ミノルロドリゴの地方・1口馬主ブログ

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2020.09.01
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29日(土)ニーニャ号のパドック映像、元気に歩いていたⒸJRA-VAN


来週の土日で夏競馬が終了。3歳馬にとっては言葉が悪いが審判の日(Judgement Day)を迎えることとなる。無事に1勝できればこのままJRAで走り続けることができる。もしできなかった場合は中央競馬からは登録抹消となり、地方競馬に活躍の場を求めることになる。オーナーさんが見切りをつけてオークションに出されるケースも多い。先週など3歳未勝利馬が大挙して出品されていた。


サラリーマンの世界ではどんなに理不尽で冷たい仕打ちを受けても命までは取られないからねしょんぼり

先週30日はノルマンディー所属馬の アースライザー 号(父アイルハヴアナザー)が見事に勝利。JRAに生き残った。この馬も ニーニャ 号と同じく3アウトをくらい8月からレースに復帰、3戦目で念願の初勝利を挙げた。しかも最後は連闘をかけて勝利をもぎ取った。
まさに陣営の執念の勝利と言えるだろう。馬もよく応えましたよ。

土曜日の未勝利戦で勝てなかったが、4着に粘った ニーニャ 号。私はレース前には「勝つしかない。勝てないと地方行き。」と思っていたが、よく考えれば4着には優先出走権が与えられるので、物理的には来週もう1回チャンスがある。小倉には土日に2000mのレースが1鞍ずつ組まれている。

さてどうするのか。私は松下調教師さんのこれまでの使い方やクラブの姿勢から、馬の状態を見ながらであるが、一縷の望みをかけて出走に踏み切るのではないかと思う。


2017年産(3歳馬)の1口馬主クラブごとの成績Ⓒ1口馬主DB

上記のデータを見てもわかる通り、獲得賞金順位で5位というノルマンディーOCの今年の3歳馬の躍進は、ほとんど デアリングタクト 号のおかげである。もしこの馬がいなかったらノルマンディーの順位は(例年通り?)10位くらいに収まっていたであろう。上位クラブとは勝鞍の数(すなわち勝上がり率)においてまだまだ大きな差がある。

数多くのレースを使って長く競走馬として走らせることにより、安い馬でも儲かる馬主を実現するノルマンディーのコンセプトにはまず1勝をあげないと話にならない。こういった事情から調教師さんからGOサインが出されれば、クラブ側としてはまず出走に踏切るだろう。仮に結果が出なかったとしてもまだ年内(2勝できる)時間があるという計算もしているはずだ。

私としては、馬に一番近いところにいる人の判断を信じたいし、自分自身も出せる状態にあるなら出してほしいという感情もある。

前のめりにならずに慎重に判断を行っていただきたいと思います。





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Last updated  2020.09.01 00:17:44
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