イギリスのエリザベス女王が8日に死去されました。やはり今日は女王陛下の逝去を悼み、セックスピストルズの「 God Save The Queen」を捧げます。 セッスクピストルズ(Sex Pistols)は1975年から1978年にかけて一大ムーブメントになったパンク・ロックのバンドです。 この頃のイギリスは重要産業国有化と社会保障制度を柱とした福祉国家政策によって財政難が続き、「イギリス病」と呼ばれるような経済苦境に陥っていて、また、労働組合のストが相次ぐなど国民生活の困窮と混迷が続いていました。 その後1979年に「鉄の女」マーガレット・サッチャーが首相になり、財政難の解消のためとして公共事業の削減と民営化(規制緩和)を進め、福祉事業や社会保障を次々と削減して、経済の回復を果たすのでした。 そんな時代のターニング・ポイントに生まれたパンク・ロックを代表する曲です。ちなみにパンク・ロック(Punk Rock)の「パンク」とは与太者,不良などの意味になります。
God save the queen The fascist regime They made you a moron A potential H bomb
神よ女王陛下を救い給え ファシストの政権が お前らを間抜けにしたんだ 水爆並みにヤバいぜ
God save the queen She's not a human being and There's no future And England's dreaming
神ょ女王陛下を救い給え あの方は人間ではない そして未来はないぜそしてイングランドが見る夢もないぜ
Don't be told what you want Don't be told what you need There's no future No future No future for you