スコシフシギな世界-藤子・F・不二雄ブログ

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2011.03.10
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77歳を迎えられました。
喜寿ですね。
藤子不二雄A先生
お誕生日、おめでとうございます。

それでは、A先生の紹介を兼ねまして
先日、A先生が登場されました
NHKの番組を取り上げたいと思います。

※ 再放送がもう1度あります。
3月12日(土)午前10:00~11:29 @BShi

 < 3/3放送『100年インタビュー』~プレミアム8~ より>

■ 藤子不二雄A先生登場です
藤子不二雄A NHK 100年インタビュー 登場

仕事は月曜~金曜で土日休みというスタイルだそうです。
仕事場までは、電車通勤をされていて
「金曜の夜が一番楽しい」とのことです。


■ 愛妻弁当のイラスト
藤子不二雄A NHK 100年インタビュー 愛妻弁当イラスト

以前、「スタジオパーク」という番組(同じくNHK)でも
愛妻弁当は、感謝を込めて毎日写真を撮っていると
話されていましたが、イラストを描かれていたのは初耳です。
(「スタジオパーク」については 5/28の日記 をご覧ください)


■ A先生のキャラクター作りについて
藤子不二雄A NHK 100年インタビュー キャラクター

神様の手塚先生と同じように描いていては敵わないので
「ストーリー漫画」の手塚作品とは違う
「キャラクター漫画」を描くようになります。
F先生との合作である「オバケのQ太郎」もその一例です。
A先生は、主人公が中心でいろいろやったら
面白いかもしれないと、考えました。
ハットリくんや怪物くんなどは、確かにキャラクター漫画ですね。


■ 本名・安孫子素雄(あびこもとお) 実家は600年の歴史を持つお寺です!
藤子不二雄A NHK 100年インタビュー 我孫子素雄 生い立ち

長男ですから、普通でしたらお寺を継ぐところですが・・・
人間の運命はどうなるか分からないものですね。


■司会者の石澤さんとA先生は故郷・富山へ
藤子不二雄A NHK 100年インタビュー 富山県氷見市

A先生は富山県氷見市で生まれました。
冬に行かれたようで、街は雪景色ですね。


■ 生家であるお寺に入ります!!
藤子不二雄A NHK 100年インタビュー 生家 境内

左から、ハットリくん、怪物くん、猿、笑ウせぇるすまんです。
私も置きたいです(笑) プロゴルファー猿が一番欲しいな~


■ 手塚先生が使われていた机が展示されてます
藤子不二雄A NHK 100年インタビュー 手塚先生愛用の机

「この机で書くとオーラが出てきて
 いいマンガが描けるんです」byA先生
トキワ荘時代、A先生はこの机を使われていました。


■ F先生と運命の出会いは小5の時
藤子不二雄A NHK 100年インタビュー 藤子不二雄 運命の出会い

氷見市から高岡へ引っ越すことになったA先生。
そして転校先の小学校で、F先生と出会うのです!!


■ A先生の作品『まんが道』
藤子不二雄A NHK 100年インタビュー 藤子不二雄 二人の出会い まんが道

これは、自伝的マンガの『まんが道』でもお馴染みです。
A先生が絵を描いている所に、F先生が声をかけてきたのです。


■ 衝撃を受けた手塚先生の『新宝島』
藤子不二雄A NHK 100年インタビュー 手塚治虫 新宝島

表紙には"SHINTAKARAJIMA"と書かれています。
当時「英語(ローマ字)の入ったマンガなんて見たことない」
「これは紙に描かれた映画だ」とA先生は思ったそうです。

戦後わずか二年後に出版された「新宝島」は
藤子少年たち、そして全国の子供たちを驚かせました。


■ 手作り同人誌『少太陽』
藤子不二雄A NHK 100年インタビュー 少太陽

高校時代、A先生&F先生が、すべて手書きで作った雑誌です。
漫画のタッチには、手塚作品の影響が見られます。


■ 高校生の時『天使の玉ちゃん』で漫画家デビュー

藤子不二雄A NHK 100年インタビュー 天使の玉ちゃん 1コマ 2コマ
藤子不二雄A NHK 100年インタビュー 天使の玉ちゃん 3コマ 4コマ

毎日小学生新聞という、子供向け新聞には
手塚先生の『マアチャンの日記帳』という四コマが
載っていましたが、ある日連載が終わります。
そこで、藤子少年たちは、突然思い立ったように
『天使の玉ちゃん』という四コマを描き、新聞社に郵送します。
そうしたら、お金(原稿料)が送られてくるのでした!!


■ そして人生の分かれ道が・・・
藤子不二雄A NHK 100年インタビュー 上京の決断

高校卒業後、F先生は工場に勤めるも、すぐに辞めてしまいます。
そして、マンガの創作に打ち込みます。
A先生は、母親の伯父さんが勤めている新聞社に入ります。
仕事にも慣れてゆき、結婚したいと思える女性とも出会い
楽しくなり、全てが順風満帆です。
伯父さんのコネもあり、将来も保障されています。
新聞社を辞める理由など、どこにもありません。

ところがある日、F先生に、漫画家になるために
一緒に上京しようと、強引に誘われます。
突然のことに、A先生は戸惑い、OKとはいえませんでした。
本当は、断ろうと考えていたそうです。

悩みに悩んだA先生は・・・
「夢に賭けよう」と上京を決心しました。

あの時は『運命の分かれ道でしたね』byA先生



■ 信じられないほどの過酷なマンガ受難時代
藤子不二雄A NHK 100年インタビュー 悪書追放運動 1955年

1955年頃、マンガは悪書と呼ばれていました。
このことは、多少は知っていましたが
山のように積まれたマンガが燃やされている映像は
重苦しさや恐ろしささえ感じます。
「悪書追放運動」は、テレビやラジオから
流れるので全国に一気に広まり浸透します。


■ 各地で燃やされるマンガ本の山
藤子不二雄A NHK 100年インタビュー 悪書追放運動 丸山昭

当時のことを知る丸山昭さんによると
「マンガは見てすぐに分かり、頭を使わないので発育に悪い」
といわれていたそうです。偏見が強かった時代でした。
今、私たちが自由にマンガを読めるのは、こうした圧力に屈せず
必死に絶えてきた、先人の漫画家の方々のおかげなのです。


■ まさに青春だった苦しくも楽しい「トキワ荘」時代
藤子不二雄A NHK 100年インタビュー トキワ荘 東京都豊島区

この「トキワ荘」と呼ばれるアパートに手塚先生が住み
マンガを描かれていました。
手塚先生に憧れ、漫画家を目指す若者が
全国から、トキワ荘に集まってくるのでした。


■ トキワ荘には日本を代表する漫画家たちが!!
藤子不二雄A NHK 100年インタビュー トキワ荘 寺田ヒロオ つのだじろう 森安なおや 石ノ森章太郎 鈴木伸一 赤塚不二夫 藤子・F・不二雄

漫画家を目指す若い仲間たちは
皆、気が合い、家族のような付き合いでした。


■ お茶目なF先生
藤子不二雄A NHK 100年インタビュー トキワ荘の絆 藤子・F・不二雄

さて、トキワ荘メンバーたちの何気ない写真ですが・・・
あることに気づいたでしょうか?
右上の人物は、F先生です。
手前のメガネをかけた鈴木伸一さんの頭に・・・
なんと箸を立てて、角を作ってます(笑)
実は、F先生は、知る人ぞ知るイタズラ好きなのです。


■ トキワ荘で一番慕われた寺田ヒロオさん
藤子不二雄A NHK 100年インタビュー トキワ荘 寺田ヒロオ

トキワ荘メンバーの兄貴分として知られる
やさしく面倒見のいい寺田さんは
当時、売れっ子漫画家でした。
お金に困っている人がいれば、お金を貸し
藤子先生たちも、お世話になっています。

「おそ松くん」や「天才バカボン」で国民的漫画家になった
赤塚先生も、当時は売れずに収入もなく
もう、マンガをやめ、トキワ荘を出ようとしていました。
そんな赤塚先生に、寺田さんはポンと大金を渡し
「このお金がなくなるまでは、トキワそうにいろ」と引き止めます。
その後、赤塚先生は、ギャグ漫画を描いたところ
大ヒットを飛ばし人気漫画家となるのでした。
このように、皆で励まし、時に助け合い、支えあっていたのです。

■ マンガの創作はプラス思考で
藤子不二雄A NHK 100年インタビュー 創作はプラス思考で

あれはダメ、これはダメとかではなく
面白いこと、楽しいことを描く。
「これはいいだろう」と何でもプラスに
変えることが大切だそうです。
消去法ではいけないと、A先生はいわれました。


あれ? A先生のマンガの紹介がない?
と思われるかもしれませんが
長くなってしまいましたので
A先生作品は、次の日記に続きます。

F先生の放送分は
来週取り上げたいと思います





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Last updated  2011.03.10 22:15:11
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