地球は暴走温室効果の瀬戸際

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2004.08.25
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カテゴリ: 経済
昨日のニューヨークの先物市場の原油はドル46.05ドル二日連続の下落となったが、50ドルを超えるのは時間の問題と市場関係者は言っている。これは投機資金が市場に流れ込み価格を押し上げている面が多分にあるが、原油の埋蔵量が相次いで下方修正され、石油の枯渇が誰の目にもはっきり分かってきたからなのです。これからの原油の値段はイラク情勢が安定しなかった場合には二年以内に80ないし100ドルになると思われる。



その後イラク情勢が安定し原油の値段が急落する事はあっても、もはや二度と前の高値35ドルを下回る事はないだろう。もう我々庶民は気楽に車に乗って買い物とはいかなくなるだろうな。いずれ私達が持っている車は手に余る粗大ゴミと化すだろう。

石油等の化石燃料の枯渇とともに世界のメガロポリスは廃墟になる。そして二十一世紀の中頃から東京やニューヨーク等世界のメガロポリスはエネルギーや資源の不足で都市機能は麻痺し放棄せざるを得なくなるかもしれない。



戦時中には我国に石油の一滴は血の一滴という標語が有ったが、それは現在に於いても言える事なのです。現在の都市のと文明の形態は、自動車と石油エネルギーの変形である電気エネルギーが無くては、人間の生命を維持する事すら難しいのです。そして石油や天然ガス等の化石燃料の枯渇と共に、取り壊す資金もなく放置されるハイウエイと世界の大都市のほとんどは、これまでに無い壮大な廃墟となるだろう。



私達が遠い昔に栄えた文明の遺跡を前にたたずむ時、その歴史の目撃者として様々な思いや感傷が浮かぶものだが、私達が産み出す事になるこの壮大な廃墟は、誰にも見られる事も無く、その歴史の教訓を未来の子供たちに残す必要も無い、天空に向かって空虚にそびえ立つ遺跡の群れとなるのかもしれない。





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Last updated  2004.08.28 13:05:13


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