2023年03月03日
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カテゴリ: ROCK・Pop
アメリカのロックバンド「Stories」が1973年8月に発売された日本盤シングル
今日は70年代前半縛りでアメリカとイギリスのロックバンドを聴き漁ってた。
超有名バンドは避けて、少しマニアックで日本ではあまり売れていないようなバンドばかり
選んで聴いてました。
70年代前半は名曲、名盤の宝庫です。
プログレ、アメリカンロック、ファンクバンド、カントリーロック、渋いアルバムが
本当に多いと思う。


Stories メンバー構成
Ian Lloyd Lead       Vocals、 Bass
Bryan Madey         Drums
Steve Love             Guitars 、 Side Vocal
Michael Brown       Piano、 Harrpsichord、 Mellotron





A面「Brother Louie」

この曲はイギリスのFunk/Soul Band「Hot Chocolate」が1973年2月にUKチャートを賑わせた
ソフトファンクな名曲。
その曲を6ヶ月後にカバーして発売したのがこのシングル。
「Hot Chocolate」はこの曲以外にもっとカッコ良い曲が山ほどあります。
ディスコ全盛の70年代半ばにも多く、ディスコでかかりまくる名曲を多く発表しています。
まだ一度も書いてなかったので、まとめて書こうかと思ってる。

Storiesのカバーバージョンはオリジナルにほぼ忠実にアレンジされてる印象。
大きく違うのはIan Lloydはオリジナルの1オクターブ上でシャウト気味に歌って
ロック色を強めています。
アメリカではそのロック色を強めたのが良かったのか全米1位に輝きゴールドディスクを獲得。
ノリはオリジナルのファンクな渋さをそのままにアレンジされています。
サビの「♪ルイルイルイルイィィ〜 ルイルイルイルアア〜ア〜」を聴けば
聴いたことある!って人が多いと思う。
2ndアルバム「About Us」のB面ラストに収録されています。


B面「Changes Have Begun」

他の国では「Brother Louie」のシングルのB面は「What Comes After」でした。
2ndアルバムのB面ラストから2曲目に収録されてる美しいプログレ的なナンバー。
でも、日本ではキャッチーでPOPなアメリカンロックナンバー「Changes Have Begun」が
選ばれました。
1973年ならこの曲もA面で発売すれば大ヒットしてたように思う。凄く好きな曲。
(アメリカでは前のシングル「Love Is In Motion」のB面がこの曲でした)
この曲が収録されてるアルバム「About Us」は定期的に聴きたくなるアルバム。
CDは持ってないけどLPでずっと聴き続けてる。
CD発売されてた? どこの国でもCD化されてなかったような気がする。
これは日本盤で紙ジャケで見開きWジャケットを完全再現して発売すれば
世界中から注文が来たりして。
当時、最先端のエアブラシを使って書かれたジャケットもおしゃれです。

エアブラシのジャケットと言えば日本で一番最初に使ったのが、
多分、荒井由実さんの「COBALT HOUR」じゃないかと思ってる。




LPの見開き内側





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最終更新日  2023年03月03日 03時03分57秒


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