2021年03月04日
XML
東宝ミュージカル「マリー・アントワネット」を観劇。

何よりまず生オーケストラの音に包まれて観劇できた感動が大きかった。
今、宝塚歌劇はずっとカラオケでやってるので音楽にまったく心が動かなかったけど
改めて生音の違いをまざまざと感じさせられた。
生演奏だと歌声までもがより素晴らしく感じられ、久しぶりに音楽に感動できる舞台だった。
指揮の塩田明宏さんがタクトを振った瞬間に鳥肌が立った。
生のオーケストラがこれまで当たり前のように思ってたけど、ここまで違うのだと体感できた。



花總まりさんは宝塚時代から不思議なほどにいつも新鮮です。
宝塚を退団する1年ほど前から感じはじめた、他にはないオーラを
現在も色を変えながら新鮮に保ってるのが凄い。
レオノーラって役が特に大好きだったのですが、
あの時が今の花總まりさんの原型になっていたような気がする。
物凄い賛否両論にあふれた作品でしたが、自分は10回以上観劇して
毎回レオノーラの歌と芝居に感動してた。音楽も最高だったし。

レオノーラ




彩吹真央さんのローズ・ベルタンは主演の花總さんの次の注目してしまうほど好きな役。
歌声も素晴らしいし表情も豊かで可愛い。
昨年9月に上演された「冷蔵庫のうえの人生」を観に行く事が出来なかった事がいまだに
残念で仕方ない。
また水夏希さんと共演してダンスショーなんか観てみたい。

彩乃かなみさんと花總まりさんが同時に観られるのは2018年の時も感じたけど、
なにか不思議な感じです。
「鳳凰伝」でのタマル役のイメージが今でも一番強い。
博多座でアデルマ役に変わった時のタマルとは180度違った芝居も凄く良かった。

田代万里生さんの歌声は別格だった。
この前の「Op.110 ベートーヴェン」で聴けた歌声に感動して、
すぐにまた田代さんの歌声が生で聴く事ができてお得感が凄かった^^;

演出、構成、楽曲に関しては初演の「MA」の方が断然好きなのですが、
2018年〜2019年を経て今回の公演は初演に負けない緊張感もあった。
あの初演の重く暗く不気味な世界がたまらなく好きだった。
高嶋政宏さんのオルレアン公がとにかく最高だった。
カリオストロ役の山口祐一郎さんが登場するオープニングも凄く好きだった。
この役あった方がいいのに。
終わり方も重く暗く残忍なままフィナーレにいくあの不気味な感じがたまらなかった^^;

初演のオルレアン公の高島さんと、アニエス役の土居裕子さん。この役もなくなった。ルイの石川禅さん



今から20年前にマリーアントワネットを演じた花總まりさん。
怖いぐらいに変わらない容姿。凄い。


2001年宙組公演「ベルサイユのばら フェルゼンとマリーアントワネット編」フィナーレ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021年03月04日 00時51分14秒
[演劇・ミュージカル] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: