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森の声

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2024.05.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「反○○」という活動は「○○」を前提にした活動であり、相手に勝った段階で終わります。
そういう意味で、「反○○」は「対立する存在が存在している時にしか行わない特別な活動」という事になります。

戦争の気配もない状態の時に「反戦活動」をする人は多くないと思います。
原発を作ろうとする動きがない状態の時に「反原発」の活動をする人もいないでしょう。

そういう点で「反○○」は常に「後手に回る活動」なのです。
相手が仕掛けてきてからそれに反応して動いているのに過ぎないのですから。

本当に、そのようなことを回避したいのなら、そのような気配が起きる前に、そのようなことにならないように活動しておくべきなのです。

イジメが起きてから「イジメ撲滅」を訴えるのではなく、普段からクラスのみんなが仲良くなるように工夫しているのなら「イジメ撲滅」という活動は必要がないのです。



子どもの育ちに必要な環境や、体験や、学びを与えもしないで、子どもの成長や行動に問題が起きてから「どうしたらいいんでしょうか」と相談に来られても、そう簡単に問題を解決することはできないのです。


病気と戦って、病気を克服しても、日常生活を変えないことにはまた同じことを繰り返すことになります。「病気を克服する方法」と、「病気にならないからだを作るための方法」は同じではないからです。

「ケンカに勝つ方法」を教えるよりも「仲良くなる方法」を教えてあげた方が子どもは幸せに生きることが出来るのです。
本当に最強なのは、ケンカに強い人ではなく、みんなと仲良くなれる人の方なんです。
それが出来なければ「勝った負けたのシーソーゲーム」を繰り返すだけになります。敵も増えます。

「平和」は「戦い」で勝ち取るものではなく、日々の笑顔の中から生まれてくるものなんです。
敵をやっつければ「安全」にはなりますが、「安全」と「平和」は異なるものです。

また、「平和」を維持するためには、「想像力」や、「創造力」や、「工夫すること」や、「素直に自分を表現すること」や、「つながること」も必要になります。

でも、一般的な日本の公教育はこの全てを否定しています。そして、子ども達の「欠点探し」ばかりを行い、大人の価値基準だけで評価し、「助け合い」ではなく「競争」に追い立て、子ども達を仲間から切り離し孤立させています。

戦争を肯定するような教育をするから戦争が起きるのではなく、子どもの笑顔を否定し、子ども達を競争に追い立て、「想像力や、創造力や、工夫することや、素直に自分を表現し他者とつながる能力を育てるような教育」をしないから戦争が起きるのです。

戦争反対を叫ばなければならないような状態になってからでは止められないのです。
戦争反対を叫んで活動している人よりも、毎日子どもと笑顔で楽しく遊び暮らしている人の方が平和に貢献しているのです。





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Last updated  2024.05.14 08:07:37
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