ミノルロドリゴの地方・1口馬主ブログ

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2023.03.08
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2019年ブリダーズカップジュベナイルターフを勝利したストラクター号©Blood Horse


今週、久しぶりに ダブルミリオン でお世話になった川崎の調教師さんから連絡を頂いた。
ダブルミリオン は今年の5月にフリオーソの子供が生まれる予定になっているがその後どうするのか?と聞かれた。予定通りに5月に生まれて1,2週間で次の種付に向かえばギリギリ種付けシーズンには間に合う。
いやいやお母さんも大変だわ(笑)。

既にどの種牡馬を候補とするかは先輩とも相談して、何頭か候補を決めていたので、その内容を牧場さんと調教師さんに伝えて向こう側でも検討してもらう事となった。
我々個人馬主は社台グループの高額種牡馬など逆立ちしてもつけられない。せいぜい50万+αでしょう。
何頭か決めた候補の中で今年付けるかどうかは別として1頭注目している新種牡馬がいる:

ストラクター
父 Palace Malice
母 Miss Always Ready
母の父 More Than Ready
鹿毛 2017年生まれ 米国産 体高167.0cm
種付料 70万円(受胎条件)


ストラクター号は米国で2歳時デビューして3連勝でBCジュベナイルターフを制したが、その後は喉の手術などもあって3歳以降は1戦(4着)のみで引退。(株)レックスが種牡馬として購入を決めて昨年の5月に日本にやって来た。昨年の種付シーズンには間に合わず今年からの種付開始となる。

正直、4戦3勝の戦績は大したことが無いとも言える。しかしこの馬が種牡馬として期待されているのは、2013年のベルモントSを制して通算成績19戦7勝、生涯獲得賞金 2,691,135ドルを稼いだその父Palace Maliceによるところが大きいでしょう(ウィキペディア情報より)。

レックスの事務局によれば、気性も穏やかで扱いやすくなかなかの好馬体の持ち主で仕上がりの早さや現役時代レースで見せたスピード、瞬発力が産駒に伝わることを期待されているようです。
パレスマリスの産駒が日本で種牡馬入りするのも初めてでこの産駒はほとんど日本で走っていないので、どの程度活躍できる産駒を出せるのか注目に値します。

種付け料が70万円(受胎確認条件)、本当は100万円以上にしたかったのでしょうが、そこまでの実績がないため、70万円に落ち着いたのかな。この価格帯は激戦の価格帯なんです。


2023年種牡馬価格表(50-80万円帯)©ジェイエス・ノミネーション情報より

種牡馬の価格については、1,000万円i以上も必要なエピファネイア、ロードカナロア、キズナ、そして今年からキタサンブラックは別格中の別格、大体50万円から200万円の間に集中しており特に50-100万円は激戦区だ。(株)レックスとしてはそういった客層を取り込むために70万円と少しお得感を滲ませた価格設定にしたのでしょう。どれだけの繁殖牝馬を集められるか、ですね。

今年は種付け開始の初年度、いきなり付けることは多分無いでしょう。まず初年度の産駒の評判がどうかですね。事前にレックスの担当者に、出来れば懇親会の機会を利用して牧雄代表にこの種牡馬のお勧め度を聞いてみたい。今年 ダブルミリオン を種付けできれば、来年は1年空けることになるので、早くて再来年ということになりますな。

新種牡馬 ストラクター号。結果が出るのは少し先にはなりますが忘れず覚えておきましょう。





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Last updated  2023.03.09 08:29:38
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