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2014.05.24
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~講談社ノベルス、2009年~


『名探偵はもういない』 の続編です。
 それでは、簡単に内容紹介と感想を。

ーーー
 今寺啓二は、後動刑事が20年前に携わった事件の再調査にあたることとなった。
 殺人をほのめかしていた双子の姉妹は、22年前に島で失踪し、また遺体となって発見された教師を殺害していたのか。だとしたら、それはどちらが手を下したのか。
 彼女たちの父親であり、警視庁の重要な役職につく男に脅迫をしてくる男に対して、後動刑事は何を語り、危機を乗り切ったのか。
 そしてなぜ今、その事件の再調査が必要となったのか…。
ーーー

 これは面白かったです。
 大きな謎は、22~20年前の事件ですが、主人公の今村刑事の級友の死や、妻との思いが物語のなかで絡まっていて、謎解き自体よりも人間模様が楽しめた一冊です(『名探偵はもういない』の記事でも、人間模様にふれていますが…)。
 シリーズものでなければ、はじめにつけたタイトルという『鍵のかかる日記帳』というタイトルでも素敵だったと思います。
 買ってからしばらく読めていませんでしたが、今回読めて良かったです。





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Last updated  2014.05.24 21:39:16
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のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 久々の再…
シモン@ Re:石田かおり『化粧せずには生きられない人間の歴史』(12/23) 年の瀬に、興味深い新書のご紹介有難うご…
のぽねこ @ corpusさんへ ご丁寧にコメントありがとうございました…

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