A面「Here I Go Again」 デイヴィッド・カヴァデールとバーニー・マースデンが書き上げた渾身のパワーバラード。 たしかアルバムリードトラックはA面1曲目「Young Blood」とこの曲だったような記憶がある。 ラジオで先に聞いたのが「Young Blood」だった。 この曲はシングル盤を買ってくるまで聴いた事がなかったので初めて聴いた時は ブルース色薄めのバラードに少し驚いたけど感動したのを覚えてる。 でも結局「Blindman」「Help Me Thro' The Day」を超えるほど好きにはなれなかったけど。 「Young Blood」を初めて聴いた時はアップテンポでカッコイイ曲だけど 普通のメタルになってしまった気も少しして寂しい感じだった。 それまではブルース色が強めでミッキー・ムーディのスライドギターとジョンロードのオルガンが 好きでホワイトスネイクにハマってた自分は物足りなく感じてた。 B面4曲目「Dancing Girls」が発売当初は気に入ってた。 スライドギターもオルガンソロも短いけど楽しめる。 A面3曲目「Bloody Luxury」もライブで聴けると思い込んでて楽しみにしてた。 アルバムラスト曲でタイトルナンバー「Saints An' Sinners」も好きな曲だった。
で、「Here I Go Again」 この曲はジョンロードのオルガンとデイヴィッド・カヴァデールの歌だけで始まるカッコ良さ! イアン・ペイスとニール・マーレイのリズム隊も文句なしのカッコ良さ。 あと、ここにミッキー・ムーディのスライドソロがあれば自分的には完璧だった。 曲を作ったバーニー・マースデンのソロも短すぎるのは寂しすぎる。 1983年来日公演は3公演観たけど、「Saints An' Sinners」からの曲じゃなく 「Ready An' Willing」「Love Hunter」「Come An' Get It」からの曲の方が盛り上がってたし 感動も大きかった。 1983年ツアーで「Saints An' Sinners」からの曲は「Rough An' Ready」「Crying In The Rain」「Here I Go Again」の3曲だけだった。