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2009年05月03日
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カテゴリ: アメリカ映画



2007年  アメリカ  
ロバート・レッドフォード  メリル・ストリープ  トム・クルーズ  マイケル・ペーニャ  

ストーリーは、対テロ戦争の持論を展開している上院議員アーヴィングは、大統領への野望を抱き、その布石として世論の支持を得るため、ニュース番組の女性ジャーナリスト、ロスへ言葉巧みに情報操作しながら売り込みをかけていた。だが、アーヴィングが掲げた戦略の裏には“仕組まれた真実”が潜んでいると確信した彼女は、逆にその真相を明らかにすることが自分の使命だと決意する。そんな中、対テロ戦争に命をかけることを選択した2人の若者アーネストとアリアンは、その戦略に従って戦地であるアフガニスタンに赴く。一方、彼らの恩師である大学教授マレーは、教え子たちの選択に誇りを感じると同時に戸惑いを隠せないでいた…。  

トム・クルーズ、メリル・ストリープ、そして7年ぶりにメガホンを執ったロバート・レッドフォードのオールスター競演が実現した社会派ドラマ。
これだけの豪華キャストやからかなり期待してけど、正直イマイチって思いました。
まずこの邦題やけど、凄く大袈裟な感じがしました。
映画を観たら陰謀というよりも策略って方がまだマシかな。陰謀ならもっと深く掘り下げないと軽すぎます。
トム・クルーズとメリル・ストリープの話、レッド・フォードの話、そしてマイケル・ペーニャの話の3箇所が同時展開されてるのですが、どれもが中途半端に思えて残念でした。
アフガニスタンへの兵士に志願する若者の話は今のアメリカを象徴してました。
どれだけの恩恵を得られるとしても今のアメリカの若者の中で志願する人は少なくなってきてるんでしょうね。
志願した2人を変わり者のような目で見たりバカにしたように質問をしたりって今のアメリカを描いてるんでしょうね。
平和ボケしてる日本人には志願する気持ちって理解出来ない部分もあるけど、愛する人を守りたいって気持ちや愛国心が彼らの心の奥底にあるんでしょうね。
それとは反対に自分の地位だけを考える政治家のせいで、アメリカの有望な若者達が戦争で犠牲になってるのも事実です。
戦争に犠牲はつきものって言ってる政治家は自分が犠牲になればいいんですよ。

社会派ドラマも小難しくしすぎるとダメって事かな。
この映画はアメリカでも興行的に大失敗に終わったから、アメリカの人にとっても難しかったのかな。
となると日本人にはもっと難しいって事ですよね(笑)。

評価(2.4)





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最終更新日  2009年05月03日 18時28分55秒
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