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森の声@ Re[1]:「思春期以降の育ちを支えるもの」(普遍的な世界と出会う)(10/17) フィービーさんへ >孤独🟰幸せではない…

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森の声

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2024.05.10
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カテゴリ: カテゴリ未分類
全ての人間は、「子ども」という状態から自分の人生を始めます。そして、成長すると共に「大人」という状態になります。「子ども」は「大人」になるにつれてその成長が鈍化していきます。

「精神的な成長」は本人の意識次第で生涯続くことも可能ですが、「肉体的な成長」(生物学的な成長)は大人になると止まります。

そして、成長が止まった後は逆戻り(いわゆる老化)が始まります。それは成長と共に得た能力を失っていく過程でもあります。

そして最後はまた、「産まれる前にいた世界」に還って行きます。

このように、人間の人生は大きく三つの時期に分けることが出来ます。
そして、社会を運営管理しているのは「大人」と「老人」だけです。
子どもにはなんの権限もありません。発言権すらありません。

でも、子ども時代にどういうものを食べ、どういうことを学び、どういう体験をしたのかということが、その子が大人になった時に「どういう大人になるのか」ということを決めてしまいます。そして、子ども時代に食べ、学び、体験したことの影響は老人になっても消えることはありません。

それはまた、社会のあり方にも影響しています。社会を運営管理している全ての大人や老人も「子ども」という状態から人生を始めているのですから。
「子ども時代にどういうものを食べ、どういうことを学び、どういう体験をしたのか」ということが、次世代の社会の質と形を決めてしまうのです。

そして当然のことながら、「成長しつつある子ども」と「成長が止まってしまった人」、もしくは「成長の逆戻りが始まった人」とでは、必要な食べ物も、必要な学びも、必要な体験も、必要な環境も全く異なっているのです。


そして、「政治」に関心を持つのと同じように「子どもの育ち」にも関心を持つべきなのです。
「子どもを大切にする視点」を失ってしまった社会には未来がないのですから。


でも実際には、多くの子ども達が「そのような学びには興味がない大人達」によって作られた社会で、大人の目を気にしながら、大人の指示や命令に従いながら、大人の価値観に合わせたしつけや教育を押しつけられています。

だから学校に行きたくない子、行けなくなってしまう子、学校が楽しくない子がどんどん増えているのですが、社会を管理している大人達はその責任を「大人の指示に従わない子ども達」と、「その子ども達を守ろうとしている親たち」に押しつけています。
でも子どもは、自分の成長を実感出来るような学びや体験がある場なら喜んで行くのです。

私は、「みんなでつながり、みんなで協力して遊ぶ遊び」を大切にしているのですが、コロナ騒動以降、急激にそれが出来ない子ども達が増えました。

そういう遊びの楽しさを知る時期の子ども達が、三年間に亘り「みんなでつながり、みんなで協力して遊ぶ遊び」を恐怖心と共に否定され続けてきたのですからそれは当然の結果なのでしょう。

テレビも、マスコミも、政治家も、医者も、学校も、様々な禁止を押しつけることで「子どもの命」を守ろうとはしていたかも知れませんが、「子どもの成長や子どもの未来を守ろう」という視点は感じませんでした。
「子どもがウィルスをまき散らしているんだ」という意見までありました。

でも、成長が終わってしまっている大人にとっては「たった三年」ですが、成長しつつある子どもにとっては「一生消えることがない三年」だったのです。

「13人に重軽傷、3人をなぶり殺し」にした事件、いじめ加害者は「遊んだだけ」と言った
という記事を読みました。

このような意識の子ども達が増えたのも大人の責任です。





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Last updated  2024.05.10 08:43:41
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