ロザーナ／ＴＯＴＯ | 宮寿陵 Lyrics of Love&Life

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宮寿陵

2006/04/26

以前紹介した

ボズ・スキャッグスの名盤『シルク・ディグリーズ』 (1976年)に

参加したL.A.のスタジオ・ミュージシャンたち。

その洗練されたサウンドに大きな貢献を果して

脚光を浴びた彼らを中心に結成された

６人組のバンド、 TOTO 。

1977年のデビューから順調にセールスを伸ばし

1982年に発売された４枚目のアルバム

『TOTO IV～聖なる剣』が、シングル・カットされた

「ロザーナ」（ビルボード２位）
「アフリカ」（同１位）

と共に大ヒット。

グラミー賞でも主要３部門中２部門を含む６部門で受賞します。

Note :

ROSANNA
Lead Vocals: Bobby Kimball and Steve Lukather
Writer: David Paich
Congas and Percussion: Lenny Castro
Saxophone: Tom Scott, Jim Horn
Trumpet: Jerry Hey, Gary Grant
Background Vocals: Steve Lukather, Bobby Kimball, David Paich, Tom Kelly
Horn arrangements: Herry Hey and David Paich

試聴（ソニーミュージック）
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/
Toto/SRCS-9040/

歌詞の和訳
http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3011#rosanna

彼らは「商業ロック」と揶揄されたりもします。

確かにロックの原点である

初期衝動、破れかぶれの魅力といった物はありません。

しかし、それは

演奏技術の確かさ・作品の完成度の高さ、という事なんですよね。

非の打ち所がない、というのか。

（結成前、レコーディングに呼ばれていた）
スティーリー・ダン的、というのか。

さて、聴き手はどちらを取るべきなのか。

デビット・ハンゲイト(B.) が82年に

（替わりに加わったのは、ポーカロ兄弟の末弟
　マイク・ポーカロ）

ボビー・キンボール(Vo.) が84年に相次いで脱退。

そして92年には演奏でも精神面でも大きな柱であった

ジェフ・ポーカロ(Dr.) の不慮の事故による死により

バンドはいったんバラバラになります。

過去の音源を元に作った20周年記念アルバム

『TOTO XX』(1997)を最後に、ジェフの弟

スティーヴ・ポーカロ(key.&Vo.) はバンドを離れ

現在は、オリジナル・メンバーの

スティーヴ・ルカサー(G.&Vo.)
デビッド・ペイチ(key.&Vo.)
98年に復帰したボビー・キンボールに、

補充メンバーの

マイク・ポーカロ
サイモン・フィリップス(Dr.)
グレッグ・フィリンガネス(key.&Vo.)

の６人で活動中。

今日から８都市９公演のジャパン・ツアーを行います。

追記（2006.4.28）

TOTO、日本公演初日のセットリストを公開！（ウドー音楽事務所）
http://udo.jp/news/index.html#20060427

来日公演初日（石川厚生年金会館）のセットリストです。
もちろん「Rosanna」も演奏しています♪

追記（2006.5.13）

TOTO、ジャパン・ツアーの裏話を公開！（ウドー音楽事務所）
http://udo.jp/news/index.html#20060512

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