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森の声@ Re[1]:「思春期以降の育ちを支えるもの」(普遍的な世界と出会う)(10/17) フィービーさんへ >孤独🟰幸せではない…

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森の声

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2024.05.13
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日は二宮(神奈川)で、イソップ物語の「ネズミの会議」を元にあれこれアレンジして遊びました。
例の、「誰がネコの首に鈴をつけるのか」というお話しです。

劇の前に、私が勝手にそこに至るまでの話を考えて参加者の皆さんに送っておきました。以下のような感じです。
*********

ある山の中に、ネズミの家族とその仲間達が村を作って暮らしていました。
そこには人間もいないし、ネズミを襲う怖い動物もいなかったのでみんなは幸せに暮らしていました。

でもある年、いつも以上に寒くてドングリや木の実も出来ませんでした。土の中にいたミミズはイノシシに掘り返され、食べられてしまいました。
木の皮などはシカが食べてしまい、ネズミたちは食べるものがなくて飢えていました。

そんな時、一匹の見慣れぬ旅人が近くを通りました。(もちろんネズミです)
それで、家族のお父さんが「どこから来たんだい?」と話しかけました。
旅人は「町からさ」と答えました。

「町?」それってどんなとこ?「食べ物はいっぱいあるのか?」とお父さんは聞きました。

すると旅人は「食べ物はいっぱいあるさ、道路にいっぱい置かれていることもあるさ。ただし、道路に出ているやつはカラスとの奪い合いになるので、なかなか取るのが難しいんだ。」
と答えました。

でも、人間の住まいの中にもいっぱいある。だから食べ放題だ。
ただし、「ネコ」がいなければだけどな・・・。

ネコってやつはやっかいだぜ。夜でも目が見えるし、鋭いキバとツメを持っていて、さらに大きくてすばしっこいのだからな。
このネコに何匹仲間を食われてしまったことか・・・・。
それで、一人ぼっちになってしまったので、もっと落ち着いて暮らせる場所を探して旅に出たのさ。

この話を聞いたお父さんは、「ネコがいない家を探せばいいんじゃないか」と考え、家族や仲間達にも引っ越しを提案しました。

そして、何匹か町に偵察に行かせ、ネコがいない家を探させました。
そして、丁度いい家が見つかったのでみんなで引っ越しました。

最初のうちは食べ放題、走り回り放題で極楽でした。
でも、ネズミが家に住み着いてしまったことに気付いたその家の人は「ねずみ取り」をしかけました。

でも、「ねずみ取り」のことも旅人に聞いていたので、中に入っている美味しそうなチーズに誘惑されながらもそれは無視しました。

「ねずみ取りが効かない」ということに気付いた家主は、とうとうネコを飼うことにしました。

そして、ネコとネズミの戦いが始まったのです。

**********

この後はみんなで考えました。その結果、子ども達の意見によって最後は「ネコとネズミと家の人がみんなで仲良く暮らす」という結論になって、結局、「だれ鈴問題」は起きませんでした。

劇ではやらなかったのですが、その後の「どうやって共存したらいいのか」ということもみんなで考えました。

この家の主人役を買って出てくれたお父さんが「パン作りが大好きなお父さん」というキャラ設定をしていたので、ネズミが「僕たちは美味しいチーズの作り方を知っているよ」ということでお父さんにレシピを教え、ネコは店の前で招き猫になり、みんなでお店をやることになりました。

店の掃除はネズミがやります。残飯整理はお手のもんです。
ネコもからだを使って色々なところを拭いて行きます。
で、みんなで仲良く幸せに暮らしたとさ。

チョキン、パチン、ストン。 話は終わり。
**************

途中、泥棒とねずみ男が盗みにやって来たのですが、ネコとネズミと家の人が協力してやっつけました。これが、みんなが助け合うきっかけになりました。

「田舎のネズミと町(都会)のネズミ」とか、「ホームアローン」とか、「レミーのおいしいレストラン」とか、「ブレーメンの音楽隊」とか、色々な話しをぱくらせて頂きました。

ねずみ男がやられるところ



ネズミが集まって色々相談しています



お母さんがモップでネズミと戦っているところ



ネコがネズミを巣の中に追い詰めたところ



家には最初からアントワネットというネコはいたのですが、ご覧の通り全く仕事をしないので、この家の娘が外で暮らしているネコを連れてきました。



前回は「神様」でしたが、今回は「ねずみ男」でした。










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Last updated  2024.05.13 06:58:39
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