯握り(のはず)。アンチ均一性の小生がなぜこいつにこんなに惹かれるのか、いまだに理論的に説明することは不可能。ほのかに甘く、どこまでの懐かしい、おふくろの味。飯全体に混ぜ込まれた昆布。普段、塩昆布なんてぜんぜん食わねえが、おにぎりの時だけはこいつが至高だと思ってしまう。本音を言うと、この混ぜ込みタイプの塩昆布とは対照的な、ビルトインタイプの「きくらげ」が小生の中ではこの店の至高のおにぎりネタなんだが、やっぱり人気らしくていつもいちばん最初になくなってる。ジーザス( ゚д゚)
2024.06.21
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豚旨(とんこく)うま屋ラーメン 各務原店〒504-0941 岐阜県各務原市三井町4丁目19811時00分~4時00分月曜定休https://www.umaya.co.jp/store/gifu-04kakamigaharaおよそ10年ぶりの訪問チャーシューメン今池でのサークルライブイベントの後、各務原まで後輩のEを送った後に、食わないつもりだったのにふと寄ってしまったこいつ。そういえば、うま屋なんて10年は来てないな。何一つ思い入れも思い出も無い店やけど、こんな深夜までやっててこのタイミングで通りかかるとなると、寄らざるを得ない。おそらくもう一生無いかもしれんし。ところで、うま屋って全国チェーンだよな?知らんけど。豚旨と書いて何で「とんこく」と読めるのかは知らんけどあえて突っ込まないとして、記憶では典型的な豚骨系だったと思う。博多を狙ってるのか狙ってないのか、とにかく中途半端なラーメンだったという記憶しかないが、あの頃はまだ学生だったし、全然味が思い出せない。しかし24時をまわってなおほぼ満席。深夜の横綱とかうま屋って何でこんなに人いんだろう。やっぱり今どきのチェーン店はどこもかしこも端末オーダーやね。卓上調味料は相変わらずのようで。また後で落ち着いて見てみるか。まぁ特製ラーメンにしとくか。っと思って最速でボタン押しそうになったんだが、ちゃんとメニュー一覧を見てはっと思いとどまった。この店なんつー店だ。完全に騙されてたわ。一般的に「特製」ってつけるメニューは大概「全部のせ」コマンドを指すんだが、この店はいわゆるすっぴんのノーマルラーメンに「特製」という名前をつけてる。これ何の嫌がらせなんだ?これ、直感的に全のせだと思って特製頼んで騙された人いっぱいいると思うんだが、そうなると店としてはせっかくトッピング上乗せの高額メニューを買わせる機会を失う上にヘイトまで被るわけで。どういう理由でデフォ商品に「特製」という名を与えてしまったのか、ぜひ根拠を聞いてみたい。そして、うま屋の代名詞こと、ニラ辛子は健在。ただな、この手のトッピングってよくあるんやけど、この店のラーメン、デフォルトで特に尖った要素が無い(記憶では)ので、これ入れると全部これに持っていかれて、ラーメンの味は何やったんやってなるから、いまいち使いにくいんよね。飯にのっけるには味がなさすぎるし、マッチングを踏まえると更に中途半端な商品。そして本丸着丼。チャーシューメンあれ、見た目が横綱感。横綱よりはテクスチャが硬そう。ともあれ、まずは麺から。何だかんだで博多系の極細低加水麺かと思ったら、割と普通に加水率高そうな中細ストレートだった。並のレベルではあるけど一応コシもそれなり。しっかし、記憶と全然ちゃうな。だいぶ思い違いをしていたのか、それとも進化したのか。全体的に味はなるくて輪郭に欠ける印象。キレよりも重たさと豚臭さで勝負か。チャーシューは来来亭を彷彿とさせるペラッペラ具合で脂身の比率も同店とクリソツ。味、濃度、香りの方向性が驚くほど来来亭だ。こんなに似てたっけ。ただ決定的に似てないのは、来々亭の方がはるかにしょっぱいことかな。これだけ全体的にキレが無いと、やはりニラ辛子や紅生姜といったアイテムで味変したくなるところ。こういうオプションを考えるとデフォルトのラインはこのあたりで良い気もしてきた。ただ、このバランスの半端感は拭えず、何を狙って設計した一杯なのかどうしても伝わってこない。付き合いでなければ再訪は無い・・・かな。
2024.06.21
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かつや 一宮店カツ丼(松)1,012円午後から今池で内輪のライブイベントということで昼に出発したんだが、G.W.真っ最中ということもあり、時間的にあまりに中途半端であることも相まって、相当久々にかつやを訪問することに。つーか一宮店はもしかすると最初で最後になる可能性まである。ここでカツ丼とか何年ぶりやろ・・・ワンチャン10年まであるな。全く記憶がない。カツのクォリティに値段以上のものは一切期待できないということは分かりきってるが、それでも10年も経てば多少なりとも進化しとるんではないか。そう期待したい。ちなみに、同コスト帯で地元岐阜というと、あみもとの里系列の「かつさと」があるんだが、あそこの粗挽きふわふわサクサク衣のカツ丼に比べると足元にも及ばないというのが、当時の小生の評価だった。肉質も衣もコストも全て負けてたもんな。かつさとも随分長いこと行ってないな。そういえば、かつやも行ってないけど、同系列店のからやまもどんだけ行ってないんやろ。当時まだ一緒に働いていたS田君とは帰り際に何度寄ったか分からんが、もうあれも6年前のことと思うとゾっとする。からやまもだいぶ撤退したもんなぁ。野一色店はまだ健在なんやろか。田神のからよしの方は秒で撤退したらしいな。あそこに入る店って何でみんな長持ちせんのやろか。こういうチェーン店にありがちやけど、何で値段の同じメニューの表を何枚も作るんかね。また、キャッチコピーの重要性は分かるけども、「全力飯」だの「うまさ本物」だのと大仰なことを言われるとかえって「偽物」であることを疑いたくなるし、「全力なのはカツじゃなくて飯の方か」と突っ込みたくもなる。曲りなりにも「かつ」を屋号に掲げるのなら「かつ」「肉」の方を推すべきなんじゃないのかね。そこに既に自信のなさを感じてしまう、今日このごろ。オーダーを済ませて一服。今日めちゃくちゃあちーんだよな。茶がうめえ。っと、卓上調味料とサービス品を見てちょっと違和感。何かな。ああ、壺が1個足りんわ。漬物か塩辛か、どちらかが無くなったなこりゃ。まぁ、なくなるとしたら塩辛やろうな。食は多様化したかと思いきや、こういう所では淘汰されてクセのあるものから先に消えていく。はい、予想通り、淘汰されたのはイカの塩辛の方やね。かつや、からやまグループといえばサービス品のイカ塩辛といって良いぐらい代名詞だったと思うんだが、黒作り以外のイカ塩辛には特に思い入れのない小生ですら、ちょっと感傷的な気分になってしまう。諸行無常。カツ丼(松)諸行無常からの着丼。見た目のチェーンクォリティの絶妙な雑さが滲み出ていて良い。これこれって感じ。ちなみに、カツ丼は松竹梅と3種類あるんだが、それぞれカツの量が異なる。今回オーダーした松はいわゆる肉ダブル仕様。ラーメンなら迷わず麺からなんだが、カツ丼なんやからやっぱりカツからか。いや、飯とカツと同時にいけよ( ゚д゚)というのが小生の本音なんだが・・・。飯が見えてこないんだな。さて、衣、肉、味、どこをとっても全体のバランスを考慮しても価格なり。損をした気分にはならないし、最近ちょいちょい話題にしてしまう本巣の「まつ」のカツ丼と比べればコスパ感のあるクォリティ。ただ、記憶の中にあるどうしようもないパスパスペラッペラのカツ丼と比べると雲泥の差で、なかなか悪くない。適度な厚み、割り下が染みてもサクサク感を残した衣、甘すぎない割り下、不均一を保った卵の火の通り具合と、トータルで見たらなかなかのもの。感動こそないものの、ジムカス的な良さはある。やっぱりチェーン店って優秀だな。食物繊維を補給がてら、いつもの割干し大根漬で味変。めったに使わないけど七味もちょっとばかし使ってみた。無事K.K.。ご馳走様でした。次は何年後になるのかな。
2024.06.20
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cafeterada(カフェ テラダ)営業時間 11:00-22:00定休日 毎週月曜岐阜県岐阜市美殿町46https://www.instagram.com/cafeterada/訪問5回目本日のコーヒー コロンビア ナリーニョ JOKER(焙煎7日目)今日もついでがあって寄った開屋フードコート(?)。既に食事は済ませてあるので今日はコーヒー1杯だけ。先日までの京都農園に変わって、ナリーニョのJOKERという、いかにも厨◯臭い名前の生産者に変わっとる( ゚д゚)。今回はハイロースト。前よりもちょいと浅めなのかな?ちなみに、今回は飲まなかったが、スペシャルティではまだまだ珍しい感のある中国。生産コストはどうなんやろ。コロンビア ナリーニョ JOKER ハイローストそれではいただきます。つーか毎度毎度、産地の紹介が律儀だねえ。これ専用の手彫りの判子つくってるんだよ。茶目っ気あるよね。さて、中身の方はどうかというと、前回のコロンビア(京都農園)に比べると、全体的な印象は一言で言うならストロング。どの要素をとっても強い。寺田君とこのコーヒーはどれも共通して香ばしいんだが、今まで飲んだものの中でも一際深煎り感の強い香ばしさ。苦みもしっかり。と思いきや、ハイローストらしい輪郭のくっきりとした明るい酸も有る。これだけはっきりと酸が感じられるのはこの店にしては珍しいが、しかしながら寺田君が求める香味の方向性は、基本的に果実感よりも香ばしさ寄りなんだろうな。こういう嗜好になるのは、同店の代名詞でもあるバスクチーズケーキやサバランといった重量級の甘味たちを見るとずいぶん納得できるものではある。これぐらいツンと苦みや香りが立っていて深煎り気味の方が飲みごたえもあるし、油分や糖質の多い付け合せとの相性も良い。なかなかどうして、悪くない。
2024.06.20
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スモークビーンズ・スモークチーたらウイスキー&チェリー仕様今回も桜とウイスキーの組み合わせ。十数年前に貰ったサントリーの角がもう少しで消費しきれそう。いつもの豆に加えてチーたらも一緒に燻してみることに。表面積が割と多いのでけっこう煙の当たりが悪くなさそうなんだが・・・実は微妙なんだよなこれ。というわけで、結局さらなるブレーバーの強さを求めて、なかなか消化しきれないジョニーウォーカー・ダブルブラックを投入。バーボンに比べるとやや頼りない感はあるものの、材が燃え上がるのを防ぐこともできるので悪くない。ちょっとコスパがアレやけど・・・チャンクのみの前半戦が終わった段階でもうかなりドライな状態に。あんだけ水分多めにしたにも関わらず、気温のせいかやたらと燃え上がった。こればっかりはその時のめぐり合わせもあるので本当に難しい。途中で1本味見。やはり燻したばかりだとまだ煙臭さが目立つだけで全然キてない。ひとまず脱酸素剤を入れて袋に。だいぶ暖かくなってきたからか、香りの厚みがまだもう一つといった感じではある。2日寝かせてちょうど良いぐらいなのでまだこの時点では何とも言えない。明後日また試食かな。【追記】後日、2日後に開けてみたら絶品やった。やっぱりある程度空気に触れさせないと全然美味くならんわ。
2024.06.20
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お伊勢たい焼き縁屋 岐阜鏡島店 2回目春季限定:桜餅たい焼き〒501-0123 岐阜県岐阜市鏡島西2丁目17−36(※現在夏季休業中)https://www.instagram.com/yukariya_oise/2回目となる縁屋 西鏡島店への訪問。5月いっぱいまでは営業するらしいが、6月からまた長い夏休みに入るということなので、おそらくこれが今季最後の訪問になろうと思い来たわけだがなるほど、春らしい限定メニューも。和菓子の世界ではなにかと桜餅やかしわ餅など、爽やかな香りを生かしたメニューが出回るが、たい焼きと桜餅をあわせてきたか。「餅どら」とか「餅もなか」の組み合わせは昔からあるので決して不思議ではないが、どんな感じになるのかね。ところで、前回訪問時には、「次こそカレーだな」と心に決めていたにもかかわらず、さっさと心変わりしてしまった。人間の意志のなんと弱いことか。ただ、だからこそ自由とも言えるんやろね。つーかアレよ。よくよく考えてみると、看板商品の「お伊勢たい焼き」は、「たい焼きで赤福餅包んじゃいました」的なコンセプトの商品なんやから、桜餅を包んだところで今更やし、美味いことは確定だな。何をアホなことをあれこれ考えてたんやろ。桜餅たい焼きあの、桜餡がめっちゃはみ出てますが( ゚д゚)しかし一般的なこういう桜餡って何の香料や素材を使ってるのかしらんけど、このフレーバーはいわゆる桜味。頭からガブっと。適度な噛みごたえにサクっと崩れる生地。その下には、ちゃんと桜の葉の塩漬け。良いね。基本的に香りも味も甘ったるい桜餡にこの香りと塩気が入ることで一本筋が通った味になる上、甘みもさらに引き立てられて印象的。薄く入っている餅も食感にアクセントをもたらしてくれている。ん〜やっぱりコーヒーと・・・いや、この香味ならやっぱり日本茶でセッションしたいところ。悩ましい。こちらは土産用に持って帰って家族に食わせたお伊勢たい焼き。桜フレーバーも良いが、こちらの方が素直に小豆の良さを味わえる。いずれも捨てがたい。
2024.06.20
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海のダシ専門 濃厚白湯らーめん315杯目 特濃味噌白湯 全部のせライスからあげセット追加ライス〒501-0203 岐阜県瑞穂市馬場上光町3丁目711時30分~14時00分, 17時30分~21時00分定休日:(水)(木)https://www.instagram.com/nokopaitan/いよいよG.W.営業を境に季節のメニュー変更が行われるということで、この店に通い始めて以来のお気に入りメニューである特濃味噌白湯の食べ収め。店の前に貼ってあるこいつを見ると何か辛そうに見えるんだよな。こうして仕様を見てみると、茹で後とはいえ大盛麺350gって有り難いな。当然全部のせ。この味噌白湯、他のメニューと比べても圧倒的に白飯との親和性が高かったので当然白飯をつけようと思ったんだが、よくよく見ると、この店の米の価格設定おかしないか????そして気付いたんだが、そういえば唐揚げいまだに食ったことなかったわ。唐揚げセットにしてみるか。つーかセットにしても値段変わらねえ( ゚д゚)とりあえず先にネギチャー壺。このネギチャーの味を何と表現して良いのが分からんのだが、これほんとに不思議なことに、いわゆる味噌ラーメンの味なんだよな(小並感)。野菜のはずなのに何でこんなに攻撃的な味なんやろ。決して辛いわけでもないんやけど。からの着丼。特濃味噌白湯 全部のせライスからあげセット茶色いモノって美味いっていうが、まさに茶色い( ゚д゚)新しい仕様のチャーシュー。全部のせにしか入っていない元ぽくチャーシューもついにソーキ仕様に。甘辛い味つけが、これまた甘辛い味噌白湯スープと親和性が。被ってるっちゃ被ってるが、近い味同士の増幅効果もある。まったくもって初のオーダーとなる唐揚げ。10数回通いながら初ってのは我ながらやばかったな。いちおう、今までオーダーしなかった理由はちゃんとある。女将さんが謙遜するからなんよね。「普通のからあげですよ・・・?」と言っていつもいつも謙遜されるので、仕方なく餃籠包ばかり頼んでいたんだが、たしかに餃籠包の方が名前のインパクトも拘ってる感も出てるしね。さてどんな感じかな。とはいえ、まずは麺から。特濃シリーズ特有の、箸を折られそうな粘りと重圧。何も考えずに普通に持ち上げると、それこそ麺の持ち上げのせいでへし折られる。特濃の時ばかりは割り箸じゃなくてちゃんとした箸用意してほしくなるけど、しかし割り箸の方が美味いんだよな。難しいな。肝心の味わいだが、コシよりも噛みごたえと歯切れの良い中太麺が、これまた適度な辛みと濃度抜群のスープをぐいぐい持ち上げる。箸折れそうやけどな( ゚д゚)。しかし通常の特濃鶏白湯と比べると雲泥の差といって良いほどのヒキ。理屈で説明できんな・・・洗練された旨さと違う、五感を服従させるタイプの圧力。付属トッピングのネギチャーもやしを一緒にすする。あかんこれ。どっぷりとスープに浸したネギチャーを飯に絡めて。思わずむせる旨さ。本当にむせた。極厚の皮付き豚バラをスープに浸して、チャー丼に。もはや言葉は不要か。あまりに飯が進みすぎて、この時点で1杯目終了。ただちに2杯目追加、そしてその場繋ぎセット唐揚げ「ただの唐揚げですよ?」と謙遜する奥さんと大将。でもこういう「普通」と言い張るモノは信用してはいけない法則。自分から「極み」とか言い張る輩よりもよほどクォリティが信頼できるというもので、たいてい超個性的で美味いんだよね。という予感がばっちり当たった。なんと、小生の好みどストライク。スーパーライトなサクサク衣、にも関わらずあり得ないほどのジューシー感。適度な繊維感が残りつつジュワっと飛び出す肉汁。何か嘘なんじゃないかと思えてしまうほどのクォリティに驚愕。下味も絶妙。ちなみに、この唐揚げは日によってフレーバーが変わることがあるそうで、この日は油淋鶏風のやや酸味があるタレが軽めにかかっていた。いや~これはラーメン屋に限らず、生まれてから食った唐揚げランキングで軽く三本の指には入るんじゃないかな。主観的にはぶっちぎりの1位。瞬間最大風速来たな。ちなみに飯との親和性も高すぎる。餃籠包越えたわ。大将ごめんよ・・・飯2杯目着丼。ちょっとまて、1杯目より多くないか???サービス・・・・( ゚д゚)?ゴゴゴゴゴゴ予測可能、回避不可能駄目だ。こんなに味噌汁感あるのにちゃんとラーメンしてる品が今まであったろうか。粘度は全然ちゃうけど、味噌中華的なとこあるんよな。何でこんなに飯が合うのか。軽々K.K.。ちょっと他のメニューとは比べ物にならんわ。控えめに言っても至高。
2024.06.19
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いつものスモークビーンズ備忘録父の名残素材でスモーク基本的に桜材かオーク材(ナラ系)&ウイスキーの組み合わせでしか燻製をしないんだが、今回は広葉樹という共通点を除くとぶっちゃけ雑木と言って良い組み合わせの燻製。我ながら珍しいな。たまには拘り云々よりも、残ってる材の消化もしないいいけない、ということもあり今回はこんな感じでテケトーに。ちなみに左上の袋に入ったチップ的なのは何かというと、父が生前(まだ食道癌にかかる前だからコロナよりも前か)に手違いで削りまくってしまった桜のおがくず。小生と父の関係は決して良好な感じではなかったが、あの時はなぜ珍しく親心が働いたのか、「燻製やからチップが要るやろう」と言って、大量の削り屑(チップじゃなくてもはやオガクズ状態)になった桜をくれたんだよなぁ。これも今となっては懐かしいんだが、せっかく貴重な桜を手に入れてその薪をさらに細かく割ってチャンク状態にしておいたのに、全部オガクズにされてしまったので当時はかなり憤慨したもんだ。で、正直オガクズの状態にまでなっていると火付きが良いどころか一瞬で燃え尽きてしまうのであまり使いようがないんだが、そういえばスモークウッドの上に乗せておけばいちおう消化できるなと気づいたので使ってみることに。とりあえず、チャンクを使った一次燻製も雑木で。1年ほど前に可児御嵩の山の家(YAMANOIE)さんで購入した広葉樹雑木セットがまだ少し残っているのでそれを使用。なんか今回は妙にうまく火がついて、なおかつ燃えすぎず煙の量もモクモク良好。温度も低い。これだけ調子が良いと、桜じゃなくてもしっかりと香りがつきそう。ちなみにこっそりチーたらも入れてる。後半戦でようやく件のチップ(?)投入。このまま煙が出るように美味く燃やすのは大変難しいため、スモークウッドの燃焼促進剤として上に乗せる。多少なりとも桜の香りが出るはず。上からピートも存分に振りかけて追い鰹もOK。やっぱ網じゃないので煙の当たり方がまばらやねえ。まぁこの方が風味が均一でなくて美味いんじゃないかと予測。知らんけど。
2024.06.17
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家コーヒー備忘録HATブレンド(超濃厚)ひかえめに言ってもクリーム多めのシュークリームカスタード本日はなんと、ウチの家族大好きな控えめ言ってもシリーズの病気シュークリームが割引だったので(GENKYでしか売ってるの見たこと無い)、この超ヘヴィ級の甘味に合わせてコーヒーも最強レベルに濃ゆいものを淹れなければという衝動に駆られ(いつもはそこまで思わんのだが・・・何でやったんかな)、ついついやってしまった。まずグラインダー(フェロー・オード)の挽目をいつもよりもだいぶ細かめのダイヤル7に合わせて細挽きに(世間でいう粗挽きの範疇ではある)、比較的温度は熱めで抽出時間5分( ゚д゚)。ちょっとやりすぎたか・・・。HATブレンド(AlbertCoffeeRosters)ひかえめに言ってもクリーム多めのシュークリーム・カスタードいや〜しかしながら本当に久々の「控えめに言ってもシリーズ」。シュー生地の隙間なくギチギチに入ってんのよね。合わせるHATブレンドは高温、低速の高濃度抽出。一口飲んだ時点であまりに明るすぎる酸とグルタミン酸的な厚みのある旨味、そして今回は狙い通りちゃんと苦みも香ばしさも抜群に出ている。やっぱこいつはとにかく強いコーヒーだな。強いだけじゃないところも本当に感心。これは西洋菓子との相性最強やな。この詰まり具合からしてパンッパン。半端ねえ。このケチ臭さ一切無しの感じが好きなんよな。中毒性ある。そして予想通り、HATブレンドとの相性最強レベル。
2024.06.17
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家飯備忘録豚肩ロース・クレソンサラダ・若竹汁・八宝菜なぜか若竹汁を作る日は中華を主菜に据えてしまうのは我ながら偶然なのか意図的なのか。不思議だな・・・今日のクレソンはオリーブオイルに沖縄塩、黒胡椒、最後に去年絞ったスダチ汁を加えてさっぱりと。豚肩ロースって何でこんなに優秀なのか・・・クセがなくてブリブリ食感。味わいも素晴らしい。値段も素晴らしい。八宝菜の青梗菜だけはウチの野菜。野菜料理でウチの野菜がこんなに少ないのは実は珍しいかも。筍よりも山椒の葉の方が重要だと思う今日このごろ。というかガキの頃からそう思ってたが。さて、今年はあと何回食えるかな。
2024.06.17
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エチオピアゴロ・ベデッサ ナチュラル(パンダコーヒーロースターズ)フルーチェみかん味ここのところよく飲むゴロ・ベデッサNのフレンチローストを、いつもより2目盛りほど細かめにして試してみることに。見るをフジローヤル“みるっこ”からフェロー“オード”に替えてから既に1ヶ月近く経過したが、まだまだ使い方は攻めきれている感じがしない。かなり心理的な躊躇いがあるが、やはりある程度細挽きにしていた方が、微粉が多かった以前のコーヒーと同じような条件が作れやしないかと画策。見るからにいつもより細かい。深煎りであることと豆の鮮度もあるが、やはり細かい方が明らかに膨らみも勢いが良い。エチオピア ゴロ・ベデッサ ナチュラル精製 フレンチロースト(パンダコーヒーロースターズ)フルーチェみかん味さてどんな感じかな。香りは相変わらず華やかで爽やか。熟成感よりもフレッシュネスが強調されたエチオピア。やはりいつもよりも1〜2段階細かく挽いている分、単純に濃度がだいぶ上がっている気がする。ややぬる目で淹れているので苦みはそれほど出ないはずだが、苦味成分も割と出ている感じ。いつもは比較的柔らかく感じる酸も今日ばかりはけっこうツンツンしてるか。ただ、単品で飲むわけではなくフルーチェが横にあるので、相互作用を考えるとこれでちょうど良い感じではある。いずれにせよ下手な豆ではないのでどう足掻いても不味くはならないんだが・・・やっぱり自分の思い通りの成分だけを抽出することができていない感。なかなか難しいな。やはり微粉とある程度の粗さが必要なんだろうな(不揃いという意味での粗さ)。
2024.06.17
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家飯備忘録わらび・青椒肉絲・メンマもどき4月終わりそうなのにまだクレソンがバリバリいけてる!珍しいこともあるもんだ。今日は、筍使った品が2種類とわらび。山菜Day。だいぶ花が咲いて可食部をひねり出すのが面倒なクレソン。今日は久々にオリーブオイルに沖縄のマース、黒胡椒でキメ。ちょっと濃すぎたか・・・・( ゚д゚)メンマもどき、ちょっと唐辛子入れすぎたらしく強烈い辛い( ゚д゚)味はやや薄めなので飯が進まないのは個人的にありがたい。食物繊維最高。あれ、繊維あるよね??牛肉を使ってない、ちゃんとした青椒肉絲。つーかアレね、ほぼ筍炒め。筍8割の青椒肉絲って贅沢やな・・・
2024.06.16
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海のダシ専門 濃厚白湯らーめん314杯目蟹白湯 全部のせ 大盛・爆弾にんにく炒飯〒501-0203 岐阜県瑞穂市馬場上光町3丁目711時30分~14時00分, 17時30分~21時00分定休日:(水)(木)https://www.instagram.com/nokopaitan/今回は職場の後輩を連れて。県外からの就職、かつラーメン好きなのに、新天地でのラーメン屋事情が分からんということで連れてきた。何といっても、とにかく濃厚なのが好きだということなので、ここ以外に選択肢は無かったかな。爆弾にんにく炒飯彼にも同じものを勧めた。にんにく嫌いじゃなくて良かったー。今日の炒飯はいつもに比べてニンニクのフレッシュ感、醤油感が割と強く、なかなかキレの良い味わい。これもなかなか悪くないな。蟹白湯 全部のせ隣の彼には訪問初回にして特濃を注文させてしまった。いや、だって濃ゆいのが好きって言うから(´・ω・`)今日もご機嫌の蟹&魚介香に、濃厚過ぎないけどジューシーさ抜群の鶏白湯スープ、持ち上げ抜群で歯切れの良い麺。今日のバランスは特に文句のつけようが無いな。いつもはもうちょい塩気がきつくて飯が欲しくなるんだが、今日は絶妙だ。単品で全く問題なくイケてる。餃籠包香ばし&わしっとした皮に、飛び散る肉汁ジューシー餃子。こちらも満足いただけたようで何より・・・後輩ちゃんの中では再訪確定とのこと。良かった良かった・・・
2024.06.16
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麺屋無双岐阜県岐阜市折立351-1【昼】11:00−14:30【夜】17:30−22:00(Last Order 21:45)無休https://peraichi.com/landing_pages/view/musou/https://www.instagram.com/menyamusou/https://twitter.com/menyamusou担々まぜそば大盛&ミニからあげ丼今回は同僚が大好きな担々まぜそばを食うために訪問。メインのメニュー表のど真ん中ながら、やたらと表示が小さいので目立たんのよねこれ。これ、見方によっては辛さを選べるのは担々まぜそばだけに見えるんだが、辛さの選択が可能なのは台湾まぜそばも共通。もうちっと何とかならんのかしら。いや、どうでも良いな。しかし一部に熱狂的なファンも少なくない(一部なのに・・・)というこのメニュー。メインメニューである台湾まぜそばとの最大の違いは、専用の「特注平打ち麺」とのこと。能書き通りなら、「もちもち食感で食べごたえ抜群」とのこと。これは期待したい。いつもの全然ミニじゃないミニからあげ丼もロンモチのオーダー。自分でコスパ最高と謳ってしまうほどの超コスパ。ウチの食堂も見習って欲しいレベル。なんかつい最近追加されたという、唐揚げまぜそば。おもろいね。コスパも良しやろう。ただ、個人的に思うのはアレよ。唐揚げにはラーメンじゃなくて飯が欲しいんよ(´・ω・`)ところで、ミニからあげ丼は「からあげ」なのに、何で「唐揚げまぜそば」は「唐揚げ」なの?オーダーを終えてセルフサービスのもやしナムルを。食べ放題ではないと強調してあるが、そもそも「セルフでどうぞ」とも書いてないし、店員から説明されることは一切ない。なんとなくセルフに見えるけど、これ初めての人はどうして良いか分からんよね。なんとなく分かるけどね。担々まぜそばもどうせ辛い系であるには違いないので、メイン着丼前に舌が痺れてしまうことに躊躇い無し。どんと来いや( ゚д゚)とりあえずミニからあげ丼から着丼。もやしナムルが入ってるのが世間一般的な醤油皿ぐらいのサイズなんだが、どこからどう見てもミニの領域を越えてることは一目瞭然。コップより背が低いと思った人は要注意。このコップは中ジョッキ以上のサイズ。ミニからあげ丼・担々まぜそばもやしナムル(無料セルフサービス)そしてメインディッシュも着丼。こうして見比べると、やっぱりミニからあげ丼が全くミニになりきれてない詐欺であることがよりいっそう分かりやすい。これ、ミニやと思って舐めてかかって痛い目見た女性も少なくないんじゃないか。さて、お楽しみの担々まぜそば。ミンチ、メンマ、ニラ、高菜、刻み海苔、ネギ、卵と、しっかりと表面が埋められていて見た目の満足感はなかなか。まぁ個人的にはそんなものはどうでも良い。とにかくまずは麺。お~担々専用麺は幅広の縮れ・・・いや、手もみか?いかにもビロビロっという形容が似合いそうなビジュアル。箸で持ちあげた手応えでは、かなり柔らかくてヒダヒダの舌触りが幸せそうな予感。一気にすすってみると、ドゥルンドゥルンと口内をかき回す超絶幸福度のすさまじいすすり心地。びろびろの柔らかさがとにかく心地よい。能書きには「もちもち食感」とあったがむしろ皆無。もちろん、「硬い=コシがある」などということは間違っても思ってもいないが、押し返すような弾力というよりは、とにかくとろけるような柔らかさやね。粘りやもちもち感とは違うニュアンスだと思うんだがなぁ。実際に餅と比べてみれば真逆だと分かるはず。ただ、能書きとこれほど違うのに全く嫌な感じがしないのは、表現が違えど、品の設計自体が非常に上手くいっているからだろう。不思議とコンセプティブに感じられる。トッピングの高菜は「良いアクセント」というレベルではなく、丼全体の印象に影響を与えるぐらい、しっかりとした辛さを演出。これは良いキレ。さて、影の主役のこいつも忘れてはいけない(つーか何だかんだでこれが本体という客も少なくないらしい)。しつこいが、これをミニと呼ばれても本当に説得力まるで無し。この染み込んだタレとマヨネーズと黒胡椒のマッチングが本当に脳髄破壊。これはあかん。こんなによくできたジャンクフードがかつてあったろうか。さて、一通り味わったところで、完全に全体をMIX。ここからは一緒くたにしてとにかくすするのみ。急に重さを増したようないかついビジュアル。麺だけでもご機嫌なのに、濃ゆいタレと各種トッピングの味と食感が絡まって、より複雑に、ヘヴィに、切れ味も増幅。後半戦に突入。ここで、おつまみに食べていたもやしナムルを豆乳。投入。最終局面。からあげ丼の飯を残り汁に投入。担々ご飯。余裕のK.K.。かなりの量あるはずなんだが、なんのその。無双、本当に良い店になったなぁ・・・10年前と比べると雲泥の差ね。
2024.06.16
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家Coffee備忘録ブラジル(AlbertCoffeeRoster)手作り杏仁豆腐Mさん手作りワッフルなにげにAlbertさんのブラジルは初。ブラジルって基本的にほぼナチュラル精製なんやけど、不思議なことにエチオピアやイエメンのナチュラルのようなフレーバーは全く出ていないので、いまひとつナチュラル感が無いものが多い上、ほぼ深煎りにされるので余計に分かりにくいね。ブラジル(Albert Coffee Rosters)自家製杏仁豆腐まずは自家製杏仁と合わせて。いや~やっぱクコの実のクォリティで杏仁の価値ってかわっちゃうなと痛感。さてブラジルだが・・・こりゃどうなってんだ( ゚д゚)前述の通り、ブラジルのナチュラル精製の豆で本当に酸味が生かされているものっていうとスペシャルティの品質でもなかなか出会えないんだが、このブラジルは葡萄系のエチオピアNの柔らかなジューシー感と酸味に満ちている。矛盾しているが、酸っぱさを感じさせない酸。酸というより単純に果実感なんだろうが、いわゆる香ばしい&アーシー系のブラジルとは一線を画す。最近飲んだ中では比較的香味の似ているエチオピアといえば、ウォルカ(アダメ・マゾリョ)なんだが、全体的にずっしりとした重たさと厚みを感じさせるあたりは何だかんだでブラジルなんだなといったところ。気になってこの後こっそりアダメ・マゾリョと比較してみたんだが、やっぱり比べると明らかにアダメ・マゾリョの方が果実味は豊かね。しかしブラジルの珈琲でここまでジューシーさを味わえるのは貴重やし、まるでアーシー系の深煎り珈琲とエチオピアのブレンドのような良いとこ取りの香味をしている点はなんだかハイブリッドで美味しすぎる。Mさんのワッフルさて、菓子との相性の良いブラジルなんで、Mさんからいただいたワッフルも焼き直してお供に参戦。甘さ控えめながら、焼き直したばかりの熱々サクサクは不思議と物足りなさを感じさせない。だいぶ冷めてきていよいよジューシーさを増してきたこのコーヒーも、ワッフルの熱と反応してボンっと膨らむような香ばしさ。しかしこの巨峰のような柔らかな甘さと果実味は本当に素晴らしいね。今度行った時もう1回買おう・・・残ってるかね。こういうのって良いと思ったらニュークロップで全然別物になることも珍しくないし、一期一会になっちまうかもな・・・。
2024.06.16
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家飯備忘録筍薫物・メンマ風・若竹汁・一夜干しイカ若竹汁もこの時期になるといよいよハチクも混ざってくる。孟宗竹や真竹の筍と比べると、硬いながらもサクっと軽い歯ごたえが持ち味のハチク。そういえばハチクってどういう漢字書くんやろ。破竹の勢いの破竹ではないんよね。そういえば昔から一夜干しイカって好きやったけど、最近あまり食卓に並ばなくなったこともあり、ついつい買ってきてしまった。タコに比べればずいぶん安いが、こいつを辛子マヨネーズでやっつけるのが一番美味い。つい日本酒が欲しくなるが、飲めない身体に生まれたことを呪うしかない。柔らかいところは豚肉とフキと一緒に炊いた。ちょっとストロングな味付けで飯も進む。困るな。竹も良いんやけど、個人的に若竹汁の決め手は山椒の葉やな・・・この香りよ。
2024.06.16
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焼肉牛殿(ぎゅうでん)〒500-8182 岐阜県岐阜市美殿町18 太田ビル 1F火〜土:17:00〜L.O_23:00/close_24:00日曜日:17:00〜L.O_21:00/close_22:00https://www.instagram.com/gyuden_gifu牛タン弁当・牛ハラミ弁当いつもの美殿町はナチュラルベースの真向かいにある焼き肉牛殿さん。名前の響きがあの「牛源」そっくりだが、もしかして縁があるんやろか?つーかこんだけ美殿町に通ってていまだに一度も行けてないんだが、いつかは・・・と思っていたら思いもよらぬ形で初めて食べることに。つーか焼肉屋の弁当なんて生まれて初めてやな。何でこんなことになったかって、ナチュラルベースのおさむ君のおかげ。ちょっとしたお手伝いの報酬にしてはあまりに贅沢な気がするんだが、ありがたくいただきます。いつもすまんねえ。牛タン弁当おわ・・・これが牛タン弁当か。幾らするんやろこれ・・・怖くて聞けなかったわ(苦笑)。ちなみに、牛タン弁当はこれで生涯2回目。たしか3年前・・・かな?。大阪出張かの時に、たしか梅田駅で駅弁フェアをやってたんじゃないかと記憶しているんだが、その時に食べたやつ。2000円ぐらいしたかな・・・。なかなかの奮発だったのでさすがにクォリティにある程度期待したんだが、作り置きの牛タン弁当に期待なんぞできるはずもなく、いちおう温めて出してもらったものの、予想通りにカチカチでねぎ塩の味しかしない肉塊を食らわされる羽目になった。どう考えても海苔弁の方がクォリティ高いんよね。我ながらアホ。2度と牛タン弁当なんて食わねえぞと心に決めていたんだが、こいつはちょっとどころか完全に別物だった。まぁ焼いてからそれほど間もなくの提供で、なおかつ国産(黒タンかどうかは定かではない)牛のタンとなれば当然のごとく期待値は上がるわけなんだが。自分でも牛タンは使うのでよく分かるんだが、やっぱり輸入と国産だと完全に別物やね。まぁ国産でも経産だったらまた話は別なんだろうけど、とにかく自分で使う激安タンとは格が違うどころか、同じ部位として比べてはいけない感もある。とにかく肉自体の風味が抜群に良いし、柔らかいだけでなく弾ける弾力と保水力がとんでもない。これだけ香ばしく焼き上げながらこのプリプリ感はたまらんね。なにげにキムチとナムルが美味すぎる。ハラミ弁当こちらは牛ハラミの弁当。ちなみに、両方ともオサムくんと半分こしてる(笑)。にんにくの利いたネギ塩ダレでまとめられていた牛タン弁当に対して、こちらは甘辛焼き肉ダレで味付けされている。タンもタンとは思えないぐらい柔らかかったのだが、ハラミの柔らかさも負けず劣らずながら、また少しニュアンスの異なる柔らかさ。こちらの方が繊維が太く(粗い?)、噛むごとに繊維がほどける感じの柔らかさなんよね。和牛のハラミってだいたいそんな印象。ねぎ塩にんにくも飯に合うんだが、やっぱり昔ながらの甘めの焼き肉のタレもなんだかんだ飯とのマッチング最高。どちらの品も決して熱々ではなくむしろヌルかったのだが、それにしても素晴らしいクォリティ。焼肉屋って凄い。久々に焼肉屋でタン食いたくなるわ・・・。最近、輸入モノのタンもめちゃくちゃ高いので、ちょっと前までみたいに2級品をグラム200円台で手に入れるのもかなり難しい。自分で手出すのはやめておくべきか。
2024.06.15
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Tea stand ミクスチャー正式オープン訪問初回営業日 木金17:00-20:30 土13:00-17:00〒500-8181 岐阜県岐阜市御浪町25Natural Baseティースタンド ミクスおさむ君がNaturalBaseで何度もお茶バー営業してるせいで正式オープン感がイマイチ無いんやけど(笑)、ようやく正式開業。なつきさん、いらっしゃいますね。さて、何からいただこうかなと。正直なところ自分が興味あるのはこのあたりのラインナップのみ。ただ、日本茶スタンドという概念自体が、特にこの田舎では新しすぎるかもしれないので、やはり最初は抹茶ラテあたりの分かりやすい記号に頼らざるを得ないかもしれない。日本茶インストラクターのなつきさん的には正直歯がゆいところだろうなぁ。抹茶以外の日本茶にも興味があるという人は、全然ハードル高くないので、ぜひこのあたりから注文してみて、なつきさんに色々教えてもらうと良いんやないか。そんなわけで注文を済ませて店内に。いつの間にこんなもん仕込んだんや( ゚д゚)お~プレオープンの時の雑然さと比べるとずいぶんすっきりした!綺麗やんか。何となく気になって表を改めて見に来た。この旗、たぶん本来は日の丸を立てるところやな。この絶妙に枯れた色合いが茶っぽいし、山田屋旅館跡によくマッチしてるやんか。ちなみにこれをデザインしたのは某いつものデザイナーY田氏。ここで着丼。炒りたてほうじ茶ここでしか飲めんものということで結局これを選択してしまった。本来の茶のクォリティを味わおうと思うならちゃんと煎茶で貰ったほうが良いんやろうけど、こいつについつい惹かれるんよな。焙煎したての珈琲にはどちらかというといつも否定的な立場で物申してしまう自分ではあるものの、良い茶葉を使った炒りたてほうじ茶はちょっと他に代えがたい魅力がある。珈琲と違って、これだけ強烈な香ばしさを放ちながらも全く後に引かないすっきりさ加減はまさに日本茶独特のものだと思う。かといって軽すぎたり、味わいが足りないという感は全くない。むしろ満足感は計り知れんものがある。ここでなつきさんから粋なプレゼント。今日はこの後おさむ君のお手伝いがあるので、えらい気を遣ってくれていたらしい。いつも有難う。ほうじ茶で炊いたあんこ、白玉団子。毎度感心するんだが、甘すぎず軽すぎずで、香ばしさと小豆そのものの風味が抜群で舌触りも充実。あえて言うなれば、どう食えば良いか毎度のごとく迷うこいつだが(一口でかぶりつくにはちょっと大きい・・・)、茶と合わせるには申し分ない。
2024.06.14
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牛丼の吉野家スタミナ超特盛丼 斜め上の進化またちょっと久々に吉野家。つーか岐南店に来たのほんと久々すぎ。異動してから、めっきりこっち来なくなったからなぁ・・・いつものおばちゃん健在でお元気そう。そして相変わらず注文取り違えが酷いな。安心するわ。今期間限定で親子丼やってるっぽい。吉牛が親子丼か・・・色々迷ったんだが、今日はなんとなく超特丼と決めていたので。( ゚д゚)??いや、ちょっとマテよ。追い飯付きって何なん?気付いたのはオーダーした後なんだが、追い飯については一切説明もなんも無かったな。さて、吉野家メニューの中ではけっこうな特盛丼で全体的に味濃いめなので、デフォルトでついてくる卵1個ではとうてい足りない。ということで、いつもの悲劇が起こる可能性を憂慮しながらも追加で1つ卵。無事に来ますように(今のところ30%ぐらいの確率でエラー)。スタミナ超特盛丼 追加生卵珍しく卵はちゃんと来た。この1年でまともにオーダー通りに来たの初じゃないかな。つーか追い飯ってそういうことか( ゚д゚)最初から飯が別皿でついとる( ゚д゚)これを追い飯と呼んで良いのかどうか・・・これは審議が必要なんちゃうか?つーかこれだと飯が冷めるだろうに、これはいったい・・・。しかしまぁ斜め上の発想で来たなぁ。絶対追い飯じゃないと思う。追ってないし( ゚д゚)。とりあえずいつものように貧乏性をMAXが発動して紅生姜をたっぷりと。超特丼はジャンキーなので、たかが紅生姜ぐらいでバランスを崩したりはしない。この真ん中にたっぷりかかっとる食べラーがキモ。とりあえず何も考えずに一通り。わかりやすく濃い。そしてカオス。ここで追い飯(?)と卵投入。追い飯感ゼロ。後半戦は、もう1個の卵に七味、そして付属のマヨネーズをぶっかけて最高にジャンクにいただく。全体的に甘ったるくなりがちなので、アクセントの七味が良い味出してくれる。こうしてアップで撮るとお好み焼きかたこ焼きにしか見えんな。ロンモチのK.K.。満足度はそれなり。
2024.06.13
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BEER BELLY BURGERS4回目(最後)ゴールデンキウイバーガー〒502-0849 岐阜県岐阜市栄新町3丁目96 小島コーポ 北 1階営業時間平日11:30〜14:30 LO.14:00土日祝11:00〜15:00 LO.14:30たまに夜も営業不定休https://www.instagram.com/beerbellyburgers/(【追記】※2024年5月いっぱいで惜しまれながら閉店)3月末に突然の閉店が告知されたこちらビアベリーバーガーさん。まだ通い始めたばかりだというのに電撃閉店で残念極まりない。店主さんともウマが合い、訪問の度に盛り上がっていたので本当に惜しい。さて、これが最後と思うと悲しくって仕方がないんだが、まだ食べたことが無いメニューの中でこいつをチョイス。パイナップルのバーガーがあるんだったら当然ある選択肢だよなとは思う。ただ、今回はちょうどグリーンキウイを切らしてしまったらしく、ゴールデンキウイで代用。いや、こっちの方がトロピカル感あって美味いんちゃうか?おそらく図らずも当たりを引いたのだろうということで喜んでおくことにする。こちらは隣に座っていらっしゃった、店主さんの地元の先輩様からいただいたお菓子。九州(福岡)では当たり前のソウルフード的な存在らしく、どこでも売っているらしいが、岐阜では全く見たことのないものばかり。チロリアンって何?と思ったら、あのチロルで間違いないらしい。へえ。ゴールデンキウイバーガーぱっと見た感じはパイナップルでも挟んでるように見えるな。迫力( ゚д゚)ちなみに、我が家でもゴールデンキウイを育てているが(30年ぐらい??)、こんな風にバーガーにしてみようと思わなかったのは迂闊だったな。それではペーパーに包んでいただき。しっかりと焼かれてムチっとしたバンズに存在感有りすぎのパティ&チーズ。そして、肉肉しさが強調される中にあって、このゴールデンキウイのトロピカルな甘さとほのかな酸味、そしてジューシー感が絶妙に全体のバランスをとってくれている。予想以上のまとまりのある味わいだ。今までどうしてもソリッドかつドライになりがちだった同店のバーガーたちだが、このキウイバーガーだけ明らかに異質で、従来は「カリッ、サクッ、ムチッ」しか無かったところに「ジュワッ」の概念を持ち込んでくれている。これ、今まで食った中でぶっちぎりで美味いわ。よく設計されてると思う。いや〜最終回にして一番美味いメニューを引き当てることができたのは感慨深い。と同時に、やはりあまりにも惜しい・・・。先輩さんから貰ったお菓子もいただく。ブラックモンブランと言いつつも栗というわけではない。全くチロルチョコを彷彿とさせる要素は無いが、なんか懐かしい味。サービスのㇱチョス。これがうめえんだ。余り物というソーセージまで・・・最後の最後までサービス精神旺盛過ぎて心配になるぐらい温かいお店。ごちそうさまでした。おそらく転職されると思いますが、今後のご活躍をお祈り申し上げます。
2024.06.13
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HAT Burger & Coffee Shop 30回目4月限定 エビタルバーガールートビア・ラテチリチーズドッグHATブレンド・アップルコブラ〒500-8474 岐阜市加納本町6-2営業時間 11:30 〜 18:00(L.O.17:00)ランチタイム 14:00まで定休日 火曜日https://www.instagram.com/hat.burger.coffee/あやうく4月の訪問0になるところだったが何とかギリギリで滑り込み。本当に最近足が遠のいてる。いつもの「とりあえずルートビア」からの「最高b」コンボ。今回の限定は昨年のシュリンプバーガーのブラッシュアップ版。たしか去年はオーロラソースだったのが、今回はタルタルソースに。エビタルバーガー肉、海老、タルタル!なんつー分かりやすさ。ぷりぷりやのう( ゚д゚)ペーパーに包んで、いただきま。「ふわ&サク」の衣にぶりぶりの海老、いつも通り噛みごたえ抜群のパティにザクザク野菜、濃厚タルタルソースが見事に全体のパーツをまとめてる。そして最近恒例の天地返し。ソースが優秀な時はやっぱりこれ。上下反転して底にソースを持ってくることで味がダイレクトに。今回も相性バグツンでした。ラテこの日は新人さんがラテの練習をしていたこともあり、せっかくなので一杯いただくことに。チーズチリドッグこの前のイベントでも出していたというこのネタ。「作れるよ」と言われたので遠慮なくオーダーすることに。前から価格設定のこととか色々と話は聞いていたものの、結局クォリティとして納得できるものを優先にして仕上げたとかで。さていただいてみるか、っておい、なんじゃこのバンズは( ゚д゚)ふわふわサクサクかつ適度なもっちり感。これ本当にホットドッグか?と言いたくなるほど異次元の仕上がり。「ホットドッグって最初に口に入るのはパンで、結局最後までパンの割合が一番大きいじゃん」という理屈で、ソーセージよりもパンへの比重を圧倒的に高めたわけだが、その発想については全面的に同意。そして拘ってないというソーセージについても決して手抜きでもなんでもなく、パリっとした歯ごたえと充分過ぎるほどのジューシーさ、適度な塩気。そこにまなやくんお得意のチリミートのスパイスが絶妙に絡んで、素晴らしい完成度。よく「パーツに拘れば良いというもんじゃない」なんて言われるけど、パーツもバランスも最大限に配慮されていて、とにかくトータルでの満足感高すぎ。ごちゃごちゃ言ったけど、とにかく美味いわ。アップルコブラ&HATブレンドそしていつものデザートコンビ。前回からだいぶ空いてしまったことと、次いつ来られるか分からないということでやっぱりオーダーしてしまった。今夜のHATブレンドは更科ではなく淹れたて。やっぱりこの濃度、この明るさよ。更科でも素性の良さが充分過ぎるぐらい伝わる素晴らしいコーヒーだが、やはりドリップしたばかりのこいつには勝てん。今日は酸味よりも香ばしさの方が全面に出てる気がする。熱々やからかな。ほろっと砕ける激甘かつシナモン香り土台とアイスクリームの組み合わせ。コーヒーと合わせるために生まれてきたようなHATのアップルコブラ。ジャンキーなのか複雑なのか、相変わらず全くわからんけど、とにかくこれも強引なまでに美味いからかなわん。今夜も堪能しました・・・しかし新作ホットドッグのレベル高すぎやわ。ちゃんとキッチンカーの方も食べに行かんとな。
2024.06.12
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cafeterada(カフェ テラダ)営業時間 11:00-22:00定休日 毎週月曜岐阜県岐阜市美殿町46https://www.instagram.com/cafeterada/訪問4回目本日のコーヒー(コロンビア京都農園)カヌレ(ピスタチオ)コーヒーのクォリティ以外の理由でこんなに通う店というのも自分の中ではかなり希少な存在だが、たった3週間で既に4回目の訪問。夜間営業がメインというのもあるが、平日に寄れるというのは本当に有り難い。完全に日が落ちると、厨房内の照明は最小限に。客席も暖色系の淡い照明に変わり、開屋入口エリアは夜の店の雰囲気に。と、ここでいつものお姉さんとばったり会う。今のところ夜間の訪問でのバッティング率100%。ほぼ毎晩来てんじゃないのかなこの人。と思って尋ねてみると、どうやらここ最近は小生と同じ日にしか来ていないらしく、向こうからしても小生とのバッティング率は100%らしい。そんな偶然あるのか( ゚д゚)コロンビア(京都農園)・自家製くわいチップスコロンビアとバスクチーズケーキを頼んだだけのつもりが、有り難いことに寺田くんからの粋なサービス。そういえばくわいチップというのは食べたことがない。食べてみると、全く味付けをしていない超絶ナチュラルテイストののチップスから、じんわりとした甘みとくわい独特の風味とが、噛めば噛むほど染み出してくる。唾液分泌し過ぎ。くわいチップ美味いなー。そして今日のコロンビア(京都農園)は、前回かなりフルボディで苦みもストレートだったのに対して、かなり大人しくまろやかになってきた。やはり焙煎から日数を置いていないとカドが立つんだろうか。まさに落ち着いたというイメージ。コロンビアといえば中米コーヒーの共通した特徴である柑橘系の明るくライトな酸も持ち味だが、深煎りにするとブラジル同様の香ばしさとボディ感が得られるものが多いイメージ。なおかつ、ブラジルよりもよりマイルドなんよね(アーシーな香ばしさには劣る)。その例に漏れず、コロンビアらしさを感じる一杯。バスクチーズケーキ今回はオレオではなくレギュラーのチーズケーキにしてみた。しっとり滑らか、かつ濃厚な舌触りで食べごたえ抜群。この近辺でバスクチーズといえばリバーブが有名かつ定評があるが、あの店よりももっとドライ(ある意味では熟成感かな?)で、酸味が少なく分厚い感じ。深煎りコーヒーならこっちかなという感じだが、しかしながらこれを独学で作ったというのは素晴らしい嗅覚。そしてなにげにメニューを見てみると、「フライビーンズの燻製」という新メニューが。これはいったい何だろう(すっとぼけ)。寺田くん、いつも有難うございます。感謝しかありません。新しくなったメニュー表見てて気付いたんだが、「シメの髙山ラーメン」とは・・・寺田くん、いったいどこへ行こうとしているのかね( ゚д゚)
2024.06.11
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十八楼 懐石(生涯2回目)今年も十八楼で懐石料理。高いだけで全然美味くないとかいう話はよく聞くんだが、なんだかんだでこういうところにでも来ないとこの手の日本料理食えないので、小生としては有り難い。前菜盛り合わせ的な。日本料理といえばこの椀物だよな・・・。去年のとはまた違う。刺身用の醤油が2種類。左は普通の刺身溜まり。右は泡醤油とのこと。泡の方はふんわりと刺身にまとわりつきやすいが、密度が低いからか、たっぷりつけてもけっこうマイルドで良い。あわあわの柔らかい口当たりもなかなか悪くないな。よくある刺身。ローストビーフ。飛騨牛鍋。サワラの西京焼きキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!春で懐石といえばどうしても期待したくなるこれ。炊き込みご飯、漬物、赤出汁。赤出汁の味噌の熟成感がすごくて、最近どこかで飲んだようなえらい芳醇でウッディな香りしてた。デザート&ほうじ茶。残念なのは、この手の懇親会やパーティだと、どちらかというと歓談や挨拶に気遣ってばかりでほとんど食事をまともに楽しむ暇が無いということか。大人の嗜みとは本当に難しい。
2024.06.11
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家コーヒー備忘録イルガチェフェ(AlbertCoffeeRosters)国産フライビンズスモーク・チョコパイミニ何度目になるか分からない、Albertさんのイルガチェフェナチュラル。今回は久々に自家製スモークと合わせたいのでとびきりヘヴィに抽出したいところ。それならなぜこのコーヒーを選んだのかというツッコミがありそうだが、そんな気分だったからとしか言いようがない。エチオピア イルガチェフェ ナチュラル(AlbertCoffeeRosters)国産そら豆フライビンズのスモークチョコパイ ミニややぬるめの抽出時間5分でフィニッシュ。既に冷めているのでしっかりと酸味は出ているが、抽出温度を抑えているのでそれほどきつい酸は出ていない。しかし普段はあまり出ない果実感(ベリー系の甘みというか)がかなり濃厚に。しかし綺麗だな。合わせるそら豆はいつものモノと違い国産の高級品。ちょっとスモークするのは勿体ないぐらい風味が豊かなんだが、スモークによる加熱が加わっても本来のそら豆らしい香ばしさが全然衰えていない感なのは優秀過ぎるな。フルーティな酸味と香ばしいフライビンズのコントラストはなかなかどうして悪くない。
2024.06.11
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町田商店 不定期チェック回初の塩ラーメン職場の後輩から、町田商店といえば塩一択という話を聞いて試しに訪問。曲りなりにも家系の定義的に塩なんてありえねーと思ってた上に、この店の醤油であんなにしょっぱいのに、塩になったらさらにどんだけしょっぱくなるのかと思うととてもオーダーする気にはなれんかったんだよな。そうとう塩辛いことを見越してほうれん草追加。飯もいちおう用意しておいた。家系で塩って本当に初なので、どう来るかまったく予想ができない。場合によってはこの生姜がキモになるか。たまねぎもしょっぱさを和らげるのに一役買う。いつもあまり使わないが、必要になるかもしれん。先に飯から着丼。豆板醤とにんにくと胡麻でそれっぽく。塩MAXラーメン(Allふつう)+ほうれん草ライスなるほど。いやぁ、白いな。めっちゃ白い。いつも以上に豚成分がむわっとストレートにくる。前よりほうれん草増えたかな。初回のMAX+ほうれん草増しが酷すぎたので(通常とほぼ同じ量)トラウマ気味なんだが、たぶんこれが正常なんだろう。海苔とほうれん草はしっかりと浸しておく。いつものバラチャー。しかしながら、普通でこの脂ギトギトっぷりは流石。そして白いな。そら醤油使ってないので当然かもしれんが。まず一口・・・どんなに塩辛いものかと期待(?)して臨んだものの、驚くべきほどの塩気のなさに唖然。薄めでオーダーしたっけ?と勘違いしそうなほどのカドの無さはもはや驚愕と言わざるを得ない。醤油とはえらい違いだ。醤油のキレ(?)が無い分、いわゆる豚骨らしい乳化しまくったスープのテクスチャ、豚臭さ、ギットギトの脂臭さが前面に押し出されていて、圧倒的な重さと分厚さを演出している。しょっぱくはないが、一言でいうならクドい・・・に尽きるか。しっかりとスープに浸した海苔まき飯も、やはりあまりにカドが立ってないスープゆえにか、脂っこいばかりでほとんど味がしない。するはずなんだが、見事にスポイルされている感が強い。これだけギトギトのスープにも関わらず味のバランスが悪すぎるので、調味料の方でアクセントを入れてみることに。相変わらず記号以上の意味を感じさせないチャーシュー。トッピングで飯を食らうという一点に関しては、いつもの醤油仕様の方がマシか。豆板醤の味しかせんな。略。ただでさえボケた味が玉ねぎの水分でさらにボケる。ただ、この清涼感のおかげで油っこさは多少和らがないでもない。刻み生姜でさらにさっぱりと。信じられないことに、あまりにラーメンがおかずにならなさすぎて飯だけ余るという珍現象。いわゆる家系の店はそれなりに食べてきたつもりやけど、こんなことは初めて・・・いや、千家も似たようなもんか。塩気的には大人しいのでK.K.できそうな気もしたが、最後まで飲ませようというヒキは皆無。ただ、トータルで醤油よりも遥かに食べやすいので、選択肢としては有りか。進んで食べようとはならんが・・・
2024.06.11
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家飯備忘録筍ツナ煮猪カルビ焼きアジア風酢の物パクチー前日に続いてイノシシのバラ肉で焼き肉がメインディッシュ。今日の筍はツナで炊いた。筍は採れたての風味を楽しむならさっぱりと仕上げたいが、それなりに日が経ってるし、ちょっとジャンクで飯に合うように濃い目の煮物に。今日も結局色々考えた末に、シンプルに塩胡椒。この前みたいに振りすぎることはなかった。なにげにちょくちょく作る中華風酢の物のパクチー添え。つーかパクチーが本体。今日はこれが一番美味かった。パクチー食えない人ほんと南無三。
2024.06.10
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インドカレー ナマステグル 本巣店 訪問6回目〒501-0400 岐阜県本巣市三橋鶴舞15ナスマサラカレーセットライス選択おかわりハーフナン4月になってからというものの、連日退勤遅い日が続くな・・・どうしても外食に頼ってしまう。今回も懲りずにナマステグル。そういえば、最初の方以来、日替わりカレーって全然オーダーしたことなかったな。たしか入口のあたりに本日のカレーの看板があったはずなんだがざがいも・・・( ゚д゚)?見なかったことにしよう。そういえば、いつもナンばっかし食ってるけど、ライス選択もあるんだよな。最初にライスでオーダーしてても、お代わりナンは変わらず注文できるし、試しに飯食ってみるか。飯といえば・・・そういえば、ナスマサラカレー食ってみたいと思ってたんやけど、どうしてもナンとの相性がイマイチそうな気がしてオーダーしたことなかったんだよな。今日はライスのつもりやし、これでいってみるか。セットサラダ&スープ何かスープの具がいつもより多くて味濃い。そしてカレー着丼。ライス&ナスマサラカレーちょっとマテ( ゚д゚)ターメリックライスやないんかい( ゚д゚)これ自分の思い込みかもしれんが、さすがにインド&ネパール料理系の店のカレーのライスっつったら、普通はターメリックライスとか、インディカ米を使った各種フレーバーライス系じゃね??普通にジャポニカだね。水少なめの硬めで小生がけっこう好きな仕様なんんでまだ良いんだが、まさかなんの変哲もない白飯を出されるとは・・・予想外過ぎて驚いた。気を取り直してナスマサラカレーを・・・たっぷりの油脂成分とナスの保水感のせいか、死ぬほど熱くて食えたものではない( ゚д゚)。ちょっと冷まさねばならんな・・・。もともと猫舌気味なのでね。つーか、しかも今日めっちゃ辛い日なんだが。たぶんシェフがいつものおっちゃんじゃない人やな・・・ハズレを引いたか。熱くて辛い上にやたらと油脂成分が多いのとナスの水っぽさゆえか、今日のカレーはやたらと味が薄い。水っぽいと言ったほうが適切かもしれんが、とにかく味の輪郭が感じにくい。脂のせいのきがするな。と、後半に差し掛かったところで忘れていたこいつが着丼。つーか、ラッシーが食前に出てこなかったの、初めてやぞ( ゚д゚)初めてついでに、こんなにもシナモンが少ないのも初。つーかようやく普通になってきたな。いつもしこたまシナモン入ってて、「シナモンラッシー」に名前変更したほうが好いんやないかって毎回ずっと思ってたけど、さすがに減価的に厳しくなってきたか?まぁどうせ補助金とかで運営してんだろうけど・・・いつもに増してツッコミどころだらけの本日。もう勢いでかきこむしかないと思い、ライスにぶっかけてカレーライスに。なんかあんまり消化不良気味だったのでハーフナン追加。つけて食ってみたんだが、やっぱり今日は脂っこくて水っぽいせいか、どうもカレーの方が弱すぎる。マサラにしたのにこれというのはちょっといただけないなぁ。なんとも残念な気分。と、微妙な気持ちでついでにデスクワークの方を片付けていると、いつものオーナーさんが寄ってきて挨拶をしてくれた。ついでなので、なぜターメリックライスとかにしないのかと尋ねてみたところ、昔はカレー用のライスをインディカ米使ってターメリックライスとかにしてたんだけど、どうも苦手な客が多くてやめてしまったのだそうで。今でも注文してもらえればターメリックライス仕様で作りますよとは言ってもらえたので今度は頼んでみようかなと思ったら、「有料オプション」とのこと( ゚д゚)。しゃーないか。で、なんか話ついでに、今度からモーニングで出すメニューを試食してほしいと言われなんか不思議な揚げ物が挟まった甘いサンドイッチをもらった。ちょっと口が乾く感じの料理だな。なんと、パンだけでは口が乾くだろうということで、チャイまでご馳走に。いつも文句ばっかりいってすみません有難うございます。ご馳走様でした。
2024.06.10
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家飯備忘録猪肉バラ・もやしナムル・メンマもどき他かなり久々にMさんから猪肉もらった。5〜6年ぶり?最近は別ルートでしか猪肉食ったことないのでなんか懐かしいな。いつもスライスした状態で持ってきていただけるんだが、今日も綺麗に薄切りにしてあった。ありがとうございます。猪肉といえばぼたん鍋という人が大半な気がするんだが、個人的にはどう考えても焼き肉一択。にんにくを利かせたタレでも良いんだが、今回もらったとこは限りなく脂が少なくてタンパクな感じがしたので、塩と黒胡椒だけにしておく。かけすぎないように気をつけないとな・・・と思っていたんだが、こういう時に限って案の定失敗。ちょいと振りすぎた。ナムルとメンマにくっつけて多少塩気を減らした後にあらためていただき。ちょっとパサつき感が否めないが、やっぱり豚よりも明らかにうんまい。でもやっぱりにんにく利かせた醤油ダレの方が良かったかも。Mさん、ごちそうさまでした。
2024.06.10
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ジンギスカンあずまし家岐阜県瑞穂市馬場上光町3-7河合ビル106℡0583222900Open17時〜24時(23時30分last order)定休日 水曜日https://www.instagram.com/zingisukanazumashijia/1年ぶり2回目 肩ロース・中落ち・ラムロール・マトン・粗挽きラムソーセージ瑞穂のジンギスカンあずまし家。ちょうど1年ぶり2回目の訪問。いつもの濃厚白湯らーめん3の真隣。このペア、超強いんだよね。入口に向かって左端にはいつもオガ炭が炊いてある。客が来たらすぐに火を出せるようにという努力なんやと思うけど、平日で人が来るかどうか分からん状態でこれだけの量の炭を常時用意するのってとんでもないコストのはずなんだが・・・まったくもって頭が下がる。自分も業務用のオガ炭使ってるので分かるが、もし客来なかったら、これだけで隣の店のラーメン1杯捨てるぐらいの損失になる。地味にどころかけっこう痛いと思うんだが。ジンギスカン関係のメニュー。基本のセットは絶対にオーダーしなければならないわけではないが、さすがに肉だけになるのもアレなのでひとまず基本を。基本セットの肉は肩ロース。なんだかんだこれが鉄板なんだよな。通常の居酒屋系一品物もそれなりにあるが、自分はまず頼まないかな・・・。酒飲まんし。そして今回やたらを目を引くメニューがこの中落ち。ラムの中落ちという言葉を聞いたのは初めてだが、小生の知る限りの知識では、食肉における中落ち=ゲタ。コストコなんかで売ってるリブフィンガーも同じ部位。肋骨と肋骨の間にある肉で、ちょっと筋っぽい歯ごたえと弾力のある赤身質は味が濃くて美味。リブもそうだが、骨まわりの肉は味が濃くて美味しいとよく言われるわね。ラーメンの出汁に使われるガラってのも基本的にこの骨まわりの肉になるわけやし。まぁ“いわゆる”豚骨ラーメンの出汁は髄液の方が重要なんやろうけど。ただ、ラムの中落ちとなるとなかなか想像もつかんな。サイズ感はいまいち分からんのだが、豚と比べてももう1まわりか2まわりは小さいであろうことが予測される。どんな形で出てくるんやろな。そんなに期待もしてないが、とりあえず新商品ということで気になるのでオーダーしておく。とりあえずタレとおろしにんにくが出される。初訪問時に衝撃だったのがこのタレ。ぶっちゃけタレ自体の存在感は限りなく皆無で(こう言うと印象が悪いかもしれないが)、徹底して肉そのものの美味しさを引き出すよう計算された、かなり珍しいタイプの焼き肉のタレ。一般的にジンギスカン用のタレといえば、甘辛くて濃いニンニクの利いたドロドロのタレのイメージなんだが(自分の一般的なタレに対するイメージが偏っている可能性は否定できない)、ここのタレは限りなく麺つゆに近い何か。さすがに麺つゆほどさらっさらでもないが、焼肉のたれ然とはしていない。つーかこれはいったいなんだ。にんにく・・・だよな?えらいエメラルドグリーンっつーか青いんだが・・・と思ったんだが、おろしたニンニクの成分は酸化が進むことで中の成分同士が化学変化を起こしてこのように変色するのだという。むしろ添加物や混ぜものを一切使っていない証明なのでかえって信頼性が上がるな。自分おろしニンニクを使う時は使い切れる量をおろしたてで使い切るのでこういうのを見たことは無かったんだが・・・いや、家系ラーメンによくあるグリーンにんにくの色はもしかしてこれだったのか。別の調味料による着色だと思っていたが・・・。ラム肩ロース基本の肩ロース。赤身に適度な脂と筋で、羊とは思えないほどクセのない香り、弾力、歯ごたえ、噛むほどに染み出す甘み。ラム中落ち見るからにすじ肉というか、もはやこれはホルモンだな。そして予想通りだが、やはり羊肉のサイズで肋骨の間の肉となるとこういう細切れみたいな感じにならざるを得ないわけか。ラムロールそしてジンギスカンといえば必ず食べておきたいラムロール。ラムロールについてはこういう販売店の方ではなく精肉の段階で職人によって作られるが、葉巻と同じような手法で異なる素材を組み合わせて作られる成型肉の一種であるラムロールは、1本1本個性がある。そもそも肉というものは個体によって一頭一頭異なるものなので、同じ部位であっても同じ味のものは一生に1回しか食えないが、特にラムロールは不思議とその都度差があって面白い。前回はラムロールのくせにやたらとクリーンな味わいだったので、今回はどうなるかなと期待。とりあえず牛脂・・・ではなく羊脂(?)をひいて、ネギと玉ねぎをジンギスカン鍋のはじっこに。焼いているうちに肉の脂や液が流れてきてクタクタの野菜に絡む。まずは肩ロースから。最初はくっつきやすいので、少しずつ位置をずらしながら。こんがり焼きめがつく程度でひっくり返す。火が入りすぎないうちに、最初の1枚をまず。柔らかさというよりは抜群の弾力。強すぎないタレのおかげで存分に肉の旨味が味わえるな。そして全くクセの無いこのクリンネスは人を選ばず美味と感じられるのは間違いないが、どちらかというと羊らしさが好きな自分としては物足りないぐらい。ニンニクを使ってもう1枚。このニンニク、こんな少量で素晴らしいフレーバーだな。素晴らしい。次はラムロールを。薄いのですぐに火が通る。とりえず、素の風味がどんなものなのかと思ってタレ浸けせずに食べてみたが、今回のラムロールは素晴らしく脂の香り芳醇でワイルド。これは間違いなく羊が苦手な人が顔をしかめそうな強烈な風味。つまり小生にとっては大好物。これこれ、これが食べたかったんだわ。これだけ肉の風味が強ければ、唐辛子やニンニクと合わせても全く不足は無い。やっぱジンギスカンはこうでなくては・・・いや、素晴らしい。次はラム中落ち。焼く前に箸で持った手応えでは、豚のガツとか、牛のミノなんかに近い感触。1個1個は小さい塊だが薄くスライスされておらずゴロゴロっとした形なので、すぐには火が通らなそうだな。もういけそう。だいぶ縮んだ。食感は予想通りでかなり太い筋が通っている気がするが、このグニグニと押し返してくる食感は大好物だね。完全にホルモン系の食感。そして、中落ちということでかなり濃厚な風味かと予測していたが、味自体はかなりタンパク。肉そのものの繊細な風味を楽しめそうといった感じもしないので、こりゃ逆に味変しまくって食感だけ楽しんだ方が良さげ。ぼちぼち野菜の方にも脂が染み込んで火も入ってきたな。唐辛子とニンニク、両方つかってがっつりとタレにつけて。こういう時ばかりは一般的なドロダレが欲しくなるなあ。さて、こいつが思った以上にさっぱりしていたので、もうちょっと追加で試してみたい気がしてきた。マトンこの店の肉は基本的にモノが良いのか洗練され過ぎている感があるので、どうしてもラムロールとか、このマトンみたいなものを食べてみたくなってしまう。ラムとマトンの関係は、ブロイラーの若鶏と親鳥の違いと基本的には同質だと認識している。どうしても肉質は硬くなるが、鶏に関して言えばむしろ歯ごたえが良くなる。羊の場合はどうも一般的にはラム>マトンという構図がドグマになってしまっている感があるが、自分としてはやはりマトンの方が味も風味も特徴が強くて、柔らかさ以上に上質な部分が多いと思っている。ちょっと鍋が焦げ付きやすくなってきたかな。このあたりが潮時か。さて、それではあえてしっかりと焼いたマトンを・・・いや、素晴らしい噛みごたえ。たしかに、ラム肩ロースの方が弾力、しなやかさ、保水感のある食感ではあったものの、それを補って余りある風味と旨味。やっぱり個人的にはマトンに軍配だなぁ。ラムソーセージ(粗挽き)最後は自家製ソーセージで締め。チョリソーもあるんだが、通常の粗挽きの方を選択。既にボイルで火は通っているので焼く必要は無い。これ不思議なんだが、食感も味も、割と魚肉ソーセージ感あるんだよな。もっと荒々しい、動物的な香りと硬い食感になるのかと思ってたんだが、妙に柔らかい。味も魚肉っぽい。ちょっち風味に荒々しさが足りない感があるので焼いて香ばしくいただこうかな。基本的にソーセージは焼きの方が好きなんだが、本場ドイツではボイルが主流なんやろか?たいていそういう所で食べるとボイルなんだよな。既に火が入ってはいたがしっかりと表面に香ばしく焼きめをつけて。やっぱりこちらの方が良いな。妙に魚肉感があっておとなしかった風味も良い感じだ。付属のケチャップとマスタードをたっぷりとつけてフィニッシュ。じゃないわ、まだネギが残ってた(苦笑)。個人的にネギや玉ねぎはクタクタになってしっかりと甘みが出るまで火入れするのが好み(渋いのが苦手ってのもあるが)。ちょっと脂吸わせすぎたかな・・・( ゚д゚)満足満足。
2024.06.09
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海のダシ専門 濃厚白湯らーめん3牡蠣白湯 全部のせ 並(180g)〒501-0203 岐阜県瑞穂市馬場上光町3丁目711時30分~14時00分, 17時30分~21時00分定休日:(水)(木)https://www.instagram.com/nokopaitan/そろそろ冬~春シーズンも終わり、現行メニューも食べ収めかなと思いつつの訪問。つーかもう14杯か・・・自分でも驚き。久々に特濃にするかな。サイドを飯系にするかどうか悩んだが、特濃鶏白湯は飯が合わないレベルで濃ゆすぎるので(?)餃籠包をチョイス。味噌白湯は飯一択と言って良いぐらい親和性が高かったが、通常の特濃はいまいち。そういえば餃籠包はけっこう久々だったような。。。と、オーダーしつつメニューを眺めていると、来季のシーズンメニューについてご案内が。お~ついにつけ麺か。ここを知ったのは夏過ぎだったので知らんかったんだが、G.W.あたりから秋にかけては、極太つけ麺系がメインになるらしい。大将と女将さんからもそのように説明を受けたので間違いない。並~大盛まで無料変更なのはそのままで、つけ麺に関しては大盛りは500g(茹で後)とのこと。そこそこボリュームあるね。茹で前500だったらデブ確定だな。G.W.商戦でまた新作イベントやるみたい。この店、シーズンの切り替わりの連休などでこうして新メニュー発表&値引きキャンペーンを実施するタイプの店なんだが、ほんとに太っ腹ねえ。メニューを限定する分、オペレーションが簡素化して効率も良いんだろうが、しかしこんなに客に寄り添ってて大丈夫か心配になる。小生みたいに口ばかり達者な(達者ですらないか)輩とは似ても似つかないね。先に餃籠包のタレから着丼・・・あれ、珍しくおろしにんにく少なめやな(これで少なめってのがおかしいんやけど)。特濃鶏白湯全部のせライス・餃籠包特濃にライスは合わないって言ったのどこの誰でしたっけ????( ゚д゚)今日は先にこいつから。見た目はいまいちぱっとしない小型のお焼きみたいなこいつ。皮はモチっと焼き目はさくっと、そして油断すれば中から飛び出る肉汁ジュワジュワ。まぁ小籠包ってだいたいどこもかなり下味しっかりとついているのでタレはほぼ不要なんだが、しかしこれはこれで。飯に合うんだよなぁ。(半ばこれのために飯頼んだようなもの)さて本丸を攻め落とすか。まずは麺から慎重に・・・慎重にやったはずなんだが、やはり箸がミシミシと音を立てる。何とかギリギリ折れずに済んだが、基本的にいつも割り箸は崩壊寸前。濃厚すぎるテクスチャのせいで麺が絡み、持ち上げたスープは重く、とにかく箸に過剰な重圧がかかる。まさに極悪。すすった瞬間に舌にザラザラと絡みつく、溶け出した鶏そのものの旨さ。そこに香りと味の掛け算の源泉である魚介出汁がからみつく。そしてカオス。この玉ねぎおろしが清涼剤・・・というかこれまた素晴らしい甘みで、さっぱりしているのかいないのか何とも不思議な感じ。そしてこれまた濃厚白湯らーめん3あるあるなんだが、閉店際にいくと、全部のせ用の原木チャーシューがだいたい売り切れている。今日も例に漏れずそうだったんだが、しかし今日に限っては最近正式に標準チャーシューとして就任したばかりの「ソーキ」が原木チャーシューに置き換わっている。逆に得した気分。大量のコラーゲンがまとわりつくとろぷる柔らか甘じょっぱ仕様のこいつは・・・ソーキじゃなくて軟骨チャーシューじゃね??という仕様。白神の軟骨チャーシューそっくりなんよね。こんなお誂え向きのチャースーがあるとなれば当然こうなるわけで。くそったれ、これに抗える人間などというものが存在するのか。そして信じられないことに、最後に残ったスープ。いつも全然残らないことを考えると、今日はスープ多めだったのか??濃度が低かったとは思えない。いつも通りのドロンドロンだった。不思議。まあスープも飯も残っていたとなればこうなる。あかんやつ。超ヘヴィ級のラインナップ、あえなく陥落K.K.しかし魚介出汁のせいか不思議と和風で、最後腹に重たい感じはしない。何でや。
2024.06.09
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