クリスマスの曲って、大きく二つの流れがあります。 宗教的な意味合いのつよいものとクリスマスへの思いを綴ったものと。。 それから、まぁ、、その他って、事で、、なんとなく、、クリスマスにあってる?!って感じで多くのジャズマンが取り上げるものもあります。「My Favorite Things 」、「Nature Boy」なんかもそうね。「Snowfal」って、クリスマスソングなのでしょうかねぇ?これも、イメージからかよく入ってますよね。この曲の収集してたことがありまっす。 そう、ヨーロッパのクリスマス盤にみかけるのが「When you wish upon a star」です。 確かにクリスマスぴったりですね。大好きなヴァージョンは「Man Woman and Child / Tore Johansen featuring Karin Krog」(トップお気に入り盤の一番左です) この辺の曲は全然クリスマスに関係ないアルバムにもはいってますので、コンピなどで引っ張り出されることもありますよね。 でもまぁ、、コルトレーンのマイフェヴァをクリスマスコンピにいれよう、て思う人はいないでしょうけどね。。 あとね、「Child Is Born」みたいに作曲者佐渡ジョーンズの意志とは別に美しい曲にクリスマスのイメージの歌詞をつけられれ、クリスマスソング、になってますぅ、ってのもありますね。 ジャズ批評にのってる文章は、、
「Christmas Time Is Here/Vince Guaraldi」 本人の演奏好き。あと、タイトルもそのまま『Christmas Time Is Here 』のDianne Reevesも最高!大らかな優しさと歌唱力で、この曲の持つ幸福感と高揚感がたっぷり聴ける熱唱。Peter Martinのピアノがリリカルで透明で美しい…。これを選曲してるだけで私的◎。
Christmas Time Is Here/Dianne Reeves
つうことで、やはり流行に敏感なのは、女性! 若い女性ヴォーカルのアルバムに増えてきてますね。 しっかりとした歌唱力、曲の解釈、感情の込め方、、そして、サポートするピアノのリリカルな演奏。どれも、私好み☆実は、彼女のヴォーカルはあまり好きでなかったのですが、このアルバム、この曲はいっぺんに虜になりました。 このアルバム、彼女の唄だけでなくて、演奏陣も実にいいのねぇ。。 うん、アメリカのクリスマスアルバムは、わりとゴージャスなエンターテイトメントなアルバムがヒットするんだけど、これは聖夜のライブハウスって、感じなの。 他にお勧めは、そのかわいらしさと透明感で「Winter Wonderland/Emilie-Claire Barlow」、大人の色気とラッセルマローンのギターで「Christmas Songs/Diana Krall 」(元ネタはミニアルバムだけどね)、そして、そして意外なお勧めは「Wonderland Kei sings X'mas」。そう、小林桂の甘いお歌です。 あと、ハーモニーをそのまま楽しむってそのものずばりがジャズコーラスグループの「The Spirit of Christmas/The Ritz」。
Warner Bros. Jazz Christmas Party
ちょっと、意外なヴァージョンがWarner Bros.のクリスマスコンピに入ってるBrad Mehldau Trioによるもの。内省的にシリアスに、でも、非常に彼らしいアーティスティックな演奏。水面に乱反射する光のようなイメージで、不思議の国のメルドウになってます。屈折した優しさ、、って、思うのは私だけかなぁ。 あと珍しいのが「Breath Of Heaven/Grover Washington Jr.」のテナーサックスヴァージョン。彼の美学にみちたお洒落なアレンジです。ジョーロックのバイヴが◎