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2024.05.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
手書きハート

伊寿美と須美は柿崎家の玄関で、
「じゃね。」
そして須美、また再び佐津香に抱き着いて、
「ん~~~。もぅ、最高~~。」

佐津香、そんな須美に、
「ははははは。ありがと。」

「んもぅ~。また会社の人に自慢できる~~。」

その声に佐津香、満面の笑みで、
「ん~~~。しっかりと~~、自慢して。ふふふふ。」

須美、ニッコリと。
「うん。じゃね。」



そして…、こちらと言えば…。飲み食いして凡そ2時間。
かなり酒も進んで…。

奈菜、小埜瀬に、
「それにしても、小埜瀬さん、お酒、相変わらず強いよね~~。まっ。武一もそうだけど。」
そして奈菜、
「胡桃はいい加減にしなさいよ~~。あんたも、お酒は強いけど。体~~。」

その声に胡桃、
「は~~い。」

胡桃、最初はウーロン茶だったが…、途中から、
「私も一杯、いいかしら。」

その声に小埜瀬、
「どうぞ、どうぞ。但し~~。体の事。お願いしますよ。」
と、言われて…。

…けれども胡桃、飲み出したら…。その飲みっぷりが…。

小埜瀬、
「え~~~???…いやいやいや。凄~~~。」

峻、カウンターの中で、
「へへへへへ。」

奈菜も、
「ふふふ。」

武一、照れながらも…。

峻、小埜瀬に、
「小埜瀬さん、胡桃ちゃんね。実は…。結構、酒、行けるタイプ。」

奈菜、
「もぅ~~。飲み出したら、朝まで付き合って飲んじゃうから~~。」

小埜瀬、その話に驚いて、
「え~~~???」

吉竹、そんな小埜瀬に、
「まぁな。」

小埜瀬、
「いやいやいや。凄い。こんなに奇麗で、しかも、お酒が飲める。凄いですね。…って、言うか、羨ましい~~。はははは。」

その声に吉竹、
「な~~にが~~。お酒が飲める、羨ましいですか~~。小野瀬さんだって、凄いじゃないですか~~。あんなに凄い人~~。」

峻、いきなり武一に、
「あん…???…なんだ…???…あんなに凄い人って…???」

奈菜も今の武一の声に、
「うん…???」

店の中はオーダーもなく落ち着いている。

武一、そんな峻と奈菜に、
「え~~~???…いや、だ~~って~~。小埜瀬さん、この人、凄いよ。何たって、あの、佐津香…。」

小埜瀬、思わず照れながらも、
「いやいやいや。そんな…。」

瞬間、ふたり、ドキン。

吉竹、小埜瀬、
「あっ。」
「うっ。」

いきなり峻、カウンターから身を乗り出して、
「あん…???…今、何つった…???」

奈菜も、
「えっ…???…何々…???…佐津香さん、どうした…???」

いきなり黙り込む吉竹と小埜瀬。ふたり、共に、フリーズ状態。

胡桃も、
「武一…???」

武一、そして、小埜瀬共に、目をガシッと、閉じて。そして顔を落として。

いきなり峻、
「お~~~い。なんでお前ら、そこで硬くなってんだよ~~。」

奈菜も、
「そぅよ~~。いきなりそこまで言って、何~~~???」

ゆっくりと吉竹、顔を上げて…。
まだ小埜瀬は…。

吉竹、目をパチクリとさせて、唇を口の中にガシッと。そして息を吸い込んで、
「あ、あ、あ…。あ~~~。」
頭を右に左にカクカクと。そして左肩を上に。今度は右肩を上に。

峻、再び、
「ぅお~~い。何だってんだよ~~。」

小埜瀬、まだガクリと。

奈菜、そんな小埜瀬に、
「小埜瀬さ~~ん。」

胡桃、武一の左手を右手でペン、
「武一。」

武一、思いがけずに、右手で両目を撫でながら、
「あ~~~。」

峻、武一に、
「おぃ。頭、ぶん殴られるぞ。」

武一、
「い~~~~、と~~~~。」

思わず小埜瀬、今度は右手で頬杖して右の方に、ゆら~~~~。

奈菜、
「小埜瀬さ~~ん。」

吉竹、口を開けて、
「あ~~~~。」
そして、
「仕方がねぇなぁ~~~。小埜瀬君。」
小埜瀬の左肩に右手を。そして、
「すまん。」

その声に峻も奈菜も、
「はい…???」

今度は小埜瀬、ようやく体を元の位置に。
「あ~~~~。」

奈菜、
「どうしたのよ~~~。」

武一、自分の体を抱きしめるように、
「すまん。」

峻、
「何々…???」

武一、小埜瀬に、
「小埜瀬君。」

小埜瀬、体をガクリとさせて、
「はい。」

武一、
「実はな。」
焼き鳥を見ながらも、
「小埜瀬君、佐津香さんと付き合ってる。」

瞬間、胡桃、峻、奈菜、3人共に、
「え―――――――――っ!!!」

その場が、いきなり、フリーズ。

凡そ5秒程。

そして峻、奈菜、共々、目をパチクリ。

峻、
「はっ…???」

奈菜、
「えっ…???…うそ。」

武一、
「ん~~~~。…これは~~~。…つまりは~~~。…何と、説明したら…。…いいのか…。…なぁ~~~。」

峻、
「いやいやいやいやいや。」

奈菜も、
「…って…???…へっ…???…って…、一体…、何が…???…どうして…???」

胡桃も、
「いやいやいやいや。…どういう事…???」

峻、小埜瀬に、
「小埜瀬さん…???」

奈菜も、
「うんうんうん。」

小埜瀬、思わず、何をどう説明すればいいのか…。ガクンとした体で、そして…、頭をペコリと。
「すんません。」

峻、急に、申し訳なさそうに、
「いやいやいや。すんませんじゃなくって…。」









好きになれない。   vol,254.   「小埜瀬さん、お酒、相変わらず強いよね~~。」

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最終更新日  2024.05.11 17:38:35
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