森泉萌香
2017年1月26日10時45分
(西川和尚のらくらく精進料理)味が染みてまろやか:朝日新聞デジタル
■大根のネギみそでんがく
今週も大根を使った一品をご紹介。旬のこの季節、おでんにブリ大根と、何に使うか迷ってしまうが、「こちらも旬のネギをたっぷり使って、ネギみそでんがくにしましょう」と西川和尚。
大根は舌触りをよくするため厚めに皮をむく。皮は捨てずに活用する。「細切りにして乾燥させれば、切り干し大根になりますよ」。煮崩れを防ぎ、味が染みこみやすいよう面取りもしておこう。
ネギは香りが強いうえ、精がつくなどとして、従来 精進料理 ではあまり使われてこなかった。今回はみそとあわせてアレンジ。「季節を生かすことも 精進料理 の大切な教え。食材を大切に、おいしくいただきましょう」
大根は昆布だけで炊いたとは思えないほど味が染みていて、まろやか。新鮮なネギのシャキシャキした食感と、ピリ辛なみそも利いている。「熱かんなどと一緒に お酒 のおともにもおすすめです」(森泉萌香)
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【材料・4人前】大根長さ12センチほど、ネギ2本、赤みそ40グラム、昆布5センチ角1枚、みりん・ 一味唐辛子 各適量
【作り方】大根は皮を厚めにむき、4等分に 輪切り して面取りをする。鍋に昆布と大根を入れ、大根がかぶる程度に水を加えて中火にかけて少し硬めにゆがく。ネギは細かく切って半分をすりつぶし、みそ、みりんを加えてネギみそを調える。大根を湯切りし器に盛ってネギみそをかけ、残りのネギはみその上と大根のまわりに添えて 一味唐辛子 をふる。
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