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2015.01.29
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カテゴリ: 浄化とは



身震いするような、寒風吹きすさぶ日もあり、

でも一歩一歩着実に、本当の春へ近づいていますね。


間もなく立春。

新たな節目でもあります。

つい、本当の春を待ち焦がれてしまいますが、

今ここをしっかり味わい、感じつくしていきましょう。





「私のところへは、わがままになれずに苦しんでいる人たちが来るんですね~」

時折、津留はそんな話をしていました。



人間は縦型と、横型、二つのタイプに分けられる・・・そんな事も言っていました。

縦型とは、外向的、直情的、パワーゲームやコントロールを好むタイプ

横型とは、内向的、内省的、諍いを好まず自分の思いを犠牲にするタイプ



わがままになれずに苦しんでいる人たちとは、この横型タイプのこと、と言えそうです。

津留は、自分がどちらかといえば横型タイプで、その体験を超えてきたがゆえに

そういう傾向の方たちに、より深く響くのだろうと、笑っていました。



私たち一人ひとりの中には、本来すべてが内包されており

あらゆる要素がまじりあっているわけで、

スパッとどちらかのタイプに分けきれるものではないでしょう。



ですから、この場合、ご自分の認識している自己イメージや

これまでの人生で、記憶の多くを占めているパターン

または、今現在おかれている、上手くいかない状況

そんなものに基づいて、ご自分の傾向を感じてみて下さい。





私の場合、この分け方で言えば、ずっと自分を横型タイプだと思っていました。

縦型タイプな大人たちに囲まれ、彼らの激しい感情の応酬を見聞きしながら

その不調和なエネルギーが不快で怖くて、ますます自分を表現できなくなる・・・

そんな体験を探求していたんですね。



そして、自信のなさ、被害者意識といった感覚が強化されていきました。

人見知りで、口下手で、不愛想、そんな自己イメージが定着していきました。

私はそのような仮面をかぶり、窮屈な衣装を身に着けていったのです。



その一方で、縦型タイプを嫌悪し、軽蔑し、見下している自分がいました。

それにより、自分の存在価値を、無理やり見出そうとする切実な思いがありました。

ですから、常に縦型タイプの配役を傍に必要とし、体験を極めていたわけです。

まさに望み通りのダンスを、踊り続けていました。



幸いにも(笑)、その体験に飽き飽きするタイミングがやってきました。

もう不要となったエネルギーを、手放すステージへ移行していったのです。

それは、仮面も衣装も脱ぎ捨てて、素の自分を思い出すプロセスでした。


横型タイプとしての自己イメージや、過去の記憶、

何より、それらに付随する、これまで溜め込んできた感情を、

どんどん感じ、見つめ、浄化していくと・・・

自分の内側に、縦型タイプの要素をしっかり持っていたことに気づきました。

それらの存在を否定し、表出を許していなかっただけでした。



そのことに気づけてからは、内側で訴えてくる縦型タイプの要求や恐れを

正面から見つめ、浄化できるようになりました。



やがて、内なるすべてを受け入れ、認められるようになってきます。

愛おしく思えるようになってきます。

安心して、自分自身でいられるようになってきます。

すると、自然と、外にみえる世界に対しても、否定する必要がなくなってしまいます。

仮面舞踏会(武闘会?)だった人生が、

愛おしく、安らぎとともにある人生へと変容してしまうのです。





大いなる源から、神(無限)ならざる体験を求め、

分かれ分かれてきた魂(意識)である私たちは、

この2極(有限)の物質世界の中へと、喜んで飛び込んでいきました。



その舞台・地球で、壮大な絵巻物を繰り広げるための配役として

縦型も横型も、王様も奴隷も、大富豪も貧者も、ただそこに居て

さまざまな体験を味わっています。

それぞれの喜び、悲しみ、葛藤、絶望を・・・



一生を、頑固一徹、同じ配役で通す場合もあるでしょうし、

シーンに応じて、器用に色々な役を演じ分けたり、

絶頂からどん底へといった、極端な役替えに挑戦したりもします。



配役によりかぶった仮面、身に着けた鎧・衣装を

パーソナリティーやアイデンティティーを、自分自身と信じこみ

忠実に、恐ろしいほどリアルに、その感情体験に没頭してきました。



ワンネス・大我とのつながりを、見事に忘却した私たちは

分離感・恐れに基づく、小我・エゴ・思考の声に振り回され、踊り続けます。

そこに、本当の安らぎや、満ち足りた感覚はありません。



そこで、自分の表現している立場を、何とか正当化するべく

相手を敵視したり、貶めたり

それはもう、涙ぐましい努力で

考え付く限りの自己防衛、理論武装の壁を張り巡らせ

常に外側と格闘してきたのです。



それらは、すべて、貴重な体験でした。

ここでしか味わえない、かけがえのない体験でした。



飛び込んでみると、想像以上に過酷な体験でしたね。本当にお疲れ様でした。

今まで地球上で積み重ねられてきたそれらの体験、それらのエネルギー

そこに身を投じてくださった、同胞の炎のような献身に・・・

また私たちを受け入れ続けてくれた、母なる地球に・・・

心より感謝申し上げます。ただただ、ありがとうございます。



そして、何よりありがたいことに、3次元舞台であった地球は、

もう新たなステージへと移行しています。



盛大な仮面舞踏会は、終演の時を迎えました。

繰り返されてきたお馴染みの悲劇は、今までのような、魅力を失っています。

次第に、うわべだけの、白々しい作り物に見えてくるでしょう。

「え~、またなの?もういいよ~!もう飽きたよ!」

配役を演じることに夢中になっていた人々が、その悪夢から目覚めていくことでしょう。



早めに目覚める人も、まだまどろんでいたい人もいるでしょう。

それぞれに最善のタイミングがあるのです。

それでも地球上すべてが、目覚めの時を迎えます。

大いなる喜び、お祝いの時です。



気づいた人から、思い出した人から・・・

先延ばしにする必要はありません。

今、手放すことが出来ます。

仮面も、鎧も、その下にある恐れも。



新生

illustration by cici_luis







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Last updated  2015.01.29 21:40:47
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