フリーページ
家にいると息が詰まる。特に今日はダメ。
昨日の工事で疲れているのに又 8時間以上の
来客なんて耐えられない。
頼んでおいたお寿司が予定時刻より10分早く届いた。
東鮨の上ちらし二段重4人前
サッサと珈琲出して 届いたお寿司も2人前添えて運び
勿論 来客用の紫も小皿に注いでお出しして・・
姉と私の分は保冷剤入れて家を出ようとしたら
亭主殿 おっしゃいました。
「あのサ 泊まってきても良いぞ」
「パジャマ入れたよ!帰ってきても未だアノ来客居るんだから
二泊してくるかもヨ・・」
「え”~!それは・・あの・・」
という声を振り切り
ポカーンとした亭主残して呼んだタクシーに乗り込む。
外は雨・・チョイと まとまった雨でござんす。
あ~ 私の中のもやもやも洗い流して貰いたい・・
しきりに懐かしがる姉。聞けば姉が若い頃に一時
働いていた会社が東鮨本店の4Fにあったのだとか。
それは全く知らなかった 妹の私。
その当時はこんなお洒落なちらし寿司は無かったと。
ただ煮た椎茸は矢張り昔ながらのお店の味だと。
姉妹二人 あれこれ とりとめもないおしゃべり。
何が嬉しいって 姉の家ではTVの音がしない。
ニュースと天気予報位しか見ない彼女だから。
時折 雨音が窓を叩くけど 静かが 嬉しい!
それに比べると我が家のナント煩い事か。
旦那が起きたらTVはスイッチオン・寝る直前まで
TVは喚いている。時々 ロンちゃんのデカイ声。
姉と私は11歳 年が離れている。私が生まれる前の
11年間と姉が嫁いで行ってから私が結婚するまでの
両親と私の間の事は又 姉の知らない期間でもあった。
互いに情報交換をしながら へ~・そうだったんだぁ。
と思う事も互いに一杯 発見した夜。
なかなか寝付けず 二人のおしゃべりは延々と続き
結局寝たのは空が明るくなってからだった。
義兄を見送ったのは何年前?もう4年になる?
姉は 「自分の時はお骨も一切無しにして貰うの。
全部土に返し葬儀も戒名も何も要らない。」
聞けば全て娘(姪っ子)には頼んであるという。
ふ~ん そうなんだ・・・と天井を見上げた。
何時まで 姉は生きていてくれるかな?
姉妹二人で並んでおしゃべり出来るの時間はあと
何年あるのかな?
多分 姉は 私より長生きするなぁと 思う・・
姉も私も長男と一緒になったけど姉は舅姑とは一緒に
暮らさずに済んだ。いわゆる 嫁姑のドロドロした
生活とは無縁で過ごしてきた。
「私は其の分幸せだったけど あなたは苦労したね」
私が覚えてもいない幼い頃の話やら
姉がスッカリ忘れていた「猫の鈴事件」
「あれま!そんな事 あったっけ~?」もひもひ?
姉の言葉が天井あたりにふわふわと浮かぶ。
今時の兄弟は一人か 多くても二人
男と女だと一人っ子同士みたいなもの
兄弟とか姉妹の同性の方が互いに嬉しいね。
特に歳とってから同性の方が話が合う。
お姉ちゃん 長生きしてください!
あたいは お先に・・逝かせて貰いたい・・・
キリスト教徒の姉は「復活」を信じている。
あたしゃ「復活」なんぞ まっぴら御免こうむる。
誕生日は仏料理?懐石料理? September 29, 2019
姉と妹の人生 November 23, 2016
民主党 津田弥太郎を許すな!& TBS 株… September 27, 2015 コメント(2)
PR
コメント新着