星とカワセミ好きのブログ

2022.03.28
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カテゴリ: 本、雑誌、記録
山口の田舎の父から、「ツチノコ?」という題のメール写真が送られてきました。
最寄りの神社の境内で撮影したそうです。

ツチノコというと、1960~70年代にブームになりました。ヘビのような形ですが、胴の部分がビール瓶のように膨らんでいるという不思議な生き物です。

手元の本で、「日本珍スポット100景/五十嵐麻理/ぴあ」を持っています。
p20~21には、岐阜県加茂郡東白河村神土426-1にある「つちのこ館」が紹介されています。

「ツチノコ。茶褐色でビール瓶ほどの胴に三角形の頭を持つ不思議なUⅯA(未確認動物)。そんな幻のヘビの博物館『つちのこ館』が岐阜県東白川村にあります。
全国各地にツチノコ伝承はあるのですが、東白川村は目撃側が多いことで有名」


別の本ですが、「山の怪異大事典/朝里樹/宝島社」p248~250に「ツチノコ」が紹介されています。
「1960年代、大ブームを巻き起こした未確認動物、ツチノコ。その姿は大きさは体長30~80センチ程の短い蛇で、三角形の頭が太く短い体に繋がっており、その間には蛇にもかかわらずくびれが存在するように描かれていることが多い。尾は短く細いとされ、ここもまた他の蛇とは異なる特徴である。ビール瓶に似ていると形容されることもある」

本には、ツチノコのイメージが全国的に統一されるきっかけとなった出来事は、山本素石さんとツチノコとの遭遇だったと書いてあります。
山本さんは昭和34年(1959年)、京都府北山の栗夜叉谷において賀茂川の渓流沿いで釣りをしている時、不思議な蛇を発見しました。それが「ツチノコ」と呼ばれる存在であると教えてもらった山本さんは、釣り仲間のグループと一緒に日本全国に目撃談を追い求めます。1963年には同クラブの手により「ツチノコの手配書」が作られ、後に西武百貨店が通報先として定められて最高三億円の賞金がかけられました。
また、1972年には山本さんをモデルにした田辺聖子の小説「すべってころんで」が朝日新聞に連載され、全国的にツチノコの名前が知られることになったそうです。


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↓「ツチノコ?」 
山口県の田舎に住む、私の父が送ってきた写真。


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↓「日本珍スポット100景/五十嵐麻理/ぴあ」


↓ p20~21。岐阜県加茂郡東白河村神土426-1にある「つちのこ館」。



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↓「山の怪異大事典/朝里樹/宝島社」


↓p248~250。「ツチノコ」の説明。





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最終更新日  2022.04.03 15:44:38
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