2016年07月28日
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今日は劇団鹿殺しの「名なしの侍」を観劇してきた。
いやぁ〜おもしろかった!
キャストのパフォーマンスはもちろんの事、セットや照明も凝っていて
見どころも多い作品になってました。
それから生バンドの迫力も凄かった。
これまでのブラスセクション+打楽器の生演奏でもじゅうぶんに迫力のある物でしたが、
G、B、Dr、Keyのロック編成のバンドが入ると完成された音楽劇でした。

茂吉役の丸尾丸一郎さん、直役のチョビさん、虎蔵役のオレノグラフィティさんの主要人物3名を
中心に若手の劇団員も存在感が大きくなってきて、ほとんどの若手キャストが
名前と顔が一致するようになってきた。
鷺沼恵美子さんはこれまでデカさをネタにしてた事も多かったけど、
なんか急に垢抜けてより美人になったように思う。デカイネタは合わなくなってきたかも。

客演キャストも素晴しく、鹿殺しの世界に完全に溶け込んでて作品の深さを増していました。
花組芝居の谷山知宏さんも久しぶりに出演していました。
クールで冷酷な役柄でしたが、戦いでくるぶしを打たれて超絶三枚目に豹変する所とか、
ツボにはまってしまった^^ 
「竹林の人々」の時にも客演していた鳥越裕貴さんは、あの時とはまた全然違うイメージで
芝居のおもしろさに惹かれた。
今回、初めて観た玉城裕規さんも狂気に染まって行く芝居が凄かった。
オープニングで一人で柔らかく包み込むように弾き語りで歌う堂島孝平さんは
芝居も歌唱も素晴しかった。(歌唱は本職なので素晴しくて当たり前ですが…)

物語は戦乱の時代、織田信長のいた世界。
今年、織田信長物の芝居を3本も観た・・・。今年、生誕何年記念とか?偶然か・・・
それぞれ、あり得ない信長だったので、おもしろかったけど^^
魔界の帝王の信長や、象に乗って登場して死なずに外国へ船で逃げる信長や…^^;

名もない平民が、侍にのし上り下克上を企て名前を世に知らしめる夢を追う物語。
裏切り合う虚しさや、人の汚い部分を見せながらも、重くなりすぎず笑いも散りばめていて、
でも最後には感動を残してくれた。2時間たっぷり楽しめる舞台でした。
「田舎の侍」が生バンド演奏で聴けたのも良かった!

もう1回、年内に劇団鹿殺しの大阪公演があります。これも楽しみ!
初期の作品のリメイクらしく、どんなアナーキーな作品なのか期待大。

明日はとうとう日本のゴジラが復活する日!12年振り!
「シン・ゴジラ」観に行く! その前に宝塚歌劇も観劇^^;
12年前の「ゴジラ・ファイナルウォーズ」はなぁ・・・。悪くはないけどミレニアムシリーズの
中では一番下かな。
ミレニアムシリーズなら「ゴジラ2000 ミレニアム」と「ゴジラ・モスラ・キングギドラ
大怪獣総攻撃」が特に好きだった。


プログラムとチケット
鹿殺し0.jpg

会場で配ってるパンフレットと販売している上演台本。
最近の公演は台本を売ってるので、後で読んで確認など出来るのでうれしい。
あと、この前の公演「キルミーアゲイン」のDVDも売ってたので買った。
鹿殺し1.jpg

公演チラシ
鹿殺し2.jpg





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最終更新日  2019年06月15日 08時12分32秒
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