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2015.10.03

「ラスト・リベンジ」をみて

テーマ： DVD映画鑑賞(14236)

カテゴリ：映画鑑賞

アメリカでR指定、日本ではR15+指定です。

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あらすじ

バージニア州、キャンプ・ピアリーのCIA訓練所。

訓練生達に講演するCIA超ベテラン工作員エヴァン・レイク(ニコラス・ケイジ)。

CIAから勲章を授与されたこともあるレイクは、毎年講演を依頼されて壇上に立ちます。

現場を離れて早6年、そろそろ現場に戻りたい、取り逃がしたバニールが生きていることを

調べたいからだとCIA長官に嘆願するレイク。

しかし、逆に勤続36年は天晴れ、そろそろこの仕事も潮時では？と言われて、憮然として

レイクは席を立ちます。

病院に向かい検査結果を聞いたレイクは、FTD(前頭側頭型認知症)で余命3年だと宣告され

てしまいます。支えてくれる家族も身寄りもいないレイク。

処方された薬もろくに服用せずに、酒をあおります。

一方、レイクの後輩ミルトン・シュルツ(アントン・イェルチン)は、NSA(安全保障局)から

以前ミルトンが追ってた化学物質が取引される可能性がある事件の連絡を受けます。

それは、22年前にレイクを直接拷問しトラウマで苦しめた張本人のイスラム系大物テロ

リスト、モハメド・バニール(アレクサンダー・カリム)が患う特殊な持病の唯一の特効薬で

あり臨床試験薬で、死んだとされ捜索対象から外されてきたバニールが生きている証拠にも

なり得ます。

ミルトンは、バニールは生きていると信じ捜索を要請し続けているレイクが聞いて喜ぶで

あろうと知らせに行きます。

レイクは再びCIA長官を訪ね、バニールの捜索を依頼しますが、逆に認知症を患っている

ことを理由に引退を迫られてしまいます。

病気のせいで感情を抑えられずキレてしまったレイクはIDを取り上げられ、解雇されてし

まいます。

CIAが動かないのであれば、一人でバニールの手掛かりを見つけにルーマニアに飛ぶと言う

レイク。ミルトンは自分が失職する危険を冒してまで、レイクにどこまでも同行して協力

すると言います。

ミルトンには認知症の事を話さずにはいられなくなったレイク。

2人はルーマニアのブカレストに飛び、現地の協力者ミシェル・ズバレイン(イレーヌ・

ジャコブ)と共に、バニールとおぼしき人物が接触するであろう大学教授のユリアン・コー

ネル(セルバン・セレア)に圧力をかけ…。

私の感想

パッケージ写真には「ニコラス・ケイジ引退」と書かれていますが、単に引退させられた

CIA工作員の物語なだけだと思います。

紛らわしいな。(￣∇￣;)

しかも、認知症に苦しむベテラン工作員です。

ケニアに潜伏し薬を待ち続けるバニール側の描写は、紛らわしいので今回控えましたが、

バニール側のシーンが度々登場し悪役というカラーをあまり感じさせなかったのは、ハリ

ウッド映画にしては珍しいなと感じましたが、ハリウッド映画ではなくバハマ映画だった

とはしらなんだ。やっぱりねー。　w(￣▽￣;)w　!!

バニール役を演じたのはアラブ系？スウェーデン人俳優のアレクサンダー・カリム、その

側近ブイ役アデトミワ・エドゥンはナイジェリア出身の俳優、ルーマニア人教授役を演じた

セルバン・セリアはルーマニア人俳優、ルーマニアでのレイクの協力者ミシェル役を演じた

イレーネ・ジャコブはスイス人女優、ミルトン役のアントン・イェルチンはロシア生まれの

アメリカ人若手俳優です。

国際色豊かでいいですね。

癌を患うCIAエージェント主役の映画はケビン・コスナー主演作 「ラストミッション」 という

作品がありましたが、本作の認知症の方がもっと過酷かもなと思いました。

ニコラス・ケイジが認知症を患う役を演じるなんて!?　

いろいろチャレンジしてますね。(*゜▽゜ノノ゛☆

ニコラス・ケイジ主演作は数多くありますが、私が気にいっているのは

「ロード・オブ・ウォー　史上最強の武器商人と呼ばれた男」 と「コン・エアー」(若い～)です。

☆☆☆