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梅雨の合い間に出掛けることにしたものの、本流筋は前日の雨で絶賛大増水中。どこに行くかと思案した挙句、結局前回ボーズを喰らった茶色い鱒のいる沢へ行くことに。あの時は渇水状態だったから、ひょっとしたら雨で活性が上がって茶色ウハウハかもしれないじゃん?・・・なんて思いながら夕方頃に沢について釣り始めたものの、釣れたのはアマゴ1尾のみ。01茶色の沢で posted by (C)matsukuni18:30頃まで粘って3度ほど極小の茶色らしき鱒がフライに出たけれど、フッキングには至らず退渓地点まで到達。今年のこの沢は駄目だな・・・この沢の近くの車中泊ポイントは、標高が高く最高に気持ち良い場所なんだけどなぁ。02前回よりも明るい内から乾杯 posted by (C)matsukuni山の上に買い物できる場所はないので、道中予めスーパーで購入しておいた魚メインのラインナップをアテに、夕べアップしたスプリングバレー夏のクラフトエールが旨い。03やっぱり魚は旨い posted by (C)matsukuni宴開始が早かったこともあり、夕べも「おかわり」チャレンジ。04おかわり posted by (C)matsukuni1本目のビールが4.5%、ハイボールが6%と比較的アルコール度数低めだったからか、前に6%のビールと9%のハイボールを飲んだ時よりは酔い方は軽めでした。もちろん、完璧な千鳥足にはなったけど・・・気持ち良く車中泊で熟睡した2日目はブラウン狙いをする気はせず、峠を越えてイワナの渓へ。出るには出るものの型が小さいからか、腕が悪いからか、4~5尾続けてバラシた後ようやくキャッチしたのもチビイワナ。適当な撮影をしたら、酷い写真になっちゃった。05暴れるイワナ posted by (C)matsukuniその後イワナのアタックは止まり、ヤマメっぽいのとアマゴっぽいのをキャッチ。06ヤマメかな posted by (C)matsukuni07アマゴかな posted by (C)matsukuniそして最後の〆は茶色。08この茶色はお呼びでない posted by (C)matsukuniいやいや、茶色いアブラハヤはお呼びでないから。なんだか今シーズンは、どうもパッとした釣果に恵まれませんなぁ。(kuni)
Jun 25, 2024
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昨日の雨で本流筋はキケンが危ないレベルの増水だったので、沢筋に向けて車外食&車中泊。スプリングバレー夏限定クラフトエールが旨いです。良い夜です。(kuni)
Jun 24, 2024
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タイイングを始めた頃は6/0という太さのスレッド以外は使ったことがなかったのですが、巻き上がりがすっきりするという理由から、最近は渓流用のフライを巻く時のメインで使うスレッドは8/0に落ち着いています。(左側の数値が大きいほど、糸が細い) 近年は糸の強度が上がって更に細いスレッドも多く出回っているから、12/0や16/0といった極細糸を使うことも多々あります。 ボクは巻き止めるマテリアルが極端に多いサーモンフライなどでは、特にすっきりと仕上げたいから基本は12/0~16/0ばかりで、強度の必要なところだけピンポイントでスレッドを交換するといった使い方をします。 太いスレッド1回転で力いっぱいマテリアルを巻き止めるよりも、細いスレッド数回転で丁寧にタイイングする方が仕上がりは断然綺麗になるし、余分な凸凹もできませんからね。 だからボクのタイイングツールが仕舞われたボックスには殆ど6/0より太いスレッドは入っていないのですが、先日ショップにお邪魔して3/0という極太スレッドを購入しました。 ふたつ並べているボビンは、その3/0スレッドと16/0スレッドですが、髪の毛とタコ糸ほどの違いがあるのが分かるでしょう?太糸と細糸 posted by (C)matsukuni 今さら、そんなものを何に使うのかと言うと・・・ このスレッドを買って来た日にも書いたのですが、大型のサーモンフックにフライを巻く際にボディをそのまま巻いてしまうと、場合によっては貧相に見えてしまうので下巻きでボディにテーパーを付けます。 今までは白いシルクフロスで下巻きをしていたのですが、巻き初めの『Greenhighlander』をタイイングしている時に思い付いて、太いスレッドでボディを作ってみることに。太糸で巻き上げたボディ posted by (C)matsukuni シルクよりも遙かに扱いが楽だし、コストパフォーマンスも高いし、こりゃ良いや。 これからはこの方法でボディを作ってから、必要に応じて仕上げにシルクボディやティンセルボディを巻いていくことにしよう。 ダビングボディの時でも下巻きがある方がボディ形状を整えやすいし、大型サーモンフライを巻く時には3/0スレッドが手放せなくなりそうです。 ちなみに夕べ巻いた『Childers』はアンダーボディをホワイトの3/0、ヘッド付近の最終仕上げに近いあたりをブラックの12/0、ボディのダビングはウルトラストロングスレッドの10/0、それ以外は全てホワイトの16/0で巻いてます。Childers posted by (C)matsukuni たかがスレッドですが適材適所で使い分けると、仕上がりが変わってきますよ。 渓流で使うフライサイズ(#8くらいまで)なら、8/0スレッド1本で通しても何ら問題はないけどね。(kuni)
Jan 8, 2017
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先日巻いた『稚鮎ストリーマー』を入浴させて、泳ぎを見てみたところ気になる点がいくつか… 今日はさらに巻いて、またお風呂場にて泳いでいただきました。マイナーチェンジ posted by (C)matsukuni 奥が前に巻いたもので、手前が今日巻いたもの。 ちょっと見ただけでは分かりませんが、今回のものの方がウィングに巻いたピーコックハールを、より張りのあるものに変更して量も増やしてあります。 他にもいくつか変更箇所があるのですが、細かすぎるので割愛します。 フックに巻き込むウェイトも、やや多めにして、よりキールの安定感を高めてあります。 ちなみに旧バージョンはウェイト0.15g、今回は0.25gに設定。(何が違うのか?って…ま、気持ちの問題…???) スイムテストした結果も、なかなかの感じだったので、さらに1本追加です。稚鮎3兄弟 posted by (C)matsukuni このキールタイプと呼ばれる、鉤先を上に向けて泳ぐフライを巻くにあたって、最初に使用したフックはTMC300という長めのストレートシャンクのモデル。 これを任意の形に曲げて、使います。この鉤を加工して・・・ posted by (C)matsukuni この鉤を曲げるという作業、なぜか同じメーカーの鉤でも簡単に加工できるものと、アッサリ折れてしまうものがあります。 この時にチャレンジしたフックは、まさに後者の方。 1本目は、「パキッ!」という乾いた音と共に、簡単に折れてしまいました。 そこで次はゆっくりとライターの熱で加熱して、ゆっくりと冷まして焼きなまし(一度焼きを入れて固くしてある金属を、熱を加えて柔らかくすること)ペンチで好きな形に曲げた後、再度ライターで熱して直後に水で冷まして焼き入れ、さらに焼き戻しを経て完成。 手間が掛かる上に、素人の金属加工で強度面も不安があるかも… せめて、もうちょっとシャンク(軸)の太い鉤がないかなぁ、と探してみたら。 なんと、良いのがあるじゃん!あるじゃん posted by (C)matsukuni シャンクはTMC300より、やや太めで何より始めから希望の形に曲がってる!! …でも、こんなの何時、何のために、誰が(ボクしかいませんが…)買ったのでしょうか? 一時、なんでもかんでも安ければ…と、いう理由だけで某オークションサイトで買い漁っていたフックが、こんな時に役に立つとは。 いやいや、有効に使えるときがきて、良かった、良かった。(kuni)
Jan 29, 2009
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今週の仕事の休みの日は週間天気予報では無情な傘マークが並んでいたので、半分以上は釣行を諦めていた休み前の火曜日。 ひょっとしたら行ってるかな・・・と、仕事の合間にとんかつ職人くんにメールしてみると、本流は中々の高活性との返信。(やっぱり行ってた) 夜明け前からの勤務だったので、仕事が早く終われば夕マズメに合流するのも悪くないなぁ・・・思ってはみたけど、そんな甘い妄想は儚く砕け散り、しっかり夕方まで仕事は片付かず、天気予報に負けずに翌日の単独行を決めたのでした。 その旨をとんかつ職人くんに告げると、彼が良い釣りをしたポイント、エサ師が入っていたので希望薄なポイント、有望ポイントへのアクセスに至るまで、事細やかにアドバイスを送ってくれました。 久しぶりに朝マズメも真面目に釣ろうと、夜明けには未だ早い時間に起き出して、川への道をドライブ。 道中、ワイパーが必要な雨が降るタイミングもあったので、レインウェアも用意していたのですが結果から先に書くと乾いたままウェアを畳むことになりました。 まずは稚鮎を模したストリーマーを結んで流れを泳がせるけど、良さげなポイントでも反応はありません。01どんよりな朝 posted by (C)matsukuni なんとなく今日は「ウェットフライが効きそう・・・」という勘が働いて、フローティングシステムに長めのリーダーを組んでボディハックルを巻いてウィングにピーコックソードを使ったウェットにチェンジ。 その次のキャストでスイングを終えて何気なくラインをリトリーブしていた時、ラインの向こうの水面上にライズが・・・ 「ライズするくらいなら、フライ喰ってよ」 なんて思いながらラインを回収しようとすると、ロッドに微かな躍動感が伝わり、そこで初めて自分のフライに魚が喰ってきたことに気付くと言う体たらく。 慌ててロッドを立てて寄せに掛かりますが、ロクにアワセも入れていなかったもんだから、途中ポロリと外れてしまいました。 「・・・」 本流のフライフィッシングにおいて魚の反応なんて1日に1回あれば御の字というレベルなので、確率から言えばこのバラシで今日の釣りは終わったようなもの。 不甲斐ない自分に悪態を吐きつつ、気持ちを無理やり落ち着かせて次のキャスト。 良い感じに流れに馴染んだラインが、緩やかなS字カーブを描きながら流れに乗って、スイングが終わったあたりから万一のアタリに備えながら短め、かつメリハリを利かせたリトリーブに入った2ストローク目。 「コッ・・・」 「!?!・・・」 ほぼ無意識にラインハンドで合わせて、フッキングを確信。 前日のとんかつ職人の釣果報告でも聞いていたけど、ファーストキャッチはニジマス。02なぜかニジマス posted by (C)matsukuni 管理釣場で釣ったなら「ちっちゃ・・・」と呟く尺超え程度のニジマスも、苦難の本流フライで釣ると神々しく見えるから不思議。 同じパターンでスイング&ショートピッチリトリーブで攻めると、その後もアタリが続いてフッキングに至らないものもあったし、バラシもあったけど、更にもう1尾キャッチ。03更にニジマス posted by (C)matsukuni たまたま放流ポイントで、ニジマスくん達が集合していたのでしょうね。 キャスト後すぐのリトリーブでは反応がなかったので、ニジマスのステイしているより上流にフライを打ち込んで流し込んだ上で、フライに動きを与えてやると喰ってくるといったパターンだったのでしょう。 とんかつ職人にメールで現状報告をした後、少し下流まで歩いて早い流れの中で流したフライが流芯から弾かれて、手前側のカケ上がり付近でスイングを終えようというタイミングで20cmを少しだけ超えたアマゴが喰ったのですが、これはジャンプ1発で外されました。 「なんだ、なんだ?今日は出来すぎだぞ・・・」 一旦車に戻ってポイント移動しながら、今日の運転はいつもより気を付けようと心に誓います。 次のポイントは不発に終わったのですが、次に移動した先で本命のアマゴ26cmをキャッチ。04幅広26cm posted by (C)matsukuni このポイントからドロッパーにマドラーミノー、リードフライに安田龍司氏のウィットグリーンをセットしていたのですが、このアマゴはリードの毛鉤を咥えてきました。05ウェットで posted by (C)matsukuni 白状すると、写真では良い位置にフライが掛かっているように写っていますが、これは外れたフライを軽く口に押し込んで撮ったもので、ホントは口の外側に針掛かりしていたことでサイズ以上の引きに騙されて、もっと大きいと思っていたのでちょっと残念。06本流育ちは精悍 posted by (C)matsukuni07一応サケ科を思わせる顔つき posted by (C)matsukuni08ドロッパーで posted by (C)matsukuni この時点で正午を回っていたので一旦ウェーダーを脱いだら、急に睡魔が襲ってきたので助手席を倒してランチも食べずに昼寝タイム。09昼寝 posted by (C)matsukuni ウトウトと長めの昼寝から目覚めると、既に3時。 おやつだかランチだか分からないような食事(カツ丼&ポテサラ)を、ガッツリと摂ります。10遅いランチ posted by (C)matsukuni もし翌日が鮎の解禁日でなかったら、もし翌日の天気予報が晴れマークだったら、もし午前中の出来すぎの釣果がなかったら・・・このまま温泉にでも浸かって帰宅していたかもしれません。 そんな条件が重なっていなかったとしたら、夕マズメの出会いはなかったでしょう。 3時のランチ後、2箇所ポイントを回って反応なし。 いよいよ夕マズメのプランを練らないといけないタイミングで、最後はどこで締めようと思案して一応「あそこ」に行こうと心に決めながら途中の気になるポイントに寄ってみることに。 時計の針はまだ17時を回ったところでしたが、天気が悪いこともあり既に『夕マズメ』を感じる薄暗さです。 それまでドロッパー仕立てにしていたフライを1本に絞ることにして、まずマドラーミノーを切り取ります。 そのままリードフライだけを残して流し始めても良かったのですが、念のため少しだけ擦れたティペットが心配なのでドロッパーを結んでいた所で一旦リーダーをカット。 14ftのリーダーに1Xのティペットを3ftほど継ぎ足して、この日のラッキーマテリアル「ピーコックソード」をウィングに据えた#4のサーモンフックに巻いたウェットフライを結び直しました。(これは結果として大正解) 本命の激流の上流から徐々に攻め下り、いよいよゴンゴンと流れる流芯が目の前に。 流芯が手前の岸寄りにあるポイントなので、流芯の向こうの緩やかな流れにライン全体が落ちるようにしてランニングラインを高く掲げて速い流れをかわし、フライ、リーダー、ラインがゆっくりと馴染みながら流れるのを感じます。 ラインにテンションを掛けてスイングを開始すると徐々にフライが手前の岸側に引っ張られて、やがてゴンゴンと流れる流芯に入り手元のラインに流れの強い抵抗が伝わります。 ゆっくりと流芯を横切り、分厚い流れからフライが外れるか外れないかの刹那の衝撃。 「ズンッ!」 ロッドのバットに加重を受け止めた瞬間、白泡立つ激流の中で銀色の猛り狂った野生が猛烈なローリングを始めたのが見えました。 ティペットは結び直したばかりの1Xなので、ブレイクの心配はありません。 何よりラインテンションを緩めてのバラシが一番怖いので、ロッドを寝かせ気味にして常に魚にプレッシャーが掛かるように気をつけてファイトします。 とにかく強い流れの中でのファイトなので引きは強烈で、常にロッドはバットから曲げられっぱなし。(70オーバーの遡上スズキをキャッチしたロッドなので、パワー負けするはずはない・・・はず) なにより、あの幅広の魚体で全開のローリングをされるのが、一番の脅威です。 それでも下流の緩い流れまで移動してランディングするより、一気に寄せて取り込むほうがバラシの確率が低いと読みました。 足元で体側の模様さえも見える位置まで寄せてから、再度目の前の強い流れに入られたけど、それが最後の抵抗。 この日既に何度か他の魚をランディングしていたので、落ち着いてフォールディングネットを広げてネットイン。11激流からサツキマス posted by (C)matsukuni 「よっしゃ!やったぞ、このコンチクショウめ!!」 (興奮のあまり自分でも何を口走っているのか、分かっていない) 威勢の良い口調とは裏腹にランディングと同時に力が抜けて川原に座り込み、手は震えています。 まずは手元のコンデジで何枚も写真を撮って、急いで石を集めて生簀を作り、車にデジイチを取りに走りました。 背中の逆S字の傷が、激流の中での決死のローリングを物語っていますね。サツキマス posted by (C)matsukuni 震える指でケータイを落としそうになりながら、とんかつ職人に「ついにやったぜ、コンチクショー!夢の40オーバー!」とメール。13イカツイ posted by (C)matsukuni 後でキッチリ測りなおしたら、38cmだったので「ゴメン、嘘ついた」と再メールしたのは、ここだけの話。 ホントに釣れる確率の低い本流のフライフィッシングですが、諦めずに釣り続けていて良かった。 「もう、ええ加減諦めたら」なんてことは決して言わずに、ずっとエールを送り続けてくれた親友とんかつ職人には、ホントに感謝、感謝、大感謝。 夜、彼が仕事を終えて帰宅してからであろうタイミングで、わざわざ祝福の電話をくれたので、離れた場所ながら一緒の祝杯まで挙げて貰ったのでした。 しばらくは、この余韻だけで頑張れそうです。(kuni)
May 26, 2016
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ここに並んだふたつの瞬間接着剤。 左のものは蓋を開けたら、本体をちょっと摘むだけで、接着剤が滴下でき非常に便利。 右のものは昔からあるスタイルのもので、外側の容器から中の容器を取り出す煩わしさがあり、しかも蓋がないから、すぐに口が詰まって、使い勝手にかなり難あり… しかし、私はタイイング時にはほとんど、右の瞬間接着剤を使用します。 なぜか? 答えは簡単。 左のハイスピードEXは、乾燥時になぜか白濁しやすいのです。 毛鉤を巻き上げ、仕上げの補強に一滴。 よし、完成…って時に白濁されたらすべてご破算ですからね。 それと同じアロンアルファ『釣名人』でも、お薦めは一見割安の2gより1g入りパッケージ。 2gの場合、使い切る前に固まることが多く、結局1gの方が割安となるわけ。 ま、10日以内に1gを使い切るようなヘビーユーザーには、2gパッケージがよいのでしょうが… ただし青いパッケージのEXも、ソルト用のエポキシで固めるようなフライの場合は、下地塗りには使用可能です。 なぜなら、白濁した上からエポキシコーティングすれば、多くの場合はほぼ白濁は見えなくなりますので。 …と、まあ非常にマニアックなお話で恐縮です。(けっして私はボンド屋さんの回し者ではありません。悪しからず。)(kuni)
Dec 16, 2006
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夕べ試作したナイロンガットですが、練習がてら更に何本か作ってみたので、フックも5本ほど加工してブラインドアイ・フックを増やしました。 左の小さなフック2本は左から3番目のフックを、その隣のフック3本は右端のフックを、それぞれ加工したもの。5本加工した posted by (C)matsukuni 前に加工したときはポキポキ折っちゃったのですが、どうやら原因は焼き戻しの際の温度が低かったことだったようです。 アルコールランプで失敗したので、今回はキッチンのガスコンロでフックを炙って焼きなまし、形状を整えて再度焼き入れしておきました。 まず大きなフックは、DEE FLYの『グレッド・ウィング』というパターンを巻いてみました。DEE FLY posted by (C)matsukuniグレッド・ウィング posted by (C)matsukuni そして小さい方のフックはピーコックソードをウィングに据えた、スペイフライを1本。スペイピーコック posted by (C)matsukuniガットアイ posted by (C)matsukuni ループドアイのループ部分を伸ばすことでシャンクの長さを稼ぐことが一番の目的なので、全体に長いシルエットになったフックは、思惑通りにスペイフライやDEE FLYを巻くと最もシックリくるね。 こんなタイイング以外のところに手を掛けるのも、またフライを楽しむひとつの要因かも。 ちなみにスペイ『SPEY』とディー『DEE』はどちらもスコットランドの川の名前で、各川でのローカルフライのことを差して『SPEY FLY』『DEE FLY』と呼んだようですね。 スコッチで有名な「スペイサイド」とは、正にこの『River Spey』の畔で、50近くもの蒸留所がひしめくモルト・ウイスキー最大の産地なんて書いたら、前半の絡みにくい文章から解き放たれてコメントしやすい方も増えるかも? このスコッチなんて、スペイサイドの代表格と呼べるんじゃないかなぁ。GLENLIVET posted by (C)matsukuni(kuni)
Dec 13, 2016
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昨日、仕事に行っている間に車を預けて、12か月点検をして貰った。(一昨日の夕方に預けて、仕事終わりに取りに行った)なんなく終わるはずだった点検なのに、「オイル漏れがあり、ターボチャージャーの交換が必要」とのことだった。ターボチャージャー交換・・・新品だとパーツだけで30万円だそうな。リビルト品で約半額プラス工賃。簡単に「工賃」と言ってもバッテリー交換のようにはいかないので、パーツ代+工賃総額20万円超え。最新SAGEロッドのハイエンドモデル買って、まだお釣りがくるレベルじゃん。中古とは言え、買ってまだ一年経っていないので、これはまさかの修理代。痛いよね。(kuni)
Jun 22, 2024
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夕べアップしたロングサイズのイントルーダーに味をシメテ、羽根の構成を変えてバリエーションを増やすことに。 ハックルをメインに据えたストリーマーで、真っ先に頭に浮かんだのはキャリー・スティーブンス女史の銘鉤「グレイ・ゴースト」というストリーマー。 しっかりと羽根を吟味するところから・・・ どうせなら手持ちのグレー系のハックルを、3種類使うことにしよう。01三種類のグレー系の羽根を使おう posted by (C)matsukuni 巻き始める前に、必要なマテリアルは全て揃えてしまおう。 シルバーフェザントのフェザー、ピーコックハール、ゴールデンフェザント・クレスト、ジャングルコック・・・02マテリアルを揃えて posted by (C)matsukuni #2/0のサーモンフックをベースに・・・と言ってもシャンクのみ使って、ゲイプから先はタイイングが済んだらカットしてしまうので、ペンチでフックを伸ばし気味にしてバイスにフックを挟みます。 最終的にカットする位置の目印に、赤いスレッドで飾り巻き(と言うか目印巻き)して、イントルーダーループを固定。03イントルーダーループをセット posted by (C)matsukuni 鉤先が上を向くキールスタイルにしたいので、バランサーとしてシャンクの下側にウェイトを仕込んで・・・04ウェイトを仕込んで posted by (C)matsukuni 瞬間接着剤を塗布してから、なるべく隙間がないようにスレッドで下巻きを。05下巻き posted by (C)matsukuni ここでスレッドを手で引っ張ったくらいで切れることはないストロングスレッドに替えて、しげさんに頂いたポーラーベアのアンダーファーを挟み込んで、ツィストして、コブを作ります。06ポーラーベアのアンダーファー posted by (C)matsukuni07ツィストして posted by (C)matsukuni08ダビング posted by (C)matsukuni スレッドを再び#8/0ホワイトに替えたら、シャンクの上側にポーラーベアのガードヘアを適量巻き止めて、好みの光り物素材を追加。09光り物 posted by (C)matsukuni ここでシャンパン・ダンのハックルを1組。10テール部のハックル posted by (C)matsukuni ボディはオリジナルに従って、オレンジフロスとシルバー・フラットティンセルで。11オレンジフロスとシルバーティンセル posted by (C)matsukuni 前部も同様にポーラーベアのアンダーファーでコブを作って、ガードヘアを止めたら、その上にピーコックハールを巻きます。12前部も同様に posted by (C)matsukuni 後半のハックルを巻き止める前に、もう一度光り物を追加して。13光り物を散らして posted by (C)matsukuni ここで2組目のブルーダンのハックルを1組、更にビアードハックルの位置にイントルーダーループの先端くらいまでの長さのゴールデンフェザント・クレスト。14二組目のハックル posted by (C)matsukuni フライの側面となる位置に、最後の1組のコック・デ・レオンのハックルを1組、サイドにシルバーフェザントのフェザーを順番に巻きとめます。15三組目のハックルとサイド posted by (C)matsukuni ジャングルコックでアイを作ると、一気にフライが引き締まりますね。 フック先端くらいまでの長さのゴールデンフェザントクレストをトッピングに乗せて、ヘッド部分は黒・赤・黒のスレッドで縞模様に。16アイとトッピング posted by (C)matsukuni ヘッドセメントで赤黒縞々ヘッドに艶を出したら、フック後部の赤いスレッドの目印のところをニッパでカット。 切り口のバリでイントルーダーループが切れないように、ビニールチューブを被せて接着剤を滴下しておきます。17フックの余分をカット posted by (C)matsukuni これで夕べアップしたグリーン系のイントルーダーに、仲間ができました。18デカイの2本 posted by (C)matsukuni グリーン系は、もうちょっと色バランスを考えたら、グリーンハイランダーを名乗れたのになぁ。 ニューイングランド・ストリーマーを色々とアレンジして、全長12cmイントルーダーシリーズを増やしてみるのも楽しいかもしれない。 しかし、これは流石に3分間クッキング風にはいきませんね。(kuni)
Jan 7, 2016
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昨日、釣行した通天湖の小型のニジマスには、写真のようなヒレのピンと張った個体が比較的多いようです。 そのためか、小さくても割と小気味良くファイトして遊んでくれます。(kuni)いつもご協力ありがとうございます。
Feb 7, 2007
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昨日、全ての進呈用の毛鉤を巻き終えた後、自分用にウーリーバガー風、ブナ虫風の毛鉤、更に逆さ毛鉤を各5本ずつ巻きました。自分用を巻き始めよう posted by (C)matsukuniシーズンオフまでに何回行けるか分からないけど、せっかく足を踏み込み始めた『こっち』の釣りにも行っておきたいもんね。まぁ、8月中は行かないと思うので9月になって、1回か2回行けたら・・・といったところでしょうが。そんな楽しみを自分の鼻面にぶら下げて繁忙期を乗り切っていくのが、少々疲れを感じる夏の後半戦のパターンになってきた近年。今日は遅番出勤なので、間もなく出掛けます・・・(kuni)
Aug 18, 2017
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上の写真は、さきほど投稿したタマネギ染めネットに収まった、奈良釣行時のアマゴ。 下の写真が、kuni、matsu、N本の3馬鹿トリオの背中に収まる3馬鹿ネット。 左からタマネギ、桜、珈琲で染め上げたものです。(kuni)『人気blogランキング』に参加しています。ポチッとお願いします。 ↓ こちらにも参加しています。もひとつポチッとお願いします。 ↓
Dec 15, 2006
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6月の北陸釣行の際に、とっても良い働きをしてくれた『スペントフライ』の実力を再認識したボク。 このフライの、管理釣場バージョンを巻くことにしました。 どう違うかというと、単にタイイングを簡素化しただけのこと。人差指に乗る毛鉤 posted by (C)matsukuni 決して管理釣場の魚たちを馬鹿にしているのではなく、天然河川と比べ物にならないほどの密度で泳いでいる彼らは、毛鉤により多くコンタクトしてくれます。 当然、フライの消費も激しくなるわけで、なるべくフライの性能をスポイルしない範囲内で、簡単に巻けるようにしてストックを増やす必要があるのです。 そこで巻いてみたパターンが、ボディはスレッドのみ、ウィングとインジケーターはADWのみという構造のこれなのです。スイカの種とスペントフライ posted by (C)matsukuni スイカの種と並べてみたら、サイズも分かりやすいでしょう。 この小さな毛鉤で、大きなニジマスを釣る楽しみ…一度、体験してしまうと病み付きになること請け合い。 もちろん、天然河川でも効果があると思いますよ。 あ!これで、近所の川でオイカワ狙いというのも「アリ」かもしれませんねぇ。(kuni)
Jul 25, 2010
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少し大きめの毛鉤を巻こうと、管付き波止鈎の3号(フライフックの#10相当くらいの大きさ)に逆さ毛鉤の形状で5本ほど。管付き波止鈎 posted by (C)matsukuni胴に孔雀の羽根をグリグリと巻き止めて、蓑毛には短めのグリズリーハックルと長めのブラウンハックルを混合。大きめの逆さ毛鉤 posted by (C)matsukuni逆さ毛鉤というよりも寧ろ、フライで言うところのスパイダーパターンといった方が正解かも。自分用の毛鉤も徐々にストックが増えてきて、ちょっと安心。(kuni)
Aug 26, 2017
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さすがに3回連続でとんかつ職人に会うことはなく、ひとりの宴を・・・もつ鍋には、ざく切りキャベツを大量に投入。今宵も、良い夜です。(kuni)
Oct 17, 2022
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今秋、初タケノコ収穫を目標に、近所の海へ。答えは意外と早く、2キャスト目で・・・「ブルルルンッ!」ロリタケだけど、今秋の初物は嬉しいね。お昼に巻いたフライで釣れたのも、ちょっとした収穫。ひとつ「なるほど」と思えたことが確信に変わるまで、このパターンは使い込んでみないとイケマセンな。その後、竹は続かなかったけど、ガシラ様がみっつ相手をしてくれました。大きな魚はキャッチせずとも、短時間で4キャッチはまずまず楽しめました。ようやく秋のロックフィッシュSEASONが、いよいよ開幕かな。(kuni)
Nov 13, 2023
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今日の休みは朝から愛車をディーラーに持ち込み、リコール対応のために預けてきました。台車はハイブリットの軽自動車で走りには何の文句もないけれど、足元のスペースが若干狭くてアクセルを踏む時に右側面に足が引っ掛かり気味で、スタート時にモタモタしてしまいます。ま、3日間(間にディーラーの定休日がなければ、一泊二日コースらしい)だけのことだし、少しだけ我慢しますか。でも、やっぱり自分でこの車を買うことはないな・・・たぶん、知らんけど。帰宅後は先日のタイイングの感覚が指先に残っているうちに、追加で巻くことに。この春は雨が多くて次の休みも川の状況が良いとは限らないけれど、引き出しが増えるとモチベーションも上がってくるよね。今日も巻く posted by (C)matsukuniそろそろ春らしい陽気のドライフライ日和も増えてくるだろうし、楽しい時間が待っている気がしてきたぞ。メインのドライフライボックスの中で、しばらく使っていなかったフライは「フライの墓場タッパ」に放り込んで、新たに巻いたフライを充填しておきました。(kuni)
Mar 26, 2024
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久しぶりに良い天気との予報の中、ライズを求めて本流へ向かいました。お昼過ぎまで「あみん」の心境で、待つわ待つわの待ちぼうけ・・・01ライズなし posted by (C)matsukuni昼過ぎには暑くなってきたこともあり、「シャネルズ」の心境で沢筋にランナウェイ。これのおかげで小さいながらイワナとアマゴに遊んで貰って、楽しい時間を過ごします。02取り合えず撮っておこう posted by (C)matsukuni03イワナ posted by (C)matsukuni04イワナ posted by (C)matsukuni05イワナ posted by (C)matsukuni06アマゴ posted by (C)matsukuni07アマゴ posted by (C)matsukuni08アマゴ posted by (C)matsukuni夕マズメは「山口百恵」の心境で、再び目ぼしい本流スポットにプレイバック。ところが、先行者が厳しい眼差しで水面を睨んでいます。已む無く少し離れたポイントに移動して、たくさんのヒゲナガのハッチに見舞われるもライズは皆無のまま終了。とっぷりと陽が暮れるまで釣ってからスーパーに買い出しに行ったので、素敵なシールが貼られた豪勢なパックをいくつか購入してオリオンでソロ乾杯したのでした。すっかり筋力の衰えた我が愚脚が激しく攣って、夜中の車内で2回も起き上がってマッサージした「攣りキチ三平」でしたが、その後は揉み解したのが効いたのか朝までグッスリ。朝には少し腿の張りもマシになったので、遅めの起床でホットサンドを食べて再び本流筋にプレイバックpart2・・・今年初のライズを確認して、テンションは上がったものの中々フライに喰わせることができないまま短いライズタイムは終了。09こんなフライで posted by (C)matsukuni今年は絶不調のホームリバーでライズを見れただけでも良しとして、今回の車中泊釣行を締めとしたのでした。うん楽しい休日だった。(kuni)
Apr 18, 2024
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GWの合間の休みは釣りに行こうかとも思っていたのに、夜間の雨で川の水位が一気に上がっていたので見合わせました。昨日までの8勤で疲れが溜まっているから、結果としては良かったのかもしれないけれど。仕方ないので朝から我が家の食材の買い出しに出掛け、帰宅後は2杯分のコーヒー豆を挽いて保温ボトルと保温マグで、ゆっくりと堪能。コーヒーミル快調 posted by (C)matsukuni新しいミルはまずまず快調です。あえて気になったことを挙げるとすれば、豆が2杯分しか一度に入らない(これは買い手の事前リサーチ不足)ことと、若干ハンドルを回すときに引っ掛かりを感じること。と言っても酷い引っ掛かりでもないし、使っている内にミルの角が落ちて馴染むかもしれないし、大きな問題ではありません。そして少し前から随分酷使してきたウェーディングシューズが、かなり年季が入ってきていたので完全に崩壊する前に新しいのを「ぽちっ」と。くたびれシューズ posted by (C)matsukuniまだ履けないこともないので、しげさんが愛用されている修理用接着剤でも買って、破れたりホツレたりしている個所をガチガチに固めてバックアップ用に保管しておこうか。たぶん、新しいシューズは明日到着かな。午後からはいくらかタイイング。先日巻いて気に入ったXカディスと、変わり種のフローティングパラピューパを各4本ずつ。(写真には2本ずつしか写っていないけどね)Xカディスとフローティングパラピューパ posted by (C)matsukuniフローティングパラピューパは、ちょっとカーブしたシャンクの長いフックに巻いて、ピューパ部分とインジケーター部分をセパレートスタイルに。浮力不足で、すぐに沈んじゃうかもしれないけど、色々と試してみたくなるのは行きたいのに行けない釣り師の無駄な足掻き。(kuni)
Apr 30, 2024
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今宵は外で、独り宴です。気温も今頃が、一番気持ちいいかもね。今日はスーパーに行ったのが遅かったからか、ラインナップが貧相だったけど外で食べると旨いね。近々、某有名とんかつ屋の予約を取っているのに、今夜のメイン的に「とんかつ」があるあたり、いかにスーパーの惣菜系が少なかったか悟って頂けるかと。因みに前回の宴のカツは、豚ではなく鶏だったから・・・ウィンナーを焼くのは、ホットサンドメーカーが本当に秀逸な調理器具。粒マスタードも買って来たら良かったな。きっと今夜の車中泊も快適なはず。うんうん、良い夜です。(kuni)
May 23, 2024
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