プロローグ。それは不安感が交錯した陰りのあるメロディで始まるElegy。 13曲中3曲入っているオリジナルの一つ。 寂しさ、哀しさが一気にあふれるのを、じっと堪えたような切なさが漂う。。Elegyはとても短い曲。 鎮魂歌のような雰囲気。。このアルバムに対する真摯な気持ちが伝わって来ます。 アーヴィング・バーリンのBlue Skies。北欧の空のイメージは灰色かなぁ。。 気持ちの中の空の色は、心の持ち主が決めるんでしょう。。。希望や素敵な願いが心の空を明るくする。 森さんの歌心タップリのベースソロがジンときちゃいます。 ピアノソロで、静かに想い出に浸る丁寧に綴るSummer Night Of Gotland。 トリオでアップテンポで、流暢でお洒落なフレーズの連続スィンギーに駆け抜けるSome Of These Days。
わたくし的、、大感動のOver The Rainbow 。 ほとんど原曲をいじる事なく、ゆっくりと、、たんたんと。。。 じわぁ~~~っと、心に染みこんでくる音の一つ、一つ。。 私にとっても、忘れられないOver The Rainbowになりそう。。
再び軽快なテンポとラテンのリズムになって、Stompin' At The Savoy。 彼の祖父がスウェーデンに戻って開いたホテルがSavoy!!素敵な楽しい想い出がいっぱい詰まってそうな演奏です・ I Remember You。バース交換もしっかりあって、ジャズの楽しさがストレートに味わえる演奏。 クールでマイルドなタッチ。流麗なたたずまい。 続くオリジナルPlay It, Samも、密度の高いダイナミックな演奏。 As Time Goes Byは、みんなが大好きなあのメロディをほとんどそのままかみしめるような演奏。 あの.Mack The Knifeも、彼にかかれば洗練された大人のタッチで粋なサウンド。 ダンディなベースソロもガッツリ決まってます。
1.Elegy 2.Blue Skies 3.Summer Night Of Gotland 4.Some Of These Days 5.Unforgettable 6.Chicago 7.Over The Rainbow 8.Stompin' At The Savoy 9.I Remember You 10.Play It, Sam 11.As Time Goes By 12.Mack The Knife 13.Capricorn
Ronny Johansson(p) Yasuhito Mori(b) Raymond Karlsson(ds)