2022年06月20日
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カテゴリ: フォーク
高石ともやとザ・ナターシャー・セブンのアルバム。
「107 SONG BOOK」とは1976年4月「Vol.1」発売から1979年「Vol.11」まで3ヶ月ごとに
1枚のアルバムをリリースして大全集的な作品を作り上げた。
内容は古いアメリカのフォークソングから日本の民謡、オリジナル曲、世界中の民族音楽など
ザ・ナターシャー・セブンのメンバーが選りすぐった107曲をレコーディングしたもの。

このVol.8は「アメリカの古い歌編」という事で耳馴染みのある楽曲も多くレコーディングされています。
「107 SONG BOOK」の中でも比較的よく聴いたアルバムです。
ライブでも歌われる曲も多く収録されています。
今日は2017年に初CD化リマスター盤で聴いていた。





1曲目「口笛吹きのジプシー」
2曲目「オー・スザンナ」
3曲目「ミッドナイト・スペシャル」
4曲目「疲れた靴」
5曲目「朝の雨」
6曲目「帰る時は夜」
7曲目「サンフランシスコ・ベイ・ブルース」
8曲目「小さなおまえに」
9曲目「ミ・アモール・ミ・コラソン」
10曲目「綿つみの歌」
11曲目「腰まで泥まみれ」
12曲目「ランブリン・ボーイ」
13曲目「あの国は君の国」



ナターシャー・セブンのコンサートによく行ってた人なら馴染み深い曲が多い。
全曲、アメリカの古くから歌われ続けてるフォークソングやブルースです。

その中でも4曲目「疲れた靴」には思い入れが強い人が多いと思う。
レコーディングバージョンは落ち着いてしっとりした演奏ですが、
ライブの時はサビの後の「♪たそがれと夜明けを求めながら〜」の部分を跳ねるように笑顔で
激しくストロークして歌っていました。テンポも若干速く演奏してました。
ライブ盤では「いこまいか。椛の湖ピクニック」でライブバージョンが聴けますが、
もっとコントラストが激しかったと思う。
「♪たそがれと夜明けを求めながら〜」の部分、自分がライブで体感してたのと絶対に違う。
この曲を野外音楽堂やホールで聴きながら涙を流してた中学生の頃を思い出す。

2曲目「オー・スザンナ」は誰もが知ってる曲。小学校でも習うんじゃなかったかな。
この曲のリードボーカルは坂庭省吾さんです。
ハーモニーで歌う時は一番高いパートばかり歌うので、いつも声を張って歌ってる印象ですが、
この曲のようにリードボーカルの時に坂庭さんの本当の歌の上手さがわかります。
ハーモニーのバスパートが木田高介さんだったかな・・・。すごい綺麗な低音の響きで鳥肌です。

9曲目「ミ・アモール・ミ・コラソン」は「宵々山コンサート'79」のライブ盤に入ってるのですが、
杉田二郎さんと高石ともやさん2人でハモって歌ったバージョンが一番胸に残ってる。
二郎ちゃんの声がこの曲にハマりすぎてて感動で泣ける。

3曲目「ミッドナイト・スペシャル」もライブで何度も聴いた。
坂庭省吾さんの高音のハモリが凄く好きだった。

7曲目「サンフランシスコ・ベイ・ブルース」もライブで聴いてた光景が頭に浮かんでくる曲。
1978年春の昼下がりコンサートだったかな、一番印象に残ってる。





そして!10曲目「綿つみの歌」は大好きな曲。
リードボーカルは城田じゅんじさん。
この曲は何といってもCCR(Creedence Clearwater Revival)の名盤「Willy and the Poor Boys」に
収録されています。A面3曲目「Cotton Fields」がこの「綿つみの歌」です。
ライブで歌ってくれた時はウキウキ感が凄かった。京都円山音楽堂でも聴いたし、
須磨浦公園のドレミファ噴水パレスでもこの曲を聴いたように思う。
「ドレミファ噴水パレス」の入場券さえ買っていれば2ステージ、観ることができた。

11曲目「腰まで泥まみれ」は重く皮肉なブルースナンバー。
この曲も何度かライブで聴いた。
生の木田高介さんのウッドベースで聴けた。
レコーディングではボーカルの高石ともやさんと他の楽器全てを木田高介さんの2人で演奏しています。















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最終更新日  2022年06月20日 04時16分15秒


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