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今日3月29日は母の祥月命日・昨日(28日)の内に1階の花屋で
母の好きな花を買っておいた。
お昼 12時半には酸素ボンベの交換をしなければ・・
の予定が其の20分前にミックが呼んだ気がした。いつもだけど
こう言う時 必ず何処からか「ママ~」と声が聞こえてしまう私。
ミックの側に行ったら何と ミックはムクッと起き上がり・・・
猫背ならぬ真っ直ぐに正座?した後に クルリと回ってベッドの中に
丸くなって顔を埋めた。まんまる猫・・・でも・・・
「それじゃあ 呼吸が苦しいでしょ?」と彼の顎を少し上げて・・すると
彼は薄眼を開けて満足そうに少しだけ喉を鳴らし 又 スヤスヤ・・
5分後 呼吸が浅くなり彼の命の ともしびが残り僅かだと悟った。
酸素は全開・大きく息を吸い込み・・静かに・・お星様になった。
母さんと同じ命日になったね ミック・・・
身体を清め枕を作って顎を乗せられる様にして 再び花屋に飛びこんだ。
今日も純白の大きな花をビッシリつけたアナベル(アジサイ)があった。
我が家では必ずと言っていい位 アナベルの花を1輪ずつ雪の様に敷き詰めて
其の上に他の花を一杯にして旅立って行く子を見送る。
猫達は純白の道を通って其の向こうの虹の橋を渡って行くのだから・・・
母の為に用意した花も総て明日一緒に箱に入れましょう・・
あと少しの時間しか一緒に居られない。
通夜がすみ夜が明けたら迎えの車が来る。
ミック お疲れ様 私からの一杯の有難うを一緒に持って行ってね。
母さん・虹の橋の傍に行ってミックを迎えてやって下さい。
そして また 逢える日まで・・しばらく 待っててね・・
元気だった頃のミック去年の画像
花屋の店主がポツリと一言・・ 「今年は何故か多くの花が巨大化
して居るんですヨ」
・・と・・
ミックはテンテンより一回り小さな猫ちゃんでした。
男の子なのに。・・華奢でした・・
準備しておいた酸素ボンベが手つかずのまま 4本並んでいます。
そして 私の耳元では酸素ボンベのブクブクシュ~っという音が
未だ聞こえる気がしています。
春なのに・・遅れた桜も咲き始めたのに 静かに夜が更けてゆきます・・
秋みたいに 心が何となく寂しく 静かな時間が流れて行きます・・
命の幕引き ミックは最期まで『凛』として そして安らかで見事でした。
私は ミックの様に「凛」として生きられるか?考えてしまう夜です。
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