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2017.02.04

「キング・オブ・エジプト」をみて

(2)

テーマ： DVD映画鑑賞(13990)

カテゴリ：映画鑑賞

「キング・オブ・エジプト」

2016年アメリカ＆オーストラリア映画、原題は"Gods of Egypt"です。

15の賞にノミネートされています。

アメリカでPG-13指定、日本ではGです。

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あらすじ

【映画ポスター】キング・オブ・エジプト (ジェラルド・バトラー/Gods of Egypt) /REG 両面

かつて生命誕生の地エジプトでは、血の代わりに金が体に流れる神々が人間と共に

暮らしており、太陽神ラー(ジェフリー・ラッシュ)は息子、生命の神オシリス(ブラ

イアン・ブラウン)にエジプトの肥沃な土地を治めさせ、その弟セト(ジェラルド・

バトラー)には不毛の地である砂漠の神にしました。

オシリスは、1人息子で天空の神ホルス(ニコライ・コスター・ワルドー)に王座を譲り

渡すことに決めます。

人間で平民のコソ泥青年ベック(ブレントン・スウェイツ)は、一緒に駆け落ちしてきた

恋人ザヤ(コートニー・イートン)がホルス王子の戴冠式を見に行く時に着るワンピース

を市場で盗んで持ち帰ります。

戴冠式には、知恵の神トト(チャドウィック・ボーズマン)、ホルスと恋仲にある愛の女

神ハトホル(エロディ・ユン)、守護の女神ネフィティス(エマ・ブース)など国中から神々

がお祝いに来ました。

ベックとザヤも最前列でその様子を見物しておりました。

遅れてやってきたセトは、オシリスを刺殺し、ホルスの両目を奪い、本来ホルスが付く

はずだった王座を奪います。

はむかう神は殺し、平民は奴隷にされてしまいます。

ベックは外で力仕事をさせられながらも、書物庫で働かされているザヤに会いに宮殿内

に忍びこんでおりました。

セトは方々で略奪を繰り返し、略奪品を宝物殿に運ばせておりました。

ザヤは、ホルスの両目も宝石に姿を変えセトの宝物殿に保管されているはず、ベックなら

忍びこんで取り返し、現状を打開できるはずだと、ベックに宝物殿のからくり図面を渡し

ます。

ベックは夜にするりと宝物殿に忍び込み、何重にも用意された泥棒よけの仕掛けを掻い潜り、

片目だけを盗み出します。

翌朝喜び勇んでザヤに報告に行くと、建築士ウルシュ(ルーファス・シーウェル)が待ち構え

ており、ベックはザヤを連れ馬車で逃げますが、ウルシュの放った矢でザヤは息絶えます。

【映画ポスター】キング・オブ・エジプト (ジェラルド・バトラー/Gods of Egypt) /ADV 両面

【映画ポスター】キング・オブ・エジプト Gods of Egypt /インテリアアート銀両面

ベックは、オシリス前王墓内でうちひしがれていたホルスのところに向かい、片目を

渡しもう片目探しを手伝う代わりにザヤを生き返らせてほしいと取引を申し出ます。

ザヤの魂は死者の国へ向かい始めたため最後の審判の門をくぐるまでの数日間の間に

もう片方のホルスの目を見つけザヤを生き返らせようと利害が一致した2人。

一方、ハトホルを愛人にしていたセトは、ホルスが片目を取り戻したことに気付き、

刺客を送り…。

私の感想

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舞台はエジプトなのにキャストは白人ばかりと前評判ならぬ前非難を浴びていた

作品でしたので、期待はまったくしてませんでしたが、一応見てみる事にしました。

(￣∇￣;)

巨額の制作費を投じたB級アクション映画だろうなあと思っていたからでしょうか。

予想以上のハチャメチャな設定・展開ではありましたが、それはそれなりにウッソ～

と言いつつも笑いながら楽しく見れました。

ジェラルド・バトラーは今回悪役です。

邦題は「エジプト王」ですが、原題は「エジプト神」ですよねー。

神様は人間より一回り体格が大きくて、瞬時に獣やら超合金フィギュアのような鎧兜

姿になって飛びまわれます。

w(￣▽￣;)w　!!

そして、負傷すると、出血ならぬ出金します。(゜∇゜ ;)!?

猿のような身のこなしができる主人公ベック役を演じていたのは、以前ご紹介した

「ギヴァー　記憶を注ぐ者」 でジョナス役を好演していたオーストラリア人俳優ブレントン・

スウェイツでした。

相手役ザヤ役を演じたオーストラリア人女優コートニー・イートンは、

「マッドマックス　怒りのデス・ロード」 ではロージー・ハンティントン・ホワイトリー

やゾーイ・クラヴィッツらに隠れるようになんとなく写っていた人です。

大きな役に抜擢されてよかったですね。

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愛の女神ハトホル役は見覚えあるなあ、タイのアクション女優だったかな、それとも

インドネシア女優？と思ったらフランス人女優のエロディ・ユンでした。

「アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ」(確か以前ご紹介したはずですが、リンク

させたい元記事が見つかりませーん)に出てましたね。

空手黒帯の持ち主でしたっけ。

本作でも、なかなか存在感ある役回りでした。

チャドウィック・ボーズマンの役はどうなんでしょう。

おかしくはなかったけど、伝記もの映画で見事な存在感を見せてきただけあって

ちょっと可哀そうな気がしてしまいました。

☆☆☆