2016年06月02日
XML
この公演を知った時から凄く楽しみにしてた作品です。
映画版が大好きでブルーレイで何度も観て大笑いしながら感動してた作品。
舞台版は映画でメリル・ストリープさんが演じてた役を麻実れいさんが演じると知って、
それだけ絶対に観に行こうと決めた。
(アメリカで2007年にまず舞台として上演されて、後に映画化、そして今回、日本初上演)

かなりブラックなコメディなんだけど、言葉のやり取りと視線にワクワクする。
今日、観劇してきた舞台版も舞台に引き込まれて3時間があっという間でした。
映画を観すぎてセリフのひとつひとつをかなり覚えてたのですが、
特に吹替え版のセリフとほとんど同じだった。
(この映画は字幕版と吹替え版の両方を絶対に観るのがお薦め)

舞台装置も豪華で丁寧に作り込んでた。

映画は2時間なのですが、今日の芝居は3幕で休憩抜いても約3時間。
映画にはなかったシーンもいくつかあったし、舞台版はこれくらいのボリュームがあった方が
絶対に良いと思った。
(映画の特典映像のカットされた未公開シーンの場面があったりした)
確かに長かったけど、おもしろいから長さを本当に感じなかった。

麻実れいさん演じるバイオレット・ウェストンは3姉妹の母親で初期の口腔がんを患っている、
薬中の激しい気性の女性。
いつもラリっていて適当に見えても全て何もかもを察知して気づいている。
映画でもそうだけど、このバイオレットって女性は凄くおもしろくて興味がそそられる。
酷い母親に育てられた子供時代の事や夫のベバリーとの事も、もっと知りたくなってしまう。

犬山イヌコさん演じるマティ・フェイ・エイケンはバイオレットの妹。
自分はこの二人がこの作品の中で特に好きで、この姉妹の事が観る度に一番気になる。
二人の間にはいろいろあるんだけど、それ以外の事でおもしろいエピソードが山ほどありそうで
この姉妹の圧倒的な存在感にたまらなく惹かれる。
映画も今日の芝居でもやっぱりこの二人の魅力は強烈。

次に興味を惹かれるのがインディアンの家政婦、ジョナ。
羽鳥名美子さんが演じていました。
映画でも冒頭シーンはバイオレットの夫のベバリーから、この家の説明を受けてるのですが、
その冒頭シーンでのジョナが凄く魅力的な表情してて惹かれる。
登場人物の中で比較的、一番まじめでまともな人物かも知れない。
マティ・フェイの夫チャールズも常識人で分かりやすい優しさを持っていますが。

3姉妹は秋山菜津子さん、常盤貴子さん、音月桂さんが演じていました。
音月桂さんは宝塚歌劇退団後、初めて観たかも。

今日は麻実れいさんと犬山イヌコさんに圧倒されました。
って言うかバイオレットとマティ・フェイ最高です!

8月の家族舞台.jpg

バイオレットとマティ・フェイのこの場面がもの凄く好きです。
8月の家族たち 1.jpg
8月の家族たち 2.jpg

葬儀の後の、この食事シーンも見所の一つ。
今日の舞台版の演出は素晴しかった。そしてキャストの芝居も最高でした。
8月の家族たち 3.jpg
8月の家族たち 4.jpg
8月の家族たち 5.jpg
8月の家族たち 6.jpg

8月の家族たち 7.jpg

マティ・フェイ役のマーゴ・マーティンデイルさん
8月の家族たち 8.jpg

8月の家族たち 9.jpg

8月の家族たち 10.jpg

ブルーレイ
8月の フ?ルーレイ.jpg





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019年06月16日 01時09分18秒
[演劇・ミュージカル] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: