1
株の売り時が難しいという人が多いので、株の売り時について。フルインベストメントであれば、当然、株を売って他の株を買うことになる。単純明快、他の株の方が魅力的だと思えば、売れば良い。売り時が難しいとかなんとか言っている人は、ただタイミングを計っているだけ。そうではなく、自分の心の声を聞けば良い。自分がその保有株を売ってでも買いたい銘柄があれば、乗り換えれば良い。一度に全部売るようなことは避ける。自分を妄信しているのでなければ、トレードは何回かに分割して売買するのが基本。要は、バランス感覚だ。トレードは、ポートフォリオのリバランスに過ぎない。状況が変った、業績が想定と違った、株価推移で割安・割高になってきた。日々それの繰り返しであるのだから、大チャンスがないかとタイミングを伺っていても仕方がない。毎日、必要に応じてリバランスすれば良い。悩む必要は何もない。自分の判断に従えば良い。それ以上のことを考えようとして、訳が分からなくなって満足の良くトレードが出来なくなる投資家の如何に多いことか。売りたくない時に売れば良い、なんて愚の骨頂。自分が売りたい時に売れば良いだけ。売った資金は寝かせておくのではなく、他の銘柄の購入資金に充てる。当然、他の銘柄の分析を続けなければならない。自分が保有銘柄を売ってでも欲しい銘柄があるのであれば、ゆっくり売れば良い。大抵の場合は急いで売ることはない。業績発表直後に株価は織り込みに行くし、チャートの形で売買しても仕方ない。こういうチャートの形は天井を打った可能性が高い、このトレンドラインで反発する、株価上昇中は割高になっても売るべきではない、うんぬんかんぬん、かんぬんうんぬん。そういうのは全部嘘だよ。売るべきかどうかは自分が決めるんだ。チャートの形が決めるんじゃない。他に買いたい銘柄があるから、比較して魅力の乏しい銘柄を売るんだ。毎日どれを買うか、どれを売るか、考えていれば良いだけ。それ以上でも、それ以下でもない。タイミングを計って一気に売るとか、そんなになるまで放置する投資家の考え自体に問題がある。大抵は、毎日リバランスしていれば、一気に売ることはない。材料は発表直後に株価に織り込まれるのだから、急いで売買しなくても良い。株価が大きく動いた後は、反転するかもしれないし、そのままの方向で推移するかもしれない。地合いにも拠るのだから、セオリーなんてない。臨機応変に売買するのを難しがっても仕方がない。売りたくなったら売れば良い。急に売りたくなるような事がないくらい、毎日市場と向き合えば良い。
2024.06.01
閲覧総数 59
2
保有資産「額」の増加を喜んではいけない。日経平均がこんなに上昇したら資産額が上がるのは当たり前だ。そういう時は、ドル建て日経平均でも見て冷静になれば良い。今年になって何度か書いているが、どうも、やっと普通の相場に戻ったようだ。少し前まで、そこら中で悪材料出尽くし上げ、好材料でも当然上げ、要は何か材料が出れば上げ、というような面白みのない相場もあったね…(遠い目)。今年の相場は難しいというように感じているそこの人!今までが簡単だっただけだから!今年は指数よりパフォーマンスが低いとか嘆いているそこの人!去年まで悦に入っていたのが間違いなだけだから!
2024.05.18
閲覧総数 184
3
下の画像は東京金先物価格と1540のチャート。パッと見て分かる通り、物凄く乖離が生じている。こんな大きな乖離は僕が金価格を毎日チェックするようになったコロナショック以降では初めてのことだ。何故こんなにも大きな乖離が起きているか。いわゆる仕手化。ただ、仕手化が1540にまで生じたことに注目して欲しい。少し前に1542も同様の事が起こった。為替の影響が加味されていない銀先物と1540の半年チャートは下記。1540と1542にまで大きな乖離が生じるような事になるとは、金余りも極まった感じがします。現物担保ETFだよ。現物評価額と大きく乖離するのは、正しく「バブル」。バブル以外で説明できる人が居たらお目にかかりたい。さて、次に仮想通貨の話。仮想通貨は通貨と違い国家の信認が得られていない。税の支払いに使えない。価値が担保されていない。そんな時代がありました。一番有名なビットコインは、今年1000万円を超えました。他はまちまち。仮想通貨は詳しくないので分かりません。今は、金(きん)で担保されている仮想通貨も出てきたようですね。通貨安、インフレ下で資産を守るためにはどうすれば良いか。欧州の景気が悪くなってきています。中国の景気も悪いです。さて、投資先は?消去法でアメリカ?アメリカ株は既に割高になっている一部を除き低迷。割高になっている株を買うか、指数を買うかの2択。さて、みなさんはどうしますか?今年は非常にやり易い。今年はノリノリで投資をしています。
2024.05.01
閲覧総数 228
4
前回までの2つの投稿を読んで理解してもらっている方は、今回の投稿内容は読まなくて良いです。本質的には、同じことを書いてあるだけですので。ただ、同じことを書く時は切り口を変えて書き込みをするのがこのブログの特徴でして。今回も切り口を変えて書き込みしたいと思います。さて、今回のテーマは「ROE」です。ROEは高い方が良いのでしょうか?いえ、違います。それでは、ROEは低い方が良いのでしょうか?いえ、違います。ROEの数値を切り取って、高い方が良いとか低い方が良いとか、そういう事をいうのはナンセンスです。PER、PBR、ROE。投資家にとってはこれら3つのバランスが重要なのです。色々と特殊な場合を除けばPERは低い方が良いですが、PBRとROEについては低い方が良いとか高い方が良いとか、そういうものではないのです。どのような事業で、どのような経営をしているのか、そしてこれからどのような経営をしていこうとしているのか、それによって変わります。単純にPBRは低い方が良い、ROEは高い方が良い、というものではないのです。いや、もちろんPBRは低い方が投資家の資産に対する評価が低くて長期的には投資妙味がある場合が多いでしょう。ROEは高い方が資産効率が良くて中期的に投資妙味がある場合が多いでしょう。そうすると、その2つを合わせて、PBRが低くてROEが高い方が良いでしょう。否定はしません。ただ、これは同じPER水準での話です。PBRが低いとその分ROEも低くなる。ROEが高ければPBRも高くなる。PERとPBRとROEの関係からすると、当然そうなります。PBRを取るか、ROEを取るか。どちらが良いのでしょうか。しかし、そういう話ではないのです。常識を疑おうシリーズ 基礎編『ROE』参考記事「常識を疑おうシリーズ 基礎編『PER』」https://plaza.rakuten.co.jp/meaning1/diary/201612030000/参考記事「常識を疑おうシリーズ 基礎編『PBR』」https://plaza.rakuten.co.jp/meaning1/diary/201705110000/それではROE編について、PER編やPBR編とは違った切り口から初めてみます。ROEは自己資本をどれだけ効率的に運用しているかを表しています。レバレッジをかけて負債を多くすると全体の資産が増えます。資産が増えると非効率的な企業運営をしていない限りその分利益が増えますので、ROEが上昇します。この点を問題視している投資家は多いです。それでは、低い自己資本率で高ROEを叩き出している企業は悪いのでしょうか。信用取引でレバレッジをかけて株式投資をしている投資家と似ています。信用取引をすれば上昇相場では利益が急増しますし、下落相場では損失が急増します。企業運営もレバレッジをかけていればその分順調な時に利益を多く出し、順調でない時に損失を多く出します。信用取引をして自己資本比率の高い企業に投資するのと、信用取引をしないで自己資本比率の低い企業に投資をするのと、どちらが安全でしょうか。これは実に面白い問いですね。勿論バランスです。企業側の企業運営内容や投資家側の投資手法にもよるでしょう。ただ、そのような色々なパラメータを無視して、もうちょっと簡単に言う事が出来ます。それは、『レバレッジをかけているリスクをしっかり認識して経営者が企業を運営しているか、また投資家が投資をしているか』。これに尽きます。どのような環境下で、どのような状況で、どのようにレバレッジをかけているか。ROEは長期的な推移が重要になります。短期的にROEが高くても全く意味がありません。長期的にROE水準を維持、または向上できるか。それに尽きます。長期的にROEを維持・向上できる投資先があるなら、設備投資やM&Aをすれば良いでしょう。長期的にROEの維持・向上に繋がらない資産があるのであれば、改革や売却をすれば良いでしょう。用途のない無駄な現金があるのであれば、配当として株主に還元するべきでしょう。長期的に高ROEを維持する為には必ずしも高成長し続ける必要はありません。自己資本が分母、利益が分子、の指標です。利益により自己資本が増えて、今までのような効率的な資金運用ができない。それによりROEが長期的に低下する。それでは経営として非効率です。増加した自己資本は必要な分だけ使用すれば良い。必要でないものを内部保留として溜め込む目的は何か?ROEを長期的に低下させてまで行う企業活動の意味は何か?成長の為ではない、現状維持のための資産がどんどん増えていないか?効率的な将来の大きな投資の為、数年分の利益を溜め込む。そのような場合もあるでしょう。または、将来の利益を期待して、現時点では利益を出していない企業に投資する。そのような場合もあるでしょう。中期的にはROEが低下するが、長期的にみるとROEが上昇する。そのような場合はROEが下がったタイミングが投資家にとって投資妙味があります。(ここはROE推移に着目して投資をする投資家にとっての落とし穴ですので注意して下さい)一時的に資本効率を下げるだけであれば、その先を見越して投資をするというのは一つの投資手法として正しいです。しかしこの手法は多くの成長株投資家の逆を行く投資手法ですので、かなり株価に対して鈍感力を必要とします。多くの場合は株価が急落しますので、逆張り投資家でなければ非常に辛いでしょう。逆に、逆張り投資家であれば全く意に介することなく、気ままにドライブを楽しむように投資ができます。ただし、企業が思うように利益を上げられなかった場合はROEは低下したままになり、急落した株価は元に戻りません。長い株価低迷を余儀なくされます。高いROEを維持しながら成長している企業については、例えばソフトバンクを見てみると分かり易いかもしれません。他にもエムスリーなどを見てみると分かり易いでしょう。長期的に高ROEを維持している企業がどのように利益成長をし、それに伴い株価がどのように上昇しているか。万年高ROE銘柄を見つけたら、将来の莫大な利益は確定されたようなものです。(とんでもないバブル時に購入したのでもない限り)しかし長期的にROEが高い銘柄を見極めるのは至難の業です。上に挙げた長期的に高ROEを維持している2銘柄でさえ、今後も長期的に高ROEを維持できるかどうかは全く分かりません。そうであれば、現在資金効率の良い運営をしている評価の高い企業より、これから資金効率の良い運営をするようになる可能性がある企業に投資をする方が良い投資と言えます。それが低PBR銘柄への投資であり、バリュー投資の考え方の一つです。今は低ROEが続いていても、これから企業運営が良くなるかもしれない。たとえそうならなくても、他の物好きな企業が高値で買収してくれるかもしれない。外部環境が変わって注目されるかもしれない。精々その程度の思惑で低ROE銘柄へ投資をしている投資家が多いです。その程度でバリュー投資を標榜しているのが日本の個人投資家の現状です。そして、そのバリュー投資の考えは概ね正しいです。低ROE銘柄であっても、物凄く高い配当利回りの場合、高ROE銘柄への投資と同じ結果が期待できます。もし仮に配当利回り15%を維持する銘柄であれば、ROEが15%を維持する銘柄と同じ評価をすることができます。ただ実際は今の日本で高ROE銘柄と同じ水準の配当利回りを出し続けている銘柄がないだけです。また配当には税金がかかりますので、その分だけ低く評価する必要があります。自己資本比率が高い銘柄ほど、不景気などで赤字になった時にとれる選択肢が増えるというメリットはあります。また負債が少ないほど金利上昇時に支払い利息の増加が少なくて済むというメリットがあります。(ただしマクロ経済の視点からみると、景気がピークアウトした時期などの例外を除いて支払利息の増加分より企業の増収分の方が高くなります。支払利息の増加は企業利益の増加に遅行します)不況時は、レバレッジを効かせて多くの利益を上げている高ROE銘柄が業績悪化に伴い選択できる企業運営の幅が狭くなる一方、自己資本の潤沢な低ROE銘柄は安い買い物ができるようになります。景気の波は時に大きく振れますので、リスクを常に把握していなければ自己資本比率の低い企業は致命的なダメージを被ることがあります。信用取引をしている投資家と同じです。結局はバランスなのです。PER・PBR・ROEを画一的に論じるべきではありません。企業の業績、企業活動の内容、今後の方針、景気動向、政府の方針、様々なことを考慮しつつ、投資家の性格と投資手法で考えるべきです。これは投資に慣れていない人にとっては難しく聞こえるかもしれませんが、決して難しい事を言っているのではありません。画一的にROEは高くてPERはできるだけ低い方が良い、という投資手法の方が遥かに難しいということを理解しなければいけません。何故ならバランスが悪い企業は必ず無理が生じているからです。バランスの良い企業はそのうち投資家の想定以上に業績が上がることもありますが、バランスの悪い企業は時が経つにつれ投資家の期待を裏切るからです。ここから先は余談です。前回、同一PERならPBRを取るかROEを取るか、そういう考えで銘柄選定をするのではない、と言いました。それではPBRとROEのバランスはどのようなものが良いのでしょうか。理想的なバランスはあるのでしょうか。好景気はレバレッジをかけて、不景気になる前の予兆を見逃さず、不景気になる前にレバレッジを低くして運転資金の十分な確保を行う。それが理想です。PBRとROEのバランスは景気や企業運営内容を考慮して決める必要があります。理想的なバランスは日々変わっています。どのようなリスクを取っている経営なのか。経営者と同じく、投資家もこれを把握することです。リスクを把握できないのであれば、高ROE銘柄への投資は行うべきではありません。高ROA銘柄への投資を行うべきです。そして、万年高ROA銘柄への投資は、万年高ROE銘柄への投資より難しいです。何しろ絶対数が少ないですから。妥協して万年中ROA銘柄への投資を行うのであれば、それは一つの正しい投資手法です。以上
2017.11.02
閲覧総数 1827
5
1億円を超えてから、というよりは今年に入ってから、大抵1日の資産変動が100万円を超えるようになった。100万円となると結構な額だが、率にすると1%未満。1日の変動率が1%を超えるというのは、さほど珍しくもないこと。ただ、資産変動額で100万円と言うと未だに結構なインパクトがある。「おっ結構変動したな」という印象。逆に、200万円とか、300万円とかいう変動の時は、それほど驚かない。プラスでもマイナスでも、ストンと受け入れられる。「まぁ、この程度なら大した変動じゃないな」500万円とかの変動になると結構なインパクトになるのだろうが、今の所500万円以上の変動は暫く記憶にない。コロナショックはほぼ無傷だったし、その後の大暴騰にも全く乗れていない。もしかしたら、ライブドアショックまで遡るかもしれない。勿論マイナスだ。ただ、ほぼ全銘柄ストップ安のあの時でも、マイナス500万円の変動までは行かなかったような気がする。投資を始めてからずっと、率で考えていた。結局、大切なのは額ではない。僕はメダルゲームをやってるだけ。メダルを引き出して現金化して使う訳じゃない。僕は死ぬまで証券口座のお金は引き出さない。死んだら嫁さんに自由に使ってくれと言ってある。資産に対して執着がないのは徹底している。もしかしたら、全ての投資家で一番執着心がないのではなかろうか。それは大げさかもしれないが、僕より資産に対して執着心がない人は、何か人間として大切なものが欠如している欠落者なのだろうとは思う。僕がやっているのは投資ゲーム。老後の生活とか悠々自適な生活とかの為に投資しているのではないのだよ。僕は今時流に乗っている。投資ゲームは順調だ。ただ、それは増えた金融資産で贅沢できるとか、そういう詰まらない次元の為のものじゃない。
2024.05.11
閲覧総数 187
6
さあて、「むぎゅ」では今まで何度も本当に優れた本の紹介していますが、真打の登場です。ポール・ケネディ著,鈴木主税訳,草思社出版「大国の興亡」です。上下2冊に分かれていますが、下巻だけでも可。長期投資家なら経済の流れ、資本の意志を理解する事は必然で、その為には資本の性質を理解する必要があります。今現在の資本の性質、或いは将来的な資本の性質を予想する為には、今までの資本の性質を深く理解する事が必要になってきます。前に書きましたが、最近になって急に借金肯定派が増えましたが、これは今現状の資本の性質を理解しているのといないのとでは、とらえ方が全く違います。まぁ、資本の価値の変化ですね。何事もそうですが、世界的な視野を持つ事と、色々な時間軸で物事をとらえる事が重要です。つまり、今現状での世界中の国々の力関係と、今後の力関係がどのように変化していくか、またその中で資本が最も増殖しやすいシステムは何か。長期投資家は常にこういう考えを持つべきです。過去の歴史から、資本の特性を芯から理解するべきです。本書は既にかなり古い出版物ですが、物凄く深い著者の知識と膨大な参考文献を元に、500年もの世界中の歴史を詳細な記述で説明し尽くしています。ボリュームは相当ありますが、物凄く簡易な表現で書かれており、中学生くらいでも理解できる内容となっています。近視眼的なバリュー投資家全員に読んでもらいたい、極めて優れた良書であると断言します。世界レベルでの経済的思考能力が開眼します。
2005.12.18
閲覧総数 91
7
長期的に優れたパフォーマンスを上げている人がどのような事をしているかというと、地味なことの繰り返しです。長期的に安定して優れたパフォーマンスを出し続けている人だからといって、他のみんなが知らないようなやり方で他の人を出し抜いているということはなく、誰でも知っている基礎的・基本的なことを大事にして、自分の性格に合った投資手法を自分なりに使い続けているんです。そこに発展性とか応用性といったものは殆どなく、地味なトレードを繰り返しています。その地味さに飽きて続けることが困難になってくるような人は、長期的に優れたパフォーマンスを上げることは難しいです。馬鹿みたいに、というより馬鹿そのものになって、同じことを繰り返す。延々同じ事を繰り返す。市況が変わっても、周りの意見が変わっても、愚直に続ける。その先が見えているのだから愚直に続けられる。同じことを続けるのが不安になったり、もっと良いパフォーマンスにする為に発展させようとしたり、そういう事を考えるのは御法度。同じことだけやってれば良い。馬鹿そのものになれば良い。それができないなら、市況に振り回されるようになる可能性が高いということを認識するべきです。プライドが邪魔でそれができないから、多くの人がパフォーマンスを落としていく。下落相場に変わると見える景色は一変します。そのような時に、周りを気にしている投資家は脆いです。このブログではもう何十回も書いてきたと思います。他人のパフォーマンスを気にしていても仕方がない。気にしないように意識するのではなく、気にしない。意味がないと理解していれば気にならない。
2019.01.19
閲覧総数 1087