THMISmamaの~お洒落の小部屋~

THMISmamaの~お洒落の小部屋~

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

THMIS

THMIS

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

癲狂院@ Re:「旦那が一緒なんだから安心しな。」(05/15) 癲狂院の知りたいことは、0896244450 か…
ショルダーバッグ@ Re:「密着取材、話を受けたの、佐津香さんと課長なの。」(04/02) ショルダーバッグの知りたいことは、0896…
タクシーの中@ Re:「今、病院からそっちに向かってる。タクシーの中だ。」(12/27) タクシーの中については、 0896240183 を…
cosme.thebest @ Re:「初めて車椅子に乗って病室の外、出たから。」(01/04) 読ませて頂きました。 なぜ、どうして病室…
effelpist@ kilovermek.es effelpist <a href="https://kilovermek.es/…

フリーページ

2024.05.12
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
手書きハート
「うんうんうん。…いや…。」
峻を見て、
「ねぇ~~。」

武一、
「…ってか…。…いや…。俺だって。…まぁ…。…まだ、詳しく話は~~。…でも…。…逆に…。小野瀬さんじゃなくって…、逆に、佐津香さんの方から~~。」

その声に奈菜、いきなり口に左手を、
「え~~~~???…サッちゃんの方から~~???」

隣の胡桃も真ん丸の目で、
「うそ。あの…、佐津香さんから…???」

武一、
「あ、あ~~。課長と、お付き合いさせて頂いておりますって…。」

峻と奈菜、同時に、
「う~~~っそっ!!!」
顔を見合わせて。

小埜瀬、顔を下に、
「何て…、言うか…。その…。…実は…。…あ、はい。そういう事に…。なって…。しまった…、訳で…。」

峻、思わず、
「えっ…???…って…いうか…。そういう事に…、なってしまった訳でって…。…何が…???…小埜瀬さん。」

奈菜、
「何が、何だか、全く…。…どうして…、サッちゃんが…???…小埜瀬さんと…???」

小埜瀬、
「あ、いや…。…ただ…。…僕が…、歓迎会の…、時…、飲んで倒れて…???」

峻、
「あ~~~。うん。あん時ね。」

胡桃も、
「うんうんうん。武一から聞いてる~~。」

武一も、
「あ~~。」

峻、
「確か、佐津香さんたちから家まで…。」

小埜瀬、口を尖らせて、
「そういうのが…、その後も…、数回。」

奈菜、
「わお。」
けれども、
「えっ…???…って言うか…、小埜瀬さん、お酒飲んで、倒れた…???…うそ。こんな強いのに…???」

武一、いきなり腕組みして、
「いや…。それが、俺にも不思議。何でこんなに飲めるのに…???…って…言うか、それほど飲んでいないにも関わらず酒飲んで倒れる。別に酔っている訳じゃ…。」

小埜瀬、
「な~~んか…、匂い、なんすよね~~~。」

吉竹も、峻も奈菜も、胡桃も、
「匂い。」






佐津香、既に契約している挿絵の出版会社の担当者と連絡済みで、
先方からもそれぞれに讃辞を送られて…。

優維香、ソファで、
「それにしても、まさか…、おかあさんとこの課長さんが、ウチのリーダーのおとうさんだって言うのには驚き~~。」

佐津香、テーブルの椅子に座って、
「う~~~ん、おかあさんだって驚きよ~~。もぅビックリ~~。…で…???…そっちの…、争奪戦。…の、方は…???」

「まだまだ~~。」
見ていたインテリアの雑誌を持って、マグカップを持ってソファから立ち上がり、
今度は母のいるテーブルに。
「とにかく、相手がどんなの持ってくるのか全く皆目見当が付かない~~。」
椅子に座りながら…。

「伊玖伊那…???」

優維香、マグカップを口に。そして、両眉を上下に。

佐津香、
「ふ~~~ん。居酒屋チェーンの夢蔵かぁ~~。まっ。それにしても、デカイよね~~。全面リフォームの依頼。」

その声に優維香、
「うん。…それがOKとなったら、今度は国内全店舗。」

佐津香、口を真一文字に、
「いやいやいや。とてつもないよね~~。」

「それ言ったら、おかあさんのエレガンサなんて、その、とんでもないの先を行ってるよ~~。何てったって世界。グローバル。スケールが違い過ぎるよ~~。」

その声に佐津香、思わず照れ臭そうな顔で、
「ま…。ね。…うん。はは。何ともねぇ~~。」

「…って言うか、もぅ、寝たら~~。完璧に疲れたでしょ。世界相手のお仕事に。しかも、フライト。とんでもない緊張感だったでしょう~~。」

佐津香、お茶を飲みながら、
「まぁねぇ~~。はははは。」





吉竹と胡桃、そして小埜瀬は、それぞれタクシーで帰路を。

小埜瀬、隆英に一度は、「帰って来た。」のラインだけで、隆英からは、「お帰り。」
ただのそれだけで他に連絡はなし。


門倉では、峻、焼き鳥を焼きながらに、
「まさか…、小埜瀬さんがね~~。サッちゃんと~~。」

奈菜も、
「全く、分かんないよね~~。…それに…、匂い…。」
頭を左に傾げて、
「何なの…???」

そしてふたり、共に、
「てぇ~事は、あのふたり、結婚…???」
目を真ん丸にして。






エレガンサ化粧品本社。
メンバーたちの歓迎振りの半端なさ。
しかも、報道陣まで…。

マーケティング事業部、メンバーが帰国してもまだ…、残念ながら、余裕は見られない。
この日、まず最初に代表取締役社長によるZOOMでの発表。
そして、メンバーたちのそれぞれの部署への挨拶と結果報告。それから取材と…。
一日がごった返ししていた。

その中でもマーケティング事業部への電話鳴っていた。

佐津香、菜帆子、
「さすがに凄いわ。ごった返してるよね。」
「うんうん。」

菜帆子、佐津香に、
「それにしても、課長、タフだわ~~。昨日、帰ってから、部長と門倉って…。」

その声に佐津香、
「ふん。夜10時半に帰ったみたい。今、帰った~~って、ライン来てたから。」

その声に菜帆子、
「ふ~~ん。なるほど。」









好きになれない。   vol,255.   「逆に、佐津香さんの方から~~。」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

楽天ブログ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.05.12 17:40:23
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: