バリュー投資に騙されるな!

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2023.11.03
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 株式相場は分からないことだらけですが、恥じる事はありません。自分が分からないということを認めれば、それは強みになります。分からないことが分かるからです。自分が分からないことが分かれば、できるだけそこには近寄らないことです。自分が良く理解できていないことをやって投資で利益を上げ続ける事は出来ません。理解できていない分野に投資をして大きな利益を得る投資家も多いですが、それはたまたま時流にうまく乗れていただけであって、これからも同じように利益を上げられるという事ではありません。相場の向こうでは深く理解している投資家が山ほどいます。自分が彼らを出し抜いて利益を上げ続けると思う方がどうかしています。いつまでも時流に乗り続けられるほど相場は甘くありません。株式投資をしていると、時流に乗れる時もあれば、全く乗れない時もあります。 なんだか儲かりそうだから、周りが儲けているから、と、よく理解していない分野で利益を上げようとするのは非常に危険です。貴方が利益を追求したいのであれば、自分が理解で きていないことに投資をするべきではありません。

株式投資では、世の中の役に立つ企業に投資をするべきです。 世の中の役に立っているのであれば、経済成長の一助になっているからです。需要がある分野で活躍している企業 は、設備投資をすることで生産性が上がり、売り上げ増加に伴い自然に利益も増加するでしょう。あとは、その企業に幾らで投資をするかです。ファンダメンタル分析を行い、投資妙味があると判断すれば投資をするべきです。しかし、自分が良く理解していない企業に投資をするべきではありません。何となく投資妙味があると判断しても、その理由を咀嚼して自分の頭で理解できるレベルまで消化できていないと、何となくでトレードすることになります。よく理解していないと値動きに一喜一憂してばかりで、何かあった時に右往左往することになるでしょう。何年も、或いはそれ以上投資をしていても、そのような未熟な投資家は多いです。自分が分からないことには投資をしない、これはとても大切なことです。買うから上がる、上がるから買う、のような銘柄には近づかないことです。株価が上がるには理由があります。その理由を理解していないのであれば、株価が上がっているからという事だけで投資をしてはいけません。

 繰り返しになりますが、理解できないということ自体は投資家として全く恥ずかしい事ではありません。理解できていないことを理解しないまま投資をするのが恥ずかしい事なのです。このことに気が付かないまま、恥ずかしい投資行動をしている個人投資家は多いです。そのような投資家は、自分が取るべきでないリスクまで取っているのに気が付いていません。自分でリスクコントロールが出来ていないのは投資家としてお粗末です。そのような投資家は、取るべきでないリスクを取っていたことに後から気が付くでしょう。それでは遅いのです。

 大きいリスクを取ると、場合によっては大きな利益を享受することがあります。集中投資やレバレッジを掛けた投資などで多くのリスクを取った場合は、相場環境が良くて何でも上昇していたり、たまたま思わぬ材料で投資先の株価が暴騰したり、と様々な理由で非常に多くの利益を得ることがあります。そのような場合は自分に投資の実力があると思ってしまうかもしれません。しかし実態はそうではありません。たまたま相場環境が良かっただけ、たまたま投資先にポジティブサプライズがあっただけ。 そうならなかった可能性は少なからずあるのです。 そうならなかった可能性を排除して、結果論で優れたトレードだった、と考えるのは浅はかです。そのように考えると、次も同じように大きいリスクを取ってしまいがちになります。大きな成功体験は、時によっては次の大きな失敗体験に繋がります。大きな利益を得た時は、高いリスクを取った結果だと自認するべきです。たまたまそうなっただけで、そうならなかった可能性があることを理解するべきです。 投資の世界では、勝って兜の緒を締めないと、リスクコントロールのできない投資家に成り下がります。大勝ちした時は、取るべきでないリスクを取っていた可能性があります。そのことを理解しないと、 何れ取り返しのつかない損失を被ることになります。

 過去、多くの投資家が許容できない程の大きな損失を負って、市場から退場していきました。これからもそうです。多くの投資家が許容できない程の大きな損失を負って、市場から退場していくのです。リスクコントロールができない投資家は、遅かれ早かれ、その中の一人になります。 自分が把握していないリスクを取ってはいけません。自分がどのようなリスクを取っているのかについては、常に把握していなければいけません。 相場環境が大きく変わった後、株価が大きく変動した後で、自分が大きなリスクを取っていたと気づくのでは遅いのです。自分が取っているリスクを正しく認識するためには、理解していないことをやってはいけません。低PER低PBRだから何となくリスクが低そうだ、で投資をしてはいけないのです。投資先をよく理解することが重要です。

 何度も述べていますが、 自分が理解していないことはやらないのが大切です。なんだか儲かりそうだからと、理解していないことを理解していないままやるのは、投資家として恥ずべき行為です。ただし、逆に自分が理解していると過信するのもいけません。株式投資で利益を上げると、自分が投資先の会社を理解していると考えがちになります。まず最初に、自分が理解していないことを理解する、この過程を飛ばして、物事を理解することはできないと考えて下さい。理解していないことを理解していると勘違いすることは愚の骨頂です。​​





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Last updated  2023.11.03 06:50:01
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