2022年08月18日
XML
髙島忠夫さんの1988年6月25日発売のシングル。





A面「約束 -PROMESA-」
作詞 荒木とよひささん  作曲 堀内孝雄さん  編曲 神林早人さん

「PROMESA」はスペイン語で約束、誓いの意味。
この曲も埋もれていくには勿体ない曲のひとつ。
このシングルのA面B面とも本当に名曲です。

高島忠夫さんといえば宝塚歌劇星組トップスターの「寿美花代さん」と結婚。
寿美花代さんは35期生です。
男役トップスターで人気絶頂時の1963年「タカラジェンヌに栄光あれ」で結婚のために退団。
この時の寿美花代さんファンはかなり混乱したんじゃないかと想像できる。

高島さん一家は子供2人とともに音楽一家としても有名で、家族全員でファミリーコンサートも
開催していました。
キング・クリムゾン好きでも有名なお兄ちゃんの髙嶋政宏さんは映画俳優としてだけではなく
ミュージカルスターとしても活躍しています。
やっぱり東宝版「エリザベート」のルキーニ役は髙嶋政宏さんを超える人はいまだに誰一人、出て来ていない。東宝版「エリザベート」に関しては初演キャストを超える事は100%無理だと思うし、
何度も再演したのをほとんど観ていますが、初演の足元にも及ばないといつも思ってしまう。
初演キャストだけは特別過ぎたので仕方ないけど…。
高嶋政宏さんのルキーニは怖いぐらいにヤバイ空気がずっと漂っていた。

そして高島忠夫さん、高嶋政宏さんと言えば!『ゴジラ』!!
高島忠夫さんは1962年「キングコング対ゴジラ」で世界的にも有名になった。
「キングコング対ゴジラ」は全米公開版も製作されアメリカでも高島さんはかなり有名です。
1967年「ゴジラの息子」にも出演!
そして政宏さんは平成VSシリーズで重要な人物。
1993年「ゴジラvsメカゴジラ」、1995年「ゴジラVSデストロイア」の2作。
ちなみに弟の高嶋政伸さんの方が先にゴジラシリーズに出演。
1989年「ゴジラVSビオランテ」で黒木翔という主役級の役で出演。
この同じ黒木翔役を1995「ゴジラVSデストロイア」で兄が演じた。

で、この「約束 -PROMESA-」
高島忠夫さん58歳の時に出したシングルです。
さすが、歌の上手さは歌い出しを聴くだけでわかる。
甘く丸い声がこの曲により説得力を持たせています。
べーやんの王道のメロディー(フレーズ)はいくつか出て来ます。
少し「裸木」を思い出させるフレーズがあったりします。






B面「我が心の少年へ」
作詞 荒木とよひささん  作曲 堀内孝雄さん  編曲 神林早人さん

昔、この曲を初めて聴いた時に最初に思った事は、ちんぺいさんが書くメロディーのように感じた。ちんぺいさん作曲と言って聴かせればアリスファンでもそう思うかも知れない。
べーやんっぽくないわけじゃないけど、凄く不思議な感じがした曲。

なので余計にこの曲はべーやんにも歌って欲しい曲。
歌詞も本当に良いしA面以上に勿体なさすぎる。

高嶋政宏さんのカバーでも聴いてみたい曲。
お父さんの柔らかく丸い歌唱が政宏さんの輪郭のしっかりした歌声でどう聞こえるのか聴いてみたい。高嶋政宏さんにはA面「約束」も歌ってほしい。

高島忠夫さん一家は普通の芸能一家を超越した才能の塊の集合体。


宝塚歌劇星組トップスターの「寿美花代さん」の退団公演「タカラジェンヌに栄光あれ」のパンフより
右から二番目が寿美花代さん



退団する寿美花代さんに淡路恵子さんからのメッセージが掲載されています。
これも退団公演のパンフより。
寿美花代さんは松平家の末裔と言われていて本名の松平から「マッちゃん」が愛称。


「タカラジェンヌに栄光あれ」より


寿美花代さんの退団特集ページ


トップになって4年目1956年公演のパンフ。真ん中が寿美花代さん





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022年08月18日 04時13分31秒
[ALICE(谷村新司・堀内孝雄・矢沢透)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: