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クリスマスイブとなりました。新潟県内は場所によってはホワイトクリスマス。新潟市内は午後から雪が舞い始めました。Snowing Town...雪 no ふるまち。。さて、クリスマスイヴの今日ご紹介するクリスマスソングはHave Yourself a Merry Little Christmasです。この曲が1944年公開の「若草の頃」と言う放題のミュージカル映画の為に作られた曲だと知ったのは結構大人になってから。ジュディーガーランドが歌ってます。ジィディガーランドはオズの魔法使いのドロシーちゃんですねぇ。。しっとりした大人の女性のヴァージョンが多いのですが、曲調からかギターとサックスの演奏も多い気がします。って、ことで、大急ぎでここのブログにのせてたものを。Man Woman and Child / Tore Johansen featuring Karin Krog Christmas Songs/Diana Krall Scenes of Christmas / Ann Malcom and CoJazzChristmas With My Friends/Nils LandgrenNight Before Christmas/Spyro GyraPlays Two For Noel/Two For Brazil Swingin Christmas/Tony BennettChristmas Jazz Jam/Wynton MarsalisChristmas Songs / Eddie Higgins TrioGood Time Christmas/Bohuslan Big Band*Verveのクリスマス* *Blue Noteのクリスマス*Winter Nights / Al Di MeolaHave yourself a soulful little Christmas / Kenny Burrell Six-String Santa / Joe PassLet's Share Christmas / John PizzarelliMerry Ole Soul / Duke Pearson Christmas Time Is Here/Dianne ReevesMany Times, Many Ways / Halie LorenlElla Wishes You A Swinging Christmas / Ella FitzgeraldIf I could wrap up a Kiss / Silje NergaardBreath Of Heaven: A Holiday Collection / Grover Washington Jriわぁ。。駄目だぁ。。時間切れ。(爆)説明の時間がなくなりました。。こりゃ、また、いつか、、やり直しますねーー。★Merry Christmas♪★えっと、、Snowing Town...雪 no ふるまち。。写真は、クリスマス会のお土産でっす。クリスマスアルバム普及委員会北越支部副会長なので、、クリスマスアルバムは買ってもらわなくちゃ。。ということで、、クリスマスアルバムでないアルバムに入ってるクリスマス曲を寄せ集めたミニコンピ。わたしが今年一番聴いたクリスマスアルバムです。。(海賊盤屋さんにごく労してもらったのにね)えっと、月見団子みたいなのが、、クリスマスツリーだす。(-_-)星形の雪が降り注いでますだ。。最後に、今日の放送の時の写真、、わたしが欲しいのはわたしのクリスマスアルバムを写した写真です。(爆)許可がでたらブログにのせますね。んじゃ、退散♪
2010年12月24日
新しいクリスマスアルバムを何枚かゲットしたものの、タイミングが悪くてあまり聞き込む時間がなかったので、今年は、、クリスマスソングの一つ、二つ?紹介をしたいと思います。えっとね、過去に3曲紹介してます。☆The Christmas Song/ Mel Torme☆ ☆Christmas Time Is Here/Vince Guaraldi☆ ☆The Christmas Waltz/ Jule Styne☆クリスマスソングは沢山あって、どれから手をつけていいのかわからん状態です。少し、前に雨ジャズのクリスさんが「I'll Be Home For Christmas」を紹介しておりました。歌詞と音源がのってますです。ご参考にね。ビング・クロスビーからの要求でKim Gannon、Walter Kent、Buck Ram の3人が協力して作った曲で、1943年の作品です。当時は、第二次世界大戦中。遠く異国で自分たちの家族や国の為に戦う兵士たちの気持ちもかぶさって、平和を願うクリスマスの曲は大ヒットしたそうです。(さすがに生まれてないよー)デッカレコードのビングクロスビーのクリスマスアルバムは、戦後の日本でも定番となりました。そう、ビングクロスビーがサンタ帽子かぶってる顔がド真ん中にあるアルバムね。これは、1965年12月に打ち上げられた宇宙船ジェミニ7号が2週間の宇宙の旅を終えて帰還する際、船長のリクエスト?(たぶん、冗談だったと思いますが。。)で、かかったクリスマス曲なんですよ。漆黒の闇に浮かぶ青い地球、家族の待つ我が家を思う宇宙飛行士の気持ちは第二次世界大戦の最中の兵士と一緒ですよねぇ。洒落たはからいですね♪さて、、前置きが長くなりましたが、やはり、ヴォーカルヴァージョンが多いです。しっとりと歌いあげるものが主流です。ヴォーカルは声の好みもあるのですが、奇をてらわずに聴かせるものもが好きかな。。って、ことで、ヴォーカリスと名義のもから。。ビングクロスビー、トニーベネット、大御所さまが唄ってますねA Jolly Christmas From Frank Sinatraやはり、役者が違います。実は、この手のクリスマスアルバムはエンターテイメントの国アメリカには山のようにあるんです。大体コーラスやストリングスと豪華なバックがつくのですが、これももちろんそういうアルバム。でも、やっぱり、彼の歌しかきこえてこない感じがする。やはり、スターはスポットライトがあたるのですね。彼のヴォーカルだけで聴いてみたい1曲です。Harry For The Holidays / Harry Connick Jr同じようにゴージャスなクリスマスアルバムを何枚かだしてる現代のクリスマスアルバムの帝王ハリーさま。まぁ、サプライズが多い派手な演出が多いのですが、この曲はかなりシンプルでハートウォームな感じです。こういう、感じでシンプルなクリスマスアルバムもだしてよ。って、男性ボーカルもこの辺の中庸な感じが好きなわたしです。はい。Let It Snow/Michael Bubleミニアルバムですね。マイケルブーブレの歌唱はこの三枚の中では断トツ感情移入たっぷりで、濡れるように色っぽい。切ない。この人、そういう意味ではほんとうに役を演じきってます。ちょっと、濃い目なくらいなのでありました。。女性だって沢山あります。ドリスデイ、ローズマリークルーニー、アニタベーカー、ホリーコール!!A Keely Christmas/Keely Smith優しさ一番がこれでしょう。。この女性ボーカルのアルバムはこれしか持ってません。ちょっと、エキゾチックな顔立ちで夢見る眼差し。。そんなジャケットにピッタリなオケ付きなのですが、ゆったり、優雅で、、浮世離れしたお嬢様、って、感じがこの曲にも漂っていて希望豊かな歌となってます。Christmas Time Is Here//Dianne Reeves自分のレギュラーコンボをバックにアットホームな感じで歌いきってるクリスマスアルバム。時々、黒人特有の粘っこさがでるんだけど、全体的にはとても好きなアルバムです。この曲は、ボサノバ仕立てになっていて、さらりと歌いあげてます。戦後世代だしね!選曲も私好みで、まるでわたしがプロデュースしたようなアルバム。(爆)惜しいかな、何を血迷ったのか、、コピーコントロールなんです。是非、作り直してね。Christmas Songs / Diana Krallクリスマスシーズンになると毎年話題になるジャズファンの必須アイテム。アカペラから始まるスタイルに彼女の自信の程が表れます。切なさのこもったバラード仕立てでとても好きです。彼女の少しハスな感じが、ジャズボーカルらしくて大好き。そして、フルートが効果的なのですねぇ。Acapella Christmas / Manhattan Transferマンハッタントランスファーの美しいハーモニーでほんとうに夢見る気分になります。はい。彼らにとって二枚目のクリスマスアルバムで、完全なアカペラでのクリスマスアルバムとなってます。大富豪になったらね、クリスマスパーティでは、彼らに唄ってもらおう、っと。と、、言うことで、急ぎ足でインストヘ。。どうも、あまりインストの秀逸なのが浮かばないのですが、、(汗)トランペットやテナーサックスなんかいいと思うんだけど。。綺麗な曲なので選んじゃったけど、ちと、、ジャズって観点からは、、選曲ミスだったかなあ。。Christmas In Swingtime / Harry Allenと、言う中で、、これはかなりわたしには高得点。掠れたサブトーン?ってで、まるで語りかけるようにじっくり聴かせるハリーアレン。そこに、ラリゴのオルガン、ピーターバーンスタインのギター、が絶妙に絡む。。バーンスタインのシングルトーン主体の甘いソロが泣ける。お返事するサックスも叙情豊でばっちりなのです。The Christmas Concert/Tommy Smith Quartet2001年の12/22のライブ盤。ダークでクールな感じなんだけど、なかなかかっこいい演奏になってる。不思議な暗いハーモニーをつけるピアノがちょっとモンク的不気味なんだけど、綺麗。で、、やはり、圧倒的におじさまのピアノに多い。オスカーピータソン、エディヒギンス、ジョージシアリング、、オリヴァージョーンズもあったな。。コンピレーションの中から、2曲。。Yule Struttin' - A Blue Note Christmas4. I'll Be Home for Christmas/Sleigh Ride - Eliane Elias イリーアーヌさまのソロでそり滑りとメドレーなのですが、、何故か、圧倒的に音数多くてスィンギーなピアノ演奏が多い中、短いけど、めちゃくちゃ叙情豊でしっとりした感じ。後半のそり滑りが躍動感あふれるラテンタッチの演奏なので、減り張りついた演奏です。ちなみに、今年ブルーノートのクリスマスコンピがこのアルバムと、Blue Note: Yule Be Boppin'のカップリングででてます。ブルーノートだけあって、中味はジャズファンなら知ってる名前がわんさかでてきますので、是非、お試し下さい。God Rest Ye Merry, Jazzmen2. I'll Be Home for Christmas - Mccoy Tyner ColumbiaレーベルがだしたクリスマスアルバムでわたしはLPなのです。ただし、同じレーベルのもう一枚のクリスマスアルバムJingle Bell JazzをたしたCDがJingle Bell Jazzって、タイトルででています。お腹のそこから響き渡るような鍵盤を上から下まで使い切ったソロピアノに圧倒されて下さい。テーマを美しく鳴らしながら、時にスリリングに走り抜けるマッコイさまの荘厳な感じ、、貫禄に目眩くでしょう。。これも、クリスマス的にはとんでもない感じなのですが、このアルバムで何ともすごいのがマルサリス兄弟の3賢者。。って、ことで、、もうすぐクリスマスです。今年は、イヴが金曜日、クリスマスは土曜日と、恵まれた日程です。(爆)外資系の会社でなくても、「クリスマスは我が家で」って、、過ごせるかもしれませんね。そして、もしかすると、ホワイトクリスマスかもねぇ。。もし、、可能なら、、もう1曲くらい、、エントリーしたいけど。。無理かもねぇ。。そう、、我が家の駐車スペースにコメリで買ってきた物置がおいてあるんです。何故か、先日除雪したあと、、カギを、、なくしました。中には除雪に使うものが入ってるので、、合い鍵のくるまで、、雪は降って欲しくないのが本音です。。んじゃ、退散♪
2010年12月22日
~~Spirituals,Hymns and Folk Songs~~5/16の日、ハンクジョーンズが天に召されました。92歳だそうです。新潟で2月に行われたコンサートが、彼の人生の最後のコンサートだったようです。この時期はわたしは、毎日が針のムシロ状態で新潟と東京を行き来してたので、、演奏を聴くことは不可能でしたが、、そのライブを聴いた人達の感動はインターネットの文章を通じてでも手に取るようにわかりました。何でも中途半端なわたしなので、、彼を語ることなど、、難しいのですが、、、黒人特有の陽気さ、ノリって言うよりは、とても端正な品のあるスタイルだとおもいます。それは常にスーツを着てネクタイを締めてる紳士なお姿にかぶるものがあります。派手さ、過剰なもの、、そう言うぱっと見を重視する華々しい部分と対極にある姿勢がスタイルにもよく現れていると思ってます。わたし的には「やり過ぎない美学」、、とでも言うんでしょうか。。で、そこに、長い間の黒人差別への悲しい歴史をみることは、決して考えすぎではない気がします。この真摯な部分が、日本人の心の機微とあうんでしょうね。日本にも、多くのファンがいらっしゃいます。GJTって、とても人気がありましたよねぇ。と、、前置きが長くなりましたが、、先週、、バタバタしているときに彼の訃報を知りました。最初に浮かんだアルバムがこれです。その少し前に、キースとヘイデンのジャスミンをブログにあげていてわたしは、、、偶然とか、、あるのだなぁ。。って、思いました。「Spirituals,Hymns and Folk Songs」という、副題がつくように、、アルバムは、ヘイデンの1曲を除いて、黒人霊歌、賛美歌などのよく知られた曲ばかりなのです。下記にあるタイトル見てもピント来ない人でも、聴いてみると、、何処かで一度くらいは聴いたことがあるような曲が多いです。ゆっくりしたテンポでメロディをかみしめるように演奏する2人。。1曲目It's Me, O Lordのその静かな穏やかなピアノ音に思わずほっとする。それは何度聴いても、いつ聴いても同じ。朴訥したベースとかわされる会話は毎週礼拝に来る信者の挨拶みたいに普段の言葉。帽子を取って、「やぁ。今日もお天気良いね」みたいな。ベースがテーマをピチカートでとるNobody Knows The Trouble I've Seen。たんたんと語るベースに、ピアノが頷くような相づち。。最後は「まぁまぁ、、そんなこともあるよね」なんて感じで一緒に歩きながら。ちょっとテンポがはやくなって、おしゃべりがはずむSpiritual。人生は、良いこと悪いこと、、いろいろあるね、なんて感じ。Wade In The Waterは、その曲調もあってかなりジャズ心溢れた演奏に。Swing Low, Sweet Chariot、、最後のピアノのワンフレーズがお辞儀のよう。ここまで来ると、、誰もがその静かでギミックなしの演奏の根底に流れる心の声に気がつき、、知らぬうちに自分の時間もとまりそうになっていると思う。。と。。このあたりから、、わたしの心は本当に本当に遠く時間の果てに飛んでしまいそうになる。時には母のない子のように、は、その切ないメロディとも相まって胸がつぶれそうに切ない気持ちになる。感情を抑えたとても美しいピアノから始まる。この1曲聴くだけでも充分なくらい好き。2つの音を重ねあわせる幸せをかみしめるようなL'Amour De Moy。アイルランドの民謡The Londonderry Air、、またの名をDanny Boy。思い出の扉を開くように始めるピアノは、何処までも清く美しい、、そして、郷愁が降り注ぐ。手を取ってかけっこするようにI've Got A Robe, You Got A Rob。大地を踏みしめるように一緒に歩くSteal Away。幼子のような純粋さで始まり、グルーヴィな大人の会話になるWe Shall Overcome。少しだけ抑えていた感情があふれ出すような。。Go Down, Moses。常に変わらぬ姿勢を保つことが、、大切と問われてる気がしちゃう.My Lord, What A Mornin'。さて、最後は、、Hymn Medleyです。Abide With Me、Just As I Am Without One Plea、What A Friend We Have In Jesus、、Amazing Graceと、ひたすら淡々と綴られていく。。初めて聴いたときから、、何もすごいことはしていないけど、心から参ってしまう音楽だと思ったのでした。。ヘイデンって人は、多くを語らず、じっと相手の言葉に耳を傾け、しっかり待つことで相手の本音、本心、、を演奏に引き出すことがうまいのだろうなぁ。。って、おもいます。彼らは、、特にハンクジョーンズは黒人の悲しい歴史が閉じこめられてるシンプルで美しいメロディを感情を抑えてたんたんと弾きます。でも、メロディだけが耳に入ることはなく、、その演奏はいろいろな哀しみを乗り越えた悠然とした感があり、、安らかさの中に、丁寧で誠実な声が響く空気の中に、、人生の重たさを感じると思います。わたしにとっては、クリスマスの精神そのものような気がする、立派なクリスマスアルバムです。ハンクジョーンズは煙草もお酒も自制していたようですが、、人には寿命というものがあります。ついに、、天国でジョーンズ3兄弟が揃うことになってしまいましたね。心からご冥福をお祈りするとともに、、、不謹慎なわたしは、、つい、、天国のライブハウスの賑やかさを想像してしまいました。「お兄ちゃん、、久しぶり、、」なんて、感じかな。しかし、、しかし、しかし、わたしって、、喋り過ぎだよねぇ、、、。まだまだ修行がたりませぬ。。1.It's Me, O Lord (Standin' In The Need Of Prayer)2.Nobody Knows The Trouble I've Seen3.Spiritual4.Wade In The Water5.Swing Low, Sweet Chariot6.Sometimes I Feel Like A Motherless Child7.L'Amour De Moy8.Danny Boy9.I've Got A Robe, You Got A Robe10.Steal Away11.We Shall Overcome12.Go Down, Moses13.My Lord, What A Mornin'14.Hymn Medley Abide With Me/Just As I Am Without One Plea/What A Friend We Have In Jesus/Amazing GraceCharlie Haden (b)Hank Jones (p)先日の、ライブの時に、、わたしはいろいろなことを感じたのです。どんなに、、ネットの時代になっても、人と人は同じ空間で繋がることが大事なんだなぁ。。って。わたしは、暖かな気持ちの人に恵まれてるなぁ。。っと。フラッシュのマスターを始め、ご自身のお店を放棄(ではなくて、まちこママがいるけど)していらしてくれたキャッツハウスのマスター花村さま、お忙しいのに声をかけたらお時間さいて会場にいらしてくださった方々、、個人の名前を出して1人1人にお礼したいくらいです。時間はかかりそうだけど、、感謝の気持ちは何かの形でお返しできるようにしたいなぁ、、って、心の中で誓いました。(きっぱり)ありがと、でした。意外と気弱なので、なんだか眠れなくなりそうになったわたしを影で支えてくださった方に感謝いたしております。とても、面白くて貴重な体験をさせていただきました。外山さん、ありがとぉ。そう、お写真沢山もらったのですが、今、それを保存する無料のデータースペースがいっぱいになってしまってます。また、無料のスペースかりますんで、、ちょっと、お待ちください。そうそう、気分的には1から自分の発想のイヴェントやライブの方が気分は楽かもしれないね。結果がどうであれ、責任は自分だ、って感じで、、すませられるものね。つうことで、今度は、東京でクリスポッター誘致だ!(爆)んじゃ、退散♪
2010年05月25日
いきなり謝ってしまう魂胆です。クリスマスだから許してもらう。今年のクリスマスの目玉だったのですが。。ジャケットめちゃかっこ良くて好きなんですが。。すみません、雑食すぎるほど雑食な私なのですが、、歳くったのかなぁ。。(爆)。。演奏も、どの人もめちゃかっこいいのですが、、、ニューオリンズジャズを敬愛する彼の選んだアレンジは私的になかなか困難なのですあります。誤解されると困るのですが、演奏はとても素晴らしいと思っているのですが、、あのアレンジでのクリスマスアルバムは何度聴いても文字にならないのです。言葉が浮かんで来ないの。とにかく、賑やかなサウンドで基本的にマルサリスのソロはその辺をふまえて現代感覚溢れる巧い演奏です。トランペット吹く人は、この辺だけでアレンジどうのこうのでなくて、、きっと気に入ると思うのですけど。。つうか、Have Yourself A Merry Little Christmasは素晴らしい。。 Greensleevesは敬虔な気持ちになります。と、、最後の2曲は、基本的にその辺から抜けてまして何度でもリピートできちゃうのですが。。つうことで、クリスマスにもう一度かけてみたのですが、やはり降臨しませんで。。すみません。。大騒ぎしたのに。。あ、Don Vappieのボーカルよかったです。はい。Wynton Marsalisファンに、、ニューオリンズジャズとか、、好き♪って、、人に。。1. Santa Claus Is Coming To Town2. Mary Had A Baby3. Jingle Bells4. Blue Christmas5. Go Tell It On The Mountain6. O Christmas Tree7. O Little Town Of Bethlehem8. Rudolph The Red-Nosed Reindeer9. The Christmas Song10. Good King Wenceslas11. Have Yourself A Merry Little Christmas12. GreensleevesWynton Marsalis (tp)Victor Goines (cl, ts, ss)Wessel Anderson (as)Walter Blanding (ts, ss)Paul Nedzela (bs, bcl)Wycliffe Gordon (tb, tuba)Vincent Garden (tb)Don Vappie (banjo, g, vo)Dan Nimmer (p)Reginald Veal (b)Herlin Riley (ds)Roberta Guembels (vo)何故か、、毎年年末って忙しいからかもしれませんが、心安らぐホーンものに取り憑かれます。先日届いたロイハ入りのJazz in the Key of Blue/Jimmy Cobbにメロメロ。で、珍しく妙に惹かれてクリックしちゃったImmaginando un trio, vol.1/Vincenzo Daniseにも心奪われております。なのに、、楽しみにしてたベボフェラのアルバムが二枚到着!!どうすんだ、、私。仕事しないと、、また怒られちゃう。。。ちょっと古町に出かけて、、帰ってきたら、、メール便が届いてました。。ありがとうございます♪あ!!PianoPianoさんにお貸ししていたクリスマスアルバム40枚を引き取って来なくちゃ。。ムム。。。と、皆さまは今日あたりが、、仕事納めなの?そうなんだぁ!!!我が家は、、まだでっす。もう少し働かねばね。んじゃ、退散♪
2009年12月25日
Bohuslan Big Band with Nils Landgren, Rigmor Gustafsson, Veronica Mortensen & Erik Gullbransson今年はコンサートを100回行ったというスウェーデンを代表するビッグバンド、ボーヒュスレーン・ビッグバンド!ラーシュヤンソンファンであった私は彼の関係してる「The Blue Peral」や「Temenos」でその軽やかで華やかなサウンドの虜になったわけですが、専属ベーシストがスカンジナビアンコネクションを主催している森さんであることもあってファンであります。12月の初めに新潟のギターリストファビオさんのライブを聴きに行ったときに、遅刻寸前にも関わらず、、入口で私の目をくぎ付けにしちゃったのがこのクリスマスアルバム!お洒落なジャケットが素敵♪去年の12月のある日、ニルスラングレンの二枚目のアルバムを紹介しながら「森さ~~ん、来年は、是非、BBBのクリスマスアルバムを!!」って、叫んでいた私はびっくりびっくり♪もちろん、森さんはこんなことは知らないので、偶然が重なっただけなのですが。(爆)ま、「願えば叶う」って、言葉はあまり好きではないのですがホントビックリでした。そして、国内では12/31に発売予定だそうですが、ライブ特権で会場で購入!お世話になってお会いできなかった友達用にも少し。。あ!リズムセクションにはあのピアノの詩人Tommy Kotterもいます。Nils Landgren,をはじめ、Rigmor Gustafsson等豪華なヴォーカルゲストも参加。クリスマスの華やかさとサプライズも忘れてません。オープニングは、ピアノとサックスのご機嫌なソロが聴けるJingle bell。もう、ご機嫌なスインギーなナンバーになっていて、ダンスパーティでも始まりそう。続いて豪華なサウンドをバックにErik Gullbranssonが3曲続きます。ダンディに歌い上げる I bought you a plastic star for your aluminum tree。ショーの一場面でもみているよう。同じヴォーカルでバラード Have yourself a merry little christmasはピアノの美しい演奏の光るしっとりとモード。もの凄い美声とかではないけど、味わいあって役者だなぁ。この曲で途中トロンボーンのソロがはいるのですが、実はこれ私のお気に入り。めちゃ巧いというより、暖かな歌心たっぷりな演奏が何度聴いても心弾む。思わず笑いだしそうになる愉快なアレンジで始まるSanta claus is coming to town。歯切れよく歌い上げるErik Gullbransson。エンターテイメントショーを堪能しちゃった感じ。踊り出したくなります!出ました、歌うトロンボニストNils Landgren。この後4曲に絡みます。まずはくぐもった独特な暖かな声で歌うのは自分の二枚目のクリスマスアルバムでも歌っていたMaybe this christmas。これいい曲ですよねぇ。オープニングの曲でもご機嫌なソロを聴かせてくれたMikael Karlssonがメローなソロを♪一転、ファンクテイスト赤鼻のトナカイでは、ご機嫌なトロンボーンのソロも展開。この人のトロンボーンの音色は声と一緒の感触。大好きなA child is bornは、私のもう一人のお楽しみゲストRigmor Gustafssonも参加。クラシックの名曲でも始まるように静かに幕を開ける、、、Rigmor Gustafssonがたんたんと素朴に歌い上げるサドジョーンズの美メロ。その美しさをそのまま詩になぞらえたようなTommy Kotterの透明感溢れるソロ。そして、自作ではトロンボーンを吹いていなかったのですが、ここはNils Landgrenのスタイリィッシュなトロンボーンソロ&唄。最後は2人で暖かく重なります。Stilla nattは清この夜。スウェーデン語の巻き舌?に合った力強い2人のStilla nattはとても印象的。後半のみんなで歌う?コーラスも素敵。あのJohan Borgstromのサックスはなまめかしいよね。もう1曲Rigmor Gustafssonフーチャー曲でSilver bells。彼女の媚びを売らない自然体の歌唱にぴったりな感じのアレンジ。途中に入るバリバリと吹きまくるOve Ingemarssonのソロもかっこよし。やっぱり、、似てる。。インスト曲でWhen you wish upon a star。このかわいい曲をクールにアレンジしてかっこよく入るトランペットのソロ。色めきだつJohan Borgstromのアルト。ホント、この人のサックスって人間味に溢れてる。最後のヴォーカルVeronica Mortensenが入ってWinter wonderland。個性的なスモーキーな声で呟くようにゆったり始まる。少しテンポあげて静かだけどがっちり歌う姫。さらにテンポアップしてソロをとるトロンボーンのBjrn Samuelssonかっこいいな。最後は、これまた私の大好きなChristmas time is here。エモーショナルに盛り上げていきクリスマスの季節の幸せな気分が満ちて終演。。4人のボーカルをバトンタッチするように配して曲のアレンジも多彩なとても楽しいクリスマスアルバムです。まるでクリスマスのアドベントカレンダーをめくるような楽しさに溢れています。BBBの美しいサウンドで豪華なゲスト、、そして、楽しいアレンジでとってもお得なクリスマスアルバムです。北欧のクリスマスアルバムですが、私達もよく知ってるクリスマス曲がならんでます。親しみ安さ倍増ですね!やっほぉ!!Bohuslan Big Bandの皆さま、そして、、スウェーデンで頑張る森さま。。May your holidays be filled with peace and joy and happiness.Happy New Year!素敵なクリスマスアルバムをありがとうございました♪1. Jingle bells2. I bought you a plastic star for your aluminum tree3. Have yourself a merry little christmas4. Santa claus is coming to town5. Maybe this christmas6. Rudolph the red-nosed reindeer7. A child is born 8. Stilla natt9. Silver bells10. When you wish upon a star11. Winter wonderland12. Christmas time is hereNils Landgren : artistic director, tromboneRigmor Gustafsson : vocalErik Gullbransson : vocalVeronica Mortensen : vocalTRUMPETSLennart Grahn (Lead)Samuel OlssonRobi Rydqvist (Lead #2, 10, 11, 12)Jan EliassonSAXOPHONES & WOODWINDSJohan Borgstrom (Lead alto & soprano sax, flute)Joakim Rolandsson (alto & soprano sax, bass clarinet, flute)Ove Ingemarsson (tenor sax, clarinet)Mikael Karlsson (tenor sax, flute, alto)Alberto Pinton (baritone sax, bass clarinet, clarinet, flute #2,3,4,10,11,12)Magnus Jonsson (baritone sax, bass clarinet, clarinet #1,5,6,7,8,9)TROMBONESBjrn Samuelsson (Lead)Christer OlofssonMartin SoderlundNiclas RydhRYTHM SECTIONPiano: Tommy KotterBass: Yasuhito MoriDrums: Goran Kroon今日は、クリスマスイヴです。急いで帰ってお家でクリスマスする人、、教会に行く人。。そして、関係なくたんたんとお仕事する人。。すべての皆さまに。。Merry Christmas!素敵なクリスマスをお迎えくださいね!って、我が家は静かなクリスマスです。はい。あ、それからmixiChristmasにご協力いただきまして、、ありがとうございました。1日1回、マイミクさんの鐘ならすだけなのですが、、ちょっと、楽しかったです。途中で、招待すんの辞めちゃったのですけど。プレゼントあたるといいな。(爆)んじゃ、退散♪
2009年12月24日
人には、、歳をとらなければわからないこともあるのです。嬉しいことも、、悲しいことも。。。切ないことも。ぼんやりと、、晩秋の夕暮れの色に染まっていると、、そんなことを考えてしまいます。ジャズファンなら、カーラブレイを聴いたことのない人はいても、その名前を知らない人はいないんじゃないかなぁ。。?!ポールブレイ、マイケルマントラー、、そして、スティーブスワローと、彼女のその時々は才能あるプレイヤーをパートナーとして公私で共演していく才媛の作曲家、ピアニストです。人は彼女の音楽に妖艶をみるといいますが、1938年生まれのカーラの衰えぬ妖艶の艶は美メロメーカー、スティーブスワロー内助の効果もしれません。若い頃にはフリーアバンギャルドな道を通った彼女ですが、彼女の父親はオークランドでピアノの先生をしており、教会のオルガン奏者でもあったのです。彼女のピアニストとしてのキャリアの最初の一歩は、教会でオルガンを弾くことだったらしいのです。彼女は、17歳でジャズに目覚め今に至るわけですが、子どもの頃から大好きだったクリスマスに因んだアルバムを作ったのは、、沢山の時間が流れた今としては自然な成り行きだったのでしょう。わたくしたちがカーラとクリスマスに意外な組み合わせをみた気がしたのですが、彼女の中では自らのルーツを探り当てるようなものでもあったのかもしれません。まぁ、「European Tour 77」の頃の彼女には、そんな気はなかったと思いますけどねーーッ。トラディショナルやクリスマスの名曲、それにカーラのオリジナルが2曲加わって全12曲。最後の2曲はライブ版でボーナストラックです。カーラ&スワローそして、ブラスクインテットという編成。ドイツのお国に敬意を表してか、オープナーは「もみの木」。ブラスクインテットのお告げから始まる。原曲の荘厳な感じはそのまま、でも、ちょっと奇妙に不気味な音をちりばめて。「神の御子、イエス様ハは」スワローがシングルノートで丁寧にメロディを紡ぎ、ピアノ、チェレスタでカーラが色づけ、大きな広がりを感じさせるブラスアレンジ。管楽器のふくよかなハーモニーでゆったりと楽しむ「クリスマスソング」、「リングクリスマスベルズ」では管楽器中心のアレンジながら、カーラのクールビューティなピアノも楽しめる♪ジャズメンが好んで演奏する「メリージェントルメン」は、パート1とパート2に別れてます。まずは、空高く鳴りひびくトランペットの快演、続く、トロンボーンは美しい音色。クリスマス曲には管楽器合いますよねぇ。。ホントかっこいい演奏でした。パート2では、一転、静かにベースとピアノのデュオで。このデュオの部分はわたくしの非常にお気に入りの部分。引き算に引き算を重ねて、歳に歳を重ねて、、時間を重ねて、管楽器を重ねて。。わたくしてき白眉。「天なる神には」はブラスクインテットだけで。5人とは思えない奥行きを感じるサウンド。みんなでソロを回して、ジャジーな楽しい雰囲気。2曲、カーラのオリジナルです。明るく陽気な「ヘルズベル」。地獄の鐘ってことだよねぇ?スワローが叩き出す4ビートにのって走り出したトロンボーン、トランペットがかっこいい。カーラのピアノも遊び心たっぷりに跳ねてます。サンタが街にやって来ますね♪そのまま、9曲目のジーザスマリアに繋がります。不思議なハーモニーが心地よくこだまして異次元にいるような感覚、、そして、カーラ&ブレイのデュオへ。たんたんと、時が流れる。終演には、嬉し恥ずかし、ユーモアとウイットを感じる「ジングルベル」。進みそうで進まないアレンジに、「楽しいクリスマスの時間をいつまでもネ!」って、カーラからのプレンゼントかもネー。「オーホーリーナイト」、「もろびとこぞりて」は、ドイツベルリンでの録音です。スワローのエレベのホーリーナイトは朴訥としていて、ちょっと泣ける。日本でも人気のもろびとこぞりては、短いけどトランペット中心に管楽器の多彩な重なりが重厚な雰囲気です。教会とカーラブレイ、、わたくし的には無縁に見えたのですが、、、なんと、荘厳で、気品高い、、クリスマス集となっていました。幅広く楽しめる内容だと思います。ジャズ度は低めですが、クリスマス度は高いです。はい。カーラさま、今度は公私のパートナーとデュオでクリスマスアルバムいかがですか?1. O Tannenbaum2. Away In A Manger3. The Christmas Song4. Ring Christmas Bells5. God Rest Ye Merry Gentlemen,Part One6. God Rest Ye Merry Gentlemen,Part two7. It Came Upon A Midnight Clear8. Hell's Bells9. Jesus Maria10. Jingle Bells11. O Holy Night12. Joy To The WorldCarla Bley (p,celeste) Steve Swallow (b,chimes) Tobias Weidinger (tp,flgh,glockenspiel) Axel Schlosser (tp,flgh,chimes) Christine Chapman (horn) Adrian Mears (tb) Ed Partyka (b-tb,tuba)ジャケットをあけると中はこんな感じなのです。女性らしいデザインですよね。でも、媚びを売らない芯のしっかりした感じも伝わってきまぁす。あぁ。。クリスマスのCDの話題は、結構、、孤独への旅路なのだ。(爆)しかし、あっという間に週末ですねぇ。。しかも、、13日の金曜日ですねぇ。。モンクさまの幽霊が現れないうちに、さっさと退散♪
2009年11月13日
あっという間に、日はくれましたが、、今日は、暖かな日でした。午前中バタバタしたけど、一つ悩み事が飛ンで行きましたです。はい。しかし、地図音痴なわたくしは、、いろいろ悩みがつきない。。カーラブレイのクリスマスはまだ来ない。でも、[HMV ONLINE] 商品を発送しましたメールをチェックして気がつきました。★たぶん今年話題のクリスマスアルバムはこれぇ★Christmas Jazz Jam/Wynton Marsalisあの泣く子も黙るウイントンマルサリスのクリスマスアルバムの二枚目がなんと20年ぶりで出るのです。前作『Crescent City Christmas Card』はかっこいい演奏も多いものの、詩の朗読なんかもあって、ちょっとなんでなんでした。20年たって今絶好調なウイントンマルサリス。「自身の10 ピース.バンドを率いてのジャズ.アレンジされた定番のクリスマス.キャロルを中心とした全12 トラックを収録。」って、もう、魅力的な感じです。ワクワクしてきたぞぉ。ウイントンマルサリスは追っかけではないけど、彼の技量が凄いのは知ってますから。今年のジャズファンのクリスマスプレゼントはこれで決まりか。。?と、、こんなんも見つけてしまった。きっと、ファンのサイトでは話題になってるんだろうな。Seiko Matsuda Christmas Songs/松田聖子こちらも別な意味で泣く子も黙る松田聖子ちゃんのクリスマスアルバムです。おぉ!!リンク先でも青春の想い出として語られることの多い聖子ちゃん。「30th Anniversary企画」って、これまた、この可愛らしさで、凄いモンです。まったくジャズではないのですけど、もちろん買いでしょうね。今年の各家庭の旦那様へのクリスマスプレゼントはこれかな。(笑)最後に前に話題にしてた夏のジャズストリートのヤギぶらの写真が載ってる情報誌が手に入りました。m(__)m今日はミクシィのマイミクさまで八木ブラファンの姫の日記で「八木饅頭」なるものを発見しました。許可がえられたら後日写真載せまーす。時間ぎりぎりでっす。んじゃ、退散!
2009年11月04日
新潟は台風直撃です。お出かけがキャンセルになりました。でも、おかげさまで、、我が家は、、小屋の扉がちと、、破損しただけ。皆さまのお家は大丈夫でしたか?今回の台風はメーローなんだそうで。。なんじゃ、ソレェ~~って、思わず調べちゃった。(爆)台風に名前をつける習慣があることは、皆さま知ってると思うのですが、、2000年以降は、「台風」はアジア諸国で持ち回りで命名してるんだそうな。(常識か??)今回の直撃台風第18号は、マレーシアが名付け親で、Melor(メーロー)だそうです。☆ジャスミン☆って、意味らしいのだ。。。。。うむ。。因みに日本の順番の時は、星座から命名してる、、らしい。。。。これも、、うむ。。だって、第15号はKoppu(コップ)、、意味はもちろん。。コップ座。。。黄昏の国十月は、台風シーズンでもありますね。はい。黄昏の国に入ると、、毎年、、ちょこっと焦ります。何?って「今期のクリスマスアルバム」でしょう。。そこの。。奥さま♪でもぉ。。最近、ボケェ。。って、してると、それぞれのエキスパートがいろいろなクリスマスアルバムを教えてくれます。毎年、、わたくしは新譜のことが気になりますが、去年のこんなアルバムも是非ご参考に。。★去年こんな素敵なクリスマスアルバムにであいましたァ★It's Snowing On My Piano / Bugge WesseltoftBugge Wesseltoft (p)「It's Snowing On My Piano」は、十年以上前に出たソロピアノのクリスマスアルバム。ブッケは自分のレーベルから先鋭的なアルバムをだしてる。でも、これはピアニスト Bugge Wesseltoftが自身に向き合った作品。暗い、、って言えば、、暗い。非常に暗く静か。内なる自分を見つめてル。あ!!今年はこんなセットが出ています。。CD+DVDでいつものお値段。エェ!!って、よく見たら、DVDはNils Landgren の「Christmas Concert With My Friends」からの抜粋らしい。わたくしは、ニスルスラングレンのクリスマスのDVD持ってるから、、あわてないぞぉ。(汗)Natt I Bethlehem/Solveig Slettahjel Solveig Slettahjell(vo)、Tord Gustavsen(p)、Sjur Miljeteig(tp)「Natt I Bethlehem」これも去年友達に教えてもらって、めちゃはまったクリスマスアルバム。基本的にはTord GustavsenとSjur Miljeteigの2人の世界。ピアノは以前からのお気に入りだけど、このヴォーカルにビックリでした。わたくし好みの可愛い優しい声ではないのですが、何とも味わいのある深い声の魅力があって、真摯に歌う彼女に一目惚れ。ピアノはもちろん最高っす。Jul/Olivier Antunes Jesper Lundgaard Olivier Antunes(p)、Jesper Lundgaard(b)「Jul」、、まったく、何をお勉強してるんだか、、「Jul」は北欧ではクリスマスを指さすのであった。このアルバムの存在を知りながら、放置してた馬鹿者1人。。(汗)。。このピアノも大好き。そして、ベースも大好き。大好き×大好きで、死ぬほど好き♪ベースのルンゴーは、以前にも「ベース主役」のクリスマスアルバムをだしているくらいです。当然ここでも、テーマも自分でピチカートしたりしておるのでありました。我が王子様、、オリビエは本当に綺麗な音でした。A Feeling of Christmas/John EricksonJohn Erickson - piano ( keyboards tracks 2 & 9 )、Patrick Williams - acoustic bass、Tim Mulvenna - drums, percussion, ( bodhran track 6 )、Mike Austin - bodhran ( tracks 3 & 8 )「A Feeling of Christmas」このクリスマスは今回の厳選4枚(笑)で唯一のアメリカから飛んできたクリスマスアルバムです。このすばらしいクリスマスアルバムが、オタクの道場cdbabならなんと千円強!って、すばらしいコストパフォーマンスです。優しい人肌の隣のお兄さま的キースって、感じ。中味の洗練された感じももちろんですが、ジャケットもシンプルで美しいですゎ。つうことで、クリスマスシーズンにインしたすずっくのクリスマスの新譜情報。今年こんなクリスアスアルバムが出るみたいCarla's Christmas Carols/Carla BleyCarla Bley(p,celeste) Steve Swallow(b,chimes) Tobias Weidinger (tp,flgh,glockenspiel) Axel Schlosser(tp,flgh,chimes) Christine Chapman(horn) Adrian Mears(tb) Ed Partyka(b-tb,tuba)あの、、あのカーラ姐御が「現在の旦那様」と一緒にクリスマスアルバムをだすそうな。。うむ、、HMVでは、「・(略)・・大人にも子供にも喜ばれる家族で聴くのにぴったりな愛に満ちた作品。」って、あるのです。そう。。ですか。信じて良いんだな。。。わたくしに嘘つくと、、、こわいぞぉ。。。(きっぱり)こんな感じのジャケットです。どうでしょう。。やっぱ、カーラ節満載でしょうねぇ。。♪今年も素敵なジャズのクリスマスアルバムの情報募集してまぁす!!どうか。。宜しくぅ!んじゃ、風と共に、、退散♪
2009年10月08日
フロントガラス越し、ライトに浮かび上がる真っ白な雪。舞い上がって見えるのは目の錯覚?ライトに照らされて踊る妖精?悪魔?ひたすら、、美しい。。綺麗。金平糖の踊りって、こんな感じかしら。でも、ライトの向こうの真っ暗な闇にも人知れず雪は降る。。。闇の向こうに落ちていく沢山の雪。一線、光と影のコントラストが時間を超えた世界に想いをはこぶ。今すぐに、逢いたい人いる?逢いたいけど逢えない。。。遠く離れてる?いくら頑張っても、、どうやっても逢えない。人と人が逢えないのは、距離、、その場所としての空間だけでは無いのです。過去のあの日、、あの時の、、あの人に逢いたい。。光の向こうにある遠い過去に生きてるあの人。。。貴方に逢いたい。時空を越えて人に逢えるのは、、想い出と夢の中だけですよね。このアルバムを聴いていると、過去とか未来とか飛び越えて、好きな場所に行ける気がします。時間や空間、、そんなものの存在を忘れてしまいそうなります。1997年だから、このアルバムは10年以上前に録音されました。表は、グランドピアノに降りしきる雪の絵です。シンプルで、このアルバムそのもの。色合いからも、静か凛とした空間を感じます。裏には、小さなお嬢さんをお膝にだっこして、ピアノに向かう優しい Bugge Wesseltoftの写真。見開きには、白く光り輝く雪山。オープナー、、ダイヤモンドダストが音になったようなサウンドがかぶさって始まるタイトル曲はオリジナルです。静かに降り積もる雪を「心」で感じてる音。。もの凄くシンプルな音の空間。ニスルラングレンの今年のクリスマスアルバムにもあったしみじみとした喜びに満ちたIn Dulce Jubilo。素敵な曲なんですよ。白く輝く雪野原を見ているよう…。Mitt Hjerte Alltid Vankerは、その暗く真摯な曲調にピアノは穏やかに、、添う。。やはり、入ってました。。柔らかなタッチが静かな喜びと結びついて行くDeilig Er Jorden。日本でもお馴染みのO Little Town Of Bethlehemは明るい感じに。ホントにまっすぐシンプルな演奏です。Du Gronne Giltrnde Treも他のノルウェー発のクリスマスアルバムで聴いたことがあります。ほのぼのした優しい曲。ブッゲの演奏も爽やかで晴れやかです。Det Kimer Na Til Julefestもいろいろなアルバムに納められています。シンプルだけど、丹念に音に気持ちを込めている感じが伝わってくる。グリーンスリーブスとしてお馴染みのWhat Child Is Thisも丁寧に丁寧に。。ボラーニも弾いていたKimer I Klokker。光り輝く空の☆がキラキラと祝福を奏でているよう。大好きなEs Ist Ein Ros Entsprungenは、本当にしっとりと穏やかに。。Stille Nachtは、みんなが知っているきよしこの夜。。静かな静かな空間を演出する。時の流れを感じるように、、次第に聴き慣れたメロディが現れて、体温がフワァと、、暖かくなる。終演は、彼のオリジナル。。Into Eternal Silence。まるで、自己の中の深い空間に戻っていくような、、音の集まり。耳できこえる最後の音の後に、、、本当の終演を見る。。深淵なる闇に消える1音。。無であって、、無でない空間。シンプルな音と音に間に、あなたは何が見えますか?何を感じますか?静かに自分と向かい合う事のできるアルバムでした。厳かにクリスマスイヴを迎えたい人に。1 It's Snowing On My Piano2 In Dulce Jubilo3 Mitt Hjerte Alltid Vanker4 Deilig Er Jorden5 O Little Town Of Bethlehem6 Du Gronne Giltrnde Tre7 Det Kimer Na Til Julefest8 What Child Is This (Greensleeves)9 Kimer I Klokker10 Es Ist Ein Ros Entsprungen11 Stille Nacht12 Into Eternal SilenceBugge Wesseltoft (p)なんと、、今日はクリスマスイヴなんです。Merry Christmas! 皆さまに沢山の幸せが降ってきますように。。♪ところで、、なんと、知らぬ間に、、25万アクセス越えました。。。イヴェント、、忘れちゃった。今年は、クリスマスプレゼントの発送もできてない。。。ごめんなさい。。。来年もここに居たら、、クリスマスパーティーしようねぇ!!楽しいクリスマスイヴをお迎えくださいね。では、、、退散♪
2008年12月24日
日曜日が終わりますね。冷たい雨が降ってます。クリスマス前のお休みでしょ?お出かけした人もおおいかもね。この時季何処にでかけても、クリスマス。。クリスマス。ブログを始めてから、いろいろな人に素敵なアルバムを教えて貰います。このクリスマスアルバムもその一つ。今年も自分のオサボリを棚に上げて、、「良いクリスマスアルバムが無いなぁ・・。」って、ぼやいていたら、、マイミクがいこつさまが。。ミクシィ日記でそっと教えて下さいました。「誰も知らないクリスマスアルバム♪」。。。あんまりなタイトルって言ってましたが。。ちょっとミステリアスでいいじゃん。秘密のお部屋にぴったりです。さて、オタクの道場cdbab(爆)からブンととんできたこのアルバム。。がいこつ信用買いで試聴もせずに買いましたが。。トレイにのせてびっくり。とても素敵☆予想の10倍くらい良かったのです。(嬉)優しい人肌のキースって感じ。賛美歌、、はじめ日本でも耳にするクリスマスの曲が並ぶのですが、このジャケットのようにどの曲もお洒落な感じにまとめられておりました。全体的に品が良い感じなのですが、親しみやさすも有り、それは何となくアランパスクワみたいに、生活の中に張り込んでる音楽がポップなものが多かったんだろうなぁ。。って、思うのです。TVやラジオで流れてくる音楽、、自然と生活の中にある音楽です。日本人のわたくしがそれを親しみやすさとおもうのは、やはり二つの国の関係からなんでしょうねぇ。。北欧やのアーティスト達との圧倒的な違いだと思います。お洒落なヨーロッパの香りもするけど、やっぱり、アメリカのポップで大らかさみたいなものが感じます。まずは、賛美歌O Come, O Come, Emmanuel。出だしを聴いて、、すぐに思い浮かぶのは「The Melody at Night,with You」のキースのピアノでは無いでしょうか。。その柔軟で、空間使いのうまい演奏に、、いきなり心を持っていかれてしまいます。Carol Of The Bellsは、その印象的なメロディを上手に使って、哀愁を残しながらカナリキャッチーなチューンに仕上がってます。凄く、アメリカ的な感じですよね。What Child Is This?は、お馴染みグリーンスリーブに歌詞がついてキャロルになったものです。パーカッションの入った楽しいかわいい演奏に。賛美歌Lo, how A Rose E'er Bloomingは、オーソドックに敬虔な感じで。。The Coventry Carolは、実は悲しいお話を持つ、、子守歌なのです。ジャジィーにブルジィーに、歌い上げるソロは陰影があって、美しい。Gabriel's Messageはバスク地方のキャロルらしいです。メランコリックな悲しげな曲調がこのピアノとぴったりマッチして、まるでトーチソングのように情感こもった演奏。Some Children See Him。ゆったりと時間がとまったような演奏。この曲、ジェームステイラーのクリスマスにもありました。そして、お馴染みあら野のはてにです。とても綺麗。。Divinum Mysterium。日本人だと、チョット笑みが浮かぶようななメロディ。ピアノ練習みたいに、優しく優しく。Good Christian Friends, Rejoice。ブルースフィーリングたっぷりに。ベースソロも楽しく親しみやすく。さて、最後の2曲は、本当にお馴染みの曲です。まずは、きよしこの夜。非常に耽美的、空間使いのたっぷりな演奏。最後は、Silver Bellsです。映画の為に作曲されたアメリカ生まれの楽しい曲。。。まるで、クリスマスの日、、きれいなイルミネーションを眺めながら、、夢見る気持ちでメリーゴーランドに乗っているように、ファンタジックなアルバムでした。。それぞれの曲が工夫がされていて。。あきることなく最後まで一気に聴けます。キースやエヴァンスに通じる美しさを響かせたピアノに乾杯かな。おしゃれでいて、暖かさもかんじるクリスマスアルバムでした。ブランド嗜好のない方に。(笑)1 O Come, O Come, Emmanuel2 Carol Of The Bells3 What Child Is This?4 Lo, how A Rose E'er Blooming5 The Coventry Carol6 Gabriel's Message7 Some Children See Him8 Angels We Have Heard On High9 Divinum Mysterium10 Good Christian Friends, Rejoice11 Silent Night12 Silver BellsJohn Erickson - piano ( keyboards tracks 2 & 9 )Patrick Williams - acoustic bassTim Mulvenna - drums, percussion, ( bodhran track 6 )Mike Austin - bodhran ( tracks 3 & 8 )ほら。。こんなにお洒落なんです。なかなかお買い得な一枚でした。今日は、、☆祭りでしたね。ちゃんと、カボチャたべましたか?では、退散♪
2008年12月20日
med Tord Gustavsen og Sjur Miljeteig雪の季節。。灰色の重く沈んだ空の彼方から舞い降りてくる*雪*キラキラと冷たく輝きながら地上に舞い降りてくる雪、、人の心の中にも舞い降りて来ます。雪の降る街は時々時間がとまる、、真夜中に降りしきる雪は想い出包み込んでしまうから。あの喜び、この悲しみ、ちっぽけな想い出は白く輝く樹氷になります。雪は儚く美しい。でも、重たく冷たい冷酷な素顔もある。雪の降る街に暮らす人たちの心には雪を運んでくる自然に抵抗することの無意味さが染みついていますよね。。四年前の12月のある日、、聴いていたのはEvening Falls / Jacob Youngです。静寂ではあるのですが、今までのECMの持つ氷の世界を連想させる冷ややかさとちょっと違っていて、その後もこのちょっと違和感ある(ソフトでメロディアス人肌温度)静寂な路線って言うのは時々リリースされるようになった気がします。まったりというか、、のったりした空気感、、時間の流れ方。。ノルウェーにはノルウェー時間がと言うのが存在するんだろうなぁ・・こういうその国が持つ風土の影響て言うのは、個人を超越して人の心の中に存在するのだろうなぁ。。って、つくづく思っていた。そして、それはこのアルバムのピアニストであるTord GustavsenのChanging Placesを聴いたときにも思ったのです。この人、、非常にメロディアスなフレーズや曲を持っていて、リリカルでロマンティックな響きもあるのですが、何処かストイックで孤高な雰囲気が漂い、「雪の降る夜に流れる時間」を思い起こすピアノなのですね。しんしんと降る雪の日、真夜中に目が覚めると孤独な自分に気がつきます。家族がいても、恋人がいても、人はこの世に独りなんです。それは不幸なことでは無くて全ての人がそうなんです。でも、その絶対的な孤独感って言うのは自分を押しつぶしてしまいそうに重たい。静かに時の流れを感じるしか無いんだなぁ。。どこかに、そんな響きを持つこのピアニストが同じ国の女性ヴォーカルとトランペッターと聖夜の為のアルバムを作った。録音場所はベツレヘムです。自国で大事にされてきたクリスマスの曲を中心に。甘く柔らかなタッチのピアノイントロ。そして、Solveig Slettahjellの歌が。。初めて聴くSolveig Slettahjellの声は、ざっくりした感じので、少しハスキー。いわゆる艶とか、ノビとか、、そういう光り輝く感じではなくて鈍く胸に染みこんでくる感じ。しかし、この声はとても魅惑的。と言うか、今、虜になってます。少し人を突き放したような愛想の無い感じがあるのですが、それは日本人が持ってる東北地方の人に対するような感覚で、実は懐に入ってきた人たちにとても誠実で包み込むような暖かさを持つ。このアルバムしか聴いてないので、断言はできませんが、技巧的では無く、たんたんとその歌詞に感情を込めて歌う。。やっぱり、一番の魅力は声だと思うのです。不思議な魔力を持っている。あるHPに、最初はこのボーカルの良さがわからなかった、って、あったのですが、本当にその通り。逢うたびに引きよせられるような、、そんな魅力のある声で、この人に目の前で歌われたら魂を奪われてしまうような気がしちゃいました。とにかく、、この人の吸引力は凄い。そこに、この世のものでないほど美しく寄り添うピアノと北欧の凛とした空気をタップリ含んだトランペットが彼らの共通の時の流れの中でひたすら真摯に平和な世界を願うのです。(って、感じる)オープナーのお馴染みのきよしこの夜のピアノにくぎ付け。夢見るように生誕の幸せな風景を歌うボーカルに、静かな雪景色を重ねるようなバッキング。A Kunne Jeg Bare Bli Barn Igjenは、初めて聞くのかしら?。。優しい。。かみしめるように歌うスールヴァイグ寄り添うピアノ。そこに重なるトランペット?は、ホラ貝や尺八を連想させる不思議な音色。吹き抜ける大地の風のよう。。ノルウェーの民謡らしい、Kling No Klokka 。非常にスピリチュアルな雰囲気で心に刻まれる。時に力強く熱唱。北欧のクリスマスアルバムには、必ず入ってると言っても過言でない.Jul,Jul,Stralande Jul 。まるで冬空に輝くオーロラを見ているようなゆったりとバラード風。ピアノのソロが抒情あふれていて素晴らしい。Poor Little Jesus は、黒人霊歌のように胸に響く。。。この後も、雪の降る街の小さな教会で、蝋燭の灯りで祈りを捧げるような静かで荘厳な雰囲気が最後まで続きます。時に呟くように、時に太く力強く、、濃密な感情表現。私たちが、、聞いたことある曲も交えて最後まで親密な演奏。厳しい自然の国の、雪の湿度と暖かさを届けてくれます。(あ、録音はベツレヘムか。。)最後は、やはり、どの北欧のクリスマスの代表曲のようなDeilig Er Jorden。凛とした歌そして、透明感あふれリリカルなピアノ。。余韻を沢山残して、、終演。全ての曲が、ゆっくりとしたノルウェー時間。非常に瞑想的、神秘的な雰囲気で音と音の間に残る響きがそのまま心に響いてくる。ノルウェー発ですが、地球の平和と愛を願う胸を揺さぶる一枚です。じっと、、聴いていると心の何かが共振して。。胸がキューーンとなる。ジャズのクリスマスアルバムとしては異色なんだけど、正当派のクリスマスアルバムです。敬虔で静かな聖夜をお望みの方。。お試しください。1.Stille Natt 2.A Kunne Jeg Bare Bli Barn Igjen 3.Kling No Klokka 4.Jul,Jul,Stralande Jul 5.Poor Little Jesus 6.Mitt Hjerte Alltid Vanker 7.Star Carol 8.O Little Town Of Bethlehem 9.Sleep Holy Babe 10.Jeg Synger Julekvad 11.I Denne Sote Juletid 12.Det Kimer Na Til Julefest 13.Nar Det Lider Mot Jul 14.Deilig Er JordenSolveig Slettahjell(vo)Tord Gustavsen(p)Sjur Miljeteig(tp)今年も次第に素晴らしいクリスマスが集まってきました。って、遅すぎるねぇ。。何故か、北欧が中心。。。って、やはり、クリスマスは雪の降る国からの贈り物かな。年末になってイタリアものが何枚か入荷しました。好きな人たちの事もあって、どれも大変素晴らしかった。がぁ。。私的には、、GIOVANNI MIRABASSIの OUT OF TRACKがど真ん中だったかな。この人イタリア人ですけど、ピアノ音に湿度があってが濡れて輝いてます。ピアノトリオで聴くのにはとても官能的ですよね。。。で、、華がある。年内に紹介できるかなぁ。。無理かな。。そして、何故か年末になって、ケニーワーナーのデュオです。A Time For Love/Kenny Werner Jens Sondergaarリリカルなケニーワーナーのピアノにちょっと、メロメロです。では、退散♪
2008年12月20日
Christmas With My Friends/Nils Landgren (1),(2)は、最近のクリスマスアルバムで一番のお気に入りです。大好きな北欧のミュージシャン達が、教会に集まってのクリスマスコンサートです。もちろん、真ん中にいるのはニルスラングレン。彼の人脈と人柄のなせる「技」。そうです。人徳クリスマスコンサートです。cdとdvdがでてまして、当時、、動くダニエルソンの感動したものです。あのアルバムも、はぁとフルで、澄んだ北欧の空気、、そして、とてもアットホームな暖かさも感じたのですが。。今回リリースされたこのクリスマスは、それ以上に、牧歌的でよりインティメイトな香りがするクリスマスアルバムになってました。全部で15曲。前回同様、スウェーデン周辺のクリスマスの曲、一般的なクリスマスの曲の他にギターのオリジナル曲も入ってます。前回より、ジャズ度は低めな分、一層に北欧的な美しさが満ちたクリスマスアルバムになっています。メンバーは前回からの人たちがほとんどですね。その内輪な親密な雰囲気が、神聖な気分にさせてくれます。まずは、このアルバムにダニエルソン、ウルフワケニウス、そして、ヴィクトリアトルストイがいなくても、、買ってみようって、思った、フェヴァリットな曲。。A Child Is Bornから。。トルストイと入れ替わりで入った、Jessica Pilnasの歌声から。暖かで深みのある落ち着いた声。北欧の姫達共通のフラットなスタイル。情感込めて丁寧にテーマメロディを歌い上げます。うまい。そして、歌うようなトロンボーンのソロ。素敵☆そして、本当に歌う彼。。ソフトで親しみやすく、、優しく。二人でハモる所は、とけあって幸せな空気。。まるで品の良いラブバラード。Maria Gar I Tornesnarは、民族楽器? kanteleも使っての演奏。心に響きます。Ding Dong Merrily On High は、前回もでていたIda Sandの歌&ピアノをフィーチャーしてジャジィに。スウェーデンの民謡、Jul Jul Stralande Jul は、全員で。。4人のヴォーカルが聖歌隊のように丁寧に声を合わせて。。斉唱。クラシックの歌手Jeanette Kohnのソロが胸にしみます。このスウェーデンの民謡であるこの曲、今シーズンのお気に入りの1曲です。Himmelはアコギとトロンボーンのデュオ。朗々とした空間。Det Ar En Ros Utsprungenは、先日のJulにでは、En Rose Sa Jeg Skyde。こちらは、明るく賑やかな「一輪のばらが咲いた」です。お祝いムード満点。お馴染みOh Little Town Of Bethlehemはインストで。Veni Veni Emanuelも古いキャロル。たんたんと。何故か前に進むしか無い日々の暮らしが浮かんでくる。サックスが振るわせる空気がとても心地よいIn Dulce Jubiloはトロンボーンのソロとともに静かな喜びを感じる。サックスソロで始まるThis Christmasは、Jessica Pilnasの歌がとても素敵。メロウなテナーサックスソロが胸がキュンとなる。ポップなチューン。Ida Sandの弾き語りで、ちょっと鼻にかかった声でエモーショナルに盛り上げてCandlelight Carol。Kristallenは、唯一のオリジナル。普段からデュオで活動してるJonas KnutssonとJohan Norbergで。kanteleを使った非常に牧歌的な雰囲気で、とても民族的な演奏。今度は、ギターに持ち替えたJohan Norbergとトロンボーンのデュオ。今回のアルバムで、この二人のデュオの場面が私的には白眉。空気のざっくり混じったラングレンのトロンボーンの響きと、内省的な空間使いのうまいアコギのJohan Norberのデュオはとても美しい。マリアの子守歌は、Idda Sandの伴奏で、Jeanetteの独唱。敬虔な気持ちになります。最後もIdda Sandのピアノ伴奏で、黒っぽいフィーリングを持ったSharon Dyall の独唱。息づかいもなまめかしく、ピアノと見事に絡んで余韻もタップリに終演。北欧のトラディショナルな雰囲気を真摯に伝える一枚。できたら、Christmas With My Friendsとあわせて家宝に。ついでにDVDもありまーす。みっつそろったら、願いがかなう。。。って、嘘ッ!!1. A Child Is Born (Thad Jones / Alec Wilder)2. Maria Gar I Tornesnar (traditional)3. Ding Dong Merrily On High (traditional) 4. Jul Jul Stralande Jul (Edvard Evers / Gustaf Nordqvist)5. Himmel (traditional)6. Det Ar En Ros Utsprungen (traditional)7. Oh Little Town Of Bethlehem (Phillips Brooks)8. Veni Veni Emanuel (traditional)9. In Dulce Jubilo (traditional)10. This Christmas (Donny Hathaway)11. Candlelight Carol (John Rutter)12. Kristallen (Johan Norberg)13. Christmas Hymn (traditional) 14. Maria Wiegenlied (traditional)15. Peace On Earth (Rachelle Ferrell)Nils Landgren - trombone, vocalsJeanette Kohn - vocals Jessica Pilnas - vocalsSharon Dyall - vocalsIdda San - piano, vocalsJonas Knutsson - saxophonesJohan Norberg - guitar, kanteleEva Kruse - bass11月のおしまいに届いたニュースレター「スカンジナビアン・コネクション NEWS 081129」の森さんの文章に、(抜粋)11月30日にイェーテボリに戻り、12月1日からボーヒュスレーン・ビッグバンドのクリスマス・コンサートの企画に取り組む予定です。今回は音楽監督のニルス・ラングレン、そして女性歌手リグモール・グスタフソンを迎え、12月2日から10日まで、西スウェーデンの各地を廻り、クリスマスにちなんだ曲を演奏致します。またその後、18日、19日とイェーテボリのジャズクラブNefertitiでボーヒュスレーン・ビッグバンドの恒例クリスマス・コンサートを行います。詳細は下記のサイトをご覧下さい。http://www.bohuslanbigband.com/って、あったのです。。とりあえず、、叫んでみる。。森さ~~ん、来年は、是非、BBBのクリスマスアルバムを!!と、、言うことで。。もうすぐ、、冬至です。。。暗くなりました。。んじゃ、退散♪
2008年12月18日
男性の魅力はなんでしょう?優しさ?包容力?知性?理性?強さ?正義感?あ。。。容姿?財産!?今日は御年80歳だと言うトニーベネットの二枚目のクリスマスです。そして、ちょーーー魅力的♪う~~ん、マンダム的男の香りがプンプンする!!(爆)そこのあなた、、80ですよ、80歳!!誤解をお競れずに言うなら、ドでかいもの、ド派手なもの、ド目立つことだ大好きなアメリカの方々。。。ヴォーカルのクリスマスアルバムの多くは、豪華なオケ付きです。そして、わかりやすくスィンギーに♪一年で一番楽しく、幸せな日に聴くアルバムが暗くウジウジしててはイカンのです!(わたくしはそれでもいいのですが。。)そして、サプライズ(リスナーへのクリスマスプレゼント!)も忘れないのが彼らの流儀。このスタイルは、ショービジネスの発達したアメリカの国民の多くが今も愛してやまない姿なのでしょうネ。デビュー以来、アメリカのエンターテイナーのトップスターとして君臨し続けたトニーベネットのクリスマスアルバムもこのアメリカ的正当派のスタイル。やっぱり、大物は「小賢しいこと」は考えません。(爆)まずは、お馴染み「わが家でむかえるクリスマス」超切れ味のよいブラス&サックスのサウンドでかっこよく登場。今回、カウントベーシーオーケストラから、管楽器のセクションを招き、リズムセクションはジャマイカ生まれの暴れん坊Monty Alexanderのギター入りカルテェット。メリハリ聴いた力強い演奏で華やかに持ち上げます。少しハスキーで押しの強い男性的な彼の歌声には、相性いいかな。シルヴァーベルズは、カルテットと。カリブの血は熱く陽気。イタリア系のトニーと楽しそうに!「クリスマスに欲しいのはあなただけ…」ストリングスがかぶさったしっとりしたバラード仕立てで。個人的には、こういう時にストリングスを入れないで彼の歌唱だけで口説かれたいすねぇ。そして、最初のプレゼント、、それは、Toots Thielemansのハーモニカ。めちゃくちゃ短い!!のですが、思わず笑みがでます。そして、ソウルフル、ダンディなMy Favorite Things。おぉ!!ケニーバレルのクリスマスに入ってるMy Favorite Thingsみたいにパンチが効いてかっこいい。バッシバシ入る、ベイシーバンドのサウンドとリズムセクションのアレンジも素敵☆力強く、でも、、優しく、、まるで、、お祖父ちゃまが孫にクリスマスの絵本を読み聞かせるようなChristmas Time Is Her。甘いギターの音色もぴったり。スウィンギーに陽気にWinter Wonderland。Have Yourself A Merry Little Christmas。綺麗でかわいいバラード。たんたんと感情控えめに。ピアノがLee Musiker。リリカルで繊細な持ち味で、情感あるフレーズでサポート。ギターの甘いムードのソロも魅力的。このピアノ、、メレディスダンブロッシオのLove Is For The Birdsのピアノだぁ。。お馴染み「サンタが街にやってくる」。陽気に超スウィンギーに。奔放な感じの歌いップリ。そこに現れたサンタは、テナーサックAndy Snizer。陽気にファンキーに盛り上げます。(二つ目のプレゼント)これも、チョー短いですが。。さて、、古今東西、父親は「娘」に弱いもの。(きっぱり)クリスマス的定番、娘とデュオでっす。(なかなかお美しいお嬢様)清楚な感じのお声で。はぁとフルな雰囲気となってます。(みっつ目のプレゼント?)そして、カルテェットでしっとり歌うThe Christmas Waltz。すましたモンティの美しいフレーズも聴いてね。アルバムの最後は、Lee Musikerとのデュオ。彼を指定した3曲は、しっとりした抒情豊かな雰囲気を大事にしたかったのでしょう。特に、「もみの木」はデュオ。エヴァンスとのデュオ作品を二枚だしているベネットの内省的な響きを持つピアノとの「語り」に是非酔いしれて下さい。おまけ。。国内盤ですので、2曲ボーナストラックがあります。まずは、カルテットで、軽快で陽気なジングルベル!思わず一緒に歌いたくなります。踊りたくなります。これもお馴染み!蛍の光、、クリスマス版?ベイシー楽団のメンバーも加わって、最後までスウィンギーなクリスマスでした。終演。さて、再び、、正直に言うと普段彼のアルバムを買うことなかったりするのです。どうなんだろう、、インスト中心に聴いてるわたくしのような偏ったジャズリスナーにとって、トニーベネットで最初に頭に浮かぶのはやはりビルエヴァンスとのデュオ作品ではないでしょうか?しかしながら、彼は、デビューの頃からその人気ゆえにポピュラーな世界に身をおきながらも、ジャズをずっと愛してきたのです。彼が持つジャズへ対する男の美学が詰まってる!クリスマスアルバムでした。(^_^);;男は小賢しいことはしない、真っ向勝負。それが、彼の美学であり、魅力かな。つうことで、明るく楽しいクリスマスアルバムは、時間も40分と潔いのでした♪1. I'll Be Home For Christmas 2. Silver Bells 3. All I Want For Christmas Is You 4. My Favorite Things 5. Christmas Time Is Here 6. Winter Wonderland 7. Have Yourself A Merry Little Christmas 8. Santa Claus Is Coming to Town 9. I've Got My Love To Keep Me Warm 10. The Christmas Waltz 11. O Christmas Tree 12. Jingle Bells 13. Christmas Auld Lang SyneTony Bennett (vo)Monty Alexander (p)Paul Langosch (b)Harold Jones (dr)Gray Sargent (g)Lee Musiker (p) #7,9,11Toots Thielemans (harmonica)Andy Snizer (sax)Antonia Bennett (vo)The Count Basie Orchestra 管楽器のセクション裏面はトニーベネットのもう一つの才能。。彼の絵があります。暖かな素朴なタッチの優しい絵でした。歌のイメージと結構、、違う感じ。こういうの意外な才能も、、魅力の一つよね!今日も当然朝1は、Hue and Cry/Bobby Previteでした。暫く定番化されるかも。。(笑)昨日は、ほんのちょっとではありますが、以前より聴いてみたかったマイミク山本美恵さまのピアノを、、ほんのちょっと聴かせて頂きました。いつも不思議に思うのは、ピアノって同じものを皆さん使うのに、人によって全然違う音になることです。よく、管楽器とか、「楽器をならしきって」みたいなことを言うじゃないですか。。美恵さんはピアノでそれなんですよぉ。でかい音ってことでなくて、一つ一つの音がパンッと詰まってるというのかなぁ。。凄い、圧倒された。ジャムセッションが始まる前に、クリスマスを2曲、って言うかメドレー風に繋げてくれて演奏したんだけど、久しぶりに生であんな想像力豊かな「きよしこの夜」を聴きました。大胆で肝っ玉なフレーズが満載だったです。素敵☆そして、お名前の通り笑顔がお美しかったです。今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。After Hours//Dusko Goykovich今日は、ペトルチアーニ聴きと、アーニー聴きをおやすみして、、これになってしまった。ちょっと前に、このA Child Is Bornをひとりうっとり聴いていたのです。某ライブハウスに行ったら、、なんと、この原盤が(わたくしはCD)が、、飾ってあったのです。マスターに許可えて、、触ってしまった。なでてしまった。。(爆)ゴイコビッチは東欧?のトランペッターです。これねぇ。。ゴイコビッチもいいのだが、、わたくしテテって、ピアノも大好き☆1曲目の冒頭からいかにも、テテって、鋭くでも哀愁あるフレーズなんです。すげぇ、、、熱い演奏。かっこいいぞぉ。で、A Child Is Bornは一転、シンプルで歌心タップリ。白眉。リピートして聴きたくなる。これなら、寄せ集めクリスマスコンピに入れてもいいです。わたくしが許可する。(爆)1 Last Minute Blues2 A Child Is Born3 Old Fisherman's Daughter4 Remember Those Days5 I Love You6 Ten To Two BluesDusko Goykovich(tp) Tete Montoliu(p) Rob Langereis(b) Joe Nay(ds)ひぇ。。長くなった。では、退散!
2008年12月14日
十二月になるとクリスマスは駆け足でやって来ます。つうか、奥様的には、、何かと雑用が多くて嫌になる。。今年はアドベントカレンダーも買い忘れちゃった。有名な楽しいクリスマスキャロルに、「The Twelve Days of Christmas」って、あるのですが、、こんなワクワクだけでクリスマスを待てるのは子どもだけですよね!と、、うだうだ言ってないで、、、、いきなり懺悔しなければなりません。。う~~ん、、今世紀最大の大失敗です。このアルバム今年の春にでていたのですが。。。これは、クリスマスアルバムです。(きっぱり)しかも、非常に完成度も高く、美しさがあふれてるアルバム。Julって言うのが北欧の方で、クリスマスを現すキーポイントだと言うのは、以前にフィンランドのクリスマスアルバムを買ったときに教わったのですが。。しかも、スウェーデンのドラマーアンダーシュルベリのアルバムかたっ時にもjulって言葉が含まれたクリスマスソングにも、あるんですよぉ。あ、これ、ラングレンのクリスマスアルバムでダニエルソンが感動的なソロ演奏してた曲。スウェーデンのクリスマスの曲なのでしょうね。クリスマスカラーがほとんど使われてなくて、ベースとピアノでハートをもじったこのジャケットも見過ごしちゃったのね。そう、、でも、「はぁと」は、クリスマスの精神で一番大事な部分デシタ。。デンマークを中心に北欧のクリスマスに関する曲の数々をあの「Arching/Olivier Antunes・Jesper Lundgaard 」の二人が奏でてくれてるではないですかぁ。透明で居ながら、グルーブ感、ドライヴ感を持ち合わせる、、強さと美しさが同居するピアノ。彼のリーダー作「1'stSketches / Olivier Antunes Trio 」もとても良かったです。最近、日本版も某所からでていて好評のようです。買ってないけど。そして、デンマークのベースの重鎮と言ったら、このお方。饒舌で、しっかりしたピッチ。その自信の程はコード楽器をゲストに呼びながら、、自らテーマメロディ弾きまくりのクリスマスアルバムを持っているほど。(笑)そのアルバムでも彼はデンマークで、クリスマスシーズンに聴かれる曲を中心16曲も演奏しています。清しこの夜、なんてのもありますが、、基本的には北欧のノスタルジックあふれる牧歌的な曲達。クリスチャンではない私は、クリコレなのですが、キャロル、賛美歌と言ったたぐいに凄く弱い。伝承曲、、トラディショナル、、民謡、そのてはもう。。お手上げです。。今回もルンゴーのクリスマスアルバム「X-MAS BASS」からかなりの曲が重なって居ました。そう、前作「Arching」でもデンマークの民謡を演奏してるので、合わせるとかなりの曲が「X-MAS BASS」と重なります。まずは、 Dejlig Er Jorden。優しいゆったりしたメロディを互いに紡ぎ合います。平和な世界を心から願う、しみじみ想う、、そんなメロディ。年齢は親子ほど違うのでしょうが、同じ視線で、上下の関係なく一緒のスペースで演奏を楽しみます。Julen Har Bragt Velsignet Bud。やはり、ほんわかした牧歌的なメロディ。ウォーキングならぬお散歩速度の懐深いベース。しかし、途中にはいるピアノハーモニーやソロはもうゾクゾクする程ジャジィーで美しかったりします。めちゃくちゃ極上なベルベットを素肌で触れる感じ。Der Er hvidt herude弓引きのぎこぎこ音でリズムをとって、暗く緊張感ある演奏がアルバムのアクセントにもなってる。緊張感と耽美的なフレーズととても印象的。わき上がる泉の水を想像させるような美しいピアノのソロで始まるEn Rose Sa Jeg Skyde。訥々とピチカートでメロディをかなで時にピアノが一緒に歩む。。二人で寄り添い離れず、互いを尊重しながら、、心から演奏を楽しんでいる雰囲気。 一輪のばらが咲いたって、邦題がある曲で、皆さんもきっとどこかで聴いたことがあると思うのです。可愛らしい曲。オルゴールとかのアルバムにありそう。Velkommen Igen Guds Engle Sma。賛美歌のような曲なのかな。。とても優しいメロディなのですが、途中からなかなかテンポ良くジャジィーでリリカルなソロになります。まるで、子どものピアノ練習のように始まるHojt Fra Traets Gronne Topも、途中から弓引きでリズムをとった元気良く躍動感ある演奏に。ピアノソロは凄くシンプルな音使いですが、力強くダイナミック。I sne star urt og busk i skjulもうっとり聞き惚れます。もう、めちゃくちゃ綺麗。可憐で哀愁あるスタンダードのようなアレンジ。この世の憂さをすっかり忘れる。ベースソロも素敵。と、半分が過ぎました。この後も緩急曲、演奏に変化のある曲順で、最後まで一気に来ませます。ちょっと自然賛歌ような感じのSneflokke kommer vrimlendeの演奏も躍動感あって素敵。こういう駆け足の曲で、二人本当に息がぴったり合ってます。これは、ツーカーって感じ。少し暗く沈んだ感じがたまらないDer Er Ingenting I Verden Sa Stille Somもいいのですねぇ。このベースソロも最高だし、ピアノも陰影ある美しさがたまりません。なんだかぐっと胸に迫る演奏。スズック的白眉。これは誰もが聴いたことある曲なのです。Glade Julは「きよしこの夜」です。。ゆったりと丁寧に、テーマ弾いたあとは、夢見るようなソロになってました。ほんのちょっとゴスペルっぽい感じになったりして、やはり、遊び心も充分。この後、、Barn Jesus I En Krybbe Laも暖かな気持ちに、、Det Kimer Nu Til Julefestは、華やかな雰囲気と喜びが、、そして終演曲Spurven Sidder Stum Bag Kvistは、ジャズのエッセンスがタップリ入った演奏です。一枚丸ごと、クリスマス。しかも、、たぶん、ほとんどがデンマークの人たちにお馴染みのクリスマスの曲。北欧の持つ美しいメロディ、そして、、クリスマスの原点をみるような安らかさに満ちた演奏。デュオの好きな人、そして、、静かなクリスマスアルバムを求めている人に♪おすすめ。。m(__)mルンゴーのクリスマスアルバムと曲はかぶさって居ますが、完全に違う所、、それは、ミュージシャン同志の関係。ルンゴーのクリスマスアルバムでは、主役はルンゴー1人。結構豪華な共演者は脇役です。ここでは対等な2人の息のあった素敵な演奏を聴くことができます。オリビエがクリスマスのアルバム作りたかったか、、それは」、、疑問もあるけど。。(笑)少なくても、ルンゴーの熱意に全力で応えています。(きっぱり)1. Dejlig Er Jorden2.Julen Har Bragt Velsignet Bud3.Der Er hvidt herude4.En Rose Sa Jeg Skyde5.Velkommen Igen Guds Engle Sma6.Hojt Fra Traets Gronne Top7.I sne star urt og busk i skjul8.Sneflokke kommer vrimlende9.Der Er Ingenting I Verden Sa Stille Som10.Glade Jul11.Barn Jesus I En Krybbe La12.Det Kimer Nu Til Julefest13.Spurven Sidder Stum Bag KvistOlivier Antunes(p)Jesper Lundgaard(b)とりあえず、、叫んでみる。この時季売らなくてどうする!!(爆)Julはクリスマスアルバムででーーす!さてさて、、この人、最初に聴いたときから妙にひかれて、好きなピアノなのですが、今回検索してたら、理由がわかった。彼は、ニューヨーク在住の時代に国際的に著名なリッチー・バイラーク、マルグルー・ミラー、マーク・コープランドそしてケニー・ワーナーといったピアニストに師事しているンだそうです。おぉ。。!綺麗で住ましたときのケニーワーナーはちょっとわかるかも。コープランド程妖しくはない気がします。と、、何を思い立ったか、今日はキースの「生と死の幻想」(薔薇のジャケットね)から「祈り」を聴きました。クリスマスアルバム聴いたからではないんだけど。ヘイデンとのデュオです。神になる前、、自らが祈りを捧げるキースでーーす。好き☆でねぇ。。昨日は、クリスマスせずに、、なぜかコルトレーンの愛奏曲?「テーマ フォー アーニー」にはまってしまったのです。こういう臭い感じのメロディも大好きなのねぇ。。好きなテナーで、ハシゴ状態。やめられなくなってしまった。。○薬に近い。。効果☆つう事で、今年自信を持っておすすめできる「スズック的クリマスアルバム」が見つかってヨカッタァ!!Olivier AntunesのHPで試聴できるみたいだけど。。短いと、あまり印象良くないかも。。。ttp://www.deezer.com/en/oliver-antunes-jesper-lundgaard/jul-A252765.htmlここが、長く試聴できるらしいです。お試しあれ。んじゃ、退散♪
2008年12月11日
時計の秒針は常に一定の速度で動いています。でもでも、何故かな?十二月になると、チョーー加速するのです。気がつくと目が回ってこんなお顔になってしまいます。(@_@)クリスマスの前の楽しい一時をこのままクリスマスを迎えるのは、、まずーーい!!(爆)つう事で、、そんなこんなの特効薬になると思うのがこのクリスマスアルバムでございますね。(きっぱり)クリスマスイヴは、世界中の子どものために一晩中働かなくてはならないサンタクロースが、世界の愛と平和の為に貢献しているわたくしの為に一足早くお薬をどけて下さいました。。(笑)Two For Brazilはサックスとアコースティックギターのジャズボサデュオです。今まで聴いたことはなかったのと、この何ともいえないセンスのジャケットで、ノーマークでございましたァ。が、、しかし、1曲目冒頭のサッックスのソフィスティケートされたフレーズ音色を聴いてびっくり。ゲッツ系の滑らかで柔らかなテナーと親しみやすい虚脱系ヴォーカルのコラボレーションは、もしも、ゲッツ&ジルベルトの超有名コンビがクリスマスアルバムだしていたらなぁ。。なんて、想像がふくらむ素敵なアルバム。アコースティックギターを奏でながら、歌うPaulinho Garciaは英語なのですが、ブラジル訛り?が聴く側には良い具合にボサされており(笑)テンポの良い1曲目からすでにのんびりムードが漂いはじめます。サックスのオブリガードが、話の聞き上手の合いの手の感じでリラックスしちゃっています。3曲目Jingle Bellsも明るさがタップリ詰まったブラジル風。大好きなChristmas Time Is Hereももちろん、ボサアレンジで。心がうきうきします。サックスが本当にジェントルなんですよねぇ。ゆったりとした時間が流れます。8曲目とジョンレノンのHappy Christmaは、フルートに持ち替えて柔らかでナチュラルなムード満点。。。12曲目は、Assis Valenteのクリスマス曲イヴァンリンスや小野リサちゃんも取り上げてる素敵なクリスマス曲です。ポル語で歌っています。やはり、ポル語だと雰囲気良いなぁ。最後もフルートに持ち替えて、ブラジルの緑豊かな森にサンタがそりを到着させて終演。気がつくと、、世間の喧噪を忘れてますね。ええとね、忙しくて、、(@_@)、、こんな顔になってるあなたに♪サンタクロースのお仕事が始まる季節に。。1.The Christmas Song2.O Little Town Of Bethlehem3.Jingle Bells4.Christmas Time Is Here5.Silent Night6.Frosty the Snowman7.I'll Be Home For Christmas8.Santa Claus Is Coming To Town9.Away In A Manger10.Have Yourself A Merry Little Christmas11.Happy Christmas12.Boas Festas13.O Holy Night14.Silver BellsPaulinho Garcia Guitar and VocalsGreg Fishman Tenor Sax and Flute新潟は冷たい雨です。心の中まで冷え込みそう。。でも、こんな暖かなクリスマスアルバムで、ちょっとほんわかムードにね。今日は週末金曜日。。マイミクさえこ姫がソロのライブをする日なんですよね。「今夜はさえこぉぉ」って、オヤジ入ってるよねぇ。。(笑)うら若き乙女なのになッ。クリスマスなんて、、、演奏しないのかな?それで、、長岡は雪になったりしてね。そして、これまたマイディアフレンドであられる、、メロウ野郎くんのボサライブ。市内なら駆けつけるのに。あとで、誰かさんからライブの様子教えて貰おう。。クリスマスなんて、、絶対ないだろうなぁ。。。。。。。。(笑)こっちは、本当に雪が降りそうですよね。。。きっと。。良い雰囲気なのにねぇ。あ、、ライブの日記に写真つけました。少しづつ、写真追加の予定。何故に少しづつかというと、、許可がまだちゃんと下りてないから。(爆)つう事で、退散♪
2008年12月05日
大通りの銀杏、、少し前に黄金色で朝日に輝いて眩しかったのに、、気がつくと葉っぱが一枚もない。。樹形がはっきりと青空に浮かんで、それはそれで風情があります。庭に植えてみて思いもかけずに紅葉が綺麗だったのがブルーベリー。深い赤錆色に葉が染まって、うっとりしました。空いている場所にもまた小さな苗買ってきて植えようかなぁ。。芝もすっかり冬色芥子色♪花こそ少ないけど、晩秋から初冬の庭の色彩は落ち着いた絶妙なバランス感が私の好み。今年最初の貴重なクリスマスの新譜は、活動に30年の歴史があるンだって。正直、追いかけていたわけではないのですが、ブレッカーの収集の時に「Morning Dance」買いました。流石にメンバーは変動があったようですが、リーダーのClifJay Beckenstein毎年のように新譜がでていて、今でも人気グループのようです。って、ちょっと受け売り。。。ごめんね、私の中では、全然チェックしてませんでした。(正直過ぎるか。。)しかし、クリスマスアルバムをだすとなると、それは別問題。(爆)ラテン系フュージョン?の明るい軽い感じのサウンドイメージでありましたが、とんできたクリスマスアルバムは意外と落ち着いた、、クリスマス色もしっかりしたジャズ寄りアコースティックサウンドのクリスマスアルバムでした。。ライナーノーツによると、「以前より、ストレートアヘッドなアルバムを作ってみたかったけど、自分たちのスタイルから抜け出すのは難しく、今回はクリスマスということで伝統的なものにアプローチしてみた」とのこと。あまり重たくなく、お洒落な雰囲気のクリスマスアルバムになりました。まずは軽快に洗練されたお洒落な「もみの木」。ちょっと、コリアのスペインをイメージさせるピアノソロが印象的。続く、オリジナルのクリスマスは、女優でもあるChristine Ebersoleがゲスト。落ち着いた歌声でひとり寂しくおくるクリススマスを歌います。ヴィブラフォンDave Samuelsが参加して、ちょっと、キメキメ風なギターがアクセント。なかなかジャジィーな展開のWinter Wonderland。ドラマチックなピアノのイントロのついたChristmas Time Is Her。浮遊感あふれるソプラノ。美しいギターのフレーズ。結構お洒落過ぎるけど、、空間使いの上手な演奏で、これ、良いなァ。ベースのソロから始まるご存じBaby It's Cold Outside。ちょっとカマトトな男女の会話を、ゲストのマンハッタントランスファーのJanis Siegelとドラムの Bonny Bが掛け合います。イメージはエラ&ルイスらしく、力強くジャジィーにスイング♪Carol of the Bellsに、グリーンスリーブスとマイフェヴァリットシングスをソプラノで登場させてヴァイブフューチャーした演奏。Have Yourself a Merry Little Christmaは、テナーで率直な感じの演奏。ちょっとブルージィなFirst Noel 。アコースティックギターの音色が神聖なムード。ブラシの音も静かにゆったりと大人のムードの「きよしこの夜」。キャッチーなメロディで人気のThis Christmasは、ソプラノで。ユーモラスな&ユニークなBonny Bのヴォイシングが楽しい演出のChristmas Song。男は黙ってクリスマスソング、、では、ないけれど、テナーとの掛け合いも楽しく盛り上がって終演でぇす。楽しく明るく、、お洒落な雰囲気♪この一枚で、カラフルにクリスマスを演出して下さいませ。1.O Tannenbaum 2.It Won't Feel Like Christmas 3.Winter Wonderland 4.Christmas Time Is Here 5.Baby It's Cold Outside 6.Carol of the Bells 7.Have Yourself a Merry Little Christmas 8.First Noel 9.Silent Night 10.This Christmas 11.Christmas Song ClifJay Beckenstein(sax) Tom Schuman(p) Julio Fernandez(g) Scott Ambush(b) Bonny B(ds、vo) Christine Ebersole(vo) #2Janis Siegel(vo)#5Dave Samuels(vibes)#3,6緊急告知♪ライヴ(12/5)のお知らせ@山形Duoめろぼさ@山形・城南町「森の田んぼ」12/5(Fri) 20:00~ 山形・城南町「森の田んぼ」 1000円(おにぎり・お茶つき!)メロウ野郎 (voix et guitare) Yoko (contrabasse)ライブインフォ♪(抜粋)イベントが縁で出会った相方のY倉さんは凄腕ジャズギタリスト&ベーシストとして仙山圏でぶいぶい大活躍中ですが、今回はウッドベースに専心。わたくし的にはホーザ・パッソスの「Eu e meu coracao」のアンビエンスを醸し出そうと張り切っております。おぉ。。そりゃ、聴いてみたいぞぉ。って、このブログをみて出かける人はいないと思うが、花束がわりでございました。ゴメンね、いつも告知が遅くて、、。つうことで、、退散♪
2008年12月04日
後二ヶ月するとクリスマス☆そして、今年も終わりでーす。(笑)まぁ、、まだ、今年を終わらせるには気が早いですよネ!まだまだ、お楽しみが残っているはず……。八木ブラザーズの秋の新潟ツアー(11/22,23)も残っているし!!♪先日から、ようやく時間があるとあちこちネットをお出かけして、少しづつクリスマスアルバムの情報を集めはじめました。最近の音楽のサイトは検索に工夫がされていて、あんなん。。。こんなん。。。あっという間に、ウィッシュリストに・・・。。。まぁ、一応主婦でもあって、、これ全部買うのはなぁ、、とか、、、毎年、この時季は多少の躊躇はするの、、しかしですね、、年の瀬になってみると、、ほとんどのアルバムが、、、知らぬ間に、(爆)、、手元に。。。・・・。。そんなこんなの人生の繰り返しを何年も続けて、、人も呆れる程、クリスマスアルバムが溜まった。。(溜まってしまった。)実は、一番呆れているのは本人かも。。(笑)でね、、ジャズのクリスマスアルバムが、、200枚くらい溜まった時かしら。。自分でも、、呆然としちゃったのです。全てのクリスマスアルバムを床に並べて、、その真ん中で、ぼぉ。。ってしてました。嬉しいより、むしろ、、困惑。。。かしら。。・・・。。まぁ、暫くして、、我に帰るのですけど。。そして、その後もせっせと、、クリスマスアルバム集めるのですけど、、そのときの薄暗い部屋で、、感じた底の見えないような不安な感覚は、、今でも忘れてないのです。まぁ、そのン倍もジャズのアルバムを持っているわけなんだけど、、(爆)明日は、マイお誕生日だし、バリバリ自分でクリスマスアルバム買いまくってしまう。。ってのもいいな。実は、、樹が一本、、欲しいのですが。。(ため息)と、、言うことで、、今年も幾つかジャズ&フュージョンのクリスマス関係に注目してみましたァ。今年、こんなクリスマスアルバムがでるみたいィ♪Christmas With My Friends II/Nils Landgren 暫く前から、時々ぼやいてる来日中のニルスラングレンのクリスマスアルバム、、第2弾!2006年の冬は、、この1枚目で、、私は大いに盛り上がった。。。今回は、ダイニエルソンがいないじゃん、、とか、、ほざいていましたが。。ダニエルソンはいないけれど、、A Child Is Bornを発見。ラングレンのあの洗練された柔らかでハァトフルなトロンボーンで聴けるなら、それでよし。(爆)もうすぐ、、リリースだ!!購入したら、、誰かさんのA Child Is Bornと比べてみよう!!What A Night! A Christmas Album/Harry Connick Jrアメリカのジャズボーカリスト&ピアニスト。。。2003年に既に、オケ入り豪華ないかにもエンターテイメント的な「Harry For The Holidays」って、クリスマスアルバムをだしています。甘い素敵な声です。同じ時期にジョンピザレリがクリスマスアルバムだしてますが、彼の声はちょっと三枚目だけど、、こちらは、、二枚目なハンサムな声。。あ、、見た目もかな??今回は、出来たら、、小編成で、ジックリ聞かせて欲しいなぁ。。って、無理なんでしょうねぇ。。アメリカのクリスマスアルバムは、やっぱ、何時も豪華なんだな。。Night Before Christmas/Spyro Gyraな・・なんと、、スパイロ.ジャイラのクリスマス.アルバム。この懐かしい響き!!(歳がばれちゃうけど、やっぱ、驚きましたァ)30年続いてるのだそうだ。。ほぉ。。「もう少しアコースティックでもう少しトラディショナルに」って、お言葉がなんか、、大人になったねぇ!初クリスマスだそうだ。。。ほぉ。。クリスマスアルバムって、意外と、、売れるのかもね。。Christmas/Al Jarreau これも、私は思わず、、懐かしい!って、感じでした。(笑)クリスマスアルバムって、、ホント、、困るナ。どうしよう。。しかし、、このジャケ写真では、ピント来なかったのです。なんだか、、優しそうで、、人の良さそうな、、おじさまになりましたね!ジョージベンソン弾いて歌う、クリスマスアルバム、なんて、でないかな。(笑)Yo-yo Ma & Friends: Songs Of Joy & Peaceジャズでは無いけど、その活動の広さ、演奏のすばらしさからやっぱり興味ある一枚。なんと、ジェイムス・テイラー、ダイアナ・クラール、クリス・ボッティ、デイヴ・ブルーベック、ジョシュア・レッドマンが共演してるんですよね。でも、クラシックの歌手がいるんだなぁ。。。身体がほとんど受け付けないから。。。悩む。(爆)四つのヴァージョンがあるんだけど、、もし買うなら、、一番安いのでいいかしら。う~~ん。。お金降ってこい。。♪新譜じゃ無いけど、、こんなクリスマスアルバムがぁ♪ Mellow Jazz Christmas/Various 今回探していて、ふと気になってクリックしたのが、、これ。基本的には、クリスマスコンピは買わないのですが、ジャズ批評にも書いたのですがレーベルもののクリスマスコンピはジャズラヴァー的にはお買い得なんです。このクソみたいなタイトルのお陰で、百花繚乱の金儲けクリスマコンピの仲間かと思ってましたが。。。なんと、これは「Los Angeles Jazz Ensemble」をだしている「Kind Of Blue」レーベルのクリスマスコンピ出アッタ。。Bill Charlap 、Brian Lynch、David Benoit 、Eddie Henderson、Kevin Hays 、、そして、Phil Woods やStanley Clarkeまでいるモン。この年のアルバム録音のおまけだよねぇ。。きっと。2006年発売ですか。。アッチャァ。。まぁ。二年遅れで、めでたく購入予定。これは、私的には絶対買わなくちゃ。。楽しみだなぁ。。♪Christmas/ChristmasClassical Jazz Quartetこちらも同じレーベルからでています。これは、コンピではありません。Kenny Barron 、Lewis Nash 、 Ron Carter、そして、マリンバ&ビブラフォンでStefon Harris です。これは、こうやって書いていて、、思い出しました。。そう、買うのを、、躊躇したんだった。。。買ってみよう。。。つう事で、、結局、今年も散財するのだ。。みんな呆れないで、来年のお誕生日にも友達でいてね。。では、これで退散♪
2008年10月24日
クリスマス前のこの連休。。。皆さまはいかがお過ごしですか?新潟市は比較的天候にも恵まれ、クリスマスらしからぬ(笑)クリスマスイブを迎えちゃいましたあ。今のところ市内は「WhiteChristmas」はお預けぇ。それでも、空が暗いので、後は熱い恋する乙女達の願いにかかってまあす。頼むよぉ。((爆))私はこの二日間に2つの「お祝い」をしました。。1つ目は、晩春にとても小さく生まれた赤ちゃんが、やっと退院したお祝い。。まだ、普通の赤ちゃんと同じ位の体重になったばかり。。この半年の間彼は沢山の辛い事を経験していす。でも、一心不乱におっぱいを飲む彼を見ていると、今、現在が、彼にとって、とても大事なのがよく分かります。。まさに無心。沢山の幸あれ、と、心から望みました。もう一つは、私と旦那さまの共通の友達が結婚生活にピリオドをうったお祝いになった。ま、ご招待したタイミングが偶然そうなったのですが。。正式に離婚が成立したとの事、、。離婚がめでたいわけではありませんが、次に進むには大事な事。。地位もお金も手にしたんだもの。。今度はあなた自身のホッとできる場所を探してくださいね。朝ごはんのお味噌汁位で涙ぐまないの。。(T_T)そして、能天気な私にもクリスマスイブがきちゃいましたあ。縁あってやってきたクリスマスアルバムを聴いまあす。はじめは「スィングルシンガーズ」彼女らの二枚目のアルバムだそうです。聴いいたら途中で手が止まりましたあ。なんとジョニミッチェルの「River」をカバーしてるぅ。リピートしちゃいましたあ。それから、トムグランドと言う優しいタッチのピアニストのピアノのソロのクリスマスアルバムを聴きました。聖夜にぴったりな穏やかな演奏。そして、トランペット&フリューゲル奏者ティレブレナーのおしゃれでサプライズいっぱいのクリスマスアルバム。私には豪華過ぎて目がくらむけどセンスは抜群なので今宵彼と彼女にぴったりかと。あ、ポーランドのクリスマスコンピもききましたあ。この後はトーレヨハンセンのゆったりしたクリスマスアルバムを聴きながら夕御飯の準備もはじめようかなあ。。。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆午後一番にはニルスラングレンのクリスマスアルバムを聴きました。やっぱり、ダニエルソン素敵☆そして、リヴァー繋がりでフォープレイのスノウバウンドもきいたんですねぇ。因みにタイトルの曲はドナルドフェイゲンの曲です。オシャレにアレンジされたいいアルバムだけど、ボブさまに悲しい思い出があるのよね。本当、人生長すぎるわ。と、ラリーカールトンのクリスマスアルバムききながら。。中抜きで買ってきた鳥の細工してましたぁ。え?そう。。首ちょんぎったり、お尻に香草つっこんだりぃぃ。無慈悲な行為におよんでおりました。せめて、美味しくいただきます。。次は何かけよう。。ジャズシティのコンピでトムハレルききますか。。。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆と、言うことでジャズシティのクリスマスコンピを2枚聴きました。ここでは、ハレルはハロルドダンコと二枚に三曲参加しています、このクリスアルバムなかなか私的ご推薦盤で、フレッドハーシュ、スティーブキューン、改名前のマークコーブランドとピアニストだけでも波だもの。おまけに、ハレル、トゥーツシールマン、ビルエヴァンス(サックスの)、スティブネルソン、ビルスチュワート。。となかなか涎ものなのです。その勢いでかけたのが、マイルストーンのクリスマスコンピです。ワケニウスとペデルセンが居るニルスランドーキ、そして、ロバーノ、ペレツが居るトムハレルのクリスマスソングが聴けます。ハレルのソロは虹の向こうに終着点を目指すように大空に向かって階段(梯子かな)をかけていく感じだよねぇ。つうことで、端正なトランペットで聖夜が更けていきましたあ。。。。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆皆さま、☆素敵なクリスマス☆をお迎えくださあい。
2007年12月24日
「Palo Alto」のクリスマスコンピと同じくらい好き☆名門ヴァーヴァのクリスマスですね。と、言っても、このアルバムの為に招集されて録音してますので、寄せ集め集とはちょっとちがいますよねぇ。。厳密にはコンピでは無いとおもうのね。1996年の録音です。個性的な女性ボーカル3人がそれぞれ2曲づつ、共演者を変えて素敵なヴォーカルを披露してくれます。それと、インスト曲ね。私はShirley Hornが大すきなのですが、このアルバムは何故か、トランペット&フリューゲルがフィーチャーされた曲が多くて、それも好きな理由の一つかも。まずは、大好きなShirley Hornが、The Christmas Songを。ワンフレーズでノックアウト。感情をおさえた唄い方だけど、実に深い味わい。。途中から、テナーのオブリガードがとても効果的にぃ。やっぱ、この曲サックス合うよねぇ。Mark Whitfieldのソロも◎2曲目、ハイトーンがぴしっと決まるRoy Hargroveのトランペットは軽快で素敵。アンサンブルもばっちり決まって、心が浮き浮きしてきます。うむ、、凄く良い。Let It SnowのBetty Carterの、独特な不思議な揺れとハードバピッシュに徹してるRoy Hargroveのトランペットは超ミスマッチ!Mark Whitfieldのジングルベルは、ソウルフルにアレンジされておりシングルノートを中心にグルービィなノリで決めていく、潔さが実にカッコイイ。迷いのない演奏。マックスローチの奥様、Abbey Lincoln の1曲目。実は、、この人はとって苦手な歌手。でも、この「Christmas Cheer」だけは、別。別格なのだ!大切な人の幸せを願う、祈る。。真摯に、ストレートに歌い上げるAbbey Lincoln 。そして、この哀愁と寂しさをたたえた曲にRoy Hargroveのフリューゲル胸に切ない共演。じーんと、、来る。もう、これだけでも、聴きたい、聴かせたい。。って気分。いやぁ、好みですぅ。。さて、お馴染みサンタでは、Nicholas Paytonが太く伸びやかなトランペットを披露してくれます。巧い!兎に角、巧いにつきます。Christian McBrideがテーマをとる柊飾ろう、、ドラムとデュオ。つうか、オーヴァーダブして、Double Deckerでございます。(ダブルの掛け合わせ~♪)感情を抑え気味にShirley Hornが呟くと、ロイハのRoy Hargroveが実に気持ちイイ。明るくラテンタッチなクリスマスは我が家で。。はStephan Scott。ケリーばりに華麗で流暢なピアノを。Ron BlakeのテナーからはじまるBetty CarterのHome For The Holidays。太いテナーの音はもちろん、パワフルなニコラペイトンはぴったりぃ。Have Yourself A Merry Little Christmas、今度はしっとりと、Stephen Scottと Mark Whitfieldでクリスマスのバラード。やっぱ、この曲いいよねぇ。。甘いギターの音色にもぴったり。Abbey Lincoln のThis Christmas。いや、この人、ちょこっと入るスキャットもホント独特。カタカナで書けそうなノリがなんとも良いよねぇ。さて、最後はNicholas Paytonが、テンション高く吹きまくってる赤鼻。今年の憂さをはらすのには、ぴったりの演奏。実に景気よく、アグレッシヴにふきまくってまぁす。巧いよなぁ。これって、コンピではないわねぇ~。(爆)ま、クリスマスアルバムは間違いなーい。Jazz for Joy - a verve christmas album1. The Christmas Song - Shirley Horn/ Ron Blake / Mark Whitfield 2. Frosty The Snowman - Roy Hargrove/Christian McBride3. Let It Snow - Betty Carter / Roy Hargrove4. Those Soulful Jingle Bells - Mark Whitfield5. Christmas Cheer - Abbey Lincoln / Roy Hargrove6. Santa Claus Is Coming To Town - Nicholas Payton / Mark Whitfield7. Double Decker (Deck The Halls) - Christian McBride8. Winter Wonderland - Shirley Horn / Roy Hargrove 9. I'll Be Home For Christmas - Stephan Scott10. Home For The Holidays - Betty Carter Ron Blake / Nicholas Payton 11. Have Yourself A Merry Little Christmas - Stephen Scott / Mark Whitfield12. This Christmas - Abbey Lincoln / Christian McBride13. Rudolf The Red-Nosed Reindeer - Nicholas Payton / Stephan ScottBetty Carter - VocalsShirley Horn - VocalsAbbey Lincoln - VocalsRoy Hargrove - Trumpet, FlugelhornNicholas Payton - TrumpetMark Whitfield - GuitarDon Sickler - FlugelhornRon Blake - Sax (Tenor)jesse davis - sax (alto)Christian McBride - BassStephen Scott - pianobilly drummond - drumsそういえば、verveの、クリスマスコンピ、持ってたな。(笑)Have Yourself a Jazzy Little Christmas今年の趣旨からしたら、こっち?でも、、ない気もするの。。。ほら、、それぞれのクリスマスで、元の音源聴いているのが多いので、、なんつうか、、今回のレーベルクリスマスコンピとしての「お得感」が私的に薄いのです。新録音がないってのは、、でもねぇ。。まぁ、、豪華だよねぇ。。そかも、ローランドカークのWe Free Kingsを納めちゃってるものねぇ。。うまいって、いうやぁ、、うまい。。1. A Child Is Born - Oscar Peterson 2. Christmas Medley: Carol Of The Bells/Melodies For The Day/O Sanctissimo - The Swingle Singers 3. Jingle Bells - Jimmy Smith 4. The Secret Of Christmas - Ella Fitzgerald 5. We Free Kings - Roland Kirk 6. Christmas Eve - Billy Eckstine 7. I've Got My Love To Keep Me Warm - Billie Holiday 8. Ole Santa - Dinah Washington 9. Santa Claus Is Coming To Town - Bill Evans 10. White Christmas - Ella Fitzgerald 11. O Little Town Of Bethlehem - Sister Rosetta Tharpe 12. The Christmas Song - Mel Torme 13. God Rest Ye Merry Gentlemen - Jimmy Smith 14. Silent Night - Dinah Washington 15. Have Yourself A Merry Little Christmas - Ella Fitzgerald あ、もう一枚あったなぁ。(爆)Verve Presents: Very Best of Christmas Jazzえ!ここにこのコルトレーンかよ、って、一度聴いてそのままになったきがしますが。。(^_^);しかも、上のコンピと同じ音源もはいっていて、ブーイングでもありました。え?私だけかな。。でもお手軽にジャジィにクリスマスを過ごすには、どちらか一枚持っていてソンはないかと。。。なんて、推薦のしかた。。でしょう。。1. Rudolph, The Red-Nosed Reindeer - Ella Fitzgerald 2. Merry Christmas, Baby - Kenny Burrell 3. Christmas Eve - Billy Eckstine 4. Here Comes Santa Claus - Ramsey Lewis 5. Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow! - Joe Williams 6. Greensleeves - John Coltrane 7. The Christmas Song - Mel Torme 8. 'Zat You, Santa Claus? - Louis Armstrong 9. Winter Wonderland - Shirley Horn 10. Santa Claus Is Comin' To Town - Bill Evans 11. Good Morning, Blues - Count Basie 12. Jingle Bells - Jimmy Smith 13. Silent Night - Dinah Washington 14. A Child Is Born - Oscar Peterson もうすぐ、クリスマス。そして、週末。。そして、三連休。。♪でも、そんなの、、関係な~い?!♪いや、、ある。(きっぱり)
2007年12月21日
レーベル名義ででているコンピレーション第一弾(でも、、第1弾で終わりかも、、)は、やっぱ、天下のBlue Noteです。夜空の星の如く煌めくスターの集まるレーベルですから、その豪華な名前を見ただけでジャズファン的には涎が、、って、、、なる??ま、往年の(爆)私のようなジャズファンはともかく、、今時、、世界をまたがるジャズの収集をしてる人達にとっては、、どうなのかなぁ?メジャーなつうかアメリカのジャズシーンは軽視の傾向もありますから、、何をして豪華かは、、わかりませんが。。やはり、ただ演奏するだけでジャズになる御方達の魅力はやはり簡単に捨てられるものではありません。。基本的には新録を集めておりまするので、ミュージシャン追っかけのマニア的にも美味しいアルバムだったりいたします。。さて、ここで、クイズ♪「このレーベルを代表する?クリスマスアルバムといえば?」ぴんぽ~~ん!!ぱちぱち♪よくできましたぁ。。さすが、秘密のお部屋のお客さま。そう、このレーベルのプロデューサーもしたデュークピアソンの「Merry Ole Soul」ですね!そう、何故かチェレスタ背負ったピアソンサンタ。。そのジャケットの伝統を清く正しく守っているのか、、基本は、「サンタ姿」です。。2枚目は、クリスマスエイドのジャズ盤としてブルーノートからでてますので、ちょっと、雰囲気はちがいますけどね。やっぱ、クリスマスは「サンタクロースが主役だろう!」って、こちらも王道。。しかーーし、ねぇちゃんのミニスカサンタは、美しいながらも、、ピンヒールにミニかよ。って時代を感じますが。。社長のサンタ姿も、そういえば、、バブル時代にはこういう悪ふざけ、、よくあったよなぁ。。、、なんて、回顧しますかしら。。でも、10年まえですよね。ま、とにもかくにも、、まずは、1枚目。Yule Struttin' - A Blue Note Christmas1990年にリリースされたこのアルバムです。ええとね、1,3,4,6,7,8,10,11,13,14は、1990年の録音です。やっぱ、個人的に時代を感じるのは1986年の録音となってるけど、2曲目のSilent Night のStanley Jordanですわぁ。。両手タッピングという掟破りの奏法で世間を圧巻したのでありました。そう、フィンガーピッキングのソロギターは独りでベースライン、ハーモニー、メロディとなんでもやってしまうのですが、この方、それをピアノようにできちゃわないか?って発想で両手使い。。オーバーダブのような厚いサウンドです。そういえば、アルバムでChild Is Born演奏してましたね。あの人気が続いたら、きっとクリスマスアルバムだしてたのにな。。1曲目Bobby Watson!率いるHorizon。サックスとペットのスリリングなやりとりはエキサイティング。バリトンサック並みの低音の魅力Lou Rawlsのクリスマスソングは重量級、若きEliane Eliasはメドレーで可憐で繊細&ラテンタッチで躍動感とソロ演奏。1953年録音のチェットベーカーの演奏は、、ま、ファンサービスかしら。「Merrier Christmas」が2曲つづきます。セロニアスモンクの作曲なんですよねぇ。あのちょっと不気味でカワイイメロディ、健在。本人のヴァージョンはないのでしょうねぇ。。Benny Greenは、モンクを意識したちょっと強面の演奏、、つづく、Dianne Reevesはピアノとデュオで。同じ曲だけど、ほんわかしたムードになってます。John Hart!実に端正って感じのジャズギター。派手さ、個性はちょっと薄いけど、やっぱ、そのフルアコの甘い音色がいいのだな。そして、2曲目のタイムサービス!1961年のCount Basie 楽団の、、それはそれはスィンギーで楽しい豪華な演奏。いや、流石ぁ。もちろん、ピアノはご本人。John Scofieldの登場。何気にマークジョンソン&アダム・ナスバウムいうメンバー。ユーモラスな曲だけど、ジョンスコらしくうねうね感、捻れた雰囲気はシリアスな演奏。洗練されたアグレッシブさをみせるのが、Joey Calderazzo。ドラムのナスバウムのプッシュに乗って快走。サービスタ~~イムは、1980年のDexter Gordon、デックスのゆったりした唄心を。。楽しい演奏のあとは、再び登場したBenny Greenで、重厚なSilent Night。ゴスペル風のアレンジが厳かなムードを。。そして、最後はLittle Drummer BoyをRick Margitzaで。ピアノはジョイ、ベースはマーク、ドラムはアースキン!シリアスでスリリング、少し、クリスマスを忘れた演奏がたまりません。。この縦横無尽な演奏は、、クリスマス的には問題もなきにしもあらずですが、、ジャズ的にはなん問題も無ーーい、つうことで、A Blue Note Christmasの幕がとじまぁす。1. Vauncing Chimes - Horizon, Bobby Watson 2. Silent Night - Stanley Jordan 3. Christmas Song - Lou Rawls 4. I'll Be Home for Christmas/Sleigh Ride - Eliane Elias 5. Winter Wonderland - Chet Baker 6. Merrier Christmas - Benny Green 7. Merrier Christmas - Dianne Reeves 8. O Tannenbaum - John Hart9. Jingle Bells - Count Basie 10. Chipmunk Christmas - John Scofield 11. God Rest Ye Merry Gentlemen - Joey Calderazzo 12. Have Yourself a Merry Little Christmas - Dexter Gordon 13. Silent Night - Benny Green 14. Little Drummer Boy - Rick Margitza Jazz to the World 時間がなくなるから、スピードアップ!2枚目は、エイズ撲滅!って、ことで、スターが集まるクリスマスエイドのジャズ盤。Blue Noteからでてますが、その趣旨から堺を超えてスターが集結。正確な意味ではBlue Noteのクリスマスとは言い難いけど。。やはり、雑多感はありますが、それがかえって飽きが来ない?ってみかたもできるかも。先日話題にあがった、超ラテンアレンジのThe Brecker Brothers & Steve KhanのChristmas Waltzの他にも個性的な演奏が続きます。Fourplayのリーリトナー、Diana Krallのラッセルマローン。。やっぱ、いいな。Michael Franksは相変わらず、労働を拒んだ富裕層のムードだし。。パーカッションをフィーチャしたカサンドラのアフリカンなLittle Drummer Boyも面白い。円熟度?がましたイリーアーヌとハービーのデュオは目が回ってる。。オリエンタルムードたっぷりなマクラフリンO Come, O Come, Emmanuelも泣けるかも。Steps Aheadによる「荒野の果てに」、、マイクマニエリのヴァイブがきまっております。私的、このアルバムの最後は、チックコリアのソロWhat Child Is This?。煌めくようなフレーズが重なって、交差して、彼らしい演奏。1. Winter Wonderland - Herb Alpert, Jeff Lorber 2. Baby, It's Cold Outside - Lou Rawls, Dianne Reeves 3. It Came Upon a Midnight Clear - Fourplay 4. Have Yourself a Merry Little Christmas - Diana Krall 5. O Tannenbaum - Stanley Clarke, George Duke, Everette Harp 6. Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow! - Michael Franks 7. Christmas Waltz, The - The Brecker Brothers & Steve Khan 8. Little Drummer Boy - Cassandra Wilson 9. I'll Be Home for Christmas - Eliane Elias, Herbie Hancock 10. O Come, O Come, Emmanuel - John McLaughlin 11. Christmas Blues - Holly Cole Listen 12. Angels We Have Heard on High - Steps Ahead 13. Christmas Song - Anita Baker 14. What Child Is This? - Chick Corea 15. Winter Wonderland - Dave Koz 16. Il Est N?, Le Divin Enfant - Dr. John Blue Note: Yule Be Boppin'さて、、社長みずからがサンタになってサックス吹いてるアルバムは1997年に発売されました。う~ん、10年前ですねぇ。。そろそろ、次、お願いね。やっぱ、すずっく的には、2曲目からですぅ。パットマルティーノがピアノとデュオ。16分音符健在。サンタのメロディは楽しいけど、哲学者マルティーノは常にマイペース。3枚のアルバムに登場してる人気の姫、イリアーヌ。ここでは、疾走感あふれる演奏。6曲目のアコギ&ベースのデュオもブルージィでございますが。。個人的には、Santa Babyで、マルグリューミラーをバックに揚揚とふいてるJavon Jacksonがいいな。9曲目のI'd Like You for Christmasでは、ジョーロックが清く正しく美しい。面白いことになってるのが、パーカションとJacky Terrassonが多重録音でファンキーにつくりあげてる10曲目。大好きなChristmas Time Is Hereはチャーリーハンターによる8弦ギターでの演奏。ゆったりと揺れながら不思議な空間が広がる。最後は、8曲目ではお茶目に参加してたJoe Lovanoが掟破りにアグレッシブルに吹きまくるCarol of the Bells。ちょっと、、恐い。。かも。。全体的には、、話題性はあるけど、、豪華な感触は薄いかも。。1. Cool Yule - Kurt Elling 2. Santa Claus Is Coming to Town - Pat Martino 3. Jingle Bells - Dianne Reeves Listen 4. I've Got My Love to Keep Me Warm - Eliane Elias 5. Blue X-Mas - Bob Dorough, Tim Hagans, Stefon Harris, Greg Osby, Bobby Watson 6. You're a Mean One, Mr. Grinch - Fareed Haque 7. Santa Baby - Javon Jackson 8. Be-Bop Santa Claus 9. I'd Like You for Christmas - Judi Silvano 10. Adeste Fideles/Little Drummer Boy - Jacky Terrasson 11. Zat You, Santa Claus? - Benny Green, Miles Griffith 12. Christo Redentor - Jack Walrath, Bobby Watson 13. Peach on Earth - Rachelle Ferrell 14. Christmas Time Is Here - Charlie Hunter 15. Carol of the Bells - Joe Lovano つうことでしたぁ。20日になってしまいましたね。やっぱ、今年は中途半端にクリスマスを迎えそうです。。急いで、、でかけなくちゃ。。。
2007年12月20日
好きな3曲、最後は一緒に歌って、踊りたくなるカワイイ曲です。これ、詩もカワイイのですね。クリスマスソングではこの3曲の他にも「「Have Yourself A Merry Little Christmas」とかも好き。あとね、つれない?恋人に問いかけてる「What Are You Doing New Year's Eve?」も18禁ぽくて、いいなぁ。あとね、ほとんどのヴァージョンがかなりグルビィでエキサイティングな演奏になる「God Rest Ye Merry, Gentlemen」も気になる1曲ですよね。この曲、私が好きなインパルス時代のコルトレーン吹いて貰いたいのっす。あ、三賢者「We three kings」もいいかもねぇ。。「The Christmas Waltz/ Jule Styne」乙女心一杯な可愛いワルツ。Meredith D'ambrosio & Hank Jonesのデュオが好き☆。そして、Grover Washington Jr.の『Breath OfHeaven』のソプラノの演奏もシンプル&ビューティ。羽根の生えた天使の息づかい…。「Have Yourself A Merry Little Christmas」、「What Are You Doing New Year's Eve?」、「Child Is Born」、「 What Child Is This?」…、キリがない…。クリスマスのイメージを壊さずに如何に自分らしさを表現できるか!演奏家の腕の見せ所。好きな「あの人」と1曲一緒に歌えば、幸せな気分間違いなし! てな、、感じ。もう一度聴いたら楽しい事がある度に口ずさみたくなる明るくカワイイワルツぅ。頭の画像、Palo Altoのクリスマスコンピ「Mistletoe Magic」のMeredith D'ambrosioとHank Jonesのデュオが最高。もともと震えるような歌声になるメレディスがワルツのリズムにのって柔らかく暖かな歌を聴かせてくれます。ラテンタッチのアレンジが新鮮なダイアンリーブス、歌唱力できかせるナンシーウイルソン、丁寧なペギーリー、、等、やっぱ、女性ヴァージョン多し。そして、男性ヴァージョンは「A Jolly Christmas/Frank Sinatra 」ストリングス&コーラスをバックに。。。王道としか言いようがない。。そう、メルトーメも実に丁寧にこの曲をうたってます。「Christmas Songs/Mel Torme」ここでは、シナトラのために書かれた詩を改めて作詞者サミーカーンがメルトーメの為に書いていまぁす。Breath Of Heaven/Grover Washington Jr.インストヴァージョンも結構多いのです。まずは、Grover Washington Jr.のソプラノサックス。ビリーチャイルズと、ハイラムブロックがサポートしてるにもかかわらずm(__)m、非常にお洒落。Palo Altoの二枚目の「More Mistletoe Magic」のクリスマスワルツもすごぉい。Phil WoodsとSteve Gilmoreのデュオ!素朴なクリスマスの喜び、って、とこでしょうか。あ、そう、このアルバムの最後は若きダイアンリーブスが、「がっちり」と歌い込んでるクリスマスワルツも収納されてまっす。ピアノが張り切ってます。ピアノといえば、ピアノの神様「An Oscar Peterson Christmas/Oscar Peterson] がオスピ節満載演奏です。あ、ロンロフスキーって、ギターが良いアクセントになってますわぁ。A Concord Jazz Christmas 1The Rob McConnell Trioのクリスマスワルツ。彼は自分の「Big Band Christmas/Rob McConnell & Boss Brass」でもこの曲を演奏してますが、ここでは、「Rob McConnell、Ed Bickert、Neil Swainson」による演奏で、そりゃ、その手のマニア的には目に涙の作品。ロブさま、エドさまの楽しそうでリラックスしたソロが聴けます。ロブさまらしい、「息」遣いが思わず胸キュン。そして、マニア的とえば、ブルーノートからでているジャズエイドの一枚。「Jazz to the World 」のThe Brecker Brothers & Steve Khanヴァージョン。ラテンリズムに乗せて、今は亡きマイケルブレッカー&ランディブレッカーの兄弟。ランディのラテンフィーリングたっぷりなフリューゲルがかっちょいい。フェイドアウトしちゃうの惜しい。。つうことで、他にも沢山あるんだけど、思いつくままに三題でしたぁ。とりあえず、クリスマスシリーズの一回目でございました。ご静聴ありがとうございましたぁ。。この時季、走りすぎると、、とても寂しいブログになりまぁす。寂しいのはイヤなのよね。。皆さんはクリスマスの準備は始めましたか?
2007年12月16日
クリスマスシーズンに沢山流れるクリスマスソングは、きっと「Santa Claus Is Coming to Town」「Silent night」「Jingle Bells」あたりかしら。あ、大定番「White Christmas」も沢山のヴァージョンがありますよね。(これ、超最近、ベースとギターでブルージィなアレンジなヴァージョンを生で聴いた。ギターならバレルの演奏がお勧めです)昔は、なんだか通り一遍の音楽が多かったけど、、最近はこの時季に街にでていくと思わず立ち止まる曲もながれていますよね。そう、キャロルとか賛美歌とか、、トラディショナルなものもおおいですよね。クリスマスの曲って、大きく二つの流れがあります。宗教的な意味合いのつよいものとクリスマスへの思いを綴ったものと。。それから、まぁ、、その他って、事で、、なんとなく、、クリスマスにあってる?!って感じで多くのジャズマンが取り上げるものもあります。「My Favorite Things 」、「Nature Boy」なんかもそうね。「Snowfal」って、クリスマスソングなのでしょうかねぇ?これも、イメージからかよく入ってますよね。この曲の収集してたことがありまっす。そう、ヨーロッパのクリスマス盤にみかけるのが「When you wish upon a star」です。確かにクリスマスぴったりですね。大好きなヴァージョンは「Man Woman and Child / Tore Johansen featuring Karin Krog」(トップお気に入り盤の一番左です)この辺の曲は全然クリスマスに関係ないアルバムにもはいってますので、コンピなどで引っ張り出されることもありますよね。でもまぁ、、コルトレーンのマイフェヴァをクリスマスコンピにいれよう、て思う人はいないでしょうけどね。。あとね、「Child Is Born」みたいに作曲者佐渡ジョーンズの意志とは別に美しい曲にクリスマスのイメージの歌詞をつけられれ、クリスマスソング、になってますぅ、ってのもありますね。ジャズ批評にのってる文章は、、「Christmas Time Is Here/Vince Guaraldi」本人の演奏好き。あと、タイトルもそのまま『Christmas Time Is Here 』のDianne Reevesも最高!大らかな優しさと歌唱力で、この曲の持つ幸福感と高揚感がたっぷり聴ける熱唱。Peter Martinのピアノがリリカルで透明で美しい…。これを選曲してるだけで私的◎。てな、、感じ。つうことで、トップ画像はスヌーピーがカワイイご本人ヴァージョンです。ご本家がピアノだったから。そう、1965年に録音されたアルバムに入ってますので、当然ですが昔のアルバムにはでてこない。チャーリーブラウンの漫画で育った世代には印象的な曲なんでしょうね。最近は、素敵なクリスマスソングとして認知されはじめてるとおもいます。あ、ですから、当然ヨーロッパのクリスマスアルバムにはほとんど出てこないですね。Christmas Time Is Here/Dianne Reevesつうことで、やはり流行に敏感なのは、女性!若い女性ヴォーカルのアルバムに増えてきてますね。しっかりとした歌唱力、曲の解釈、感情の込め方、、そして、サポートするピアノのリリカルな演奏。どれも、私好み☆実は、彼女のヴォーカルはあまり好きでなかったのですが、このアルバム、この曲はいっぺんに虜になりました。このアルバム、彼女の唄だけでなくて、演奏陣も実にいいのねぇ。。うん、アメリカのクリスマスアルバムは、わりとゴージャスなエンターテイトメントなアルバムがヒットするんだけど、これは聖夜のライブハウスって、感じなの。他にお勧めは、そのかわいらしさと透明感で「Winter Wonderland/Emilie-Claire Barlow」、大人の色気とラッセルマローンのギターで「Christmas Songs/Diana Krall 」(元ネタはミニアルバムだけどね)、そして、そして意外なお勧めは「Wonderland Kei sings X'mas」。そう、小林桂の甘いお歌です。あと、ハーモニーをそのまま楽しむってそのものずばりがジャズコーラスグループの「The Spirit of Christmas/The Ritz」。Warner Bros. Jazz Christmas Partyちょっと、意外なヴァージョンがWarner Bros.のクリスマスコンピに入ってるBrad Mehldau Trioによるもの。内省的にシリアスに、でも、非常に彼らしいアーティスティックな演奏。水面に乱反射する光のようなイメージで、不思議の国のメルドウになってます。屈折した優しさ、、って、思うのは私だけかなぁ。あと珍しいのが「Breath Of Heaven/Grover Washington Jr.」のテナーサックスヴァージョン。彼の美学にみちたお洒落なアレンジです。ジョーロックのバイヴが◎この曲ね、愛らしく美しく、そして優しぃメロディを持っています。ピアニストの曲だけあって、美しいハーモニーが可能な曲です。是非、この曲チャレンジしてみてくださぁい。
2007年12月15日
う~ん、ジャズ批評11月号の特集は「私のこだわりジャズ PART1」でした。そこでの私のお題は「クリスマスの魔法にかかかるための12章 ~ 読んでいるうちにあなたもジャズのクリスマスアルバムの虜にぃ… ~」って、ふざけたものです。なんせ、根がふにゃふにゃなもので。。ま、一人でも多くのジャズクリスマスアルバム仲間を増やそう!なんて、崇高な使命に満ちたもんでは無く、、、ようは、いかに労力すくなく、人に自慢ができるかぁ、って、ことを切々とかたってまっす。(嘘)その中で第3章は、「歌うカドに福きたるぅ…。」と、小見出しつけて、自分が好きなクリスマスソングについてしゃべくってます。本当は、これだけでも、指定されてる字数をこえちゃうのですが、、ここは、グッと我慢して3曲にしぼりましたぁ。「The Christmas Song/ Mel Torme」「Christmas Time Is Here/Vince Guaraldi」「The Christmas Waltz/ Jule Styne」もちろん、この他にたっくさ~~~~~~ん、好きな曲がありますが、丁度良いのでThe Christmasなんぞで、、少し、茶を濁しまっす。The Christmas Song/ Mel Torme」メルトーメが真夏に作曲した美しいバラード。なめらかで優しいメロディから、サックスの名演が多い!デックス、ジーンアモンズ、ジョーヘン、グロスマン、ハリーアレン…クリスマスには、男は黙ってこの曲を吹くのだぁ!『My Second Prime』のSteve Grossman…。ゆったりとした歌心と男性的な包容力を感じる演奏。各個性を聴き比べられる曲。てな、、感じ。実は、クリスマスアルバムで一番多いのはヴォーカルでしょう。。がぁ、ヴォーカルはやっぱ、、楽器以上にどうしても、聴けない、ってアルバムができちゃうので(生理的な体質の問題)私の頭の中にはほとんどヴォーカルが入っていませんが、、The Christmas Songって、言えば、作曲者メルトーメ!ではなく。。。やっぱ、こちいが有名。The Christmas Song/Nat King Coleまぁ、大定番です。cdでは、1946、1961年の二つのヴァージョンにプラスして、な・・なぁ~~んっと、娘ナタリーさまとのデュオがあります。おとうさま譲りその伸びやかでしなやかな歌は、パパと娘の暖かなデュオとなっておるのです。一枚で、3ヴァージョン!The Christmas Song好きにはたまらんです。そう、メルトーメはわりとお歳をめしてから自分のクリスマスアルバムでこの曲を歌っております。もちろん、素敵☆。でも、私的お勧めは、「Christmas Song Book/Helen Merrill」だって、ゲストでメルトーメが参加してて、ニューヨークのため息とデュオしてるんだもん。ま、こちらは、18禁ヴァージョンとなっておりまあす。最近の女性ボーカルでは、「Christmas Songs/Diana Krall」かなぁ。 と、終わらなくなるので、次へ。実は、トップのコンピの中に一枚のアルバムにサックス3ヴァージョンのThe Christmas Songがあるアルバムがあります。それが、これね。The Christmas CollectionPrestigeのクリスマスコンピです。ま、古い。一番新しい録音で、1970年です。新録を集めたのでなく、それまでにでたPrestigeのアルバムからクリスマスソングをかき集めたものです。が、、これが、結構貴重。なぜなら、Prestigeには、ドンパターソンとボビーティモンズという二大スターが作った、クリスマスアルバム「Holiday Soul」と言う名盤があるのですが、これはcdになってないのです。が、このコンピはcdになってますから、二曲づつではありますが、二人のクリスマスソングがきけるのです。その上、The Christmas Songマニア必聴、 Dexter Gordon、Eddie "Lockjaw" Davis、Gene Ammonsのテナーサックスによる3ヴァージョンが聴けるのです。そう、三者三様の「男らしさ」をみせてくれまあす。やっぱ、デックスが好きかな。兎に角、恐れをしらずにゆったりとした「間」がとれる男じゃなくちゃ、いけないである。そういう意味で、やっぱ、好きなのはPalo Altoのクリスマスコンピ「Mistletoe Magic」で、Mal Waldron Quartetで吹いてるJoe Hendersonのヴァージョンも凄く良いとおもうなぁ。そう、同じレーベルの「More Mistletoe Magic」では、Chico Freemanが、ピアノデュオで演奏してる。これが、意外な程まともに王道で吹いていて、ちょいと痺れる。ホント、サックスに関しては、まだまだ沢山あって、きりが無い。で、私的極めつけは、やはり、b>「My Second Prime/Steve Grossman」八木ブラザーズもお勧めって、ことのようだし。男は黙ってThe Christmas Songの典型作でござる。そう、もしも、コルトレーンがこの曲を吹くのなら、、個人的にはコートにすみれをの頃のコルトレーンがいいなぁ。。そう、、この曲のポイントは大らかさなのです。懐が深くて、抒情豊かな人にぴったりぃ。そうそう、他にもJustin Time for ChristmasのKenny Wheelerや、Jazz for JoyのShirley Hornなど、、クリスマスコンピで良い演奏はいっぱいあるのです。と、、まぁ、今日は時間もなくなり、、ここで退散♪
2007年12月13日
クリスマスアルバムのタイトルには、いろいろな想いが込められているものが多い。でも、一番多いのは、ずばり「Christmas」を使ったもの。そして、よく知られているクリスマスソングのタイトルをいただく、っていうのがわりと定番ですね。あ、「Holiday」っていうのもありますね。あまり宗教色を出したくない、って人に多いかも知れません。そして、時々使われるのが「Magic」。クリスマスの奇蹟、なんて書くと宗教ぽくなるのですが、「願えば叶う」って精神からか、単純に素敵なシーズンに素敵な出来事を期待してか、、「Magic」が使われたりするのかもしれません。先日、話題にした。「Mistletoe Magic」の「Mistletoe」はヤドリギのことで、クリスマスにその下にいる少女にはキスをしてもいいんだそうです。(来年は使えるよ)つうことで、ヤドリギの持つ神聖な力を「Magic」って言ったのかもしれませんね。さて、ずっとクリスマスアルバムを集めていたのですが、地方にいてオークションに参加しない私には夢の夢だったクリスマスアルバムが「Merry Ole Soul / Duke Pearson」です。ブログを初めて丸二年。3度目のクリスマスシーズンを迎えるにあたっても、もちろん、私の手元にはありませんでした。でも、、今は私の手元にある。。それはね、ちょっと、魔法のような出来事だったのです。ブログ生活も二年になると、いろいろな方と知り合うことができます。もちろん、別れもあるのですが、普段は、お話しできない方と袖ふれあったりします。去年はラーシュヤンソン!彼はこのブログにコメント書いてくれました。孫子の代まで、スウェーデンに足を向けて寝ないように命じます!本当に「クリスマスの魔法だわぁ」って感じで、ご縁の大切さを感じました。今年は、いろんな縁がつながって円になって、ブログのリンク仲間でジャズ批評に「足跡」を残すことができました。オラシオさんや、VENTO AZULさんのおかげです。「私の好きな一枚のジャズ・レコード」こんなタイトルで、自分の好きなアルバムを紹介させていただいたばかりか、「Blog Walking」というところでブログの紹介もしていただきました。新刊(12/26発売)でも、「Blog Walking」は拡大ページになって、発売されるみたいですよ。沢山のブログ仲間が紹介されてるようで楽しみです。と、、このジャズ批評の新刊は、最初は12/20発売だったのです。その編集会議で、「Blog Walking」を担当してらした花村桂さんは、私のクリスマス好きを思い出してくださったようで、、(なんせ、新潟のモニカですからね、。エンヤでなくてごめんなさい)メールをくださいました。「2頁なんですが、クリスマスの記事を何か。。おすすめのクリスマスアルバム5枚くらい。。」みたいな、、嘘のような嬉しいお話。それでも、優柔不断な私は5枚、って選び切れませんでしたので、「200頁なくちゃ、、無理」って、お返事したんですけど。。m(__)mやりとりがあって、「4コンマ漫画みたいなもんだなぁ、、私の2頁、、」って、思ったのでお引き受けすることにした。まぁ、、エヴァンスの話、おすすめ三枚、コンピの話、最近のリリース、、なんて、感じでまとめて、、原稿送付いたしました。待つこと、、三年(嘘)音沙汰ナイわ、、っておもっていると、、、「発売日が12/25以降になりましたので、今回は掲載はできません・・・本当にごめんなさい」って、花村さんのメール。また、ジャズ批評編集部のメール。へぇ、、ふぅ~~ん、、ってご機嫌は少し斜めなもの。。でも、まぁ、それも、ご縁。。つうことで、ちょっと、がっかりしながらも、もともと、そういう目的があったわけでないし、、皆さんのご縁のおかげの、掲載だったわけですから、、あきらめました。(当然か。。)そして、「来年の11月号には、是非?!」って、鬼も笑うお言葉も添えられておりましたし、、(爆)まぁ、、、忘れそうに、、なっていたのですが。。そのやりとりの時に、ふと、、私が漏らした言葉。。。「ずっとLPで「Merry Ole Soul」をさがしているのですねぇ。。」「今度見つけたら、確保しましょう。。」って、話も、、すっかり忘れた、、ある日の午後。。。ぎゃっび~~~ん!!「TOPS (花村)」の送り主で、川崎の中古レコード屋さんから、、、「Merry Ole Soul」がぁ。。。来た!!!私のもと。。へ。。。。(要注意 決してねだったり、甘えたり、物欲しそうなそぶりはしてない!)これが、素晴らしく美品。。一度だけ、かけましたが盤の状態もよく、、もう、泣けた、泣けた!花村さんは、、「お詫び」だといって、、代金も受け取ってくださらないのですが、、これって、なかなかのお値段なのです。。で、、も、、、お値段だしても、、必ず手に入るものでもないのです。。本当に、フットワーク軽く、素晴らしいネットワークで探し出してきてくださったわけです。。ありがとうございます!いつもね、世界は、ドミノ倒しみたいに自分の知らないところで倒れたドミノに後押しされる事がある、、って思う私なのですが、、今年は、願えば叶う、、そんな「Merry Magic」を体験しました。。さて、皆さんの「Merry Magic」は?なんて、ふっても怒られそうですね。今日は、願えば叶う?ってクリスマスの魔法のお話でございました。はい。うふふ♪これも、、願ったら、、来た。。。(^_^);;
2006年12月25日
清く正しいジャズファンの皆さま、クリスマスイヴのご予定はいかがなものでしょう?クリスチャンで無い私はミサに行くことはありません。でも、特別な日として、家族と一緒に過ごせる時間を楽しみにしております。いつまでも、この小さな幸せが続きますように。。そして、ここに遊びに来てくださる皆さまの幸せな日々もずっと続きますように。。普段はなかなか心優しい気持ちだけで過ごすことは難しいのですが、せめてクリスマスのこの時期だけでも、クリスマスソングに込められた想いのように優しく穏やかな気持ちで過ごしたいとおもっています。お仕事で、ゆっくりできない方々も沢山いらっしゃいますよね?お気持ちお察しいたしまーーす。クリスマスの日の願いは、「平和」と「愛」、、そして「幸せな未来」できましたら、せめて、、そんな願いの込められたクリスマスアルバムを聴いて、素敵なクリスマスをお迎えください♪今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。Steal Away / Charlie Haden & Hank Jones黒人霊歌、賛美歌などのよく知られた曲のシンプルなメロディが心にしみ込んできます。ここで、二人は多くの「言葉」を用いません。お互いの目をみて、うなずき合うような会話、そんな演奏が続きます。信頼と相手への敬いの気持ち、彼らの深淵なる部分がむずかしい事を語ることもなく表現されています。このアルバム、クリスマスアルバムではありません。でも、この本当にシンプルな演奏とメロディを聴くとき、私の中にはいろいろな想いがあふれる・・・辛く、悲しい事が、原点になってる曲が多いのに・・そこから伝わってくる音楽は、とても暖かで、慈悲に満ちた・・・想い。そして、、何故か、懐かしい気持ち。この後も、「電卓たたきながら」いろいろなアルバムを楽しみます。次の候補は、シャーリーホーンのクリスマスソングが聴ける「VERVE」の名クリスマスコンピ盤。アビーリンカーンの歌う悲しいお歌。。「Christmas Cheer」って好きなんですよねぇ。。誰か、他のヴァージョンしりませんか?その次は、コピーコントロールでなかったら、一押ししてるかもしれないダイアンリーブスのクリスマスアルバム「Christmas Time Is Here」このクリスマスアルバム、選曲が実に私好み。好きな曲がほとんどのってます。あ、今年の一押し、エミリーさまの「Winter Wonderland」も絶対聴く。そして、大好きな「Man Woman and Child / Tore Johansen featuring Karin Krog」これ、好き、って人居ないのかなぁ。。すげぇ、いいんだよ。ほんと。メレディスのクリスマスワルツももちろん!で、恒例、、最後は、彼女のアルバム「Echo of a Kiss」から、後半Why Do I Still Dream of You?,Echo of a Kiss,Snowfall,Where Were You at Christmas?にしたいな。昨日、風邪でぐだぐだになりながら、久しぶりにケーキ焼きました。成功、、と、言っておこう。。(^_^);;今日は、おつき合いのケーキが一つ届いちゃうものですから。。集中治療?のおかげで、風邪ひきながら結構元気な私。。。では、素敵なクリスマスをお迎えください♪本来なら、全てのリンク先にご挨拶にうかがわなくてはならないのですが、、ここで、、許して。。m(__)mMerry Jazzmas !! あなたに愛を込めて。。
2006年12月24日
「CD」、、だ、「iPod」だと、デジタル全盛の世の中ですが、その前は長きにわたって「レコード」というものが主流でござった。えらく、、簡単にいうと溝に記録された音源をレコード針がなぞって再現させるわけであります。曲の初めから、、おわりまで、、ずるずるずるずる、、溝を針が愛でるのであります。まぁ、、なんとも原始的な感じなのですが、、奥深い味わいある音が再現されます。オーディオマニアでなくても、一度、聴くとなんとなくその「味わい深さ」ってのに惹かれる人も多いとおもうのです。CDをみなれた目には、、黒く、でかい円盤です。はい。そして、決定的に、「大切度具合」「お宝もの度具合」がアップする要因の一つが、、そのレコードの「お着物」、、そう、レコードジャケットでございます。現在、新譜でLPが発売されることもありますが、世の中に流通してる、ほとんどのレコードは「使い回し」つまり「中古」ってヤツです。演奏年月日が、30年前、40年前、のものだって少なくない。だから、着ている「お着物」だって、ちょっと、くたびれている。。色あせてる。。。等々。。。でも、御歳80歳のおばあちゃんが、キャミソ&シースルフレアは。。似合わないように、、レコードジャケットは、録音年月日にあわせて、なんとなく、、少し、よじれたくらいが、こりゃ、、また、、いいのですよねぇ。。あぁ、、「かわいがられて」きたのねぇ。。って。つうことで、ジャズのクリスマスアルバムで、アナログ「涎」盤つうのが、、Merry Ole Soul / Duke PearsonHoliday Soul / Bobby TimmonsHoliday Soul / Don Patterson の三枚かと。たぶん、三枚、結構手に入りにくいのですね。Christmas Cookin' / Jimmy Smithはどうなんだろう?内容は、長い間支持されてきただけあって保証するのですが、手に入らなくちゃきけませんね。「Merry Ole Soul」はCDでも、再発されてます。お手軽に楽しめる。去年までは、CDだけだったんだぁ。。。今年は、、なぜか、、LPがある。おぉ、、かみさま。。!やはり、でかいサンタに見合った、その深~~い雰囲気が、たまりません。。ハンティング、、ありがとうございました。すみません、皆様、ホント、上の写真を見せちゃいたくて。。m(__)mだって、知ってる人はしってるけど、、これ、手に入れようとおもってから。。5年以上はおいかけてるんだもん。で、「Bobby Timmons」「Don Patterson」のダブル「Holiday Soul」は単独でのCDの再発はございません。でも、ちょっと、味見するくらいだったら、、「The Christmas Collection」のクリスマスコンピで、たのしめます。これは、CDもでてます。(がぁ、、廃盤らしい。。なんで?なんで??中古でみつけたらゲットだぜぇ)50年代~70年代始めのPrestige系列のアルバムの興味深いメンバーでのクリスマ曲がたのしまめす。そして、各「Holiday Soul」からも2曲づつはいってますね。このクリスマスコンピは、なな~~んと、、あのメルトーメ作、クリスマスソングが3ヴァージョンもはいってるんだぜぇ。デックス、アモンズ、エディデイヴィス、、サックス好きにはたまらんです。この曲ナッキンコールの名唱で知られてますが、このなめらかな美しい曲は、本当にホーンにぴったりなのですね。うっとりするサックスの名演が沢山あります。これだけで、、一枚、有名なサックス演奏者でCDコンピが作れるくらい、サック演奏のクリスマス定番曲です。はぁ。。。そう言う、、切り口もあったわね。来年はこれかな?アナログのクリスマスアルバムの話したので、ちょっと、変わったモノを見せちゃう。これは、見開きのImpulsのコルトレーンアルバムタイプなのですが、、ね?開くと「キリスト生誕」場面のジオラマ風になっています。中古でいただいたのですが、沢山楽しんだのでしょうねぇ・・・ぱたんと、、倒れます。。。人物がたおれちゃいます。。。内容は、ヴォーカル中心のコンピですね。ええと、もうすぐ、、クリスマスですねぇ。。。
2006年12月21日
「クリスマスアルバムなんて沢山いらん!」と、言うごく普通の清く正しいジャズファンの皆様。。お元気かな?そんな皆様に、お奨め。お買い得、超お得なクリスマスアルバムは各レーベルが出してるオムニバスのクリスマスアルバムです。ええですか?巷にクリスマスコンピは山のようにでています。普通に一枚買うなら、あまり気にせずこれでも、、いいのだ。そう、充分。充分。CDショップでなくても、全然、オッケイ。ホームセンターの出口あたりで、ワゴンに入って、980円とか、、、好きに買ってくれ。でも、もしあなたが真の「Jazz Lover」で、普段、自分の音楽にそれなりにこだわってアルバム聴いているなら、クリスマスアルバムだって、ちょっとは考えて購入してくださしゃいませ。(笑)一番、ばっちりな選択は、自分の大好きなミュージシャンが出してるクリスマスアルバム買う。好き、って事は、、それだけで愛着度アップですから。。多少の事には目をつむれる。。だって、私。。クリスマスアルバムの悪口は、、聴きたくないのだ。(きっぱり)でもね、世の中そんなにうまくはいかない。。。大体ね、星の数ほどミュージシャンはいますが、クリスマスアルバム出してるミュージシャン、ってすくないのです。二つの問題があーーーる。1,本人が出したくても、、レーベルが興味ない。(売る上げが見込めない)2,レーベルが出せって言っても、、本人が興味がない。(売り上げはそこそこ見込めそう)ほとんどが、この二つのぱたーんであろう。。(嘘ばっかり)クリスマスアルバムは、それなりに季節の売れ筋になるのですが、それだってそれなりに有名なミュージシャンだからなんですよね。宗教的な事もあるし、思想的なこともあるし、、、まぁ、意外とそんなもん出すくらいなら、普通にアルバム、、って人も多いとおもいます。これ、真っ当だとおもう。。。わ。それでも、まぁ、季節になれば、、ミュージシャンの皆様は、それなりにライブなどで、クリスマスソング演奏してたりするものです。で、、そんな感じののりで、レーベルがアルバムを収録時に余分に吹き込ませたり、独自にセッション開いたり、そこでしか聴けない演奏、普段考えられない組み合わせなどのクリスマスの演奏が聴けるのがレーベルが出しているクリスマスのアルバムです。普通は、そこのレーベルの「看板」スターが参加してます。そうなのです。それって、レーベルからファンへの「クリスマスプレゼント」ですね♪新録でなくても、LPしか存在してない、あるいは、、希少価値のアルバムの演奏も入ったコンピなんてのもあって、ファンはお手軽にその名演を楽しむこともできちゃったりするのです。上のジャケット写真は私が大好きな[Palo Alto Jazz]のMistletoe Magicの表裏でーーす。Elvin Jones率いるサンタ隊では、Dave Liebmanと日野皓正ハイテンションな演奏がきけちゃうんですよ。陽気なRichie Coleにつられて、吹きまくるArt Pepperのそりすべりとか。Mal WaldronのカルテットではJoe Hendersonがゆらゆらと抒情的にクリスマスソングを吹いています。あのTom Harrellだっているんだぜぇ。へぃ、ってもんです。おまけに大好きなMeredith d'AmbrosioはHank Jonesと優しい心温まる演奏なのでーーす。もう、くらくらです。で、オマケにMore Mistletoe Magicというつづきだってあるのです。それがこれ。そこでは、Chico FRreeman がソプラノ&テナーでたのしめたり、Phil Woods親子の(パーカーの愛娘Kim Parkerが居る!ウッズは、パーカーの奥さんと結婚してるからこの時点では親子かと)共演もあったりするのです。。誰もがしってる曲を、お気に入りの人達の意外な演奏で聴く。これぞクリスマスの魔法!クリスマスアルバムの醍醐味です。ただ、、このアルバムは現在はジャケットデザインが変わり同タイトルでQuicksilver Recordsから再発されています。小さな声で、、前のこのデザインが、、いいなぁ。。他にもすげぇ、、メンツのクリスマスコンピがいっぱいあるんだぜぇ。[Blue Note] [Justin Time] [GRP] [Concord Jazz] [Jazz City] [TELARC] [Verve] [Prestige] [Milestone] [Warner Bros.]、、、等々。。みんな素晴らしい!お気に入りのレーベルがあったら、是非、確かめてみてくださいね。ずばり、超お得です。それから、[TELARC]は、大御所達のクリスマスアルバムが沢山でています。ここは、要チェックですね。おまけに、大変かわいいジャケットシリーズもあるのです。これ、素敵なのよ。期待にはずれちゃったクリスマスアルバムを、「ディナーショー」に例えて人がいたけど、これはある意味はずれでもないのです。だってさ、やっぱ、スターが「スターの証」として出すものだったのですよ。だから、[TELARC]にやってきた大御所達が、人生の晩年にその証としてクリスマスアルバムの一枚もだすのは当然の事。だから?ここには、沢山クリスマスアルバムがあります。そう、、最近はクリスマスアルバム、現役の若い人もばんばん出していますけどね。演奏が、丸くなった、、等と、、嘆いては、、いけません。。。(自分もたまに言うんだけどね)クリスマスなんですからね。ね。つうことで、そこの通りすがりの「Jazz Lover」、、さぁ、ぐぐって見ましょう。好きなレーベルの名前と、「Christmas」と、いれて、、さぁ!!レッツ、検索!ジャズ新譜ナビゲーターのナカーラさんと表でリンクさせていただきました。以前より、ミクシィ内ではお友達に加えていただいておりました。今後も宜しくお願いいたしま~す。
2006年12月18日
ポーランドのピアノの名手、Andrzej Jagodzinskiが作ったキャロル集です。(クリスマスのお祝いの唄)去年、ピアノのクリスマス特集をしていたときに、オラシオさんから教えてもらった、ポーランドのピアノです。聴いてみたいな、、って、戯言って、いたら、「某所中古屋@日本」で発見され、早速確保のお願い!したがって、ここにあるのです。う~ん、ネットって素晴らしい!Wojciech Mierowskiと言う方のアートワークもセンス抜群のジャケットでした。やはり、ショパンのお国のピアニストは、しっかりしたクラシックのテクニックをもっており、最初聴いたときは、おぉ、クラシックだわ~、っておもったくらいなのですが。。一年たって、再びトレイにのせれば。。。先日、やはりポーランドのピアノの天才「Mozdzer」を聴いた耳には、これはジャズピアノですねぇ。。。って、ヘン?クラシックの香りを強く残しながらも、その息づかい、相手との距離感、動き、、、めちゃくちゃジャズですよねぇ。。ピアノの上手さもですが、改めてベース&ドラムの上手さにも感激しました。サクサク切れ味の良いドラムも好きですが、端正で歌心のあるベース好きです。写真みたら、若いっ!ポーランド出身の「 Darek Oles」はアメリカで活躍するベーシストになったけど、彼の将来はどうかなぁ?と、このトリオ、実は今年来日しています。澤野の看板ピアニストになりつつある「Giovanni Mirabassi」に惚れ込んだヤゴジンスキは自らアコーディオンを持つことによって、彼とのコラボレートを実現してアルバムも出しているのです。そして、「アトリエ澤野コンサート2006」にもこのトリオで来日しています。さて、中身。結構、、困った。(^_^);;クリスチャンでない私は、ほんとう~~に本当に、、有名なキャロルしかわからないのですが、どうやら、全曲キャロルらしいのです。しかも、しっかりアレンジされてるものが多く、私には原曲がよくわからなっかたりするのす。あはは。。ポーランド語では、ますますわからないので、昔、ガッツプロからも日本版がでていたようなので検索かけてみましたが、、これが!全然ひっかからない!一件だけ、日本語で曲のタイトルをのせていたところがあるので、参考までに追加しておきますね。ポーランド語のタイトルを英語にしてるところもあったので、合体させてのせておきますね。1994年に録音されたこのクリスマスアルバム。ジャズフィーリングはもちろんですが、ヤゴジンスキが敬意を表してるショパンや母国の民謡等がぎゅっと濃縮された形です。ミラバッシと共演したければ、ピアノでなくてアコーディオンに持ち変える発想ができる柔軟な考え方は、トリオの演奏でもそれぞれの役割、アレンジなどにもよくでており、ピアノだけが目立つ演奏ではなく、若いベースにもよく歌わせ、ドラムも活躍する現代的なセンスのピアノトリオです。1曲目は、世界で一番有名なキャロル、「聖夜」。静かにテーマから入りますが、ブルーノートをあちこちにちりばめて、ちょっと、スピリチュアルな感じも漂う綺麗だけどブルージーな演奏になっています。う~ん、センスいいな。途中に入るベースソロも感情がこもった演奏で素敵♪これで、一遍にベースのファンですよ。可愛いし。。。2曲目、ポーランドにはマズルカという農民の踊りに機嫌をもつ民族的な音楽があるとのことですがこんな感じなのだろうか。。??M(__)Mそんなポーランド色の強いフレーズでガンガン責め立てる。むむ、原曲はどうなってるんだろう。。(^_^);まぇ、ええでえす。バース交換するのですが、ドラムかっこいいーー。バッシィッって、タイトでサクサクかっこいい。ドラムも好き♪時々現れるジャズの歌い口がこれまた楽しい♪3曲目ピアノソロですね。この曲は知ってるな。歌詞出てこないけど。ゆったりと情感を込めて厚みのある演奏です。キャロルがジャズスタンダードのバラードのよゆに変身!次もとても美しい。。クラシックの香り漂う情感こもった演奏です。ドラムもブラシを使って繊細な、、音の移ろいに時の流れをを感じる。転調して丁寧に感情を込めていく中に、映画のワンシーンをみるようにドラマティックな情感が漂う。粋な演奏。ベースソロがまた偉くジャジーで、夜の静寂って、感じなのですけど。。原題、、「まずしきかな静寂」でございますよね。。ですよね。。これ好き。で、静の後は動!Medrcy Swiataは明るくアップテンポでグルーヴ感のある演奏。ずぅじゃでござる。!ぐぃぐぃひっぱり、流暢なフレーズが次から次と、、とびでてきまーす。Pojdzmy wszyscy do stajenkiはクラシックの優雅さと厚みのある演奏。そして、かなり、ブルージーで大胆なアレンジになってる「幼きイエス」。と、ショパンの香りも高く、演奏されるGdy sliczna Pannaは、やはり美しい。ジャズの乗りとショパンの優雅さが渾然一体となっていてるのです。ベースソロとピアノが対位法的に動く中盤もなかなか見せ場。最後の演奏も、ショパンのイメージを強くもったピアノとのびのびと良く歌ってるベースソロで気持ちよく終演。有名なクリスマスソングは余り出てこないので、一年中聴けちゃうクリスマスアルバムです。ショパンの香りも、ポーランドの香りもたっぷりで、多少の好き嫌いもでてくるかもしれませんが、かなり美味しいジャズピアノトリオだとおもいますね!!この人、ピアノでも来日すれば良いのにな。。。1. Cicha noc (Silent Night) 2. Z narodzenia Pana3. Gdy sie Chrystus Rodzi4. Mizerna cicha5. Medrcy Swiata6. Pojdzmy wszyscy do stajenki7. Jezus Malusienki8. Gdy sliczna Panna9. Lulajze JezuniuAndrzej Jagodzinski - PAdam Cegielski - BCzeslaw Bartkowski - Ds1 きよしこの夜(聖夜)(Silent Night) 2 主の誕生日だから(Since Our Lord Was Born)3 キリストが生まれし時(When Christ Is Born)4 まずしきかな静寂(Meek and Mild) 5 世界の賢者たち(Wise Men of the World) 6 みな馬小屋へ行きましょう(Let's All Go to the Stable) 7 幼きイエス(Little Jesus) 8 美しき聖母が (When the Lovely Virgin Mary) 9 眠れ幼な子イエス(Hush, Little Jesus) あはは、、その筋では有名な曲なのだろうかぁ。。M(__)Mクリスマスアルバムの為に改宗するって、、のもね。。訂正&お知らせ訂正「そんなこんなで、300回。。。」で、興奮してたレーベルPalaexpoのアルバムの事。番号が1~9迄ついていたので、1月から9月までのライブって、おもったのですが、これは2006年の4、5月のライブの録音で、1~9って単なる通し番号にすぎないみたいです。そして、私は既に何枚か空とばしちゃったのですが、我らが「VENTO AZUL RECORDS」ではもしかすると取り扱うかもしれないようです。海外通販しない方、たぶん、数量は少ないとおもいますので、要チェックです!お知らせ今日気付きましたが、、もうすぐ、、888888です。もしも、踏んだかた、、クリスマスプレゼント考えますから(急遽)是非、是非、コメント書き込んでくださいね。前回、777777はナリーさんが新潟の銘酒を射止めました!今度は何にしょう。。。
2006年12月16日
子どもが大きな口をあけて一生懸命歌うイメージが強い「Santa Claus Is Coming To Town」は、1934年に大恐慌直後の暗い世相だったアメリカで生まれています。人気コメディアンだったエディ・カンターと言う人が歌い、ミリオンセラーになったんだそうです。ほぉ~。(^_^);;Bill Evansは、1929年生まれだそうですから、当時五歳?ピアノを始めたのは、六歳だそうですが、音楽好きな父親の影響で、家の中はきっといつも音楽があふれていたでしょうね。尊敬できる兄もおり、楽しい想い出の多い子ども時代を過ごしたのでしょうね。若き日から、その才能を認められていたエヴァンスですが、繊細で内省的な彼のピアノのスタイルは、当時は物足りない軟弱なピアノと、黒人達から差別される事も多かったようです。現在のジャズピアニスト達が目指してる音をきけば、そう言う批判が一過性なものだった事に過ぎないと強く感じますが当人にとっては辛いものだったでしょうね。そんな内なる青い炎をもった白いピアニスト、エヴァンスのクリスマスの定番は以前にも書きましたが「Santa Claus Is Coming To Town」なのです。多くの方がご存じのように、エヴァンスはお気に入りに曲を、何度か繰り返してアルバムに録音する人でしたが、クリスマスの定番は本当に数多く存在し、しかも、エヴァンス好みの綺麗なメロディのものも数多くある中、、なぜに?なぜに「Santa Claus Is Coming To Town」なの?でしょうねぇ。。。料理しがいのある曲だとは思いますが。。正式にリーダー作には、3ヴァージョンの「Santa Claus Is Coming To Town」を残しいます。1961年にもっともお気に入りだったベースのラファロが交通事故でなくなって、失意と模索の期間だったと思われる1960年代が初演なのもタイミング的に偶然だけではなかったのかもしれませんね。1,The Solo Sessions, Vol. 2 (1963)2,Trio '64 (1963) (一応、、ジャケット写真はこれよ。)3,Further Conversations with Myself (1967)ソロ、トリオ、そして、3台のピアノをオーバーダビングしてのソロ?の3回。1,は、マイルストーンのクリスマスコンピ「Christmas Songs」にも入ってます。3回とも、実に個性的、興味深い演奏なのですが、編成上から、一番ジャジィーでピーコックが頑張っている、2の「Trio '64」のヴァージョンがジャズファンには一番親しみやすいかもしれません。でも、ソロも、オーヴァーダブも、基本的には明るく楽しい、こころはずむ感じがでているとおもいます。その上、スウェーデンの歌姫Monica Zetterlundのアルバム「Waltz for Debby」の録音時のセッションでは、彼が弾き語りしています。CDであとからでたボーナストラック付きで聴くことができるのですが、、楽しそうに歌っているのです。しかも、「一回しかやらないからね、しっかり録るんだよ。」みたいな、やり直しまでしてるのよ。Waltz for Debby + 6/Monica Zetterlund & Bill Evans(1964)周りと掛け合いで会話しながら、「いひひぃ」みたいな笑い声まではいり、2テイク目はフェイクや台詞?なんかもいれちゃって、かなりご機嫌な感じです。でね、、声も別段よくないし、音程もはずれるしね。売れないコメディアンみたいなのですね。ハッキリ言って、あのインテリジェンスのある孤高な雰囲気は、、壊れる!後期のあの耽美的な演奏のイメージは微塵もないのですね。でもね。。「なんだよぉ、、これ!」って、叫んじゃうのは、ちょっとエヴァンスへの愛情不足じゃございませんか?だって、、彼は1980年に亡くなるのですが、その晩年は離婚した妻エレンや兄ビリーの自殺といったやりきれない現実が続き、その心痛ははかりしれないものがあるでしょ?繊細な神経はきっとズタズタですよね。その上、麻薬によって身体もボロボロ。早すぎる死をを迎えてしまう人生なのです。あんなに素敵なアルバムを沢山残して、今でも私たちを沢山喜ばせてくれてるのに。。彼の人生はなんだか、、、悲劇的な要素の強い、寂しい影のあるイメージが強くて、、なんだか、胸が痛みますよね?でもね、このコメディアンみたいな声で、陽気に話してるエヴァンス。。北欧の美女の前で、彼も心ウキウキしたのかもしれないな。。きっと、普通の、平凡な、、楽しい時間もあったんだろうな、なんて、彼にも楽しい時間が存在した小さな証拠のようで、、少し、ホッとするのです。もちろん、本当のところはわかりませんけどね。「Santa Claus Is Coming To Town」は、1960年代に四回の録音。その時のエヴァンスの愛奏曲?だったのかもしれませんね。大恐慌の暗い街に流れた、陽気で楽しいサンタの歌。音楽好きな暖かな家庭にも明るく楽しい「Santa Claus Is Coming To Town」が流れていたのでしょう?それは、幼き日の幸福な想い出の一つとなって、彼の心の奥の宝物だったのかもしれません。きっと。。「Santa Claus Is Coming To Town」はエヴァンスの愛「想」曲なのでしょうね。
2006年12月14日
「品格」などという言葉が本来の意味をはなれて一人歩きをしている今日この頃でございますが、私が思うところの「品格」を感じるこのピアノがあのヴィーナスレコードからアルバムを出し続けることは感慨深いものがございます。(爆)しかーーも、大好きなクリスマスアルバムまで二枚もだしちゃっいましたぁ。(大爆)「ジャズ」のクリスマスアルバムを買いあさっておりますが、コンプリーターとう程まじめな収集家でもなく、気まぐれな買い漁り方なので、コンピレーションでもないのに「Christmas Songs II」とうタイトルの、「II」にヘソをまげておりまして、大好きなメレディスダンブロッシオの描いたジャケットであるにもかかわらず、、お買いあげの予定はございませんでした。がぁ、石丸電気にでかけた家人が気を利かせて買ってくださいましたので、ここに、、ござる。手元に来てから、みましたら、今回はベースがGeorge Mrazにかわっていました。前回のJay Leonhartもかなり素晴らしい働きぶりで、ベースの活躍するアルバムでありましたが、真面目で正確無比なムラーツがテーマを弾くクリスマスソングなんぞもきっとあるのだろうなぁ、、きっと誠実な歌心が溢れ面白いだろうなぁ、と、トレイににのせると思った通りの仕上がりでしたのでここに謹んでご報告いたします。ヒギンズは多くの方がご存じのようにスタンダードを品良く、スインギィーに聴かせてくれるジェントルなピアノの名手でございます。日本人好みの大崩れの無い安心感のあるピアノでスタンダードを丁寧に、あくまで原曲のイメージを大切に仕上げていく演奏は、「美しき」メロディをこよなく愛する日本のピアノファンから支持を得ております。おぉ、まさにクリスマス向きではないですかぁ。。そして、今回は暖かなウッドの音色となにげにすごいテクニックをさりげなくちりばめてしますムラーツベースが加わわりました。そして、ゲストは現代テナーの中のジェントル中のジェントルテナー、Scott Hamiltonがボーナストラックに2曲参加していまーーす。お馴染みJoy To The Worldは冒頭より軽くスイングしながら、小粋にメロディーを奏でます。ムラーツのソロもヒギンズの演奏を良く理解した楽しいものですし、ドラムとのバース交換もあり、まずは足並みのそろった演奏をご披露。そして、テーマを最後まできっちりと弾ききるのがヒギンズ流。ゆったりとした、The First Noelは哀愁や郷愁も感じる情感のこもった演奏。ムラーツのベースラインは大変上品。親しみやすく美しいメロディを持つIt Came Upon A Midnight Clearは軽快なナンバーとして、ジャジィーな演奏。テンポの良いムラーツのウォーキングベースも、ソロもベースのお手本のようです。O Come,O Come,Emmanuelは、アルコでテーマを奏で、厳かにはじまり、途中からブルージーなピアノトリオの演奏に移行していく。ヒギンズのセンスの良さを感じる演奏。Good King Wencekasは元はフィンランドの聖歌だそうです。素朴なメロディをジャジーに仕上げている。We Three Kingは過去にもかっこいい演奏が多いのですが、ここでもわりとアグレッシヴにご機嫌な演奏になっています。ピアノとベースの楽しい掛け合いからはじめるWe Wish You A Merry Christmas。曲の持つハッピーな雰囲気を三人で演出して、ちょっとラグタイム風な感じをいれたり遊び心も満載な楽しい演奏です。Hark!The Herald Angels Singはナッキンコールやエラなど実力歌手の名演が多いのですが、ヒギンズはボサノヴァのリズムで明るく弾いています。ヒギンズの唯一のオリジナルはWinter Dreams。しっとりとした、でも、明るい感じの曲。恋の始まりのうきうきしたような感じもあるかな。比較的新しいクリスマスソングなのですが、規則正しいマーチングドラムのリズムを印象的に使い凛とした雰囲気を持つThe Little Drummer Boy。もちろん、ドラムのBen Rileyの見え場でもございます。お決まりでござるな。「きよしこの夜」、ここから、ゲストテナーのスコットハミルトンのおっとりと時間を忘れるような、、ゆったりした、柔らかなテナー入ります。ムーディーな演奏に、ヒギンズもロマンティックなフレーズでまとめます。少し、アップテンポに、スイングするテナー。スィンギーなJingle Bells。ヒギンズのピアノもよく歌い、ムラーツのソロも本当に楽しそうでなかなかの歌いっぷりだとおもいます。ドラムを含め全員が最後の見せ場を作って終演。スコットハミルトンって、2曲くらいゲスト参加、っていうのが、、私にはちょうどいいかもね。(^_^);暖炉で燃える暖かな炎。その暖かさと柔らかさが心温まるクリスマスアルバムです。やはり、ムラーツのベースはクリスマスにぴったりでござった。1. Joy To The World 2. The First Noel 3. It Came Upon A Midnight Clear4. O Come,O Come,Emmanuel 5. Good King Wencekas 6. We Three King 7. We Wish You A Merry Christmas 8. Hark!The Herald Angels Sing 9. Winter Dreams 10. The Little Drummer Boy 11. Silent Night 12. Jingle Bells Eddie Higgins (P) George Mraz (B) Ben Riley (Ds) Guest Scott Hamilton (Ts)懐具合に余裕がある方、、ご一緒に、二年前のクリスマスアルバムもいかがでしょうか?Christmas Songs / Eddie Higgins Trioこの作品も上品な彼のイメージを保ちつつも、内省的にならずに、みんなで楽しめるクリスマスアルバムです。やはり、奥様メレディスダンブロシオの描いたジャケットが素敵♪1. Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow! 2 Christmas Song 3 I'll Be Home for Christmas 4 God Rest Ye Merry Gentlemen 5 Santa Claus Is Coming to Town 6 O Little Town of Bethlehem 7 Have Yourself a Merry Little Christmas 8 Christmas Waltz 9 White Christmas 10 Winter Wonderland 11 Deck the Halls with Boughs of Holly 12 Sleight Ride Eddie Higgins(P)Jay Leonhart(B)Joe Ascione(Ds)
2006年12月12日
さて、さて、、「Christmas With My Friends」のDVDの続き。。♪9, Glans Over Sjo Och Strand Viktoria Tolstoy - vocals,Lars Danielsson - cello抱きかかえるようにしてチェロを弾くダニエルソンのアップからはいります。わぁ~このフレーズもダニエルソンだぁ!素晴らしいぃ。ベースの時と違って優しくつま弾く指先のアップ!なるほどぉ。。基本は、親指なんですねぇ。。へぇ、、何もしらないからなんでも驚き。自身の新作では沢山チェロを弾いていましたが(と、、思う、、、)今回はチェロはこの曲だけ。美しく響くチェロをバックにトルストイが北欧の作曲家の曲を歌います。ほのかに明るく希望を感じる素敵な曲をしっかり歌いあげます。そして、添うような静かで暖かなチェロが鳴る。10, Det Stralar En Stjarna Viktoria Tolstoy - vocals,Bugge Wesseltoft - piano,Lars Danielsson - bassわ、ダニエルソンのベースだ。シンプルでリリカルなブッゲのピアノと3人でゆっくりと大地を踏みしめて歩んでいく感じ。静かな中に秘めた意志の強さも感じる曲。トルストイの緑のドレスが静かに揺れる。。。11, Es Ist Ein Ros Entsprungen Nils Landgren - trombone,Walter Brolund Trombone Choir, Bugge Wesseltoft - pianoカトリックの古い聖歌はらしいこの曲はトロンボーンの重厚な六重奏から始まり、途中ブッゲのピアノとニルスのデュオを挟む。静かに気持ちを高めていく二人の演奏を蝋燭の炎は人生が重なるよう気持ちが引き締まる演奏になっている。。12, White Christmas Ulf Wakenius - guitarわぁ!ウルフのあま~い、ギターフレーズ。おぉぉ。手癖のような聴き慣れた甘いウルフ節満載のイントロから、、出てくるのは。。。お馴染みのホワイトクリスマス。バラード調で甘いギタープレイのお手本のようなうっとりしちゃう演奏でありました。。是非、目の前で。。私の為に(^_^);13, What Child Is This Jeanette Kohn - vocals,Johan Norberg - ?,Ulf Wakenius - guitar, Bugge Wesseltoft - piano,Lars Danielsson - bass,Nils Landgren - trombone「What Child Is This」は「Greensleeves」として知っている人のほうが多いかも知れませんね。もともとは、イングランドの民謡なのですが、William Chattertonがキリスト生誕の様子描いた歌詞がつけてからは賛美歌としても歌われています。ここでは、正攻法にしっかり歌われてます。始めにダニエルソンのベースとデュオからはじまり、それぞれの楽器がかさなり厳かな中にみんなのお祝いの気持ちが込められた演奏です。先ほど、アコギを弾いていたJohan Norbergはギターと記されてますが、これ、、?12弦の民族楽器みたいな形なんですけど。すまん、なんだかわからん。m(__)m14, Nar Juldagsmorgon Glimmar Sharon Dyall - vocals,Johan Norberg - guitar,Nils Landgren - trombone, vocals四人目の女性ヴォーカルの登場。クラシック女性は番外ですが、3人の歌姫の中では一番黒っぽい感じはありますが、Johan Norbergのアコギノ伴奏で、ここではまっすぐに歌っています。ニルスラングレンとのデュオも真摯な感じ。15, Have Yourself A Merry Little Christmas Sharon Dyall - vocals,Johan Norberg - guitar,Ulf Wakenius - guitar Lars Danielsson - bassリラックスしたジャズの演奏になってます。ウルフのエレキとのデュオで始まってアコギ、ベースが入ったフェイクもあるジャジーな演奏です。ライブハウスの雰囲気でニコニコしたダニエルソンがみれちゃったので、超らっき~。Sharon Dyallお姉さまはブルジィーなフィーリングたっぷりな艶っぽいお歌ででした。16, Till Bethlehem Ida Sandlund - vocals, piano,Nils Landgren - trombone弾き語りのIda Sandlundが重くしっかりと歌う。大きな決心は必ずしも明るい気持ちとはならない。でも、成し遂げるべきものをもったもの不動の決心が表れてるようなしっかりした歌に真摯な気持ちになる。運命、って言葉が浮かんでくる。う~ん、どんな意味が込められてるのでしょう。。17, Stille Nacht Hellige Nacht 全員で。最後は、お馴染みSilent Nightです。教会のオルガンをバックにニルスラングレンの歌からはじまり、四人の歌姫、並び演奏者が入って、静かに聖夜をお祝いします。「平和と愛」の願いが空高く響きます。教会内の聴衆も一緒に合唱。気持ちを一つに。。満場の拍手で終演です。北欧の素敵なミュージシャン達の暖かなクリスマスコンサートでした。1, Ave Maria Stella 2, Bereden Vag For Herran 3, Jul Jul Stralande Jul 4, When You Wish Upon A Star 5, Christmas Song 6, Aria (Lascia Ch'io Pianga) 7, Nu Tandas Tusen Juleljus 8, In Dulce Jubilo/Det Kimmer Na Til Julefest 9, Glans Over Sjo Och Strand 10, Det Stralar En Stjarna 11, Es Ist Ein Ros Entsprungen 12, White Christmas 13, What Child Is This 14, Nar Juldagsmorgon Glimmar 15, Have Yourself A Merry Little Christmas 16, Till Bethlehem 17, Stille Nacht Hellige Nacht Nils Landgren - trombone, vocalsViktoria Tolstoy - vocalsJeanette Kohn - vocals Sharon Dyall - vocalsIda Sandlund - vocals, pianoBugge Wesseltoft - pianoLars Danielsson - bass, celloJohan Norberg - guitarUlf Wakenius - guitarJonas Knutsson - saxophoneAnders Bromander - church organWalter Brolund Trombone Choir Walter Brolund, Anton Grandert, Olov Wimark, Eric Svensson, Erik ErikssonACTのHPにはニルスラングレンからのメッセージもあります。私からも愛を込めて感謝の気持ちを彼らに送りま~す!本当に楽しかったわ♪ありがとう。M(__)Mアグレッシヴなジャズライブではありませんが、とても素敵なコンサートですので、、是非、どうぞ。。。
2006年12月07日
ACTからChristmas With My Friendsの名前でCDとDVDがでています。これは、2005年に「Odensala Medieval」教会の中で行われた、スウェーデンの歌うトロンボーン奏者Nils Landgrenが長年夢見てきたクリスマスコンサートを録画してたものです。美しいメロディとクールな感覚、静寂な時流れがイメージされる北欧サウンドと真摯で厳かな教会での響きが溶け合った強力なクリスマス盤。飲んで騒いでの、イメージは全くない、清く正しいクリスマス盤でござります。友情のジャズライブとはひと味違いますのでご注意くださいませ。教会がゆえに高い天井に共鳴する独特の厳かさが実に清い。ニルスラングレンはファンクユニットなんてもやってるのですが、なんと子供の頃聴いていた音楽はジャズと教会の音楽なんだそうです。それは、父がジャズのコルネット奏者で祖父が宗教音楽の専門家だったのでトラディショナルや合唱曲を、、とう環境だったからだなんですって。ほぉ。。って感じ。ここに歌うボントロのルーツを見た思い(^_^);今回はそのルーツの二つの音楽が、見事に融合?したわけであります。CDは一曲多い(Maybe This Christmas )のですが、もしも、、1000円ちょっと余分にだせるなら、是非、DVDをおすすめします。普段名前を聴いたことない人も、知ってる人も、、北欧のミュージシャン(特に私目はLars Danielsson!)の動いてる姿はあまり見たことないのこの一枚を見終わると大変親近感がわきますから。ニルスラングレンだって、ピンクのヤマハのトロンボーンを持つ歌も歌っちゃうすかした野郎だったイメージが一気にかわりましたぁ。(ちゃんと、二枚リーダーもってますです)つうことで、、DVDでの紹介でいきますね。まずは、教会の外観から映像ははじまります。澄んだ空気が感じられる風景から、、暖かなクリスマスのコンサート風景へ。。1, Ave Maria Stella Nils Landgren - trombone,Anders Bromander - church organ教会のパイプオルガンがアップになって、中空からソフトなトロンボーンの音が教会内に響き渡る。。蝋燭の光りと、厳かなオルガンの調べ、、クリスマスムードいっぱいな幕開けです。ニルスの音色はもともと柔らかなのですが、高い天井にこだましてますます天上の音になっています。2, Bereden Vag For Herran Jeanette Kohn - vocals クラシックのソプラノ歌手の登場。無伴奏で堂々とうたいあげます。教会の空気がぴりりと、しまりました。3, Jul Jul Stralande Jul Lars Danielsson - bassスウェーデンのクリスマスソングらしい。1音目からダニエルソンがよく使うフラジオ音。わぁ~これって、良く聴くけど、、こうやって右手ではじいてるのでありますかぁ!!短い演奏だけど、1曲を弾いてるお姿をみるのは初めてでーーす。(moguちゃん、嬉しい、やっとみれたよぉ。)ここだけ、、10回以上は、、観た!20回かも。。でね、絶対ベースなのですが(記載はチェロだけどね)、教会効果もあってか、CDで聴くとチェロかと思うような音色。クリアな音色はなかなか力強い指のバネから生まれるのでありました。買ってよかったぁ。スウェーデンの美しいメロディを、しかっり感情こめて弾く姿に感動!手が指が、アップになるたびに、目が釘付けでした。たった、2分だけど、、、誰がなんといったて、どきどきもので泣けるくらい嬉しい一曲でした。神様ありがとうございますぅ!このために映像が欲しかった、、つうのが、、正直な想い。。(^_^);;笑ってくださいませ。。4, When You Wish Upon A Star Ulf Wakenius - guitar,Nils Landgren - trombone, vocalsもう反則だ。甘い音色のウルフワケニウスのエレキにのせて、ニルスの気負いのないフラットでストレートな歌。本当に夢がかないそうなきがします。ピンクのトロンボーンから出てくるのは、信じられないような真摯な音。5, Christmas Song Viktoria Tolstoy - vocals,Ida Sandlund - vocals, piano, Nils Landgren - trombone, vocalsバックはウルフとダニエルソン。二人がくりだすリズムにしっかりのって3人のヴォーカルの共演。お馴染みのトルストイのクリスマスソングも嬉しいけど、初めて聴くピアノ弾き語りのIda Sandlundおねさまは、少しだけハスキーでジャジーな雰囲気たっぷり。二人の大物相手に堂々としたうたいっぷり♪ 6, Aria (Lascia Ch'io Pianga) Nils Landgren - trombone,Walter Brolund Trombone Choirヘンデルのオペラにでてくる曲を五人のトロンボーン奏者を従えて威風堂々とふきあげます。トロンボーンの六重奏部分も大変美しく胸うたれる。7, Nu Tandas Tusen Juleljus Ida Sandlund - vocals,Johan Norberg - guitar教会の青いステンドグラスのアップからはじまる、清楚でフークロアな感じの穏やかで優しいデュオ。Ida Sandlundが静かにたんたんと歌うスウェーデンのクリスマスソング。アコギの紡ぎ出す響きは静かで平和なイメージです。このギター、巧いんだけど。知ってますか?有名ですか??ジャズ屋さん?じゃないよねぇ。。?でも、ここにいるのですから、、ただ者ではないと、、感じる。。8, In Dulce Jubilo/Det Kimmer Na Til Julefest Bugge Wesseltoft - pianoJazzlandを主催する、ノルウェーのキーボード&ピアノ奏者。その未来派は嗜好。最近はダニエルソンのアルバムでよく共演しています。ここでのピアノの演奏は実にシンプル。静寂な中、1音1音確かめるように弾くピアノは華やかさはないけれど、じ~んとくる誠実さがあります。メロディになってる1曲目は、ちょっと暗いけど牧歌的な感じが印象的だけど、なんとMike Oldfieldのつくったクリスマスソングだって!わかる??あのエクソシストの恐いテーマつくった人です!と、続く美しいメロディはデンマークの賛美歌らしい。。たんたんと、時おり感情がぐっとこもったフレーズがてくるのがいいな。と、、まだ半分なのですが、長くなったので今日はこれで。。。決して、アグレッシヴだったり、スリリングだったりではないのですが、本当にクリスマスらしいコンサートです。特に北欧好きにはおすすめ♪後半もおたのしみに~♪してる人。。。いると、、いいのですけどね。後半の曲目でござる。。9, Glans Over Sjo Och Strand 10, Det Stralar En Stjarna 11, Es Ist Ein Ros Entsprungen 12, White Christmas 13, What Child Is This 14, Nar Juldagsmorgon Glimmar 15, Have Yourself A Merry Little Christmas 16, Till Bethlehem 17, Stille Nacht Hellige Nacht Nils Landgren - trombone, vocalsViktoria Tolstoy - vocalsJeanette Kohn - vocals Sharon Dyall - vocalsIda Sandlund - vocals, pianoBugge Wesseltoft - pianoLars Danielsson - bass, celloJohan Norberg - guitarUlf Wakenius - guitarJonas Knutsson - saxophoneAnders Bromander - church organWalter Brolund Trombone Choir Walter Brolund, Anton Grandert, Olov Wimark, Eric Svensson, Erik Erikssonええと、DVDは通販でなかなかうってないそうです。リンク先のVENTO AZUL RECORDSの早川店長に相談してみてください。お安いですよ!ただ、クリスマスに間に合わないかもしれないそうです。また、通販費用とかわかりませんが、ACTのHP
2006年12月06日
Emilie-Claire Barlowはカナダの歌姫です。カナダの歌姫といえば、ダイアナクラールが有名ですよね。どうも、同期くらいらしい。少し前に「Like A Lover」とうアルバムの日本盤が発売されたので、これから知名度があがるかもしれません。今は日本では知名度は低いけど、地元では小さな頃から俳優、歌手、、声優、、などで活躍していて、いまもアニメなどで地元のTVで「声」がきけるようです。そう、、ものすごく、「無理なく」可愛い声です。はい。試聴して、すぐにわかるのはその少女(高校生みた~い)な可愛いらしい声。実にキュートなお嬢さん、ってかんじなのです。マシュマロとか、粉砂糖とか、、ヴァージンスノーとか、もう、そんな感じの声。清楚でナチュラルな、、イメージですが、歌唱力はもちろん、曲や演奏にたいする考え方もしっかりしていて、このアルバムでもアレンジを手がけ積極的なアルバム作りをしています。声質も優しい感じなら、全体にポップな感じの仕上がりなので、リラックスして聴けちゃいます。呟くように語りかけるような冒頭からその手のファンはノックアウトですね。。。ストリングスにのって情感込めて歌い上げるWhat Are You Doing New Year's Eve?恋する人達は大切な時を一緒にすごしたいもの、、クリスマスはもちろん、新しい年だって一緒に迎えたいもの。囁くように、控えめに、、優しく問いかける彼女にうっとり。せつせつと訴える気持ちが溢れて、私なら、、、ずっと一緒にいてあげるな。Winter Wonderlandは二人いるギターのReg Schwagerとのデュオを基本にサックスが絡むスタイル。ギターはジョージシアリングのクリスマスアルバムでも活躍してるカナダの人。ギターの刻むリズムにしっかりのって、軽くスキャットする彼女にサックスがまるで、いたずらっ子のように陽気にオブリガードをつけていきます。楽しそう。そのサックスのJohn JohnsonはSleigh Rideではフルートに持ち替えて、アップテンポで歯切れ良くスィングするエミリーを好サポート。最後は、いぇ~ぃ、って感じかな。再びストリングスの入ったかわいいSanta Baby。あのお決まりの台詞が可愛い、可愛い。とろけそうですぅ。私の大好きなChristmas Time Is Here。クリスマスの風景をたんたんとつづった静かな「幸せ」を歌ったバラードなのですが、しっとりと歌うエミリーに答えるようなレグのギターのソロが素敵。ムーディなサックスも雰囲気にぴったりです。ゲストヴォーカルの登場! Baby, It's Cold Outsideは男女のやりとりをコミカルにうたった曲なのですが、男女の関係をお洒落に歌い上げるAORのスターMarc Jordanの登場。「お部屋に入りたい彼」と「ぶりっこする彼女」の楽しい会話。むむ、、危ないわ。。。エミリーちゃん。。。続くLittle Jack Frostはベースにしっかりのって、歌手エミリークレアの見せ場。もう一人のギターRob PiltchがソロをとるI've Got My Love To Keep Me Warm。クリスマスソングではないのでしょうが、ほんわりと暖か、、豊かな気持ちになれる美しいメロディ。Let It Snow! Let It Snow! Let It Snowはギターを再びレグにかえて、はずむように歌うエミリー。ギターとピアノのやりとりもはいって、楽しいナンバーです。最後はピアノとのデュオ。Angels' Lullabyはリリカルでロマンティックなメロディ。夢見るよう歌うエミリークレアの優しい歌声とピアノで静かに終演。う~ん、ほのかな甘さ。キュートな雰囲気。日本でもファンが増えそうな感じ。クリスマスにぴったりな雰囲気でした。ギターやピアノの好サポートを得て、ふわふわと舞い落ちる雪の結晶のようにきらきら輝くエミリーさまでした。さぁ、、買ってみよう♪1. What Are You Doing New Year's Eve? 2. Winter Wonderland3. Sleigh Ride4. Santa Baby5. Christmas Time Is Here6. Baby, It's Cold Outside featuring Marc Jordan7. Little Jack Frost8. I've Got My Love To Keep Me Warm9. Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow10. Angels' LullabyEmilie-Claire Barlow (vo,perc.)Nancy Walker(p)Kieran Overs(b)John Johnson(sax,flute)Reg Schwager(g)Rob Piltch(g)Mark Kelso(ds)Marc Jordan(vo)ViolinLenny Solomon, Karen Graves, Drew Jurecka, Norman Hathaway, Kathryn SugdenViolaAnna Redekop, Johann LotterCelloKevin Fox, Alex Grant この素敵なアルバム、ジャケットも若い女性らしく大変お洒落な雰囲気。しかし、ちょっと、、だけ、、私には「むむ、、」がある。それはねぇ。。ジャケットに宝石のようにちりばめられた、、雪の結晶の絵。デフォルメされてるのはいいのですが、、やっぱ、雪の結晶は六角形でなくちゃ。。描かれてる雪の結晶、全部八角形。八角形の雪の結晶は、、なんだか、、落ち着かない、、な。むずむずしてきちゃいます。はい。いくら、「絵」といえ、、表現は自由といえ、、やっぱ、六角形が自然の摂理ですからね♪追伸朝から、ふったりやんだりしていた雪。今は、少しつもり始めました。今シーズン、、はじめて、、庭のポプシーのライトを点灯しちゃおうとおもいます。クリスマスもシーズンインなのですが、、ここのところ、、クリスマスプレゼントのような素敵なCDに沢山であって、、嬉しいような、、、困った?ような。。。贅沢な悩みで~す。
2006年12月03日
去年紹介するつもりで間に合わなかったクリスマス盤ですね。今年は新着盤と旧作はクリスマスコンピ盤を中心に紹介するつもりなので、さっさと紹介してしまいます。一年に一度くらいは、世界の平和、人々の幸せ、まわりへの思いやり、、そんな「愛」に溢れた気持ちをテーマにクリスマスアルバム聴くのも良いではないですかぁ。ほら、照れてないで!ねっ!Eric Reedは、人気も実力も上り坂といったアメリカのピアニスト。黒人らしく、ゴスペルやR&Bなんていうのが芯にあるけど、マルサリスのバンドのピアノだっただけあり知的で現代的な考え方も持った力強いタッチで躍動感ある演奏を展開します。去年「100 GOLD FINGERS」で聴いたときは、同じ黒人でも歩くだけで「ファンキー&ソウルフル」な大御所たちとはちょっと違った「クール」な感じで、小さなライブハウスで聴きたいな、、っておもっていました。アンコールで弾いたバラードは叙情的で、美しかったです。その彼のお父様はバプティスト教会の牧師さんで、教会で育ったのだそうです。エリックは5才の時から教会でゴスペルのピアノを弾き、歌い、、育ったのですね。そんな彼が創ったクリスマスアルバムは、盛りだくさんで玉手箱のよう。自分達が心から楽しむことももちろんですが、聴き手の事もいろいろ考えたクリスマスらしい思いやりの精神がたっぷりのアルバムです。13曲中1曲が彼のオリジナルで、後はクリスマスの定番。5曲にヴォーカルが参加していて、そのうち1曲は彼自身の弾き語りです。ヴァイヴの音色も加えクリスマスらしさも考えてる。しかも、演奏によっては清く正しいインプロジャズでもあります。度が過ぎると、クリスマスアルバム的には、むむ、、なのですが、、アグレッシヴな演奏でも、きちんとクリスマスに戻ってこられる熱さかな。1曲目God Rest Ye, Merry Gentlemanはイギリスのキャロルであるこの曲、ジャズメンにかかるとスィンギーなかっこいいインストものになることが多いのですぅ。ここでも、超かっこいい。あのジョージシアリングが選んだヴァイブ奏者Steve Nelson(ホランドのアルバムにもいるテクニシャン)がブルージィーなフレーズを叩き出すと、エリックのクールでメリハリのあるソロが展開される。実にスィンギーな演奏。わぁ、かっこぇぇ。。そして、2曲目、でた!エリックの弾き語り。ジャズヴォーカルというより、AOR風の甘く優しい声、歌。実にはぁとフルなSanta Claus Is Coming to Town♪時間が止まってしまいそうな程に、、スローテンポで歌い上げ上品に仕上がった自信作。うっとりと、聴き入ってくださ~い。次はトリオの演奏で、Winter Wonderland。力強いリズム陣とハードドライヴィングな演奏がきけます。Rodney Greenって、巧いです。バースの交換などもある清く正しいジャズの演奏じゃ。そして、唯一のオリジナル作品Angels in the Snowは、甘さは無いけど、キラキラと輝く和音の連続、、、しっかりしたウォーキングベースの足どりが印象的な1曲。二人参加の女性ヴォーカルの一人、エモーショナルで、魅惑的な唄い方のPaula Westの1曲目は、おどけたムードのラテンアレンジのSanta Baby。遊び心たっぷりの余裕なお歌。お、、おねぇさまぁ。。って感じ。スピリチュアルな雰囲気で厳かにソロピアノで奏でるLow, How a Rose E'er Blooming。お馴染みのThe Christmas Songも明るくラテンアレンジされており、ひと味変わった演奏。そして、そんな遊び心ある演奏のあとには、アップテンポで走る、走りまくる、、Little Drummer Boy。グルーヴィなピアノはもちろん、当然、フィーチャーされるのはロドニー。Winter Wonderlandと並んで、クリスマスを一瞬忘れる熱い演奏を展開。オ~マイゴット!そして、短いけど、Oh Come, All Ye Faithfulはオルガンによる演奏。教会の聖夜のイメージを描いてくれたのかしら。聖夜の教会に思わずトリップ。2曲続けて登場するのは、もう一人の女性ヴォーカル、Erin Bode。ドラマッチックなピアノイントロからはじまるのは、I Wonder as I Wander。ベースをフィーチャーして、感情をこめて歌い上げますが、彼女自身の歌い方は、Paula Westよりずっとナチュラルで柔らかな雰囲気。お嬢さん系かな。つづく、What Are You Doing New Year's Eve?もベースとのデュオではじまり、控えめに、、でも、ちょっと眉をしかめながら?(可愛いな)恋人を思うかんじがいいなっ。Christmas Bluesアルバムの中で、一番ゴスペル色を強く感じた曲、、、6、9に通じる彼のルーツ的な1曲だとおもうのですが、ソロで、たんたんと弾く姿に彼の人生だけでなく、彼らの長い歴史を感じます。最後は、、ポーラが黙想的に切なく歌い上げるブルースフィーリングたっぷりなAfter the Holidays。深く、、大きな悲しみを呑み込んで、、相手への深い想いが伝わってきます。そして、そこに寄り添うリードのピアノも実に陰影ある演奏で終演。演奏内容は言うまでもなく、エリックの暖かなはぁとと優雅なピアノに触れられる1枚です。1.God Rest Ye, Merry Gentleman2. Santa Claus Is Coming to Town3. Winter Wonderland4. Angels in the Snow5. Santa Baby6. Low, How a Rose E'er Blooming7. The Christmas Song8. Little Drummer Boy9. Oh Come, All Ye Faithful (Adeste Fideles)10. I Wonder as I Wander11. What Are You Doing New Year's Eve?12. Christmas Blues13. After the Holidays Eric Reed (P,ORG,Vo)Barak Mori (B) (2,6,9,12,13)Rodney Green (Ds) (2,6,9,10,12,13)Steve Nelson (Vib) (1,5,11)Erin Bode (Vo) (10,11)Paula West (Vo) (5,13)2003年にはソロピアノで無くなったお父さまに捧げた、Mercy and Grace / Eric Reedというスピリチュアルなアルバムをだしているのです。以前から欲しかったのですが、この機会に注文しちゃいましたぁ。。(^_^);;三年、、越しかしら??
2006年12月01日
清く正しい、ジャズファンのみなさま。。。クリスマスの準備はいかがかな?去年は、ダイアナクラールがゴージャズなクリスマスアルバムをだして、話題をかっさらいましたが、、今年もカナダの新星?歌姫Emilie-Claire Barlowのクリスマスアルバムをだしています。試聴した感じでは、、小さめのコンボをバックにギターなどのソロも絡んだ私好みのクリスマスアルバムな?きがします。早く、、来いっ!まってるぜぇ。いっしょに、longrow1967jpさんが買った、って言ってた、、Holy Wishes/noonも注文してしまいました。。。情報に疎い私は、この方の存在を、、ほんと、先日まで全くしりませんでした。きっと、、クリスマスアルバムだしていなかったら、、全くしらないで、、今年もおわったかも。。ご縁だわ。と、、書いてたら、飛んできた!!!おぉぉ!なかなか、、いいぞぉ。。Emilieさま!う~ん、、やはり、、無理なく、、かわいいわ。それから、VENTO AZUL RECORDSさんで、The Secret of Christmas/Connie Evingsonなんて、クリスマスアルバムもみつけました。ほんと、すまんです。。この人も聴いたことないの。M(__)Mでで、、お願いしてるダニエルソン入りのクリスマスアルバムChristmas Concert With My Friends/Nils Landgrenと、、一緒に、頼んでしまおうかな。VENTO AZULさん的には、、お勧めなのかなぁ。悩む。。随分前にアーティチョークさんが勧めてくださったスウェーデンのお化けの絵本のラーバンとラボリーナのクリスマス/Inger & Lasse Sandberg (訳 木村由利子)が着きました。これ、ホント、素敵な絵本です!久しぶりに、童心に返って、声をだして読んでいたら。。。「頭、、大丈夫?」心配されてしまいました。。けどぉ。寒い国スウェーデンの優しいお化けの兄妹。。。ストーリーもハートウォーミングなのですが、シンプルだけど、意表をつくアートワークもとても素敵♪大人心も、子ども心も、大満足する一枚だとおもいます。お勧めです。スウェーデン語は読めないけ原作も欲しいな。ええと、ガラスのもみの木と天使をだしました。(ポーランド製よ♪)バックはクルミ割り人形の絵本の中の「もみの木」がとても美しい一場面です。。。私、絵本の中に描かれている「もみの木」が大好きです。この絵もお気に入りです。今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。James Taylor at Christmas/James Taylor○ゲても、おしゃれ、という、James Taylorの新着クリスマスアルバム。強烈なコピー通り、一流のジャズメンをバックにしたがえ、クリスマスの定番を、あの「声」で。結構、ジャジーにアレンジされた演奏もあり、「ニットの帽子」がとても、お似合いな、、永遠の青年、James Taylorのクリスマスアルバムは、なかなか、お勧め。ファンは、どうぞ♪でで、私的お勧め部分。自分のクリスマスアルバムでは、一曲しかギターを弾いていない、ジョンピザレリが六曲でギターで参加してて、ソロがきける!私的には買ってよかったわ、ってものであった。。(おいおい)たのむぜ、ジャズギターのクリスマスアルバムだしてくれぇ。(パパも一緒に♪)
2006年11月18日
何日か前に、巨大クリスマスツリーの点灯式?があった、って新聞の三面の隅に載っていました。コレを読んだ家人が、「日本人の季節感は完全に狂ってるな。。」とのたまいました。。うっ、、痛い。そういう意味では季節感がまったく狂っている、一年がクリスマス、って女が、、、目の、、、前にいるのよぉ。忘れては、、、いないでしょう。。ね?私的クリスマスの「ハイ」シーズンは、はじまってしまった。この時期、、少しでもクリスマスアルバムのの宣伝をしておかないと、、日本ジャズクリスマスアルバムソサエティー甲信越支部長としては、、・・・・ヤバイのである。つうことで、一枚、去年でた女性ボーカルを。。家運をかけた一大事な時ではあるのですが、、、Jenny Evansは、ロンドン生まれで現在はドイツで演奏活動続けているベテランジャズボーカル、、らしい。。(^_^);ご存じのように、、ボーカル、、持ちコマに異常に少ない私は、クリスマスアルバムで初めて聴く人が多いのです。m(__)mハスキーなんだけど、コクがある、、とでもいうのか、カサカサしてない「大人の艶のある声」そのもは好みです。ドイツ語で歌う事も多いせいか、、英語のときもアクセントが少しつよかったりする感じが、、ちょっと、苦手な部分もあるんだけど、、でも、あまりうねったり、ひねってたりせず、ストレートに歌う感じは好きだな。ただし、囁き系つうことでもなく、パワフルなしゃっきりした面もあります。しゃべってるだけでも、、ジャズしちゃうんだろうなぁ。。って、ジャジーなお姉さまです。そうえば、ゴールドフィンガーで、観た、、レイブライアントは「歩いてるだけ」でジャズしてましたぜぇ。でで、、ボーカルアルバムのお楽しみのもう一つは、、演奏メンバー。と、書くところが、、、ボーカルファンに怒られそうなきもしますが。。まぁ、あのダイアナクラールだって、ラッセルマローンが聴きたかったりして、かけることも人でもあるなので、、許してくださいませ。ドラムは旦那様らしい。。で、ベースもドラムもオーソドクッスだけど、なかなか、安定してて、、いいのですよ、、う~ん、特にベースかな?。。なんか、スマート、とか、テクニシャンつう感じではないのですが、唄に絡むソロがなかなか、、うたごころあって、、いいっす。そして、ピアノがWalter Langなのですね。なんかさ、ちょっと、惹かれるではないですか。ね?白状すると、リーダー作は持ってないのですが、ひっかかってるのでありました。キャロルとありますが、陰りのある旋律を丁寧に歌うエヴァンスが歌い終わると、、後ろから回り込むように出てるピアノのソロはリリシズム、ロマンチシズム満載の美しく、透明な演奏です。2曲目はGod Rest You,Merry Gentlemen。この曲、インストものでもかなりスィンギーにいけてる演奏が多いのですが、ここでも、かなり黒っぽいムードたっぷりにかっこいい演奏です。決まってますわ。一転、定番、、お馴染み、メルトーメのThe Christmas Song。しっとりとはぁとフルにピアノと情感溢れるデュオ。4曲目はドイツ語による、ドイツの民謡をボサのリズムで、、5曲目もイギリスのキャロルをかなり積極的なジャジィーなイメージに。。で、、6曲目は、再びしっとりと、、彼女叙情豊かな表情を、ベースとピアノが一層深いものに。。ラテンのリズムで、陽気に登場したのは、チェコの民謡に彼女が歌詞をつた演奏。いやぁ、出た。これも、私的定番、Have Yourself A Merry Little Christmas。奇をてらわず、正当派のお歌がきけちゃいます。グラスのお酒も見事に揺れそうな雰囲気。次のFor It's Christmas Timeは、力強さと、軽快さを強調したかなり印象的な唄。Boyつながりのメドレーになってる10曲目。前半で活躍するのはもちろん、ドラム!「ラ パ パン パン」にあわせて、旦那様がドラミングでもりああげて、後半は、しっとりと、、Nature Boyへ。この唄の重要ポイントは。。「The greatest thing you'll ever learnIs just to love and be loved in return.」だそうですから、、クリスマス的気持ちがたっぷり入った曲なので、時々クリスマスアルバムに現れます。はい。最後は、、ザルツブルグのクリスマスキャロルだそうです。厳かに、遠く異国ムード、、、国籍不明な民謡風の趣を漂わせ。。終演。ラングのピアノは想像通り、ロマンティシズムたっぷりで、しかもスィンギー。美しくも甘美なクリスマスのフレーズにあふれちゃっておりました。か弱いだけが、、女じゃないの。。。優しさの中に、秘めた強さ、、そして、、しとやかさ。。。1. The Coventry Carol2. God Rest You, Merry Gentlemen 3. The Christmas Song 4. Maria Durch Ein' Dornwald Ging 5. A Virgin Most Pure 6. Blessed Be That Maid Mary 7. Lulla-Lullaby 8. Have Yourself A Merry Little Christmas 9. For It's Christmas Time 10. The Little Drummer Boy / Nature Boy 11. Still, Still, Still Jenny Evans (Vo)Walter Lang (P) Thomas Stabenow (B)Rudi Martini (Ds)寒くなりましたね。風邪などひかないようにね。
2006年11月09日
季節はずれの・・クリスマス。。♪しかも、、ジャズではありましぇん。m(__)m夏が終わって、空気がだんだん冷たくなってくると、、そう、、なんとなく、やば~~い、、気分になってくる。そう、、本業投げ出して、一年中遊びまくってた、、私。え?本業?ジャズのクリスマスアルバムの収集なのですよぉ。。。HP更新もまったく、、おこなってないし。。リハビリをかねて、、今、かかってるのは、「Christmas In Bossa/Cecilia Dale」。。ボサノヴァ界の大御所Roberto Menescal全面的にバックアップしてる、Cecilia Daleという女性ボサノバシンガーによる、タイトルそのまま、ボサノヴァのクリスマス。Roberto Menescalがプロデューサーとしてだけでなく、1,2,4,9で、がっちり、ギターを披露してくれてます。ピアノもイヴァンリンスの朋友Gilson Peranzzettaだったりして、サポート面でもばちっちりです。ただし、歌詞はマルコスヴァーリの曲Um Novo Tempo以外は、「英語」したがって、濃いブラジルファンを意識したものではなくて、広く多くの人にクリスマスをボッサテイストで楽しんで貰おう!って、感じなのかもしれませんね。でも、クリスマスの定番って、英語で覚えてるものが多いの、逆にストレスかからないかとおもうのですね。ヴォーカルのはぁーとウォーミングな声と、穏やかなアレンジは、真夏のクリスマスというより、、今頃の季節からがぴったりな気がしちゃうな。(超ご都合主義m(__)m)休日の、ぼわ~~~ん、とした頭に心地よく響くサウンド。肩の力を抜いた、ホリデイサウンド、っすねぇ。。ヴォーカルに絡むオブリガートが時に、ブラジル、時にジャズ、って感じで、これまた、宜しいかと。粋な大人のアレンジのゆ~~たりした、Santa Claus Is Coming to Town。掛け合いが楽しいHave Yourself a Merry Little Christmas、、最近は、クリスマスアルバムで人気のあるWhen You Wish Upon a StarやSomeday My Prince Will Comeも超気持ちいい脱力サウンド。やっぱり、ブラジルテイストたっぷりなUm Novo Tempoは、思わず南の風がふいてきますよね。ピアノが美しい。ヴォーカルの重なりも美しい。。ちょっとジャージィにはじまるThe Christmas Songで、45分が終了。何度かけちゃっても、オッケイなクリスマスアルバムです。この妙にかわいげな、、ジャケットとは、中身のイメージは全くちがうのであった。。大人の休日の為の、、クリスマスアルバムですね。ボサノヴァの魅力、非労働系のマイナスイオンがたっぷりな一枚。1,Let It Snow!Let It Snow!Let It Snow!2,Santa Claus Is Coming to Town3,White Christmas4,Have Yourself a Merry Little Christmas 5,Jingle Bell Rock 6,When You Wish Upon a Star 7,I'll Be Home for Christmas 8,What a Wonderful World 9,Jingle Bells 10,Someday My Prince Will Come 11,Um Novo Tempo 12,The Christmas Song Cecilia Dale (Vo)こんなクリスマスアルバムみつけましたぁ。クリスマス・ソング2 /エディ・ヒギンズ・トリオ うむ~、再び、、ヴィーナスから。。2、、ってタイトル、嫌だな。クリスマス・スパイス・ソー・ヴェリー・ナイス /ブロッサム・ディアリーうっそ~~、現役っすか?でぃあり~~ちゃん。。。James Taylor At Christmas/James Taylorう~~ん、、去年、マイケルフランクスがクリスマスアルバムだしたんだけど、、ことしは、「あの」じぇ~~むす、っすぉぉ。。マイケルはオリジナル中心でしたが、こっちは、定番を唄いこんでるようですね。しかし、、タワーさまのコメント、、「○げてもおしゃれ」って凄すぎルウ。下の二枚は、なんだか以前に見逃してあるばむですね。たぶん、、、買うと、、、思う。。。David Grisman's Acoustic Christmas by Grisman, David (Audio CD - 1991)A Jazz Guitar Christmas by Campbell, Royce (Audio CD - 2004)ジャズのクリスマスアルバム、、何か素敵な情報はありましぇんかぁぁぁ!と、、秋晴れに、、さけんでみました。。。でかけなくちゃ。。ね。
2006年09月24日
唐突なのですが、毎月25日はクリスマスのアルバムか、それに関連することを書くことにしました。なんか、私的に非常にヤバイ日にちできっと後出しになるとおもいますが。。。究極の独り言コーナー登場です。はい。今月は、去年のクリスマス前に嬉しいハプニングがあって、紹介しそこなった、アルバムの一つScenes of Christmasでーす。(笑って許して。)2000年録音のクリスマスアルバムです。スイスの録音ですが、Ann Malcomは、アメリカ人らしい。。彼女のHPには、シーラジョーダンのワークショップや、ヘレンメリルのレッスンをうけた、って書いてありました。しかし、このアルバムは、スイスの録音です。CoJazzのメンバーがスイスの人だからでしょうか。スイスに住んでるのかな。どちらかと言えば、さほどくせがるわけでなく、ジャズヴォーカルらしいハスキーだけど、重たすぎない声で、自然にストレートに感情をのせる唄い方なのですが、ヤワな感じも甘えた感じでもなく、かなりジャージーな雰囲気をもったヴォーカルです。一曲目、♪軽快なランニングベースにのって、 Caroling, Caroling~♪と始まったとたん・・・素敵なアルバムであることを確信できる。実にイイ感じのノリ。ベースがテーマひいてはじまるSilent Nightも真摯な感じがいい。ドラムロールで始まるWe Three Kings of Orient Areもミステリアスな空気が新鮮。Have Yourself~、 What Are You Doing~、と好きな曲つづくあたり、、大人のリラクゼーションを満喫!最後は、エヴァンスのMy Bells、実に内省的に美しくうたいあげ、語りかけ、余韻をのこして終焉。。。CoJazzの演奏は、彼女世界をとても上手くサポートしています。Andy Scherrerは、ここではピアノをグルーびィに弾いてますが、このブログでは、ラングのリフレクションでサックスで登場してます。どっちが、本業なんでしょう?このIsla Eckingerって、ベース、アクロバティックな事してないんだけど、かといって、地味すぎるわけでもなく、渋くてかっこいいです。センス良くて好きだったりします。ヴォーカルとピアノトリオのコラボレーションから生み出された大人のクリスマスあるばむですね。女性ボーカルを追加しようかな?っておもってらっしゃるかた・・よかったら、このジャケット記憶にとどめておきましょう。。素敵なイヴの夜だけでなくて、一年をとおして、とてもしゃれた音空間を提供してくれるとおもいます・・・(^_^): 1. Caroling, Caroling 2. Silver Bells 3. Santa Claus Is Coming to Town 4. Silent Night 5. I Heard the Bells on Christmas Day 6. We Three Kings of Orient Are 7. 'Zat You, Santa Clause? 8. Have Yourself a Merry Little Christmas 9. What Are You Doing New Year's Eve? 10. Ni? Lindo (Traditional) 11. The Coventy Carol 12. My BellsAnn Malcom (vo)CoJazzIsla Eckinger BPeter Schmidlin DrAndy Scherrer P
2006年01月25日
クリスマス、どのようにお過ごしでしたか?私は、クリスチャンではないのですが、「世界の平和」「人々の愛」、、そんな事をまじめに考えたりしました。一年に一度くらいは、、まじめにね。で、今年は「世界はドミノ倒しでまわってる!」って、つらつら考えながら、クリスマスアルバム沢山かけました。最初に、やっぱり、ラーシュのホープ!いろいろな事がありましたが、ホープが生で聴けたのは、やはり素敵な体験だったです。ラーシュのかき込みにも感謝。そして、新しく新潟でできたジャズ友!にも宜しく♪そのあとは、まずはクリスマスコンピのアルバムをかけました。Mistletoe Magic [Palo Alto Jazz]誰もがしってるクリスマスソングを、意外な人が、演奏しています。エルビン率いる、サンタが街では、リーブマンとと日野!ピアノはカークランド。くらっと来きます。ペッパーとリッチーコールのそりすべり♪いきなりハイテンションなあリッチーコールにつられて、渋いはずのペッパーが陽気に吹きまくる感じが聴いていてにやりと笑えます。もう一つ、マルウォルドロンのカルテットではジョーヘンがゆらゆらと抒情的にクリスマスソングを吹きます。泣けるぞぉ。ベースのデビッドフリーゼンのソロがこれまたいいのだ。彼は。クリスマスアルバム作るだけあります。理解あるのだ。で、ここでの私のお気に入りは、メレディスとハンクジョーンズのクリスマスワルツです。リトルジャズバードの最後にはいってるのだけど、、ええですねぇ。。♪その後は、Jazz City Christmas vol.2チャーネット・モフェットとビル・スチュワートが大半のリズム陣を担当し、キューン、ダンコ、ハーシュ、コープランド(当時はコーエン)他の素晴らしいピアノと、何故かハレルとシールマンが参加してるし、、、私的にかなりのお気に入りです。今年もこのピアニスト達と沢山遊びました。来年も楽しい時間をくださいね!そして、Jazz for Joy [Verve]今年亡くなってしまったシャーリーホーンが2曲唄っています。他、アビーリンカーン、ベティカーターというベテラン陣がそれぞれ2曲づつ、当時の若手のミュージシャンと共演する仕組み。ロイハグローブ、マークホイットフィールドあたりでやはりうっとりします。ベースはマクブライド!ドラムはビリードラモンドざんす。ここで、シャーリーホーンはもちろんですが、何故かアビーリンカーンの唄う大変もの悲しい[Christmas Cheer]って、曲がお気に入り。いつも、何度もきいちゃいます。そして、午後には今年入手したアルバムをまずは女性ボーカル編で三枚。Christmas Fantasy / Anita BakerThe Very Best Time of Year / Laura FygiChristmas Song / Jenny Evansこの中では、ウオルターラングトリオが共演してるジェニーエヴァンスがいいかな。。でも、ドイツ語で唄うヴァージョンが今一なじめなかったりしています。アルバム的にはみんな素敵な作品だった。そして、ブログのコメントで「欲しい、欲しい」と連発していたら、まさにその日に何処ぞの中古屋で見つかって、ご連絡の入ったアルバム!Christmas / Andrzej Jagodzinski Trioオラシオさんお勧めらしく、あまりクリスマスクリスマスしてないクリスマスアルバムです。壮大さと繊細さを兼ね備えたァ、不屈のクリスマスだ。(^_^);ピアノはもちろんですが、ベースがかっこよかったなぁ。また、来年、じっくりきいてみます。最後は、大好きなメレディスダンブロッシオEcho of a Kiss / Meredith D'Ambrosioもちろん、全部すきなのですが、後半Why Do I Still Dream of You?,Echo of a Kiss,Snowfall,Where Were You at Christmas?この4曲で、私的ミニクリスマスアルバムなのでありましたぁ!最後の曲はホントメレディスらしい、控えめに感情をこめたオリジナルのクリスマス曲です。これで、このシーズンはお終い。来年も、精進しよう。。。
2005年12月27日
最近お気に入りのクリスマスアルバムを三枚続けようとおもってましたが、残念ながら諸事情にはばまれましたぁ。クリスマスは終わった。でも、来年の為にイヴの夜にこれ以上のクリスマスアルバムは無い!って、すずっく的の永久欠番的お勧めつうことで。2000年録音で、一昨年の暮れに注文したので、実際のシーズンは今年で二回目。実を言うと、このアルバムを手に入れてすぐはなんだかあまり聴かなかったのです。前後して買った、Jacob YoungのアルバムにいたノルウェーのペットMathias Eickがかっこいいなぁ、っておもっていたのと、たまたま、中古で仕入れたPeter AsplundのMelosって、アルバムにはまっていて彼のアートファーマーみたいな、柔らかで暖かな演奏がちょっと物足りない気がしちゃったのです。しかし、シーズンにになってかけてみると、これがなかなかよいのです。もう、繰り返し聴いちゃう状態ですね。Tore Johansen は、「暖かな」って言葉音にしたら、まさにこの音!って、感じです。そして、演奏は誠実で丁寧。スリリングではないけど、真摯な気持ちが伝わってくる演奏。そう、、以前に「誠実、ってイメージの見本のような音」、って書いたケビンディーンは彼のお師匠さんでした!あまりに出来過ぎです。。どうやら、この「Gemini RECORDS」って、レーベルの初クリスマスらしく、彼の初リーダー作にして気合いの入ったつくりです。メンバーなかなか巧いのです。ゲストにカーリンクローグをはるばる呼んで「BODO」と言う町の教会でキャンドルたててて録音したようです。曲は、定番のクリスマスから、彼らのオリジナル、クリスマスをイメージさせる曲、そして、賛美歌など多彩です。タイトル曲は、カーリンと共演があるジョンサーマンの曲らしいのですが、実にのびのびした希望の光を感じる曲。クリスマスの定番になってもらいたいな。ゲストといえ、カーリンは、13曲中7曲も歌っています。ここで、彼女は、素直な曲の解釈でオーソドックスにうたっているのですが、実に「深い」のです。巧いとか、綺麗とかでなくて深い。そして、もう1人の立て役者がJan Gunnar Hoffというピアニスト。実に繊細で、丁寧で綺麗!集中力を途切れさせることなく、最後まで素晴らしい演奏でした。透明感のある叙情的なピアノと柔らかで暖かな音色のペット、そして、味わい深いヴォーカル、素晴らしいリズム陣のサポートが素敵なクリスマスワールドを作っていました。通販で買ったのですが、教会のステンドグラス?をイメージした地味なジャケットおぼえてて、もし見つけたらお家につれかえってください。1. When you wish upon a star 2. Man, woman and child 3. Have yourself a merry little christmas 4. Det har ei rose sprunge 5. Christmas song for children of Thelonious Monk 6. The christmas song 7. Snowfall 8. I`ll be home for christmas 9. Det forste lyset 10. Det lyser i stille grender 11. Snowbound 12. Silent night 13. Deilig er jordenTore Johansen (Tp, Flh)Jan Gunnar Hoff (P)Bjorn Alterhaug (B)Finn Sletten (Ds)Karin Krog (Vo)!!イェ~イ!!他2作は、Scenes of Christmas / Ann Malcom and CoJazz スイスに住むアメリカ生まれのヴォーカルとコジャズの共演盤。Merry Magic / Eric Reedスィンギー、グルビィなピアノ演奏とクリスマスを意識したサービスがたっぷりのお勧め盤。でした。また、来年くじけず特集しよう。。。ちょっと、恐ろしいマニア魂、ってばれちゃったけど。。まぁ、どうせ、どれも新譜ってわけないし、、(^_^);;来年につづく~♪
2005年12月24日
featuring the Clayton/Hamilton Jazz Orchestraもうすぐクリスマスですね。今年の新譜のクリスマスアルバムを一枚だけ。。。ダイアナクラールは、今は人気の歌姫です。ジャズが、マイナーだって言われてる中アメリカでは彼女のアルバムはノラジョーンズと同じくらいな売り上げがあるみたいです。今回、新譜はクリスマスアルバムでした。ナチュラルでスィンギー唄い方とセクシーなハスキーヴォイス、意外と男らしい度胸のすわったスキャット。。そして、ジャズフィーリングたっぷりなピアノ、、お美しいお姿に人気がありま~す。美人でも、お歌同様、親しみやすさがありますよね。前回ご紹介したように、98年にミニクリスマスアルバムがでていて、今回はその中の2曲も収録した、45分丸ごとクリスマスです。コンボのヴァージョンとクレイトン/ハミルトン・ジャズ・オーケストラもフィーチャーしたヴァージョンの、ゴージャスな一枚となっています。一曲目はお馴染みJingle Bells。このおこちゃま向けの曲を実にかっこよくジャズにしあげてます。彼女、私がしってる範囲で、4ヴァージョンJingle Bellsを唄っていまして、今回はかなり力入ったアルバムの華としてトップに登場。ジャズオーケストラを従えて、実に男勝りに歌い上げてます。女性にも人気あるのはこんなところにも因があるのかもね。元気な曲ももちろんいいけど、やっぱ、バラードいいですよね。The Christmas Songは、彼女も尊敬するナッキンコールで有名な曲です。ジャージィなムードもまじえながら、確かなリズム陣に支えられ、情景をたんたんと弾きがたる姿は、やはり艶っぽいです。かすれた声の部分に、いろんな感情を感じてしまいます。出だし伴奏無しで唄うI'll Be Home for Christmasのワンフレーズにファンは涙がでるのです。はい。フルートが効果的につかって、恋人に逢えない切なさを唄います。そして、大好きなChristmas Time Is Here、甘くラッセルマローンのギターをバックに美しく唄うのです。ミニアルバムに入っていたものですが、やはり、何度聴いてもいいです。じ~~ん(T_T)同じく、ミニアルバムからのHave Yourself a Merry Little Christmasもやはりラッセルマローンが優しく寄り添い、しっとり歌い上げる。ヴィブラフォンが入ったWhite Christmasは彼女のアレンジ!元彼?への想いをさりげなく盛り込んだWhat Are You Doing New Year's Eveも優しいつぶやきが耳にのこります。最後もスローナンバーで、素敵な歌声を耳元に残しておしまい。最後まで、素敵なアレンジと歌がたのしめるクリスマスアルバムでした。音使いはゴージャスだけど、決して「ど」派手なクリスマスアルバムではありません。彼女の歌が楽しめる一枚として、多くの方の愛聴盤になるとおもいます。今年の、クリスマスアルバムの売り上げは彼女が貢献してること間違いないですね~♪1.Jingle Bells2.Let It Snow3.The Christmas Song4.Winter Wonderland5.I'll Be Home for Christmas6.Christmas Time Is Here [from 『Have Yourself a Merry Little Christmas』]7.Santa Claus Is Coming to Town8.Have Yourself a Merry Little Christmas[from 『Have Yourself a Merry Little Christmas』]9. White Christmas10. What Are You Doing New Year's Eve11. Sleigh Ride12. Count Your Blessings Instead of SheepDiana Krall (p, vo)Clayton/Hamilton Jazz Orchestra....!!!このアルバムを聴いた友達は「今日はいつものフリースでなくて、もっと"ましな"服着よう」って、気分になったそうで~す。とってもよくわかりま~~す。ナイスなコメントだ。ハリーコニックJRのクリスマス同様、良きアメリカを感じられるアルバムでもあるとおもいます。でも、、もしも、三枚目があるのなら、、今度はオケ無し、っていうのに挑戦してくれないかな~♪
2005年12月21日
「ジャズピアノdeクリスマス」最後は、ソロピアノのクリスマスです。え~と、清く正しいジャズファンには、難易度たかいっす。ジャズファンにとって、クリスマスは「もう一つ」な企画なうえ、、ソロピアノ、ってこれまた、鬼門のひとつでありましたぁ。。しかし、ここまできましたので、行ってしまいま~す。おなじみテラークから、ブルーベックのクリスマスです。 A Dave Brubeck Christmas Dave Brubeckデイブブルーベック、実は好きなポールディスモンド絡みと、ディズニー& タイムアウト、って感じでして、どちらかというと半ば倦厭してたのですが、このクリスマスアルバムは、なんだかいい感じお歳をとられたのだなぁ~、って、大変気に入りました。彼のつくった一つのクリスマスストーリーのようになっています。雪の中をシャンシャンと鈴の音が響くような、ジングルベルではじまり、ほとんどの曲が、静かなしっとりした演奏なのですが、前半はワクワク楽しい気持ちで、沢山の教会の鐘の音が重なりあうったような演奏のジョイトゥザワールド。ストライド風、ウインターワンダーランド、などが華をそえ、オリジナル2曲はさんで、厳かで敬虔なグリンスリーブスあたりから、幼い頃からの想い出を人生に重ねて、クリスマスをたんたんと綴っていきます。最後に再びジングルベルをバラード風にしっとり演奏してクリスマスが終わる寂しさと、余韻をクリスマスソングにつなげて終演。。 Christmas Ivory / Dave McKennaスィングするピアノで人気の高いDave McKennaのクリスマスアルバム。97年録音のせいもあって、たぶん、みなさんのイメージよりず~~と、新しい感じの演奏だとおもいます。つうか、私は、もっと、古い感じのイメージだったので、若々しい演奏にちょっとおどろきました。意外とモダンな雰囲気です。ソロですが、ぐんぐんスウィングさせる左手、減り張りあるタッチ、演奏で、落ち着いたアレンジ。オリジナルも2曲はいった意欲的なクリスマスアルバムです。 Prayer for Peace/Marcus Robertsニューオリンズの大聖堂にスタンウエイを持ち込んで、演奏した荘厳な一枚。華やかなクリスマスと違う、真摯に自己と向き合った作品です。壮大なイメージのオリジナル曲ではじまり、よく知られてるクリスマスソング、トラディショナル、そして、スピリチュアル等をうまく配分しています。ストライドピアノ演奏もうまく取り入れ、マーカス風知的原点を目指す、演奏かなぁ。クラシック、ゴスペルなども聴いて育った、彼の環境がわかるアルバムだとおもいます。ラグタイム、っていうのは彼らの心の故郷なんでしょうね。。2曲彼のオリジナルと彼の選んだクリスマスの曲たちを、楽しんでください。最後は、「蛍の光」。あのメロディをちょっと、彼流にくずして終わるあたり、やはり自己主張の強さをかんじますです。Blessed Quietness: Collection of Hymns, Spirituals, Carols / Cyrus Chestnut同じように、ゴスペルを聴く環境だった、チェスナット。より、ソウルフルでアーシーな魅力がたっぷりな人気のピアニストになりました。今年、ゴールドフィンガーで聴いたときも、大きなからだでゆさゆさ、弾くとわれんばかり拍手をあびてました。ここでは、時に激しく、時に優しく・・・独りピアノに向かう姿があります。自らのルーツと人生、音楽を見つめて、神に感謝しての演奏・・。ロバーツ同様、真摯な彼の想いがストレートにつたわってきます。曲目は、よくあるクリスマススタンダードを選ばす、タイトル通り。昔から伝わるシンプルなメロディを、彼の息づかいそのままに仕上げ、聴いてる私達の心に普遍的な愛を届けてくれるいちまいです。私はこのアルバムを聴いてると、自分がいかに「飾り」や「見栄」を捨てられずにこせこせと時間を過ごしてしまっているかを考えてしまいます。しかし、2曲目、「主がついていれば」、、「シャボン玉とんだ、窓までとんだ。こわれてきえた。。」って、一緒に唄えますよね??私的には一年中聴きマスです。はい。そして、ピアノの最後は、とっておきのクリスマスアルバムの一枚!Manhattan Christmas / Sir Roland Hanna日本の企画盤ですね。浅井慎平、プロデュース、写真と音楽のコラボ。。ボックス入りで~す。よ~~~く、よく、見ないと誰が弾いてるの全然わかりません。裏面に小さく、「Sir Roland Hanna」の文字。このクリスマスアルバムの、、ターゲットにSir Roland Hannaは、ただの知らないおじさまなのだろうか。。。しかし、中味は13曲目一曲にベースが入るのですが、あとは、彼のソロピアノが びっ~~しリ詰まっています。華麗な演奏の連続です。美しい!!素晴らしい!!アルバム最初と最後は、パーティシーンを想像させるクラッカーの音等が入り、ちょっと企画っぽいのですが、マンハッタンの摩天楼が思いうかぶような雰囲気づくりです。クラシックのような品のよい、それでいてスィング感もあって、おしゃれなムードも。。。実に彼らしい作品です。彼のピアノは、降りしきる雪のように、絶え間なく・・美しく・・・ 私達に降り注ぎます。きらきら輝きながら、優しく舞い落ちてくる・・音の雪・・音・音。彼のオリジナルSEASONSも、すべての動きがとまってしまうような・・とても、美しく、少し、せつなく・・綺麗な曲です・・。すごい、素敵なクリスマスアルバムなのですけどねぇ。。ほんと、良い演奏なんですよぉぉと、、言うことで、ジャズピアノでクリスマスのシリーズは、おしまいで~す。ご静聴ありがとうございましたぁ。m(__)m
2005年12月14日
今日は、クリスマスなのだから、楽しく、、友達と一緒に演奏!みたいなアルバムで、リーダーがピアノ、ってヤツ。ようは、ゲストが賑やかに、華やかに、クリスマスアルバムに華をつけてくれたりするものです。そう、、自分が憧れてるミュージシャンゲストに呼んじゃう、、なんていうのもありますね。 A Charlie Brown Christmas / Cyrus Chestnut & Friends真っ赤なCDの側面には、ちょこんと座ったスヌーピーが印刷された可愛いモノ。アメリカのいろんな音楽を吸収してそだった、チェスナットが、愛してやまない、ヴィンスガルディアの「A Charlie Brown Christmas」にでてくる曲を全部彼の新しい感覚で演奏しています。スティーブガットとクリスチャンマクブライド、っていう、賑やかなリズム陣と、それぞれの曲に、楽しい、驚きのゲストを迎えて、クリスマスの幸せ気分をもりあげてます。あの(ほら貝!懐かしい)のスティーヴトーレのトロンボーン!ブライアンマックナイトの柔らかなほんわりしたクリスマスソング、サルサでヒューバートローズ入り、エリーゼの為に!マントラ参加でステファンハリスヴィブラフォンが効果的なワッツチャイルドイズディス?そして、躍動感あるライナスアンドルーシーでは、パットマルティーノ熱いそろがはいったり、ゲーリバーツのもみの木がきけちゃったり、大好きなクリスマスタイムイズヒア、はヴェネッサの美しし歌声と、コーラスがかさなり、マイケルブレッカーが何故かブレッカー節、ひと吹き♪ふた吹き♪小雪ふる摩天楼、って感じのヴァージョンです。はい。ケニーギャレットとマルティーノがはいるのですが、クリスマスイズカミングの跳ねるようなファンキーな感じを、オルガンを弾いて盛り上げてます。私の好きなグリーンスリーブス(曲はワッツチャイルドイズディス?と同じ)マルティーノとウォレスルーニー、そして、マクブライドのソロがかっこいいヴァージョン。大変お気に入り。二人でユニゾンしていただき、大変喜ばせていただきます。熱くなりすぎて、フェイドアウト?させられちゃったのが、残念!最後は静かに厳かにマイケルブレッカーと短いデュオで終わります。日本版ボーナストラックはソロでシューマンの子供の情景より。。静かに、自らの気持ちを。 Remembering Christmas / David Benoit デヴィドヴェノワの二枚目のクリスマスアルバム(1枚目は Christmas Timeです。持ってないです)もガルディアのオリジナルが3曲も入って、彼自身の「想い出のクリスマス」を演出してます。エヴァンスを敬愛するピアニストなので、演奏的には美しく透明感のある演奏ですが、そこにゲストが参加して変化ある作品としています。自分自身が大ファンだというアールクルーとのスケーティング!アールクルーの写真を自分でとってしまうほど、お好きなようです。デイブブルーベックとのピアノデュオ、ブルーベック節も健在。マイケルフランクスが唄うボッサアレンジのクリスマスタイムイズヒア。普段のバンドメンバーとの演奏、そして、父親ボブベノワ(ギター)とのクリスマスソングで暖かな雰囲気の中「ジングルベル」のメロディが流れてアルバムがおわります。私のベストは、気心しれた仲間と演奏する、クリスマスイズカミング。サンバのリズムで、クリスマスが近づいてきたワクワクする楽しさがばっちり伝わります。まぁ、、曲が好き、てのもあるんですけどぉ。。 Christmastime Is Here / Lafayette Harris, Jr.しっかりしたタッチと、変わったアレンジでクリスマスを盛り上げています。ゲストが、、これまた、ちょっとくせ者。一番無難なゲストは、ラリー・コリエルの息子さんのギタリストジュリアン・コリエルかなぁ。。基本的にはハードバピッシュなスタイルなんだけど、、うむ~。一曲、チコフリーマンが参加してるので買ってしまいましたぁ。チコフリーマンは意外と普通な演奏だけど、間にはいるピアノの演奏はやっぱ変わってる。。ゲストヴォーカルもかなりのくせ者だったし、、なんつうか、タップとのコラボレーションもある・・最後のファーストノエルは、しっかりクリスマスしていているので、聴き終わると、、まぁ、クリスマス気分です。はい。 Christmas Moods / Michael Wolff かなりモダンでインテリジェンスのあるピアノのクリスマスアルバムです。この他に 「Michael Wolff Christmas」って出していて、リーダー作の数のわりに二枚だから、クリスマスすきなのでしょう。一枚、ジャンピングスタートというアルバム持っていますが、アグレッシブなせめぎ合いのあるなかなか面白い一枚でした。ここでは、トランペット、ヴォーカル二人、迎えてMark Ishamというトランペットは知的でエレガントな感じのトランペット。オーソドックスに、きっちりと吹く演奏はクリスマスには真摯な感じでいいかしら。ヴォーカルの1人は、Warren Zevonとうまるで、「煙草の煙」のような男性ヴォーカル。なんとも、深くビターな味わい。正直あまり好きなタイプではないのですが、この人のアベマリアは凄い。地の底から静かに響き渡るような凄みがあります。すごく、不思議なヴォーカル。もう1人の男性ヴォーカルはKenny Rankin。柔らかで洗練された都会的なヴォーカルで、ほんと対照的なヴォーカル二人です。最後、2曲はウオルフのソロ。モダンでアグレッシブな演奏です。一筋縄ではいかないピアノですよね。次は去年でた大野雄二のルパンシリーズのクリスマスジャズ。Lupin The Third Jazz - Christmas / Yuji Ohno Trio & Friendsジャケットそのまま、ジャージィでムーディなクリスマスアルバムです。大野雄二、さすがベテランピニスト!百戦錬磨ぁ。クリスマスの雰囲気を壊さずに、おしゃれにジャズへ変身させてます。この塩梅が、センスの良さと生ライブの楽しさを想像させます。ゲストは、ギターに杉本喜代志、テナーサックスが川嶋哲朗、そして、パーカッションに横山達治!旬って、ことで川嶋に期待してしまうのでありました。パーカッションを効果的に使い、楽しいクリスマスが繰り広げられる中、クリスマスソングでは無いけど、川嶋哲朗が朗々と吹く、ルパン三世からのラブバラード、Love Squallが涙ものです。すいません、クリスマスではないけど、私のベストだったりしてぇ。Winter Wonderlanの杉本喜代志も実にいいで~す。テーマ、丁寧に弾いた後の一発きめてれます。一般的なクリスマスソングも、ラテンアレンジやブルース調にしたり、テンポルパートで変化つけたりと、飽きさせることの無いアルバムです。ベースがねぇ、いい感じで活躍するんですよね。アルコとピチカートで弾くグリーンスリーブスも、なかなか、よかったです。最後、トリオで奏でるThe Christmas Songは美しく展開し、余韻を残しながら、最後まで大人の時間を満喫させてくれます。しかし、ここで、疑問!!ルパン、って冠いるのかな?やはりセールス的に、違うのかしらね?大人げないから、これでやめておきま~す。最後は、最近の超お気に入りのクリスマスアルバムの一枚!Merry Magic / Eric Reedエリックリードが、送るクリスマスの世界。エリックリードのクリスマスアルバム。基本はビブラフォン入りのクインテットなのですが、曲によって、いろんな編成、そして、二人の歌姫を迎えて、素敵な演奏をくりひろげます。Pickup!ってことで、後日アップします。ようは、特別扱い(^_^);;つうことで、今日はおしまい。
2005年12月13日
今日も朝からジャズのクリスマスアルバム聴いてました。今日は、ピアノwith Friends、ってことで、ブログにあげよう、、っておもいましたが、、ちょっと、ぶち壊れちゃったし、、(いつもかしら?)雪もふってるから、、(すいません、まったく関係ありません)お休みすることにしましたぁ。今日の目玉はエリックリードが一昨年くらいにMAXJAZZから出した、クリスマスアルバムだった。。。これ、私は大変好きな一枚なのですね。一年中きいてるかもしれないな。最後の、「AFTER THE HOLIDAYS」って、ヴォーカル入りの曲聴くと、、聴くと、、聴くと、、いつも、ジーーンと来て、、涙がでそうになる。。と、、言うことで、そこの社長♪「クリスマス休暇」いただきましたぁ。m(__)m
2005年12月10日
シックに?ピアノトリオもいいけど、(でも、シックなピアノばかりでなかったのだが。。)もうちょっと、なにか「華」がほしいな。なんて気分の時もあるでしょうから、今日は、ピアノがリーダでカルティット、クインテット、シックステット(で、いいのでしたっけ?)なんてクリスマスアルバムいきます。まずは、誰も一度は聴いたことあるピアノの大御所から。 An Oscar Peterson Christmas / Oscar Petersonオスカーピータソンのクリスマスですねぇ。。ギター、フリューゲル、ビブラフォン入り、そして、華やかにストリングスが入る演奏。スィンギーなゆったりした演奏です。少し控えめな演奏もありますが、きらきら舞い上がるピーターソン節もきけるし、私はギターも楽しめるお得盤です。ホワイトクリスマス、なんて、みんなで、ほんとゆったりと演奏まわして、ピーターソンも凝ったことなにもせず、ストレートに歌い上げるだけなのですが、これが、ほのぼのいいのでありましたぁ。心の暖まる、一枚です。そう、フリューゲルもゆったりと、みんなで大きくスィングして、楽しいぞぉ。同じテラークから、ヴィブラフォン入りで、 Christmas with George Shearing Quintet / George Shearing ピアノ、ヴァイブ、ギター、ベース、ドラムスで繰り出される、 さわやかで、暖かくやさしく、そして都会的なシアリングサウンドを クリスマスヴァージョンでおたのしみください。分かりやすい演奏、羽根ようにかろやかなタッチです。 でも、アレンジはひと味ちがう味付けがなされています。 たとえば、一曲目も、ラテンリズムではじまり、フォービートできめて・・そして、またラテンで楽しく終わる・・・そんな原曲の雰囲気そのまま、でも、ちょっと違う・・・ その味付け具合が実に絶妙、おしゃれ!ライナーは本人が一曲づつ、想い出や演奏の解説している丁寧なもの。 人柄がしのばれますね。どの演奏も好きなのですが、 The Christmas WaltzとSnowfallは、特にお気に入り。 最後・・15曲目は「弾き語り」です。 人生をかたるような味わいのあるお歌です・・短めな演奏時間で、つぎつぎと楽しい曲がたのしめる、 まるで雪が舞うスノードームを観るようなアルバム!そう、テラークのまるで絵本のようなかわいいジャケットはもう二枚あります。 レイ・ブラウンとデイブ・ブルーベックね。同じカルテェットでも、こちら、サックス入り。一気に濃い感じになりますよね~(^_^);Bebop Christmas / Niels Jorgen Steen Quintetクリスマスもガッツでジャずる、っておもったらこれ。しっかり力強いタッチのピアノに、押しの強いギター、モダンなフレージング、でブロウするBob Rockwelのサックスで熱いクリスマスの夜は間違い無し!バッシバッシと決める、ハードバピッシュな一枚。Bob Rockwellのサックスかっこいいです。ギターもいいな。あまりにも、、クリスマス忘れてるかな?っておもってたら、TheChristmas Songでは、しっとり気かせてくれた。いい音だなぁ・・TheChristmas Song、ってサックスの名演多いですよ。シーズン以外にかけちゃう、一枚なのであった。。と、、ギターの入った、クインテットで、 Yuletide Swing / Oliver Jones ピアノだけでなくて、グラビノーヴァも使って、ヴィブラフォン系の音作りなどもしてるサービスたっぷりのクリスマス。のりのり、グルーヴィーな演奏が続きます。ふと、浮かぶのは、、若き日のオスカーピーターソンですかねぇ。。。こちらは、ピータソンのアルバムに比べると、ノンストップで走っている印象があります。全員で小気味よくスィングする中にも緩急つけて飽きさせない工夫です。クインテットでも、次のアルバムはトランペット入り。 Jazz Christmas / Willie Pickensクリスマス?って声が聞こえそうな、熱いあるばむです。 ピッケンは、ガンガン一直線に行くタイプですよね。黒人としてもってるノリのよさで、一気に弾き倒す感じ。 豪快、明解、ストレートです。アドリブに入るともう、ゴーイングマイウエイ!ニコラス・ペイトンもストレートで力強い演奏です。マグニチュード8!全曲、ピッケンと素晴らしいコラボレーションです。 アメリカ!、って感じのいちまいですよね。熱い、熱い、どの演奏非常にホットな演奏! 非常にアグレッシブな演奏!熱くて、ぶ厚いジャズのクリスマスアルバム。しかし、Nicholas Paytonの音はふくよかで張りがあって、堂々としてますよね。クリスマスアルバムとあなどって聴くと、 強烈なパンチにノックアウトされてしまう一枚でございます。最後は、再びシックステット。サックがハリーアレン、っていう、お買い得盤。What Would Santa Say? / Mark Shanes X-mas All-Stars最近のクリスマスアルバムは世相を反映してか?シックな感じのもの、おしゃれな感じのものが多いです。昔のようにクリスマス=どんちゃん騒ぎ、ってなくなったものね。これはどんちゃん騒ぎではないけど、とてもコミカルで楽しいアルバム。スィングスタイルで、メンバー全員のりのり、ってクリスマスアルバム。デキシー風あり、ブルースあり、サンバあり・・・モノラルラジオから、がぁ~がぁ~、いいながら流れてきそうな、サウンドがなんとも楽しい!しかも、ぴあの唄う!下手うまなピアノのお歌も、ホームパーティそのもの。サンタのかっこした「お父さん」達のたのしそうな様子が目に浮かんじゃう一枚です。知ってるメンバーはハリーアレンだけなのですが、(めずらしく、とても楽しそう!)適度な「はめの外し方」が暖かでユーモアたっぷりな楽しい作品です。と、、いつまで、つづくんだろう。。。まずい、、また、、なんだか、、文章が長くなってる、、(-_-);;はぁ。。今日は、ここまでね。
2005年12月09日
今日は「意外」と少ない?ピアノトリオでのクリスマスアルバムです。クリスマスの曲は、「究極のスタンダード」って事などもあって、ピアノトリオだけのクリスマスって、意外と少ない。ピアニストにしても、誰もが知ってるスタンダードをピアノだけで聴かせるのは結構勇気もいるんでしょう。。?それでも、お名前のわりと知られてるところから、、 Christmas Song / Kenny Drewエレガントで、ソフトな「イメージも」持つハードバッパーケニードリュー。日本の企画盤は、当時「ケンケンがくがく」って感じでしたが、今、聴くと何もそこまで毛嫌いしなくても、って感じです。時代、ってものもあるよね。その一連の企画ものが、クリスマスを外すわけはない!クリスマスアルバムがしっかり残っています。いいよぉ~♪ベースがペデルセン、ドラムがアルヴィンクィーン。クリスマス柄?ハードにアグレッシブなセッション、ってのは論外ですから、そのへん、クールに、、でも、さりげなくテクニックとアレンジ盛り込んで、超ハイセンスなクリスマスアルバムです。ピアノ演奏ききこんでも楽しいし、小さな音でBGMにしてもおしゃれだし、、お買い得な一枚でござる。21分、六曲ってのも「みなさま」には嬉しいかもね♪ Silent Night / European Jazz Trio あぁだ、こうだぁ、言っても、透明感のあるサウンドは静寂なクリスマスのムードにぴったり♪European Jazz Trio が使命感?をもってお届けするクリスマスアルバムです。美しく、透明感ある演奏の中にも、控えめに込められた彼らからの叙情的なメッセージを感じることができたら、あなたは偏見の無いピアノ通でございま~す。なんちゃって!ジャケットの美しい風景が大変素敵♪あ、この人達オランダの人達だったのね。ピアノはKarel Boehleeです。が、、 White Christmas / European Jazz Trio 実は。一昨年、一作目のクリスマスアルバムに、Marc van RoonのピアノでWhite Christmas、Have Yourself A Merry Little Christmasという、おいしい2曲を付け加えたアルバムがでていま~す。残念ながら持ってませーーん。Christmas Songs / Eddie Higgins Trio ヒギンズは、スィンギーでオーソッドクスなスタイルですが、アレンジも工夫されており、ジャズピアノファンにプレゼントしたら喜ばれそう・・演奏は、明るく、適度に華やか。上品な彼のイメージを保ちつつも、内省的にならずに、みんなで楽しめる作品です。ベースが積極的にアプローチして、好演してます。バラードプレイはロマンティックでいながら、ちゃんとスィングしていてピアノトリオのまるで見本的な演奏です。全12曲、ヒギンズのピアノで楽しむクリスマス曲は、格別で~す。奥様ダンブロッシオのジャケットの絵はとても素敵。(奥様とクリスマス作ってよぉ!)ジャケット開いた中も綺麗ですよ。これは、LPもでてます。と、、なんと、なんと、、ここまで、すべて日本からリリースです。って、日本人がピアノトリオ好き、って事?ついでに言っておくと、、JazzCity、って日本のレーベルが出していたJazzCityChristmas(vol.1,2)は、ピアノ満載です。ハーシュ、ダンコ、キューン、コープランド、、、等々、ちょと美味しすぎるクリスマスアルバムです。二枚目には、トムハレルが2曲参加してますです。でへ。それじゃぁ、、と、、日本人のピアノトリオが出してるのを、一枚。お美しい女性でございます。 My Little Christmas/Yoshiko Kishino 聴きやすく、柔らかなタッチ。ジャズを意識するというより厳か雰囲気を大事にしています。原曲を少しアレンジして、おしゃれっていうか、インテリジェンスをすごく感じる演奏です。グリーンスリーブスとか、何気なくいきなりヒートアップするのですが、蒼く燃え上がる感じで、ジャージィというのとも少し違うかな。最後のオリジナル曲では、彼女の「Merry Christmas to you. 」というメッセージがきけます。。そう!!グルヴィィでは無いけど、「ピュア」、って言葉はぴったりかもしれないです。ちょっと、飛んで、スウェーデンから。これは、三曲ペットが参加してるのですが、基本的にはピアノトリオを楽しむ作品ってことで、、 Winter Wonderland / Claes Crona with guest Jan AllanClaes Cronaは、少し前にスカンジナビアコネクションで、来日したことあるピアノです。北欧のピアノって、いうイメージは無く、熱くスィンギーなピアノです。オーソドックスだけど、ノリノリで楽しめるジャズピアノですよね。だから、安心して楽しいクリスマスがおくれま~す!しかし、見事なゆれ具合なのですね。バラードの時のしっとり感もいい。こういうときに、北欧のメロディアスさ、叙情豊かな感じたっぷり感じます。ベースもドラムも、あまり有名でないけど?きっちりお仕事していて気持ちいいです。ペットのジャンアレンは、自信に満ちた、しかし、暖かな演奏。どうやら、ミュートようです。3曲で参加しています。最後はソロピアノで終わる、アルバム構成も心憎い。Let's Have A Merry Christmas / David Gazarov Trio ピアニストはこのクリスマスで聴くのが初めて。イタリアのクリスマス?って、売られてたそうですが、イタリア人では無いよね。イタリアにすんでるのかな?中身はこのかわいいサンタにだまされちゃいけない、かなりアグレッシブな演奏です。静かにひいてる曲もありますが、モーダルでなかなか変わったアプローチだったりします。タッチも硬質だし、重厚な感じもする。たまに・・クリスマス・・・忘れてる・・。バラードだって、メリハリはっきりさせなくちゃ、嫌、って感じ。クリスマスだって、ヴィヴィいっちゃってるピアノトリオである。クリスマスだって、綺麗なピアノトリオなんかじゃ、我慢できないぞぉ、って、人には超お勧めですね~♪ベースのPaulo Cardoso、が、結構いけてました。他に、Christmas standards / Nicolas Hafner "Swisstet" ソフトな感触のピアノだが、アレンジやリズムに工夫した、楽しい一枚。Silent Night /Christoph Spendel しっかりしたタッチの、リリカルなピアノです。饒舌な広がりのある演奏。Have A Jazzy Christmas / Roy Budd グルーヴィーでスリリング。流暢な?ピアノ。ドラマチックなクリスマス。なんて、ところがたぶんヨーロピアンでしょう。。(^_^);つうことで、意外とない北欧のジャズピアノトリオのクリスマスアルバムでした。あ、、番外編? White Christmas / Norio Maeda ご存じ、前田憲男の清く正しいクリスマスアルバム!と、、言うことで今日が終わった。。
2005年12月08日
どんな感じで、手をつけようかな。。今日も悩んで終わるといけないので、、と、とりあえず、、、LPで聴くことができる有名なクリスマスアルバムから。(ようは、大昔からあるのです)まずは、アナログ収集家ならだれでも知ってる、、?BNのクリスマスアルバムから。背中にチェレステ背負ったサンタのピアソンがサンタのかっこのヤツ。 Merry Ole Soul / Duke Pearson BNはクリスマスコンピが出る前は、長い間このクリスマスアルバムだけでした。で、BNだし、LPは結構良いお値段で取引されてます。私?欲しいけども持っておりませんです。オークションやらないから。地方の中古屋で、簡単にであえるともおもえないし。。でも、最近一曲追加でCD化されてるので、聴いたことがある人は多いはず。中味は、ピアノトリオになんと、何故か、パーカッションでアイアートが参加してるという、意欲作。チェレスタとうい「鉄琴」みたいな小さな鍵盤楽器も使ってクリスマス気分を高めてます。どの演奏も、曲のよさをそのままに、でも見事にジャズとして演奏されていて、とても素敵なクリスマスあるばむです。(CD有り)プレステッジには、CD化されてない最後の秘境?クリスマスアルバムが二枚あります。どちらもタイトルは、「Holiday Soul」です。これは、二枚そろえることができました。 Holiday Soul / Bobby Timmons ファンキーなピアニストとして、有名なかれですが、私は彼のBorn to Be Blueが好きで、その哀愁のにじみ出たサウンドのファンです。なんだか、人生の切なさを感じませんか?ソウルフルと言っても煽るような演奏ではなく、聴く人の「心の真ん中」に。まっすぐはいってくる演奏です。なかなかシックで「渋い」大人の雰囲気のクリスマスアルバムなんですよ。ほんと、懐かしいジャズ喫茶の香りがする。マスターの皆様ご苦労様で~す。もちろん、得意の三連符フレーズでてきますです。 Holiday Soul / Don Patterson ピアノでなくてオルガンなんですけどね。で、ここの私的お楽しみは、パットマルティーノの参加です。神業の片鱗をあちこちかいま見せます。がぁ、パタソーンとのアーシーな掛け合いがなんとも、面白いのだぁ。クリスマスといえば、教会。教会といえばオルガン。でも、パターソンは厳かな雰囲気よりは、どちらかと言えば楽しいクリスマスをオルガンで演出してくれます。それでも、ロングトーンを使って、ゆっくりと弾くサイレントナイトやホーリーナイトはオルガンにしか出せない響き雰囲気がたっぷりです。しかし、最近の哲学者風のマルティーノからはちょっと想像できない、陽気、能天気が、おもしろいでーす。プレステッジのこの二枚は、CDはありません。レコード、日本版などもでてるので中古で手に入れるのそんなに難しくないようですが。。プレステッジからクリスマスコンピ「THE CHRISTMAS COLLECTION」ででて居て、こちらはCDで再発されてますからちょっときけますけど。。オルガンついでだから、、、ジャケットのインパクトが結構強烈な、、ジミースミスのクリスマスアルバム。 Christmas Cookin' / Jimmy Smith「Christmas '64」に2曲ついかして、「Christmas Cookin'」になってます。それは、ティンファニー?で壮大に幕開ける、クリスマスアルバム。全編、不思議なサービス心が満載なのですが、とにかく、ファンキー、遠慮無し。ビッグ・バンドとコンボで録音しています。サイレントナイト!信じられないファンキーさです。とにかく、陽気に、わいわい!ファンキーでソウルフルな一夜を保証します。CDに追加されてるグリーンスリーブスは、すげぇ、かっこいい。蛇足ですが、ビッグバンドヴァージョンのほうはギターバレルです。CDに追加されてる、2曲はギターがウエスとバレル!!わぁ~マイジャズギターの神様が一緒にいるぅう。って、ことで、LPでなくて、CDかけたりいたします。はい。(CD有り)Sounds of Christmas / Ramsey Lewis Trio 最初の一発目から、ばっちし溜のはいったブルージーな演奏。全編のろのり、ゴスペルタッチのソウルフルでスィンギーな、サービス精神旺盛な演奏とアレンジがたのしめます。こちらも、楽しく豪華なクリスマスを保証済み。彼はもう一枚「More Sounds of Christmas」もだしています。内容は同じようなかんじかな。CDは、2イン1になっています。A Charlie Brown Christmas / Vince Guaraldi 先日、紹介済み。確かに、40年の歳月をかんじる録音や音作りでありますが、古さを感じずに楽しめる一枚だとおもいます。(CD有り)ついでに、、オルガンが二枚でたので、、有名ではありませんが、 Christmas with McGriff / Jimmy McGriff64年の録音のようです。ジミースミスも64年に録音してるので、対抗意識もあったかもしれませんね。アーシーでテンションが超高い。ハモンド・オルガンの音色がぎゃんぎゃん頭を直撃する一枚で~す。CDでもっているのでLPのジャケットとちがうかもしれません。M(__)Mと、、今日はここまで。
2005年12月07日
クリススマスアルバムで一番多いのは、ヴォーカル、、、たぶん、女性ヴォーカルだとおもいます。でも、私、ヴォーカル、とても偏っていて、生理的に聴けないのもあるので、クリスマス集めるときも、インスト中心で集めてました。で、私の手持ちでは、やはり、ピアノがおおいのです。今日から、ピアノ編、っておもったのですが。。どうやって、手をつけようか。。。悩んで、時間切れ。。とりあえず、明日は、何か書いてみよう。。。
2005年12月06日
ジャズギターリストのクリスマスアルバムのつづきで~す。Christmas at My House / Larry Carltonラリーカールトン。フュージョン界の大御所は、一度銃弾に倒れた。。。復帰後、第一作目は、家族も参加してる、生きてる事への感謝の一枚。この辺、もう、たぶんご想像道理の音。西海岸のクリスマスでーーす。洗練された、アーバンなクリスマス。キーボードの響きも華やかにカールトンの泣きが楽しめる一枚。ここのカールトンのギター好き。リラックスした、大人のプレイの中にもギターリストのセンスとテクニックがきらりと光る秀作。結構、人にすすめちゃいます。と、、くれば、フォープレイ。Snowbound / Fourplayここでも、ぐりぃ~~ん、ってカールトンのギターが泣きます。しかし、こういうフュージョンの音、今は懐かしい、郷愁さえさそいますね。ボブジェームズのはずんだアレンジ&キーボードは、青空、カルフォニア、そんな、明るいクリスマスアルバムに。カールトンも明るいず~っと、色合いにきこえます。湿度まったく無し。そうきたら、、ラスフリーマン。Holiday / Russ Freemanリッピントンズのリーダー、ギターが送るクリスマスアルバムには、な、、なんと、ボブジェームズが参加。凝ったアレンジや、オーソドックスな演奏、と多彩なクリスマスアルバムです。レゲエやサルサも飛び出す、楽しい一枚。冒頭、オリエンタル風のキャロルオブザベルスは、マンドリン、12弦ギターも使われてます。夜空に星、ネオンのきらめき、華やかなアレンジのクリスマスアルバム。最後は、ジャズギターのマイナー所、でも、面白そうなクリスマスアルバム三枚。 Christmas Impressions / Ron Escheteロンエシュテ。この人7弦ギターの名手なのですが、これは違うとおもうんですけど?m(__)mソロと、ギタートリオによるクリスマスアルバム。美しいハーモニーと、柔らかな音かしらね。トリオのベースの、アグレッシブな展開がちょと予想外な感じ。結構、、弾きまくってる。ソロで奏でるChristmas Time Is Hereの為に、海外通販しましたぁ。(^_^)7弦ギターといえば、若いところではジョンピザレリ。 Let's Share Christmas / John Pizzarelli父のバッキーピザレリの指導宜しく、ギターに唄に大活躍です。その彼の10年くらい前のアルバム。華やかにオケをバックに「唄いまくる」エンターテイメントとしてのジョンのクリスマスアルバム。一曲ごとにアレンジャー変えた豪華なアルバム。一曲だけ、トリオでそりすべりをハードドライヴィングに弾きまくる硬派なギターリストは彼。次回は、ギターだけで、もう一枚。(とうちゃんも一緒に)で、このアルバムはヴォーカルに分類されてますけど。。最後は、ソウルフルな一枚。 Guitar Christmas/Jimmy Ponderジミーポンダー,暖かな音のバップギターリストの、ソウルフルなクリスマスアルバムです。JOHN HICKS参加、ってことで音の感じはつかめますよね。DON BRADENと言うテナーサックスが、なかなか、拾いものですね。ストレートでゆったりかっこいい。斬新さはありませんが、いい味でてまーす。クリスマスの夜だって、やっぱ、ソウルフルにって、人にどうぞぉ。と、、今宵はこの辺で。。さて、クリスマスアルバムが沢山でるのは、アメリカでーす。そのアメリカでは、イージーリスニング的なギターが沢山でてます。そして、カントリー、フォーク、ブルース、、、ギターはジャンルを越えて演奏することも多く、この辺からも興味のあるアルバムは沢山でています。。つうか、、むしろ、、このへん、、ばっかりなんですけどぉぉ責任者でてこぉ~~い。なんちゃって。
2005年12月05日
ジャズギターのクリスマスアルバムは、やはり少なーーい。ジャズギターって、マイナー分野だけど実際にはアルバムは異常に多い。(と。思う)でも、クリスマスアルバムはその数にくらべると、、とっても、少ない。泣けるほど少ない。たんなるほど、少ない。。と、泣きをいれていても仕方ないので、持ってるもので、、ご紹介。まずは、王道、二枚。私のジャズギターの神様、ケニーバレル(もう1人は、ウエスモンゴメリー)Have yourself a soulful little Christmas / Kenny Burrell バレルの演奏はいつものように、ドライブ感あふれており、大好きなブルジーなフィーリングもたっぷり。オーケストラがかぶってはいますが、まさにジャズギターの王道をいくバレル。彼のファンならこのマイフェヴァリットシングスの為だけに仕入れても後悔はしないとおもいます。グル~ヴィで、スリリングで、このかっこよさは、極地です!痺れる。ちなみにジャケット違いは、こんなカワイイ仕様で~す。次は、マイジャズギターの右大臣のジョーパス。ええと、左大臣はジムホールで~す。左右で、「光」かがやいてま~す。(^_^)Six-String Santa / Joe Passリズムギターの朋友John Pisanoとの楽しい一枚。バレルのブルージィさは無いけど、ジャズギターの見本のようなです。見事な曲の解釈と演奏。まるで、自宅のリビングで録音したようなリラックスした雰囲気なのですが、そこは、それ!ギター職人!インプロゼーションになると、これがクリスマス?って、かっこよさです。ジョーパスのリラックスした、でも正攻法なジャズギターがきけるアルバムです。つづいて、ゲッツとの共演で有名なチャーリーバード。Charlie Byrd Christmas Album / Charlie Byrd彼は、クラシックギターの演奏に近いので、ソロで奏でられるこのクリスマスアルバムは、ジャズ度は低いけど、クリスマス気分は堪能できます。上の二枚とは、ちょっと違った静かで厳かなクリスマスをご希望の方に。しかも、二枚だしてます。基本的には、同じような内容、雰囲気ですから、どちらか一枚でオッケイでしょう。曲もかぶさってるいるものもあるし。つうときは、、最初に出した方を抑えます?どうなんでしょ?こちらが1枚目です。Christmas Carols for Solo Guitar / Charlie Byrd同じようにひとりギターでも、ジャズ度、驚愕度が高いのがタックアンドレス。Hymns, Carols, And Songs About / Tuck Andressギターリストはソロアルバムの恐ろしさをよ~~く知ってると思います。ギターは小さなオーケストラ?言うは簡単ですが、ベースとコードとメロディを一人演奏するのは実際大変。うまいヤツでも、たいがい何処かに破綻がある。この人のひとりギター、一応、三つ完璧。で、キツイ感じにならない。超絶技巧でいながら、「目一杯、やってますぅ」みたないな、激しいノリや、テクニックを誇示した感じがしな~い。でも、ギター演奏する人が聴いたら、きっと驚くとおもいます。このアルバムをかけると・・外に雪が降り出しそうなきがします。あぁ、かけたからつもってしまったよ。アヴェマリアを一緒に歌いながら、窓の外は雪・・・ひとり妙技を堪能したら、別の技巧派の、クリスマスアルバムも聴いてみよう!Winter Nights / Al Di Meolaアルディメオラ。なな~んと。バンドォーラの名手とクリスマスアルバム出していて、スーパートリオの白熱とは違った、叙情の絡み合いがたっぷりなエキゾチックなクリスマスアルバム。そんな独特の哀愁が感じられる作品です。クリスマス曲もオリジナル曲もシルクロードの味付けでございます。自他共に認めるへそ曲がりの方、普通のクリスマスは嫌、って方、是非♪まだまだ、続くギターのクリスマス。。。
2005年12月04日
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