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いちすけ茂吉
いちすけ茂吉のブログへようこそ 人生を自分らしく生きるために、最低限必要なのは「健康である」こと。そのお手伝いを少しでもできたらという想いで毎日更新しています。 意識を変え行動を変え、習慣まで変える。これからの自助時代に必要な知識と行動変容のヒントと行動実践課題を発信しています。目指すは「オプティマルヘルス（最善の健康）」、共に健康度マックスで笑顔で人生を過ごしましょう。
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2017年12月16日
カテゴリ： くすり
このブログは、将来の自身の健康を見据えて、今何をするべきかを考え、行動しようという意欲のある方に向けたものです。
薬剤師、メディカルハーブコーディネーターである筆者が自身の健康への考え方、取り組みを通して者の健康やその家族の健康寿命を延伸するヒントとなれば幸いです。
健康を手に入れる本質を理解し、実践して健康で若々しく歳を重ねていきましょう。
個人ブログ立ち上げました。内容はここのものと全く同じですが、新しいコンテンツも構築する予定です。すっきりとしたレイアウトですのでよろしかったら訪問してください。
https://vegetablewholefoods.blog
それでは本文です
IT用語で「AR」や「VR」と言ったらそれぞれ「拡張現実」、「仮想現実」のことです。今回紹介するのは「MR」、この技術が調剤室でお目見えしました。
医薬品業界で「MR」と言うと「医薬情報担当者」ですが、今回はITですので違います。「複合現実」、略さずにはmixed realityです。簡単に言うとARとVRを組み合わせたものです。IT版MRが調剤過誤をなくす救世主となるかもと言う記事です。
医療 ICTにMR活用 シャンティ
これまでの調剤過誤防止策は、バーコードをハンドスキャナーで読み取る方法が主流です。このやり方の課題は、処方箋を見なくても調剤ができてしまうことです。処方箋をコンピュータへ入力し、その際発行される用紙の一つに医薬品名とバーコードが書かれた入力確認書があり、そのバーコードと、医薬品の在庫カセットに貼られたバーコードをスキャンすることで正しく調剤ができているかを確かめます。
入力確認書と医薬品を照合するので、処方箋は必要ありません。処方箋を見ずに調剤することは本来はあり得ないのですが、実際に起きています。過誤やインシデントは処方箋を見ないことから始まっているケースもあります。
紹介したMRは、在庫の位置のみならず最適な導線を示し、障害物も避けて通ると言う優れものです。全ての医薬品を調剤し終えると「任務完了」と表示され、少し遊びココロもあります。見た目は少しゴツいですが、これを装備している人は調剤中であることを待っている患者さんが認識するので待つストレスが軽減される効果もあるかもしれません。
この技術が普及すれば、在庫管理にも活かせそうです。薬局における医薬品の在庫管理はとても時間を要しています。1日に1時間から2時間くらい、発注や検品、医薬品のカセットへの補充に要しています。年換算では500時間ほど調剤とは関係ない部分に費やしています。それをMRがグッと効率化してくれると言う期待が持てます。
調剤テクニシャンの議論もまだくすぶっています。MRがあれば正確に錠剤のピッキングができます。薬剤師はより患者さんとコミュニケーションが取れるようになります。能力の適材適所という点からも今後も調剤テクニシャンの議論は活発になって行くでしょう。
来年は診療報酬の改定年です。調剤部分は大幅なくすりの値段の下落と自動的に加算される調剤技術料が下がり、患者さんなど人と関わる部分は値上がりします。薬剤師は調剤室から外へ出る時代に本格的に舵を切られます。今後の薬局選びの参考にしてください。より患者さんに寄り添っているかが基準です。
調剤とMR、今後の広がりに期待です。
#調剤ミス＃調剤ロボット#ミックスドリアリティ＃ピッキング＃ホロレンズ＃ベンチャー企業＃シャンティ＃時短
Work Like playing 第610回
流されないように意識を強く持っておく
薬剤師、メディカルハーブコーディネーターである筆者が自身の健康への考え方、取り組みを通して者の健康やその家族の健康寿命を延伸するヒントとなれば幸いです。
健康を手に入れる本質を理解し、実践して健康で若々しく歳を重ねていきましょう。
個人ブログ立ち上げました。内容はここのものと全く同じですが、新しいコンテンツも構築する予定です。すっきりとしたレイアウトですのでよろしかったら訪問してください。
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それでは本文です
IT用語で「AR」や「VR」と言ったらそれぞれ「拡張現実」、「仮想現実」のことです。今回紹介するのは「MR」、この技術が調剤室でお目見えしました。
医薬品業界で「MR」と言うと「医薬情報担当者」ですが、今回はITですので違います。「複合現実」、略さずにはmixed realityです。簡単に言うとARとVRを組み合わせたものです。IT版MRが調剤過誤をなくす救世主となるかもと言う記事です。
医療 ICTにMR活用 シャンティ
これまでの調剤過誤防止策は、バーコードをハンドスキャナーで読み取る方法が主流です。このやり方の課題は、処方箋を見なくても調剤ができてしまうことです。処方箋をコンピュータへ入力し、その際発行される用紙の一つに医薬品名とバーコードが書かれた入力確認書があり、そのバーコードと、医薬品の在庫カセットに貼られたバーコードをスキャンすることで正しく調剤ができているかを確かめます。
入力確認書と医薬品を照合するので、処方箋は必要ありません。処方箋を見ずに調剤することは本来はあり得ないのですが、実際に起きています。過誤やインシデントは処方箋を見ないことから始まっているケースもあります。
紹介したMRは、在庫の位置のみならず最適な導線を示し、障害物も避けて通ると言う優れものです。全ての医薬品を調剤し終えると「任務完了」と表示され、少し遊びココロもあります。見た目は少しゴツいですが、これを装備している人は調剤中であることを待っている患者さんが認識するので待つストレスが軽減される効果もあるかもしれません。
この技術が普及すれば、在庫管理にも活かせそうです。薬局における医薬品の在庫管理はとても時間を要しています。1日に1時間から2時間くらい、発注や検品、医薬品のカセットへの補充に要しています。年換算では500時間ほど調剤とは関係ない部分に費やしています。それをMRがグッと効率化してくれると言う期待が持てます。
調剤テクニシャンの議論もまだくすぶっています。MRがあれば正確に錠剤のピッキングができます。薬剤師はより患者さんとコミュニケーションが取れるようになります。能力の適材適所という点からも今後も調剤テクニシャンの議論は活発になって行くでしょう。
来年は診療報酬の改定年です。調剤部分は大幅なくすりの値段の下落と自動的に加算される調剤技術料が下がり、患者さんなど人と関わる部分は値上がりします。薬剤師は調剤室から外へ出る時代に本格的に舵を切られます。今後の薬局選びの参考にしてください。より患者さんに寄り添っているかが基準です。
調剤とMR、今後の広がりに期待です。
#調剤ミス＃調剤ロボット#ミックスドリアリティ＃ピッキング＃ホロレンズ＃ベンチャー企業＃シャンティ＃時短
Work Like playing 第610回
流されないように意識を強く持っておく
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