みっちほすぴたる

※赤ちゃんとタミフル

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ウイルスは、Ａ・Ｂ・Ｃの３型に分けられ
このうち流行的な広がりを見せるのはＡ型とＢ型だけです。

Ａ型の方が熱などの症状が強いことが多いです。

インフルエンザかどうかは
鼻汁を綿棒で少しとって調べるという検査方法でわかります。
インフルエンザは、罹って48時間以内に
治療すれば、かなり有効です。

インフルエンザは、重大な合併症を起こす事もあり
小児の場合は、重症化する事もあるので
早めに治療してあげてください。

0歳児でもインフルエンザの予防接種を受ける事は
出来ます。
早めの接種をおすすめします。

インフルエンザについては、いろいろな情報が
ネットでもありますので
今回は、私の娘が生後3ヶ月の時に
インフルエンザにかかり（予防接種はうけていませんでした）
※生後6ヶ月から接種可能です

その時処方されたタミフルと言う薬について
詳しく書いてみます。

赤ちゃんもインフルエンザになれば
タミフルを処方されます。

たとえ、ママがインフルエンザになって
タミフルを飲んだとしても
授乳中に母乳から移行する薬の量は
赤ちゃんが病気になったときに飲む薬の量に比べれば
極わずかです。

文献によれば、タミフルを内服した場合の成人の薬剤血中濃度は
555ng/mLです。血中の濃度と母乳中の濃度が同じだとして、
赤ちゃんが１日１リットルの母乳を飲んでも、0.555mg/日の摂取量です。
１才の小児の治療量は、体重が10kgとして、40mg/日です。

タミフルについて
「１歳以下への投与は避けること」というおふれが
小児科医では、あります。
それは
通常量の500倍の量を幼若ラットに投与したら
中枢神経障害で死んでしまったというのがその根拠です。
１歳以下のインフルエンザの患者さんの保護者にはその事を
説明して、納得した上で、タミフルの処方がされます。

常識的に考えて、赤ちゃんに通常の量のタミフルを
飲ませても、なんらかの障害が出るとは考えられませんが
上記の様な実験結果がある限り、
1歳以下への投与は安全性が確立されていない。となる訳です。

赤ちゃんにタミフル投与の実験をする訳にはいかないので
安全性が確立していないわけです。

しかし、実際には赤ちゃんにも処方され
上記の説明を保護者にしたうえで、タミフルを処方し
飲ませると言う事が、試験投与となる訳です。

現在、赤ちゃんにタミフルを投与して
なんらかの異常があったと言う報告はありあません。
（私の娘がインフルエンザにかかったときの
医師の説明と対応より）

結局、娘はタミフルを吐き出してしまい
飲めませんでした。

しかし、５日目には高熱もさがり、
元気になりました。

タミフルは、新しいお薬です。

タミフルを飲まなくても、インフルエンザは治ります。

ただ、タミフルを服用する事で、早く、回復すると言うのは事実です。

私は、安全性の確立していないお薬を子供に与える事は

出来ません。

あくまで、私は。です。

こちらに記載している事は
あくまで、私の経験と意見です。

最終判断は、医師とよく相談した上で
決定していただければ。と思います。

今年の冬も、インフルエンザやタミフル情報が流れていますが
タミフルを個人で買うよりも
５０００円前後の自己負担で、予防接種を受けた方が
良いと、私は思います。
（小児の場合の予防接種の金額は、病院で確認してください。）

赤ちゃんは生後6ヶ月から接種可能です。