ナオのホームページ

ナオのホームページ

2008年03月08日
XML
カテゴリ: 為替
昨夜は為替トレーダーにとっての月一度のお祭り、米国雇用統計の発表があった。それに合わせて準備をし、望んだ訳だが。

ユーロドルで発表前に5PIPSほどゲット。少しづつではあるが儲けが貯まってきてはいた。それなりに調子は良く、トレードの手法も確立しつつあった、が。

発表は市場の予想より低い数値。ネガティブサプライズとなり。発表直後はドルが売られ、レートは一気に跳ね上がった。

ここでロングで仕掛けたのだが、この後、レートは急落。自分のポジションは見る見るうちにマイナスへ。

で、最後はストップロスのレートまで売られ、あえなく撃沈。万事休す。それから取り返すとばかりに、コッチは上昇を始めたドル円にロングでエントリー。しかしこれも自分がエントリーすると、今度はどんどん下がっていった。やっぱりドルは売られる運命か、と思い、これも損切り。するとその直後、今度は急上昇。どうなってんだ、いったい?

てなわけで昨夜の数時間で今までの儲けを全てフッとばし、さらに資産が減った。もうしばらく立ち直れそうにない。市場予想より悪い数値だからドルは売られるはずなのだが、昨夜の指標の発表結果で逆に悪材料出尽くし、となったのかもしれない。

あとで分かったのだが、あの急落はアジア系のファンドが多額の売りを持ち込んだために起こったことらしい。あれだけレートが動いたと言う事は相当な額だと推測できる。今までのユーロドル高は彼らがこのために仕掛けて値段を吊り上げ、この急上昇を待っていて売り浴びせたものだろう。相当な儲けをこの一瞬で得られたものと思う。おそらく自分以外のファンドや銀行、投資家の中にも損したところはあったのかもしれない。あのレートの下がり方はそれらのストップロスを巻き込んで下落したようなものだ。

分かってはいたが指標、特に昨夜のような雇用統計の時は手を出さないのが賢明だ。バクチに近いものがある。コツコツと利益を蓄えていくやり方が自分には合っている事が、昨夜の出来事でやっとわかったような気がする。痛みがなければ分からなかったことかもしれない。ある意味いい薬になった。同じ過ちは二度と繰り返さないことだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年03月08日 20時39分57秒
[為替] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: