星とカワセミ好きのブログ

2022.03.26
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カテゴリ: 本、雑誌、記録
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、テレビのニュースやワイドショーで状況や経緯の説明があるのですが、プーチン大統領の戦争の目的がよく分からず、軽々しく核兵器の使用を口にする恐ろしさを感じています。
ウクライナは以前、核兵器の大量保有国でしたが、核兵器を放棄して非核国になりました。ところが今度は核を持つロシアから、核攻撃をするとの脅しを受けています。

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大学時代に授業の課題があり、ロシアの作家・ドストエフスキーの「罪と罰」、「カラマーゾフの兄弟」などを図書館で読みました。

岸恵子さんの「ベラルーシの林檎」も読んだことがあります。
記憶に残っているのは、ワルシャワからベラルーシに行く列車の中で、おばあさんがスプーンを使い、リンゴの皮は残しながら、中の実の部分を上手に食べていくという話です。それから、列車のトイレが非常に汚く、便器さえないという話や、ポーランドとベラルーシの鉄道の軌道幅が違うので、途中の駅で車両が機械で持ち上げられ、広軌道用の台車に交換されるという話が書いてあったと思います。

会社の取引先の若い営業担当者が、時々商談で来社されました。
雑談中、私がオランダで生活したり、米原万里さんの本を読んでいた話をすると、その人から、米原万里さんと同じ大学のロシア語学科を卒業し、大学時代、留学中、会社員の有給休暇を利用して、旧ソビエトの主要な都市を巡った話を聞きました。極東から西側まで、8割以上の街を訪れたとの事でした。
毎回、色々な街の様子や、大変な目に遭った話などをお聞きするのが楽しかったです。ウクライナ、ベラルーシの事も教えてもらいました。ウクライナのキーウ、オデーサ、マリウポリの旅行話も聞きました。
その後その人は会社を辞められたそうで、残念ながら接点が無くなりました。

ロシアのウクライナへの侵攻で、マリウポリやキーウの街が無残な姿になり、ウクライナ人が死体回収をされている姿をテレビで見ると、胸が締め付けられるような気がします。

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私の部屋の本棚には、ロシア・ウクライナ・ベラルーシに関する本があるので、紹介します。最近本屋のウクライナコーナーで紹介されてあった本も購入しています。
新聞はウクライナの記事がある部分を切って保存し、読み直しています。



↑「いまさらですがソ連邦/速水螺旋人、津久田重吾/三才ブックス」



↑「ウクライナを知るための65章/編著:服部倫卓、原田義也/明石書店」
「ベラルーシを知るための50章/編著:服部倫卓、越野剛/明石書店」



↑「現代ロシアを知るための60章【第2版】/編著:下斗米伸夫、島田博/明石書店」
「ロシアの歴史/粟生沢猛夫/ふくろうの本/河出書房新社」



↑「ロシアとソ連邦/外川継男/講談社学術文庫」



↑「物語 ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国/黒川祐次/中公新書」



↑「ロシアを知る。/池上彰x佐藤優/東京堂出版」
「読書の技法/佐藤優/東洋経済新報社」



↑「インテリジェンス人間論/佐藤優/新潮文庫」
「「人物で読み解く世界史365人/監修:佐藤優/新星出版社」



↑「ロシア 闇と魂の国家/亀山郁夫+佐藤優/文春新書」
「現代ロシアの軍事戦略/小泉悠/ちくま新書」



↑「ハイブリット戦争 ロシアの新しい国家戦略/廣瀬陽子/講談社現代新書」
「核兵器について、本音で話そう/太田昌克、兼原信克、高見澤蔣林、番匠幸一郎/新潮新書」



↑「プーチン幻想 『ロシアの正体』と日本の危機/グレンコ・アンドリー/PHP新書」



↑「ロシア・ロマノフ王朝の大地/土肥恒之/講談社学術文庫」
「名画で読み解くロマノフ家12の物語/中野京子/光文社新書」



↑「La muse 世界の美術館15 エルミタージュ美術館」



↑「チャイコフスキーコンクール ピアニストが聴く現代/中村紘子/中公文庫」
「おろしや国酔夢譚/井上靖/文春文庫」



↑「カラシニコフ自伝 世界一有名な銃を創った男/エレナ・ジョリー(聞き書き)/訳:山本知子/朝日新書」



↑「『罪と罰』を読まない/岸本佐知子、吉田篤弘、三浦しをん、吉田浩美/文春文庫」
「ドストエフスキー 謎とちから/亀山郁夫/文藝新書」



↑「チェルノブイリーアメリカ人医師の体験ー(上)/R.P.ゲイル、T.ハウザー著/吉本晋一郎訳/岩波新書」
「「チェルノブイリーアメリカ人医師の体験ー(下)/R.P.ゲイル、T.ハウザー著/吉本晋一郎訳/岩波新書」



↑「ゴルバチョフの2500日/秋野豊/講談社現代新書」
「環バルト海 地域協力のゆくえ/百瀬宏、志摩園子、大島美穂著/岩波新書」



↑「宇宙よ(上巻)/立花隆、秋山豊寛/文春文庫」
「宇宙よ(下巻)/立花隆、秋山豊寛/文春文庫」





↑「国際宇宙ステーションとはなにか 仕組みと宇宙飛行士の仕事/若田光一/講談社BLUE BACKS」


↑ P184に、宇宙飛行士候補者に選ばれると、基礎訓練の1600時間のうち、英語とロシア語に200時間ずつ割いている事が書いてある。

P186~187「ジョークは1年も経てばいろいろ言えるようになる。だいたい、語学は1つマスターすれば2つ目以降、つまりロシア語は多少楽に感じた。基本的な単語を理解して、だいたい600から700の基本文型を話せれば、通常の会話は多少回りくどくても成立する。そこまで行けば、後は専門用語のマスターだ」



↑「女一匹 シベリア鉄道の旅/織田博子/イースト・プレス」
「女一匹 冬のシベリア鉄道の旅/織田博子/イースト・プレス」

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【司馬遼太郎さんのロシア関係本】


↑「ロシアについて 北方の原形/司馬遼太郎/文春文庫」



↑「菜の花の沖(1~6)/司馬遼太郎/文春文庫」(高田屋嘉兵衛とロシアの話)



↑「坂の上の雲(1~8)/司馬遼太郎/文春文庫」(日露戦争:バルチック艦隊との日本海海戦)



↑「街道をゆく(1~43)/司馬遼太郎/朝日文庫)


↑「『司馬遼太郎・街道をゆく』エッセンス&インデックス/朝日新聞社編/朝日新聞社」
この本は、キーワードが「街道をゆく」のどこにあるか、すぐに検索ができる。



↑ ロシア(ソ連):モンゴル紀行⑤


↑ 「街道をゆく 5 モンゴル紀行/司馬遼太郎/朝日文庫」




↑ 「ロシア」の索引。



↑ キエフ(キーウ)の索引。(街道をゆく 33 P126参照)



↑「街道をゆく 33 白河・会津のみち・赤坂散歩/司馬遼太郎/朝日文庫」


↑P126 「キエフ(キーウ)の記載部分」
「ロシアという広大な地域に、ほどんど点のような規模でキエフ国家ができるのは、やっと9世紀になってからである。そこに入ったのは、東方のギリシャ正教で、もしそれがローマ・カトリックだったとすれば世界史はべつな方向にすすんだろう。11世紀のキエフに、ロシア最古の聖堂である聖ソフィア寺院がつくられる。ネギ坊主の塔をあげたビザンティン様式の寺院で、この宗旨の特徴の一つといえる聖像画(イコン)がすでに用いられてた。
その後、不幸な時代がくる。13世紀、モンゴル帝国の版図が西方にのび、キエフを含めてロシアはキプチャク汗国としてモンゴル人の支配下に入るのである。そのことも、ロシアをいっそう特異(ユニーク)にした。
”韃靼児(タタール)のくびき”といわれたこの時代が、なんと259年もつづく。
ロシアが、モンゴル人によって支配されているあいだに、西洋は現代への支度をすべてととのえてしまうのである」

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朝日新聞の記事(ロシア(ソ連)の記事)



↓ 朝日新聞 ロシアのウクライナ侵攻について、記事を切ってまとめている。
必要な時に読み直す。


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↓ the Japan times alpha. 毎週購読している。ロシアとウクライナの戦争記事あり。









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↓ The Economist   プーチンの記事。









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【米原万里さんの本】
前回のブログで米原万里さんの本を紹介した。
有名なロシア語通訳者であり、本も多く出された。
残念ながら米原さんは逝去されているが、もし生きておられたら、今回の戦争をどのように思われるだろうかと考える。

↓ 私が持っている米原万里さんの本。




↑「打ちのめされるようなすごい本/米原万里/文藝春秋」
「姉・米原万里 思い出は食欲と共に/井上ユリ/文藝春秋」



↑「米原万里、そしてロシア/伊藤玄二郎・編/かまくら春秋社」
「米原万里を語る/編著:井上ユリ・小森陽一/執筆:井上ひさし・吉岡忍・金平茂紀/かもがわ出版」



↑「ガセネッタ&シモネッタ/米原万里/文春文庫」
「旅行者の朝食/米原万里/春秋文庫」



↑「終生ヒトのオスは飼わず/米原万里/文春文庫」
「ヒトのオスは飼わないの?/米原万里/文春文庫」



↑「発明マニア/米原万里/文春文庫」



↑「言葉を育てる/米原万里対談集/米原万里/ちくま文庫」
「パンツの面目 ふんどしの沽券/米原万里/ちくま文庫」



↑「嘘つきアーニャの真っ赤な真実/米原万里/角川文庫」
「不実な美女か貞淑な醜女か/米原万里/新潮文庫」



↑「ロシアは今日も荒れ模様/米原万里/講談社文庫」
「マイナス50℃の世界/米原万里/角川ソフィア文庫」


↑「わたしの外国語学習法/ロンブ・ガトー/米原万里/ちくま学芸文庫」



↑「オリガ・モリソヴナの反語法/米原万里/集英社文庫」
「魔女の1ダース ~正義と常識に冷や水を浴びせる13章/米原万里/新潮文庫」



↑「他諺の空似 ことわざ人類学/米原万里/中公文庫」
「真昼の星空/米原万里/中公文庫」



↑「真夜中の太陽/米原万里/中公文庫」
「心臓に毛が生えている理由/米原万里/角川文庫」



↑「必笑小咄のテクニック/米原万里/集英社新書」
「米原万里の『愛の法則』/米原万里/集英社新書」





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最終更新日  2022.04.03 08:30:56
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